2026年5月7日木曜日

東京文化会館改修休館前最後の企画 東京バレエ団『かぐや姫』5月5日(火)昼公演







順番前後いたしますが5月5日(火)、東京バレエ団『かぐや姫』昼公演を観て参りました。東京文化会館改修休館前最後の公演の初日でございます。
※暫くは順番前後しますシリーズが続きます。
https://thetokyoballet.com/performance/kaguya2026/









演出・坂付・空間デザイン:金森穣
音楽:クロード・ドビュッシー
衣装デザイン:廣川玉枝(SOMA DESIGN)
木工:近藤正榭
映像:遠藤龍
照明デザイン:伊藤雅一(RYU)、金森穣
演出助手:井関佐和子
衣裳製作:武田園子(ヴェロニク)

かぐや姫:秋山 瑛
道児:大塚卓
翁:岡崎隼也
帝:池本祥真
影姬:沖香菜子
童たち:工桃子、安西くるみ
井福俊太郎、山下湧吾
大臣たち:宮川新大、安村圭太、
鳥海 創、後藤健太朗
側室 :二瓶加奈子、三雲友里加、
政本絵美、中島映理子
秋見:伝田陽美
黒衣たち:井福俊太郎、山下湧吾、海田一成、山仁尚


以前に何度か観ているはずが記憶が曖昧で、非常に簡素な内容や感想しか綴りませんが悪しからず。
秋山さんのかぐや姫はあどけない登場は実に可愛らしく、やや唐突な登場展開ではあっても、軽快に無邪気に駆け回る様子に頬が緩んでしまいます。
初演の頃はもっとお転婆な登場だった気がするがこれまた記憶違いかもしれません。
童達とはしゃいだり、大塚さんの心優しく純朴な道児とのやり取りの微笑ましさからの
苦悩を秘めて宮廷へと向かう姿の悲痛な戸惑いまで、シンプル淡々とした色調の中であっても細部まで丁寧に紡ぐように描き出していてお見事。
身体の隅々まで神経行き届かせながら力みなく自在に形を描き出しては語る身体能力の高さにも再度驚きです。
岡崎さん(恐らく初挑戦?)の屈めながらの歩き方も自然に映り、何よりかぐや姫を常に心配しながら見守り愛おしむ仕草に心洗われる思いがいたしました。

圧巻であったのが沖さんの影姫。以前より怖さや冷たさも増し、ただキツイ描写ではなく
宮廷に仕える人々が埋め尽くす大人数の空間を魔物の如く支配して、総タイツの色味といい模様のデザインといい
デビューした頃の西川貴教さんを彷彿するところがあれど滑らかな脚線と腕使いで艶めかしく牽引。
更に帝の池本さんがビシッと鋭く重厚に引き締め、4人の大臣達や黒い男性群舞、真紅の女性群舞も見どころ充実でした。
竹達は初演時にヒラヒラフサフサ飾りがついていたがいつの頃からかなくなり、ごちゃごちゃした印象がなくなって安堵です。

音楽は全編ドビュッシーの曲構成で、月の光や神聖な舞曲世俗的な舞曲も含まれていたかと思います。
それぞれの場面にぴたりと嵌っていたものの、所々ぶつ切りな印象は否めず。
そうはいっても、削ぎ落とされた美を追求した作風に見合う曲がこうにも多数あるのかと選曲に唸りました。
ここぞという決めどころがあやふやで、全体がサラッとした展開にも思えるも
日本らしい美しさを淡々と、されど丁寧に膨らみを持たせながら奏でていく展開はヨーロッパ公演においてきっと好評を得ると言じております。
東京文化会館改修前最後の企画に相応しい、東京バレエ団オリジナル作品の公演でした。




入口



座席表付近。文化会館のあちこちをカメラに収める1日でした。



ポワントがずらり。皆さま心のこもったメッセージも。



次回以降は東京文化会館以外の会場です涙。



2階の精養軒への階段



閉店のお知らせ。



昨年12月の初訪問から駆け込みで3度目の利用。初めてホワイエに面する席にて。



創業時からあるチャプスイ、初めていただきます。エビたっぷり、中華丼のようなものです!



挨拶



ホリデイの看板



アンディオールさんのコンフィチュール今年も購入!今回はジークフリード。来月新国の白鳥の湖に向けて気分を上げてまいりましょう。
東京バレエ団は9月に新国立劇場にて白鳥の湖上演!新国での上演が増えていきそうです。



14年ぶりにオネーギン!シュツットガルトバレエの公演は勿論、東京バレエ団上演も14年前と初演の16年前両方観ております。
羨ましいレパートリー、観に行く予定でおります。



物販!この空間にて行われるのも暫くはお預け。



東京バレエ団、海外公演回数多数!