バレエについての鑑賞記、発見、情報、考えたことなど更新中
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2023年10月8日日曜日
チャコット代官山スタジオ特別講座初級レッスン
9月30日(土)、チャコット代官山にて特別講座初級を受講して参りました。講師は新国立劇場バレエ団の渡邊峻郁さんです。
この代官山特別講座シリーズも今回で3度目の受講。(渡邊さんが講師を務めてくださるから行っております。理由はそれだけです)
今年5回目のズンドコドッスンでございます。
前回の5月末の平日月曜日夜のときに比較すると、難易度高い箇所が非常に多く、これどうやって着地するねん?これ2回連続でやるんか??(こ、にアクセント発声)等
以前お世話になっていたスタジオでのイントネーションに近い我が心の声の発叫が再び止まらずな状況が続きながらも
何もかもがワクワク楽しいままに終了。教え方も分かりやすく優しく、ヴァルナ覚えの悪さコンクール開催ならば
金賞間違いないであろう私の中で魔法の言葉である「僕も一緒にやりまーす」にも度々救われました。
最後は総評な説明までしてくださり、信頼度更に上昇。修学旅行から学年一行が戻り、東京駅での解散前に
学年主任の先生からいただく大事なお話をイメージさせ(良い例えなのかどうか分からぬが)
床を押すこと、プリエの深さの大切さを再び丁寧に説明され、舞台だけでなくレッスンにおいても余韻を残してくださった気がいたします。
センター中盤には、あるジャンプのお手本では床を押してふわりと宙に浮いて飛翔する力強い美しさに
抑えられぬ歓声があちこちから上がりました。4年前の『ロメオとジュリエット』鑑賞の学校団体向けに渡邊さんが、
男子校の体育館で米沢唯さんと行ったレクチャーにてザンレールを披露されたとき、男子生徒さん達から一斉に驚きの雄叫びが沸き立った映像をも思い出し
きっと当時の現場にいた生徒さん達と私も同じ気持ちになっていたと思っております。
今回はピアノ伴奏付きで、ピアニストは初回に続き馬場美和さん。馴染みあるバレエ音楽を明快に聴かせてくださるクリアな音色にも笑み溢れ続けた90分でございました。
バーのとき、韃靼人の踊りの前半部分を伴奏してくださり、嘗てまだ虜になって4ヶ月経った頃の2017年5月『眠れる森の美女』における
中央アジアの騎馬民族を彷彿とさせる東洋風の衣装で登場されたロシアの王子を思い出さずにいられず
凛とした鋭い眼力なお顔立ちとお衣装の相性が余りに自然な溶け合いであったと横目でお顔を懐かしさ募った私でございます。
最後のジャンプ、ガムザッティのヴァリエーションの音楽もたいそう嬉しく、我が出来は横に置きつつ
2019年3月上旬公演が脳裏を過ぎり、渡邊さんがソロルに見えて仕方なかった観察をお許しください。
ガムザッティは決して悪人ではなく、親が決めた結婚とはいえこんな魅力あるソロルとなら喜んで臨みたい心持ちであったろうとレッスン最中に再度推察いたしました。
年間において鑑賞約90回に対しレッスン今年は5回である鑑賞中心者の偏屈な思考回路、相変わらずでございます。
明日は体育の日ですが、これといった運動習慣は変わらずなく、事前調査をもとにした健康診断の結果上ではメタボ予備軍に属するであろう私ですが
(毎週の飲酒習慣あり、定期的な運動習慣なしと正直に記入しております) 疲れも全く無く終わった90分でした。筋肉痛もございません。
毎度同じく、終了後すぐさまもう一度丸々90分同じことをやりたいとこの度も思ってしまったほどです。
渡邊さん、教えに来てくださりありがとうございましたと再度心からお礼を申し上げたいレッスンでございました。
今回は我が後輩が初受講し、真面目な踊れる(グランパ・ド・ドゥ経験3回!上級者です)、踊る姿を間近で見て、大きな学びとなりました。
レッスンにおいては益々何の頼りにもならぬポンコツ人間な私にも終始優しく、どうしたらこういう人間が育つのか本気で知りたいと再確認。
グランジャンプでやはり飛距離と面積計算できず、自販機激突は避けたもののその他諸々反省山盛りな私とは大違いでございました。
さて後輩、渡邊さんレッスン受講が夢だったそうで、遂に叶い、嬉しくて仕方なかったようです。そして私がなぜここまで虜になったか、納得だったとのこと。
せっかくチャコット代官山に来ましたので、中村祥子さんプロデューススムージー飲みました。綺麗になれるでしょうか。(なれません)代官山、お洒落過ぎます。
帰り道はスタジオ近くでビールとワインで乾杯しました!ストイック受講者なカウンセラー友人、後輩も一緒でございます。
前菜盛り合わせやサーモンサラダ。
渋谷にて。私はロゼワイン。今日のテーマカラーか!?太古の昔の未就学児以来着用した色でございます。
一応、大人になってバレエ再開してから10年が経ちました。この10年、レッスン回数は約25回!?上達の有無については聞かんといてください。
記念に再開初回と、双方単発での開講ながら偶然にも再開初回の時期と重なりちょうど10年後(1日の差はあるが)の告知を中央に並べてみた。
受講場所は東大阪から東京に移行しつつあり、教え方もスタジオの雰囲気も、飛び交う言葉もまるで異なれど、(最たる変化はスタジオの往復時間や距離やろか笑。
真っ暗闇な早朝に自転車漕いで駅までの道中に会った自転車人は新聞配達の方のみであったこともあったりと始発に乗る必要は今はなくなり、
髪のセットもガタカタと床が揺れる特急電車の鏡台を使うこともなくなった)
幸せな気持ちで帰途についているのは共通しております。
並べるとどうしたって2月の件を思い出し、もし並んだ舞台姿を生で目にできていたらと今も、そしてきっと生涯ずっと思うでしょうが
本日はこれから西側の先生のコッペリウスを鑑賞。今朝桃太郎所縁の地域に到着し、このあとすぐ瀬戸内海を列車で縦断です。
音楽聴くと、もしかしたら苦しくなってしまうかもしれませんが心晴れやかにして駅のホームへ向かいます。
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