バレエについての鑑賞記、発見、情報、考えたことなど更新中
2020年よりこちらに引越し、2019年12月末までの分はhttp://endehors.cocolog-nifty.com/blog/に掲載
2023年12月31日日曜日
2023年バレエ総括
2023年も本日で終わり。今年もいろいろなことがありました。思い出すのが演目ですら口にするのが嫌であるがゆえ、我々一部では2月の出来事を「ARE」と呼び、
今年38年ぶりに優勝し日本一になったチームとは違った後ろ向きな意味合いで使用している状態です。
日頃から、また幼い頃から温厚平和主義を貫いてきた私ですが、2月のあれこればかりは脳内沸騰化が止まらず。
切り替えもなかなかできず、周囲の皆様申し訳ございませんでした。
そのときの感想、いかにして書いたか記憶の彼方ですがなかなか進まなかったのは確かな記憶。
ただどんなにへたっぴでも拙いものでも、生成AIに頼りたいとは思えず。変わり者な自身の脳内整理文を自力で発信してこそ、と考えております。
基本的には観るバな私でバレエは鑑賞中心ですが、(つい数日前にミルバからカタログ届いた。最近買い物貢献しておりませぬ)
今年は久々に年間レッスン6回!ただ習う人口に対して鑑賞人口はまだまだ少なく、
18歳以下無料招待券サービスもよく見かけるものの若年層をいかに劇場に惹きつけるか長期課題となっていきそうです。
さて今年の途中から劇場においても4年ぶりに声だし応援が緩和され、ブラボーの声も再び響き渡るようになりました。
終演前のカーテンコールならともかくあんまりに途中の段階から大声援が響くと首を傾げたくもなりますが汗、ほどほどの賑わいが溢れるのは喜ばしいことです。
さて今年もやります、2023年バレエ総括。今年が数え間違いなければ(多分ある)バレエの鑑賞が90回、オペラが1回、レッスンは6回。
都会であっても熊に襲われてしまえー!と生涯引きずるような悲しい出来事もありましたが(品の欠けた言い方で失礼)
安心してください、公の場では管理人は暴動は起こしておりませんよ。
それでは以下、大晦日あたりお時間ある方のみお読みください。一応リンク先を貼っておりますが間違っていたらすみません汗。
胡椒をグリグリと挽き過ぎて分量が違っているかのような辛口な箇所もありますが年末、今年最後のためお許しください。
※上の写真、今年良くもそうでなくてもを含む印象に刻まれた舞台6選。地図の黄色と水色は出向いた場所。
1月
新国立劇場バレエ団『くるみ割り人形』1月2日(月)昼
https://endehors2.blogspot.com/2023/01/20221224202312.html
本年一発目。新年からくるみで開幕!と嬉しさ一杯のはずが木村さんが2幕で転倒し、しばらく立ち上がれず。客席は緊張が走り、心配な空気しか漂わず。
長期の治療とトレーニングにより、7月末の子ども白鳥でようやく復帰となりました。
相当な努力をなさったのでしょう、現在は安定感が以前にも増している印象です。
Kバレエ オプト プラスチック K-BALLET OPTO PLASTIC 1月8日(日)《横浜市》
https://endehors2.blogspot.com/2023/01/k-k-ballet-opto-plastic-18.html ひょっとしたら全幕作品よりもオプトの方が好きなくらいなKバレエの企画。
ジュリアン・マッケイがよく馴染んでいて、日髙さんはひりひりと刺激伝うコンテ作品こそ魅力が活きる気がいたします。
新国立劇場バレエ団ニューイヤー・バレエ 1月13日(金)〜15日(日)計4回
https://endehors2.blogspot.com/2023/01/113154.html
ミリオンキッス〜が今も時折音楽が脳内旋回するほど、気に入ってしまった。
ネオクラシックで身体が更に伸びて紡がれるフォルムが美しく、男性は皆髪ぺったり仕様だったが作品には合っていた。
初日インCで池田さんが怪我で途中離脱涙、翌日昼からは奥田さん投入。デビュー役とは思えぬ仕上がりだったが
奥田さんのインC3楽章。急遽の代演救助はここでは終わりではなかった。
2月
日本バレエ協会『ドン・キホーテ』 2月5日(日)昼
https://endehors2.blogspot.com/2023/02/25.html
川島さん厚地さんの初共演ペアがエレガントな大人の味わいがあり、周囲に隅々まで目を配り纏める姿は主演者の手本。
キトリの恋をも応援する清水健太さんガマーシュの人の良いキャラクター造形もハートフルであった。
上野水香オン・ステージ 2月12日(日)
https://endehors2.blogspot.com/2023/02/212.html
上野さんの一区切りな公演。(来年春もあるらしいが)サプライズでチークトゥチークも上演。彼女のボレロは好きです。
牧阿佐美バレヱ団『ドン・キホーテ』2月18日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/02/218.html
27年ぶりに観た牧ドンキ。各幕ごとに闘牛士がポーズ撮ってカーテンコールも古き良き味わい。
新国立劇場バレエ団ローラン・プティ版『コッペリア』 2月23日(木祝)〜26日(日) 計6回
https://endehors2.blogspot.com/2023/03/22325.html
https://endehors2.blogspot.com/2023/03/22326.html
これまでの鑑賞人生で一番悲しい期間となりました。生涯忘れません、二二.三事件は。
山本さんが久々にオペラパレスに戻ってきてくださり出演されたのは勿論喜びました。
ステージング担当者による指導方針であろう大衆風コッペリウスな造形は悔やまれますが
(中島さんも。翌シーズンガイドインタビューを読むと、中島さんも相当苦しかった様子が窺えました)。
ただ何度思い返しても、山本さん渡邊さんの主役級共演を客席から観たかった。
連日顔を真っ赤にして目を腫らして劇場に来る私に対して批判もありました。しかしどうしても切り替えなんてできず。
関西から初めて新国立にいらした知人に対しても笑顔でおもてなしできず、本当に申し訳ございませんでした。
期間後も含めると励まし、慰めてくださった方の数は3桁に近づきそうな気がします。ありがとうございました。
いつかお2人が共演する場に、私が生きている間に居合わせることがきるであろうか。
3月
スターダンサーズ・バレエ団 MISSING LINK 3月3日(金)
https://endehors2.blogspot.com/2023/03/missing-link-33.html
鈴木稔さん作品で刺激ピリピリな細かい振付代満載な大人数作品で迫力満点。
スティナ手がける久保田小百合さんデザイン衣装が、2作品目だったか、宇宙服っぽい感じでスタイリッシュ。
東京シティ・バレエ団トリプル・ビル2023 3月4日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/03/202334.html
フォーサイス、大久保さんのゴージャスに空間を切り裂く四肢の動きに惚れ惚れ。痺れました。
NBAバレエ団バレエ・リュス・ガラ 3月5日(日)
https://endehors2.blogspot.com/2023/03/150nba.html
到着してびっくり、生演奏公演だった!ダッタン人(ポロヴェッツ人)大好きな音楽と振付展開で、魂熱く揺さぶる舞台であった!!
レ・シルフィードのコールドの腕の整い方や、アポロはくっきりとした踊りと音楽が前面に見えた印象。
ハンブルク・バレエ団『シルヴィア』3月11日(土)夜
https://endehors2.blogspot.com/2023/03/311.html
菅井さんが、本当に女戦士であったー。ガラでお馴染みの最後のパドドゥへの繋ぎ方も分かって収穫。
NBAバレエ団スタジオカンパニーアトリエ公演『ドン・キホーテ』3月21日(火祝)
https://endehors2.blogspot.com/2023/03/nba321.html
徳島で度々観ていた荘野千尋さんが酒場以降のキトリ役。芝居もテクニックも安定していた阿波の星!
色々ハプニングあれど収拾方法も皆さん熟知していた点も関心。
新国立劇場バレエ団Dance to the Future2023
https://endehors2.blogspot.com/2023/03/dance-to-future-2023-32526.html
渡邊さんが無事初台の舞台に復帰。もう嬉しいのかほっとしたのかよう分からん感情が交錯。福田圭吾さん作品に出演され、
また2日目からは急遽代役出演された奥田さんをパートナーに変えて登場。
奥田さんの完璧を更に上を行くセクシーで危険な香り纏う踊りをガツンと受け止めて化学反応起こして発火させる渡邊さんの度量や色気にくらくら。
逞しくなった上半身はミケランジェロも羨む彫刻じゃ。
訳あってこのDTFは全公演鑑賞見合わせの予定でしたが、結局初日以外は鑑賞。最終日は思いがけぬ幸も。
福田紘也さんがこの公演をもって退団。個性炸裂な作品をたくさん発表されてきた場であり、
観客へはにこやかに手を振りながら次のステージへと進んでいきました。落語とバレエを合わせた猫の皿、またやってください!
4月
M'arts Ballet Studio 発表会 宮崎県
https://endehors2.blogspot.com/2023/04/marts-ballet-studio-342.html
人生初の宮崎県上陸!駅前には日向夏のポスト。青島ビーチではスタッフの方々から大歓迎受けました〜。よか気分。
渡邊さんが出演され、また指導欄にも明記あり。生徒さん達の雰囲気がとにかく明るく、開放感に満ちていた印象。
男性は渡邊さん1人とあとは生徒さん達の構成でチャイコフスキーの組曲に果敢にチャレンジしていて、爽やか清々しい伸びやかさもあり爽快!
ゲストは渡邊さんのみでオープニングではコ、、、、のマズルカで登場。まだ私にはダメージあったが、
颯爽と登場された姿に頭が下がりました。3幕は上演、青島のマリンブルーにも負けぬ爽やかフランツであったー。
バレエトラディション ジゼル
https://endehors2.blogspot.com/2023/04/the-9th-ballet-tradition-47.html
田北さんがシンプルに削ぎ落とした美しいジゼル。ふわふわと紡ぐステップの綺麗なこと。
コール・ドの纏まり、完成度も高く、普段は学業や違う仕事に携わっている人も多いらしいが基礎力が皆さん非常に高い!
ボルチコフとコルプ(相変わらずキレキレな鍛えられ方!)の共演も嬉しかった。
グラッシオバレエスクール第42回発表会『ラ・バヤデール』『白雪姫』『回転木馬』 4月23日(日)《兵庫県姫路市》
https://endehors2.blogspot.com/2023/04/42-423.html
山本隆之さんが1幕の白衣装ソロル。ちょっと悩める戦士がリアルで美しや。
毎年全幕やっているスタジオで、コールドの生徒さん達には特に大拍手送りたい。
回転木馬は再演で2度目鑑賞。魔女の宅急便やラピュタの曲も使われ、後者の大樹の曲(ラピュタ到着時の壮大な音楽)使用もやはり興奮。ラピュタ、バレエ化を。
東京バレエ団『かぐや姫』第2幕 『イン・ザ・ナイト』『スプリング・アンド・フォール』4月28日(金)
https://endehors2.blogspot.com/2023/05/3-2023-2-428.html
かぐや姫はこの幕だけ観るとモダンでもないう古風でもない半端な印象だったが同年全幕になると納得な演出。
5月(4月末〜含む)
新国立劇場バレエ団シェイクスピア・ダブルビル
『マクベス』4月29日(土祝)〜5月6日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/05/60-42956.html
『夏の夜の夢』4月29日(土祝)〜5月6日(土) マクベスと合わせて計7回 https://endehors2.blogspot.com/2023/05/42956.html
音楽はミュシャの音楽を膨らませつつほぼゼロからのスタート。演劇寄りでもう少し舞踊場面が充実なら尚良かったが、
1時間でマクベスの人物を整理したのは見事。ボリショイ映像で30年以上前に見ているが記憶がない。
真夏はアシュトン版は他団では鑑賞しているが新国では初演。
渡邊さんがオーベロン役で待望のオペラパレス復帰!
登場から森の支配者らしい威厳と風格、そしてわがままで少し怒りっぽいところも憎めず。緑星人なモシャモシャ衣装もああ似合う。
嵐を巻き起こすようなスケルツォ、身震いした!
柴ちゃん(柴山さん)ティターニアの滑らかさ、格式と浮遊感、優雅さのバランスも丸!
songsの場は今まで観た柴ちゃんで1番好きなくらい。今も音楽や踊る姿思い出します。
ゴージャス、派手なティターニアオーベロンペアは色々観たが、
柴山さん渡邊さんの品格、格式高い女王と王はお2人ならではの魅力でした。
勿論、2021年にライモンダ全幕で見せた、清楚な貴族令嬢と愚直騎士な並びも好きでございますー。
先日柴山さんファンの女性に色々身勝手想像に付き合わせてしまった汗。ありがとうございました!
スターダンサーズ・バレエ団『スコッチ・シンフォニー』『牧神の午後』『コンサート』5月13日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/05/513.html
待望のスピード再演。どれもレベルアップ。1階席で観るとコンサートは舞台上の観客な気分。
厳格と笑いの絶妙なバランスで子供の観客が客席の雰囲気をリードしていたほど。それだけクスリとそして抱腹絶倒な面白さ満載。
ロックバレエ2023「ROCK BALLET with QUEEN」5月17日(水)
https://endehors2.blogspot.com/2023/05/2023-rock-ballet-with-queen-517.html
二山さんが加入。スパスパと柔軟にどこへでも身体が伸びていた!女神な米沢さんもぱっと目を惹く存在感。
Jewels Story ラフマニノフの旋律 5月21日(日)
https://endehors2.blogspot.com/2023/05/jewels-story-521.html
主催者を怪しげに思っていたところがあったが(チケット販売方法やSNSでの写真掲載、コンクール開催など)
蓋を開けたら朗読、歌、バレエが合わさったきちんとした舞台。ラフマニノフの生涯を辿るお話で
ロシア歴史に元々興味津々な私はかなり引き込まれました。歴史背景がきちんと伝わる演出も好印象。
渡邊さんが舞踊版のラフマニノフな設定で苦悩な内面を吐露しながら大曲2曲を踊る厚みある表現力とパワーのある踊りに驚嘆。
最後はミュージカルっぽく!?木村さんも渡邊さんもご挨拶スピーチ。木村さんは流暢に芸術の魅力や感謝を語られ、渡邊さんは、、、よく頑張りました~!
Kバレエカンパニー『蝶々夫人』5月25日(木)
https://endehors2.blogspot.com/2023/06/k525.html
初演時は好きになれぬ作品だったが飯島蝶々夫人の儚さ、マッケイのあっけらかんとしたピカピカピンカートンの織りなすパドドゥがびっくりするくらいに良かった。
飯島さんは所作も美しい。
東京シティ・バレエ団 柳家花緑の落語バレエ 「くるみ割り侍」―バレエ「くるみ割り人形」5月27日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/06/527.html
待ってました、再びの落語とバレエの共演。ジゼルに続き鑑賞です。
柳家花緑さんがバレエ経験生かして、2ステップこなしながらドロッセルマイヤーにも挑戦。
バレエと交互に披露される落語の中ではくるみ割りを江戸時代の呉服屋の賑やかな宴なお正月に置き換え。
当時のからくり人形作りの隆盛とバレエくるみの舞台設定は重なる部分多々あり。クララは呉服屋の娘のくら、に設定。
不恰好なくるみ割り人形はやがて鼻筋通った、顔立ちも美しいシュッとした若様に変身!
きゃー、江戸くるみをバレエ化したらくるみ割り侍役にぴったりな人、初台にいまーす!!落語の最中脳内再生止まりませんでしたー。
船や気球ではなく鷲に乗り、しっかり掴まっておくれと、くらちゃんを乗せて飛んでいく展開でした。
落語好きとバレエ好き両方の観客が駆けつけて、子供達も花緑さんのお話にすっかり夢中。言葉選びもユーモアに富み、またこのような企画是非。
KIDD PIVOT REVISOR キッドピボット『リヴァイザー/検察官』5月27日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/06/kidd-pivot-revisor-527.html
ちょいと私には難し過ぎたが汗、うねるように身体がみるみると動く展開には見入った。字幕表示方法も話題に。
バレエシャンブルウエスト「ルナ」ー月の物語かぐや姫 5月28日(日) https://endehors2.blogspot.com/2023/06/528.html
古典バレエの世界観に竹取物語の世界がすっぽり溶け入り、音楽はグラズノフで華やか。宮廷絵巻な場面も見応えあり。
舞台の上部空間をも星空で投影し、神秘的な入口。そして月から地球へやってくる場面もしっかり描かれ、これセーラームーンやん笑。
セーラームーンもバレエ化できると思います。各戦士のヴァリエーションやら敵チーム(ダークキングダムやあやかしの4姉妹など)の群舞など。
タキシード仮面は誰が良いでしょうねえ。
6月 原美香バレエスタジオ第10回発表会 6月11日(日)《京都市》
https://endehors2.blogspot.com/2023/06/10611.html
山本康介さん振付HOMAGEに原美香さんと山本隆之さんがしっとりと踊られ、この日の天気を思わす紫陽花を滴る静岡県のようなきらりと美しい優雅さで魅了。
藤森神社で紫陽花見物も楽しい出来事でした。清水寺付近は早朝がおすすめどすえ。静かに散策できます。
新国立劇場バレエ団『白鳥の湖』6月10日(土)〜18日(日) 計5回
https://endehors2.blogspot.com/2023/06/61018-5.html
吉田朱里さんがバレエ団全幕本公演としては池田理沙子さん以来約7年ぶりに主役デビュー。しかも、本番1ヶ月切る頃にプリンシパル木村さんの代役として登板。
重圧はどれだけあったか、計り知れません涙。しかし大変な努力を重ねたのでしょう、そしてパートナーの渡邊さんが身体条件だけでなく
精神のサポートも献身的な様子が伝わり、特に2回目は高純度な物語が立ち上がっていました。
身長バランス条件のみならず、新人主役をしっかり導き、ご自身の踊りも万全以上のものを見せてくださったのは渡邊さんだったからこそ。
中島瑞生さんベンノとの触れ合いも話に怪しい⁈花を添えました。
吉田さんと顔の系統が似た、小柴さんロットバルトの摩訶不思議さ、
オディールからはパパ!!との甘える呼び声が聞こえてきそうな優しいお父さんぶりも、吉田オディールの支えになったはず。
英国ロイヤル・バレエ団ロイヤル・セレブレーション 6月24日(土)昼
https://endehors2.blogspot.com/2023/07/624.html
田園の出来事をようやく鑑賞。緻密な美術や装置にまず目を奪われ、オシポワの悩めるマダムっぷりもさまになっていた。
7月
牧阿佐美バレヱ団『三銃士』7月1日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/07/71.html
牧バレエのレパートリーでは一番好き!2017年、2019年に続き3回目。勿論トゥールーズのバレエ団が上演したときのポルトス思い浮かべながらこのたびも鑑賞。
男性陣皆さん俊敏にコミカルに跳び回りながらの剣術も迫力満点。ちょっとでもタイミングずれたら大事故です。
青山さんがミレディ初挑戦、上品な風貌の奥にずる賢さが覗き見える美しい悪女。
東京シティ・バレエ団創立55周年記念公演「トリプル・ビル」7月15日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/07/3-55715.html
トリプルではないトリプルビル。(歓迎ですー)。アレグロブリランテの疾走感!あっという間に終了。
ベートーヴェン交響曲第7番にて、大久保さんが私が一番好きな楽章にてしっとりダイナミックに魅せ、
そういえや2017年3月の新国立ベートーヴェンソナタ初演時、同じ曲で同じバレエ学校出身者が踊っていらしたな〜と回想。
小泉のり子バレエスタジオ創立55周年記念発表会(昼夜) 7月16日(日)
https://endehors2.blogspot.com/2023/07/16-55-716.html
初、夏の札幌!昼はくるみ2幕他。渡邊さんが、小泉バレエ卒業生でポーランドで活躍中の玉井千乃さんと
ダイナミックなくるみパドドゥ披露。玉井さんの職人気質な踊りがとても好きです。
ライモンダグランパのぴょんぴょんVaの上質な包丁で調理しているような美しい切れ味にも見入りました。
夜はトリプル・ビル。ターミナル駅を舞台に駅員さんや学校団体、スター女優にマネージャーら
行き交う個性溢れる人々をお洒落に楽しくミュージカル風に描いたグランドステーションは笑いたっぷり。
そしてライモンダ3幕!渡邊さんジャンが全幕の過程思わす凛々しく勇ましい騎士で決闘経緯が見えてくる凄味。マントと剣で助けに来たんよねえ。きゃー。
ライモンダ役の土田麻美さんのクールで凛としたヒロインも渡邊さんジャンとお似合いなペアでしたー。
チケット申し込み時にスタジオに電話したとき、16年前の札幌における全道バレエ全幕ドンキを当時の北海道厚生年金会館にて
スタジオ教師の小泉しづかさんさんのロマの女を拝見していた旨を申し上げたところお互い大興奮。
申し込みのときから楽しさ満開な小泉バレエさん鑑賞でした。ご縁って時間が経ってから思いがけず
大きく開花することがあるのだなあと今年は特にそう感じることが多い1年です。
時計台隣のお寿司や締めパフェも美味しく翌日も夕方ギリギリまで滞在、夏札幌大満喫。
昼は王子、夜は騎士。札幌ときめきの夏2023でやした。
新国立劇場バレエ団エデュケーショナル・プログラム『白鳥の湖』
7月28日(金)13時公演、29日(土)16時公演
https://endehors2.blogspot.com/2023/08/729133016.html
王子がたくさん喋る喋る喋る。そして走る走る走る。
ナレーターが子供達が怯えないよう徐々に客電を落として行く演出も良かった。
ナレーターの声かけにしっかり反応する子供達の観客に対し大人はどうしても遠慮がちであったが笑(大人の皆さんついてきていますかーっとまで言われた)
米沢さん渡邊さんが白鳥では初共演。若手発掘の場のはずがベテラン配役がここ最近多いものの、この役はベテランや中堅でないと難しそう。
オペラ座ガラ ―ヌレエフに捧ぐ― Bプログラム 7月29日(土)夜
https://endehors2.blogspot.com/2023/08/b-729.html
オニール八菜さん、小中学校が同じで(在籍時期は異なる)応援はしているが、もう一つ何か突き出たものがあれば。
ライモンダグランパは全体から華やぎも締まりも欠けてしまっていたかなあ。 いくら直前に札幌で絵に描いたような勇猛果敢そうな騎士を観ていたとはいえ。
そして客席ガラガラなガラだったが涙。日程かぶりは仕方ないが。
佐々木美智子バレエ団 ドン・キホーテ 7月30日(日) 大阪府東大阪市
https://endehors2.blogspot.com/2023/08/45-730.html
山本さんドン・キホーテと佐々木大さんガマーシュが共演。テーブルではどんなお話していたのでしょう!!(阪神タイガース?ちゃうか笑)
夢奈さんのチャーミングなキトリ、しっとりしたドルシネア姫、そして夢の場の星空の瞬きも忘れられず。全体的にメイクが薄くなったんちゃいますか?
前がもっとクルクルを派手に描いていたかと記憶。
8月
清水純子バレエアカデミー第40回発表会 8月2日(火)
https://endehors2.blogspot.com/2023/08/1-40-82.html
昨年直前に出演不可能となってしまった我が後輩が1年越しにフロリナ王女のグラン・パ・ド・ドゥ披露。品性と気高さ備え、原作の姫のイメージそのもの。
あと一番大事であろうパートナー吉野壱郎さん青い鳥との語らいが聞こえてきたのも喜び。
ウクライナ国立バレエ Thanks Gala 2023夕方公演 8月5日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/08/thanks-gala-202385.html
ファイブタンゴ!基礎がしっかりしたダンサーたちによって踊られ、スタイリッシュで颯爽!スハルコフさんのソロー!!
客席ガラガラなガラだったが涙。日程かぶりは仕方ないが。
アフタートークの寺田監督、ゲストのマトヴィエンコ、リアブコの対談も聞き応えがあり、戦争による影響やバレエ団の現状など、聞かせてくださった。
バレエ・アステラス2023 8月6日(日)
https://endehors2.blogspot.com/2023/08/202386.html
各ペアの所属バレエ団の名物、オリジナル作品披露が多くて世界のレパートリーがよく分かる構成。客席ガラガラなガラだったが涙。日程かぶりは仕方ないが。
令和5年度全国合同バレエの夕べ 8月11日(金)
https://endehors2.blogspot.com/2023/08/5-811.html
初めて行った歴史ある企画公演。川口節子バレエのマダムバタフライが、
蝶々夫人の内面に潜む、ピンカートンの立ち去りに対する憎悪や恨みを刻々と描写、海を表す群舞も工夫演出。
ライモンダより抜粋は1幕ワルツと3幕グランパの合体形式。ギャロップは総登場!
グランパのぴょんぴょこヴァリエーション踊った大木満里奈さんの角度の付け方やポーズの明瞭さに惚れ惚れ。
グランパの衣装がバヤっぽかったのだけが心残り。
スターダンサーズ・バレエ団『ドラゴンクエスト』8月12日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/08/812.html
オペラパレスにドラクエがやってきた!ゲームキャラT着たゲームファンの方々がホワイエの丸テーブルで熱心にプログラム読んでいらっしゃる光景も目に入り嬉しい限り。
あのテーマ曲が始まるとゲーム音痴な私も心躍ります。テーマ曲が流れるときの投影の演出もよかった。
ウクライナ・グランド・バレエ『スワン・レイク・ウォーター』8月12日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/08/812_24.html
本物の水を使った演出、どんなんだろうと思って行ってみた。効果のほどはよくわからずだったが、
しかしウクライナの戦禍にある都市のダンサー達が白鳥の湖全幕を踊る喜びは感じ取れました。
会場運営についてはいろいろ疑問も残った。広い館内だから仕方ないが拡声器使用もびっくり。転職フェアっぽさもあったかも
胡桃バレエスタジオ40周年記念発表会『コッペリア』8月13日(日)
https://endehors2.blogspot.com/2023/08/40813.html
渡邊さんが、コッペリア全幕フランツ!!スワニルダに怒られてばっかりな、小さな子供にも慰められるだいぶど天然なフランツで愛すべきキャラクター。
なぜか舞台にいる時間長かったがありがとうございますー。
後藤和雄さんコッペリウスのメガネをクイクイっといじり、それからの遠慮のないお仕置きにも大笑い。
スタジオ出身関優奈さんが優雅で美しい3幕スワニルダ、フランツも3幕はエレガントであったー。
子供から大人までそれぞれのレベルや個性がしっかりと出るよう工夫された演出の全幕でした。
会場が私が高校生の頃芸術鑑賞教室で落語や漫才鑑賞に訪れた新百合ケ丘のホールであったのも感慨深し。
BALLET NOW(バレエナウ)第16回発表会 8月23日(水) 《東京都府中市》
https://endehors2.blogspot.com/2023/09/ballet-now16823.html
恒例の八王子の夏!貝川さん振付の王宮の花火はすっきり綺麗にまとまった総出演作品。2度目鑑賞でしたが、ゲスト2人加入し、フレッシュな印象。
私が中トラウマなグラン・パ・クラシックをいつか心から好きになった男性ダンサーで観たいと願っていたためやっと祈願成就。
昨年アルレキナーダで組んだ清楚な雰囲気の生徒さんが一年でかなり大人びて、品と格式あるグランパを披露されました!
最後の部での1人で踊ることにチャレンジしてみたい生徒さんが集結したヴァリエーション発表では、素直な感性が出ていてとっても微笑ましい。
お1人社会人の方でずっとレッスンを継続されている方で、いつもアンサンブルなどでもリードな役を任せられている姿は目に残っておりましたが
このたびアシスタントとしても活動なさるのこと。とても謙虚そうな語り口で挨拶され、
きっと今は生徒さん達から慕われている先生として大活躍なさっていることでしょう。
よく劇場にも足を運ばれているようで、観劇しっかりされている先生、大事です。応援しております!!
Dance for Life2023 篠原聖一バレエ・リサイタル 8月27日(日)
https://endehors2.blogspot.com/2023/09/dance-for-life2023-827.html
篠原さんの人生が現れたチャーリー!小野さんが下村さんパートを引き継いだ四季のソロは動き方が似ていて、初見のクリスタルは聴きなじみあるチャイコフスキーの組曲使用も、
キラキラとガラス細工の煌めきが降り注いでくるような美しさ。
9月
修子バレエアカデミー The 1st Study Gala 9月3日(日)《東京都小平市》
https://endehors2.blogspot.com/2023/09/1st-study-gala-93.html
発表会ではない、公演ではない、生徒のレベルアップが目的、
しかし男性版日本バレエフェスができるほどメジャーな団の男性主役級を多数招聘し、入場料は3000円。
ポスターやプログラムは主宰者のソロ写真。いったいどんな舞台なんやと思いながら行きました。
懐かしい、亡き祖母が住んでいた小平市!
生徒さん達の出番に講師達も入りつつな構成で、ただ大人生徒パドドゥは安全第一に。 お酒は二十歳になってから、パドドゥはしっかり立てるようになってから。です!!!
最後は講師達もあたかもパドドゥに出ましたな衣装に着替えてゲスト達とエチュードでフィナーレ。
後味は良かったからめでたし、か。 新しいスタイルの舞台を目にできました。
渡邊さんと田山さんのグラン・パ・クラシックはどえらいゴージャスで渡邊さんの再びのグランパ嬉しかったのでした。
色々考えさせられた舞台でした。
Kバレエスタジオ 37th Concert 9月10日(日)《東大阪市》
https://endehors2.blogspot.com/2023/09/k-37th-concert-910.html
矢上恵子さん作品Toi Toiは明るくエネルギッシュでユーモアもある大作。やはり観続けたい矢上作品!
バレエ・スタジオ・PLANÉ(プラネ)第37回発表会 9月23日(土)《福島県白河市》
https://endehors2.blogspot.com/2023/10/plane37923.html
今年も行けました白河!!白河の関は初訪問、観光客は私含めて3人くらい?静かに芭蕉に思いを馳せました。
ホテル内の飲食店や高校生向けのコミュニティカフェも兼ねたお店ではスタッフの方とも打ち解け(鶴瓶さんの番組風になっちゃいましたが笑)
何より、3年連続で訪れているラーメンの名店とら食堂でまさかなびっくり嬉しいご縁もあり、毎年欠かさず行っていて良かった。
平打ち麺のコシと、深みあるさっぱりスープも好きで毎年行きたくなるんです。
さてバレエの話に笑。卒業生兄弟と仲良しな同僚のトリオがこの度も活躍。そして演出がぐぐっとお洒落になり、
アステラスのような写真付きで投影する出演者紹介や幕のカーテンへの文字投影まで!来年も行けますように。
10月
板東ゆう子ジュニアバレエ第14回発表会 10月8日(日)《愛媛県西条市》
https://endehors2.blogspot.com/2023/10/108.html
篠原聖一さん版コッペリア、最後はコッペリアがコッペリウスの元へやってくる優しい余韻を残す幕切れ。
山本さんコッペリウスと圭吾さんフランツの爆笑対決は見ものだったが、美術が新百合ケ丘で観た胡桃バレエさんと同じ。
あっちのフランツとこっちのコッペリウスが共演したら、と想像が過ってしまった涙。
K BALLET TOKYO(Kバレエ トウキョウ)新制作 熊川哲也版『眠れる森の美女』10月14日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/10/k-ballet-tokyok-1014.html
サスペンスな演出で賛否両論色んな意見が飛び交いました。全公演完売だと!?
カラボスの罠にかかり黒い影を漂わす王子もローズアダージョに加わり、実はすでに出会っていたオーロラと緊張感走る絡みはゾクゾク。
王子の登場の仕方はヒロイックで勇ましく、良かったでございます。この王子、
初台にいらっしゃる翳りある役も嵌るあのお方にもやって欲しいね〜。(松木安太郎さんみたいな口調になってしまった汗)
新国立劇場バレエ団『ドン・キホーテ』10月20日(金)〜10月29日(日) 計6回
https://endehors2.blogspot.com/2023/11/10201029-6.html
正直言うと、ぶつ切り展開でそんなに好きな版ではないが、渡邊さんが2020とは全くの別人な大黒柱な豪快男前バジルで登場。体格もかなり逞しくなりました〜。 木村さんの全幕復帰に若手ベテラン問わず初役多い日程にて、舞台取りまとめ係っぷりの頼もしいこと!! 大きな身体でちょこまか小走りも可愛らしい笑。酒場ではワインに生花やっていた。実は家元かいな笑。 朝の入口掃除から客応対、出納帳に記入しての売上金計算、備品の手入れ管理まで床屋さん生活も浮かびましたー。
今村さんのキトリママの可愛らしい優しいでも夫をさりげなく落ち着かせる大らかなお母さんぶりも素敵でした。
きっと夫が留守中にバジルがやってくると優しくお茶を出してお話ししてそうなお母さん~
東京バレエ団『かぐや姫』10月22日(日)
https://endehors2.blogspot.com/2023/10/1022.html
全幕版完成。全幕でみるとなかなかよく纏まっている。お転婆な女の子が悲しみをも持ちながら成長していくさまの描写もあって来年の放送も楽しみ。
11月
新国立劇場バレエ団『ドン・キホーテ』愛知公演 11月3日(金)4日(土)《愛知県名古屋市》
https://endehors2.blogspot.com/2023/11/1134.html
16年ぶりに愛知で観劇。そういや前回もドンキ。バレエネクスト公演で高校生くらい?の原田舞子さんが森の女王で出演。
2020年アリス公演が中止となり、待望の新国愛知上陸。初日は米沢さんの凱旋公演大成功!
2日目は木村さん渡邊さん組が華やぐ艶やかさ、パワーで魅せました!バジルが酒場テーブルに乗った瞬間ぐらつき転覆寸前な舟状態に。しかし体幹が強いだけあり踏ん張り転倒には至らず。ふう。
大木さんの、演歌が聞こえてきそうな哀愁あるダイナミックなギターの踊りも印象的。
そうでした、木村さん渡邊さんは愛知県芸術劇場からの中継となったワールドバレエデー冒頭にて流暢な英語で挨拶!
DAIFUKU Strong.B 2023 11月5日(日)《東京都世田谷区》
https://endehors2.blogspot.com/2023/11/daifuku-strongb-2023-115.html
下北沢では初上演。垣根を越えた共演いつも楽しく、今回も梶田さんのしなやかさに心を持っていかれた!
真面目さからキュートな魅力まで、拓朗さんがあいうえおにチャレンジ、湧かせてくださいました!
東京バレエ団『眠れる森の美女』11月11日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/11/1111.html
古典の味を重んじた新演出。オーロラのかつらは仰天したが(セミゾロワ!?と。ザハロワやスミルノワではなく、この世代も懸命に観ていた私)
沖さん似合っていたが良いが似合わない人が配役されたら考慮してください。(写真見た限り秋山さん金子さんも違和感なかったが)
目覚めのファンファーレとヴァイオリンソロの合体型は、喜びとじんわり愛情確認双方味わえて良かったが。
親指、、、の衣装は再考を。(そもそも上演必須だろうか?)ひょっこりひょうたん島かと思ったよ。
足立さんや伝田さんら、脇のソリスト達は実力者揃いで好印象。
新国立劇場バレエ団 DANCE to the Future: Young NBJ GALA パ・ド・ドゥ集/NBJ Choreographic Groupより/ドゥエンデ 11月25日(土)26日(日) 計2回
https://endehors2.blogspot.com/2023/11/dance-to-future-young-nbj-gala-nbj.html
いきなりパドドゥで登場して作品の世界観を出す難しさ、経験の重ねの大事さを再確認。しかしこの企画によって次公演において堂々たる自信に繋がっていて、企画は大切。
ドゥエンデは中島さん木村優子さんの立体感ある質感や作品のリード力にも目を見張りました。
そして人魚姫。王子のお衣装変わり上はクラシカルな白い装いに。人魚姫を支えて恋する喜びや葛藤の襞を表しつつ
リフトすると上から観る米沢さんもそれはそれは幸せそうなこと。渡邊さんの王子の姿に再びうっとりでございました。
12月 hitaruバレエプロジェクト『くるみ割り人形』全幕 12月9日(土)昼夜10日(日)《北海道札幌市》計3回
https://endehors2.blogspot.com/2023/12/hitaru-12910.html
hitaruが総力を上げた大プロジェクト。演奏は札幌交響楽団。スケール大きな舞台運びで、且つ洗練されさらりと上品。
細かくサラサラとした降り方を表す雪は札幌の街中そのものな軽やかさ。(2日目は昼から雪が舞いました!)
モダンで可愛らしい花のワルツもみどころ。そしてドロッセルの山本さんの妖しくも優しい導きが素敵!!小泉しづかさんネズミの女王がゴージャスクイーン!
本好きなクララとくるみ割り人形青年が空飛ぶ本に乗って降下する2幕幕開けもセンス良く、1幕プロローグからしっかりと繋がり見える演出。
初日の魔法の国の女王佐々木麻菜さんのピュアで優美な踊り方も好印象。
新国立劇場バレエ団『くるみ割り人形』2023 ひとまず23日(土)夜、29日(金)昼鑑賞。このあと31日(日)、年明けも数回鑑賞予定。
https://endehors2.blogspot.com/2023/12/2023.html
まずは23日夜、29日昼鑑賞。大晦日も行く予定。木村さんが無事くるみ全幕披露。
あの日客席にいた私もVa終盤はこの日も思わず緊張してしまいましたが、美しく纏められ、またパワーも増して終演。
渡邊峻郁さんの甥っ子はナポレオン帽子のコート姿から凛々しく、軍服姿はきゃっ。
他感想はまた年明けに。
福岡市民芸術祭参加 博多座「市民檜舞台の月」公演西区フィルハーモニーオーケストラ&SUGAI BALLET STUDIO『くるみ割り人形』全幕 12月24日(日)《福岡市》
https://endehors2.blogspot.com/2023/12/sugai-ballet-studio-1224.html
博多座の舞台機構生かした大回転装置や幕の吸い込み穴を用いたあっと驚く仕掛けも満載なくるみ。
福岡市内の芸術の力が共演した楽しい公演でした。山本さんが久々の王子、アダージョのみでも麗しい。
ロビーでは百貨店の福岡物産展な博多座マーケット状態で幕間に楽しくお買い物もよかとです。芋栗饅頭買いました!
ウクライナ国立バレエ『雪の女王』12月30日(土)《埼玉県川越市》
名曲アルバムな選曲もなかなか!感想は年明けに。
◆座学講座、展示会など
井上ユミコさんの写真展 BALLET DANCERS
https://endehors2.blogspot.com/2023/01/ballet-dancers.html
生・井上さんと初対面。午前中訪問でまだ空いていたため、暫しお話しさせていただきました。
今回は展示されていない、パールグラビアの件も色々質問、気さくに私が緊張しないよう、優しく頷きながら耳を傾けてくださりとても人懐っこいお人柄、
あの鮮烈な、撮影者と被写体の呼吸や会話が伝わるような作品が出来上がるのも納得。
新国立劇場 舞台美術展で巡るオペラ・バレエの世界2023
https://endehors2.blogspot.com/2023/02/2023.html
間近でアルブレヒト衣装も観察。ちょっと意地悪な、でも心惹かれてしまう接し方はぶっきらぼうでも(良い意味で)行動は優しかった渡邊アルブレヒト、また観たい。
日本舞台写真家協会創立35周年記念写真展 「私の一枚」
https://endehors2.blogspot.com/2023/09/35.html
小野さん山本さんの火の鳥写真の熱い迸り!!
英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2022/2023 ロイヤル・バレエ『ダイヤモンド・セレブレーション』
https://endehors2.blogspot.com/2023/02/20222023.html
清泉女子大学生涯学習講座ラファエラ・アカデミア前期 計3回
https://endehors2.blogspot.com/2023/04/10-2023.html
清泉女子大学生涯学習講座ラファエラ・アカデミア後期 年内2回 来年1月あと1回
https://endehors2.blogspot.com/2023/10/2023.html
東京文化会館で開催されたバックステージツアー舞台編 5月31日(水)
https://endehors2.blogspot.com/2023/06/blog-post.html
カテコ体験の出演者側、カーテン押さえるスタッフ側両方も体験!ピンスポもやりましたが機器が重くてしかもバレエはダンサーをずっと追いかける!
いやあ、スタッフの方々の人力の高さにあっぱれ!!
バレエ史研究会 近代化とバレエ 6月3日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/06/blog-post_17.html
江藤勝己さん バレエ音楽講座『パキータ』7月2日(日)
https://endehors2.blogspot.com/2023/07/blog-post.html
なんでもござれなグランパのVa、出どころや元の作品、作曲家を総ざらい!やってみたかったのだ。
勿論、バレエを踊る、教える仕事に従事されている方々はよくご存知でしょうが、私は知らぬこと山積み。
江藤勝己さんによるバレエ音楽講座『ライモンダ』11月19日(日)
https://endehors2.blogspot.com/2023/11/blog-post.html
1番好きな作品なので、学べるのは嬉しい。楽器の多彩さや変化の豊かさ等、まだまだ魅力が見つかりそう。
滝澤志野さんリサイタル 7月21日
https://endehors2.blogspot.com/2023/07/blog-post_30.html
マイ節目当日、奇跡的に当日券を入手でき忘れられない1日に。
◆レッスン 今年は計6回!ズンドコドッスン、増えました~!そして私はいつまで中学生みたいな格好で受講するんだろうか笑。
(身体が重いので極力物は身につけたくないだけです汗)
ただ全6回に共通していたこと、全く疲れず終了直後にはすぐにでも丸々同じ内容でもう1回受講したいと思わせてくださったこと。筋肉痛とも無縁です。
レッスン以外はこれといった運動習慣も無く、底辺レベルな私にそう感じさせる先生方の指導に頭が下がるばかりでした。
酒井はなさん
https://endehors2.blogspot.com/2023/03/4.html
渡邊さん
5月22日(月)
https://endehors2.blogspot.com/2023/05/blog-post.html
6月25日(日)
https://endehors2.blogspot.com/2023/07/5.html
9月30日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/10/blog-post.html
12月2日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/12/blog-post.html
イガール・ペリさん
山本さんのニューヨーク時代の師匠!
初めて外国の先生に習いましたが進行もやることもシンプルで基礎に立ち返った内容。上級者な雰囲気の方が多数でも安心して受講できました。
8月27日(日)
https://endehors2.blogspot.com/2023/08/6.html
そんなこんなで今年もありがとうございました。バレエ鑑賞のブログにしては伊能忠敬目指しているんか?と指摘受けそうな旅情も帯びた内容ですが
某2名のどちらかがご出演でない限り遠出はしておりません笑。来年も月一ペース版ののど自慢の如く全国各地で向けますように。
存在感薄く内容は脂肪分たっぷりな私自身をそのまま映し出している当ブログを本年もお読みいただきありがとうございました。
来年はお正月3日辺りから更新の予定です。皆様良いお年をお迎えください。
2023年12月31日 管理人
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿