2023年12月31日日曜日

2023年バレエ総括






2023年も本日で終わり。今年もいろいろなことがありました。思い出すのが演目ですら口にするのが嫌であるがゆえ、我々一部では2月の出来事を「ARE」と呼び、
今年38年ぶりに優勝し日本一になったチームとは違った後ろ向きな意味合いで使用している状態です。
日頃から、また幼い頃から温厚平和主義を貫いてきた私ですが、2月のあれこればかりは脳内沸騰化が止まらず。
切り替えもなかなかできず、周囲の皆様申し訳ございませんでした。
そのときの感想、いかにして書いたか記憶の彼方ですがなかなか進まなかったのは確かな記憶。
ただどんなにへたっぴでも拙いものでも、生成AIに頼りたいとは思えず。変わり者な自身の脳内整理文を自力で発信してこそ、と考えております。
基本的には観るバな私でバレエは鑑賞中心ですが、(つい数日前にミルバからカタログ届いた。最近買い物貢献しておりませぬ)
今年は久々に年間レッスン6回!ただ習う人口に対して鑑賞人口はまだまだ少なく、
18歳以下無料招待券サービスもよく見かけるものの若年層をいかに劇場に惹きつけるか長期課題となっていきそうです。
さて今年の途中から劇場においても4年ぶりに声だし応援が緩和され、ブラボーの声も再び響き渡るようになりました。
終演前のカーテンコールならともかくあんまりに途中の段階から大声援が響くと首を傾げたくもなりますが汗、ほどほどの賑わいが溢れるのは喜ばしいことです。
さて今年もやります、2023年バレエ総括。今年が数え間違いなければ(多分ある)バレエの鑑賞が90回、オペラが1回、レッスンは6回。
都会であっても熊に襲われてしまえー!と生涯引きずるような悲しい出来事もありましたが(品の欠けた言い方で失礼)
安心してください、公の場では管理人は暴動は起こしておりませんよ。

それでは以下、大晦日あたりお時間ある方のみお読みください。一応リンク先を貼っておりますが間違っていたらすみません汗。
胡椒をグリグリと挽き過ぎて分量が違っているかのような辛口な箇所もありますが年末、今年最後のためお許しください。

※上の写真、今年良くもそうでなくてもを含む印象に刻まれた舞台6選。地図の黄色と水色は出向いた場所。

1月
新国立劇場バレエ団『くるみ割り人形』1月2日(月)昼
https://endehors2.blogspot.com/2023/01/20221224202312.html
本年一発目。新年からくるみで開幕!と嬉しさ一杯のはずが木村さんが2幕で転倒し、しばらく立ち上がれず。客席は緊張が走り、心配な空気しか漂わず。
長期の治療とトレーニングにより、7月末の子ども白鳥でようやく復帰となりました。
相当な努力をなさったのでしょう、現在は安定感が以前にも増している印象です。


Kバレエ  オプト  プラスチック K-BALLET OPTO PLASTIC 1月8日(日)《横浜市》
https://endehors2.blogspot.com/2023/01/k-k-ballet-opto-plastic-18.html ひょっとしたら全幕作品よりもオプトの方が好きなくらいなKバレエの企画。
ジュリアン・マッケイがよく馴染んでいて、日髙さんはひりひりと刺激伝うコンテ作品こそ魅力が活きる気がいたします。


新国立劇場バレエ団ニューイヤー・バレエ   1月13日(金)〜15日(日)計4回
https://endehors2.blogspot.com/2023/01/113154.html
ミリオンキッス〜が今も時折音楽が脳内旋回するほど、気に入ってしまった。
ネオクラシックで身体が更に伸びて紡がれるフォルムが美しく、男性は皆髪ぺったり仕様だったが作品には合っていた。
初日インCで池田さんが怪我で途中離脱涙、翌日昼からは奥田さん投入。デビュー役とは思えぬ仕上がりだったが
奥田さんのインC3楽章。急遽の代演救助はここでは終わりではなかった。


2月
日本バレエ協会『ドン・キホーテ』 2月5日(日)昼
https://endehors2.blogspot.com/2023/02/25.html
川島さん厚地さんの初共演ペアがエレガントな大人の味わいがあり、周囲に隅々まで目を配り纏める姿は主演者の手本。
キトリの恋をも応援する清水健太さんガマーシュの人の良いキャラクター造形もハートフルであった。


上野水香オン・ステージ  2月12日(日)
https://endehors2.blogspot.com/2023/02/212.html
上野さんの一区切りな公演。(来年春もあるらしいが)サプライズでチークトゥチークも上演。彼女のボレロは好きです。


牧阿佐美バレヱ団『ドン・キホーテ』2月18日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/02/218.html
27年ぶりに観た牧ドンキ。各幕ごとに闘牛士がポーズ撮ってカーテンコールも古き良き味わい。


新国立劇場バレエ団ローラン・プティ版『コッペリア』  2月23日(木祝)〜26日(日)  計6回
https://endehors2.blogspot.com/2023/03/22325.html
https://endehors2.blogspot.com/2023/03/22326.html

これまでの鑑賞人生で一番悲しい期間となりました。生涯忘れません、二二.三事件は。
山本さんが久々にオペラパレスに戻ってきてくださり出演されたのは勿論喜びました。
ステージング担当者による指導方針であろう大衆風コッペリウスな造形は悔やまれますが
(中島さんも。翌シーズンガイドインタビューを読むと、中島さんも相当苦しかった様子が窺えました)。
ただ何度思い返しても、山本さん渡邊さんの主役級共演を客席から観たかった。
連日顔を真っ赤にして目を腫らして劇場に来る私に対して批判もありました。しかしどうしても切り替えなんてできず。
関西から初めて新国立にいらした知人に対しても笑顔でおもてなしできず、本当に申し訳ございませんでした。
期間後も含めると励まし、慰めてくださった方の数は3桁に近づきそうな気がします。ありがとうございました。
いつかお2人が共演する場に、私が生きている間に居合わせることがきるであろうか。


3月
スターダンサーズ・バレエ団  MISSING LINK 3月3日(金)
https://endehors2.blogspot.com/2023/03/missing-link-33.html
鈴木稔さん作品で刺激ピリピリな細かい振付代満載な大人数作品で迫力満点。
スティナ手がける久保田小百合さんデザイン衣装が、2作品目だったか、宇宙服っぽい感じでスタイリッシュ。


東京シティ・バレエ団トリプル・ビル2023 3月4日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/03/202334.html
フォーサイス、大久保さんのゴージャスに空間を切り裂く四肢の動きに惚れ惚れ。痺れました。


NBAバレエ団バレエ・リュス・ガラ 3月5日(日)
https://endehors2.blogspot.com/2023/03/150nba.html
到着してびっくり、生演奏公演だった!ダッタン人(ポロヴェッツ人)大好きな音楽と振付展開で、魂熱く揺さぶる舞台であった!!
レ・シルフィードのコールドの腕の整い方や、アポロはくっきりとした踊りと音楽が前面に見えた印象。


ハンブルク・バレエ団『シルヴィア』3月11日(土)夜
https://endehors2.blogspot.com/2023/03/311.html
菅井さんが、本当に女戦士であったー。ガラでお馴染みの最後のパドドゥへの繋ぎ方も分かって収穫。


NBAバレエ団スタジオカンパニーアトリエ公演『ドン・キホーテ』3月21日(火祝)
https://endehors2.blogspot.com/2023/03/nba321.html
徳島で度々観ていた荘野千尋さんが酒場以降のキトリ役。芝居もテクニックも安定していた阿波の星!
色々ハプニングあれど収拾方法も皆さん熟知していた点も関心。


新国立劇場バレエ団Dance  to the Future2023
https://endehors2.blogspot.com/2023/03/dance-to-future-2023-32526.html
渡邊さんが無事初台の舞台に復帰。もう嬉しいのかほっとしたのかよう分からん感情が交錯。福田圭吾さん作品に出演され、
また2日目からは急遽代役出演された奥田さんをパートナーに変えて登場。
奥田さんの完璧を更に上を行くセクシーで危険な香り纏う踊りをガツンと受け止めて化学反応起こして発火させる渡邊さんの度量や色気にくらくら。
逞しくなった上半身はミケランジェロも羨む彫刻じゃ。
訳あってこのDTFは全公演鑑賞見合わせの予定でしたが、結局初日以外は鑑賞。最終日は思いがけぬ幸も。
福田紘也さんがこの公演をもって退団。個性炸裂な作品をたくさん発表されてきた場であり、
観客へはにこやかに手を振りながら次のステージへと進んでいきました。落語とバレエを合わせた猫の皿、またやってください!


4月
M'arts Ballet Studio 発表会 宮崎県
https://endehors2.blogspot.com/2023/04/marts-ballet-studio-342.html
人生初の宮崎県上陸!駅前には日向夏のポスト。青島ビーチではスタッフの方々から大歓迎受けました〜。よか気分。
渡邊さんが出演され、また指導欄にも明記あり。生徒さん達の雰囲気がとにかく明るく、開放感に満ちていた印象。
男性は渡邊さん1人とあとは生徒さん達の構成でチャイコフスキーの組曲に果敢にチャレンジしていて、爽やか清々しい伸びやかさもあり爽快!
ゲストは渡邊さんのみでオープニングではコ、、、、のマズルカで登場。まだ私にはダメージあったが、
颯爽と登場された姿に頭が下がりました。3幕は上演、青島のマリンブルーにも負けぬ爽やかフランツであったー。


バレエトラディション ジゼル
https://endehors2.blogspot.com/2023/04/the-9th-ballet-tradition-47.html
田北さんがシンプルに削ぎ落とした美しいジゼル。ふわふわと紡ぐステップの綺麗なこと。
コール・ドの纏まり、完成度も高く、普段は学業や違う仕事に携わっている人も多いらしいが基礎力が皆さん非常に高い!
ボルチコフとコルプ(相変わらずキレキレな鍛えられ方!)の共演も嬉しかった。


グラッシオバレエスクール第42回発表会『ラ・バヤデール』『白雪姫』『回転木馬』 4月23日(日)《兵庫県姫路市》
https://endehors2.blogspot.com/2023/04/42-423.html
山本隆之さんが1幕の白衣装ソロル。ちょっと悩める戦士がリアルで美しや。
毎年全幕やっているスタジオで、コールドの生徒さん達には特に大拍手送りたい。
回転木馬は再演で2度目鑑賞。魔女の宅急便やラピュタの曲も使われ、後者の大樹の曲(ラピュタ到着時の壮大な音楽)使用もやはり興奮。ラピュタ、バレエ化を。


東京バレエ団『かぐや姫』第2幕  『イン・ザ・ナイト』『スプリング・アンド・フォール』4月28日(金)
https://endehors2.blogspot.com/2023/05/3-2023-2-428.html
かぐや姫はこの幕だけ観るとモダンでもないう古風でもない半端な印象だったが同年全幕になると納得な演出。


5月(4月末〜含む)
新国立劇場バレエ団シェイクスピア・ダブルビル
『マクベス』4月29日(土祝)〜5月6日(土) 
https://endehors2.blogspot.com/2023/05/60-42956.html

『夏の夜の夢』4月29日(土祝)〜5月6日(土) マクベスと合わせて計7回 https://endehors2.blogspot.com/2023/05/42956.html

音楽はミュシャの音楽を膨らませつつほぼゼロからのスタート。演劇寄りでもう少し舞踊場面が充実なら尚良かったが、
 1時間でマクベスの人物を整理したのは見事。ボリショイ映像で30年以上前に見ているが記憶がない。

真夏はアシュトン版は他団では鑑賞しているが新国では初演。
渡邊さんがオーベロン役で待望のオペラパレス復帰!
登場から森の支配者らしい威厳と風格、そしてわがままで少し怒りっぽいところも憎めず。緑星人なモシャモシャ衣装もああ似合う。
嵐を巻き起こすようなスケルツォ、身震いした!
柴ちゃん(柴山さん)ティターニアの滑らかさ、格式と浮遊感、優雅さのバランスも丸!
songsの場は今まで観た柴ちゃんで1番好きなくらい。今も音楽や踊る姿思い出します。
ゴージャス、派手なティターニアオーベロンペアは色々観たが、
柴山さん渡邊さんの品格、格式高い女王と王はお2人ならではの魅力でした。
勿論、2021年にライモンダ全幕で見せた、清楚な貴族令嬢と愚直騎士な並びも好きでございますー。
先日柴山さんファンの女性に色々身勝手想像に付き合わせてしまった汗。ありがとうございました!


スターダンサーズ・バレエ団『スコッチ・シンフォニー』『牧神の午後』『コンサート』5月13日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/05/513.html
待望のスピード再演。どれもレベルアップ。1階席で観るとコンサートは舞台上の観客な気分。
厳格と笑いの絶妙なバランスで子供の観客が客席の雰囲気をリードしていたほど。それだけクスリとそして抱腹絶倒な面白さ満載。


ロックバレエ2023「ROCK BALLET with QUEEN」5月17日(水)
https://endehors2.blogspot.com/2023/05/2023-rock-ballet-with-queen-517.html
二山さんが加入。スパスパと柔軟にどこへでも身体が伸びていた!女神な米沢さんもぱっと目を惹く存在感。


Jewels Story ラフマニノフの旋律  5月21日(日)
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主催者を怪しげに思っていたところがあったが(チケット販売方法やSNSでの写真掲載、コンクール開催など)
蓋を開けたら朗読、歌、バレエが合わさったきちんとした舞台。ラフマニノフの生涯を辿るお話で
ロシア歴史に元々興味津々な私はかなり引き込まれました。歴史背景がきちんと伝わる演出も好印象。
渡邊さんが舞踊版のラフマニノフな設定で苦悩な内面を吐露しながら大曲2曲を踊る厚みある表現力とパワーのある踊りに驚嘆。
最後はミュージカルっぽく!?木村さんも渡邊さんもご挨拶スピーチ。木村さんは流暢に芸術の魅力や感謝を語られ、渡邊さんは、、、よく頑張りました~!


Kバレエカンパニー『蝶々夫人』5月25日(木)
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初演時は好きになれぬ作品だったが飯島蝶々夫人の儚さ、マッケイのあっけらかんとしたピカピカピンカートンの織りなすパドドゥがびっくりするくらいに良かった。
飯島さんは所作も美しい。


東京シティ・バレエ団   柳家花緑の落語バレエ 「くるみ割り侍」―バレエ「くるみ割り人形」5月27日(土)
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待ってました、再びの落語とバレエの共演。ジゼルに続き鑑賞です。
柳家花緑さんがバレエ経験生かして、2ステップこなしながらドロッセルマイヤーにも挑戦。
バレエと交互に披露される落語の中ではくるみ割りを江戸時代の呉服屋の賑やかな宴なお正月に置き換え。
当時のからくり人形作りの隆盛とバレエくるみの舞台設定は重なる部分多々あり。クララは呉服屋の娘のくら、に設定。
不恰好なくるみ割り人形はやがて鼻筋通った、顔立ちも美しいシュッとした若様に変身!
きゃー、江戸くるみをバレエ化したらくるみ割り侍役にぴったりな人、初台にいまーす!!落語の最中脳内再生止まりませんでしたー。
船や気球ではなく鷲に乗り、しっかり掴まっておくれと、くらちゃんを乗せて飛んでいく展開でした。
落語好きとバレエ好き両方の観客が駆けつけて、子供達も花緑さんのお話にすっかり夢中。言葉選びもユーモアに富み、またこのような企画是非。


KIDD PIVOT REVISOR  キッドピボット『リヴァイザー/検察官』5月27日(土)
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ちょいと私には難し過ぎたが汗、うねるように身体がみるみると動く展開には見入った。字幕表示方法も話題に。


バレエシャンブルウエスト「ルナ」ー月の物語かぐや姫   5月28日(日) https://endehors2.blogspot.com/2023/06/528.html
古典バレエの世界観に竹取物語の世界がすっぽり溶け入り、音楽はグラズノフで華やか。宮廷絵巻な場面も見応えあり。
舞台の上部空間をも星空で投影し、神秘的な入口。そして月から地球へやってくる場面もしっかり描かれ、これセーラームーンやん笑。
セーラームーンもバレエ化できると思います。各戦士のヴァリエーションやら敵チーム(ダークキングダムやあやかしの4姉妹など)の群舞など。
タキシード仮面は誰が良いでしょうねえ。


6月 原美香バレエスタジオ第10回発表会  6月11日(日)《京都市》
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山本康介さん振付HOMAGEに原美香さんと山本隆之さんがしっとりと踊られ、この日の天気を思わす紫陽花を滴る静岡県のようなきらりと美しい優雅さで魅了。
藤森神社で紫陽花見物も楽しい出来事でした。清水寺付近は早朝がおすすめどすえ。静かに散策できます。


新国立劇場バレエ団『白鳥の湖』6月10日(土)〜18日(日)  計5回
https://endehors2.blogspot.com/2023/06/61018-5.html
吉田朱里さんがバレエ団全幕本公演としては池田理沙子さん以来約7年ぶりに主役デビュー。しかも、本番1ヶ月切る頃にプリンシパル木村さんの代役として登板。
重圧はどれだけあったか、計り知れません涙。しかし大変な努力を重ねたのでしょう、そしてパートナーの渡邊さんが身体条件だけでなく
精神のサポートも献身的な様子が伝わり、特に2回目は高純度な物語が立ち上がっていました。
身長バランス条件のみならず、新人主役をしっかり導き、ご自身の踊りも万全以上のものを見せてくださったのは渡邊さんだったからこそ。

中島瑞生さんベンノとの触れ合いも話に怪しい⁈花を添えました。
吉田さんと顔の系統が似た、小柴さんロットバルトの摩訶不思議さ、
オディールからはパパ!!との甘える呼び声が聞こえてきそうな優しいお父さんぶりも、吉田オディールの支えになったはず。


英国ロイヤル・バレエ団ロイヤル・セレブレーション  6月24日(土)昼
https://endehors2.blogspot.com/2023/07/624.html
田園の出来事をようやく鑑賞。緻密な美術や装置にまず目を奪われ、オシポワの悩めるマダムっぷりもさまになっていた。


7月
牧阿佐美バレヱ団『三銃士』7月1日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/07/71.html
牧バレエのレパートリーでは一番好き!2017年、2019年に続き3回目。勿論トゥールーズのバレエ団が上演したときのポルトス思い浮かべながらこのたびも鑑賞。
男性陣皆さん俊敏にコミカルに跳び回りながらの剣術も迫力満点。ちょっとでもタイミングずれたら大事故です。
青山さんがミレディ初挑戦、上品な風貌の奥にずる賢さが覗き見える美しい悪女。


東京シティ・バレエ団創立55周年記念公演「トリプル・ビル」7月15日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/07/3-55715.html
トリプルではないトリプルビル。(歓迎ですー)。アレグロブリランテの疾走感!あっという間に終了。
ベートーヴェン交響曲第7番にて、大久保さんが私が一番好きな楽章にてしっとりダイナミックに魅せ、
そういえや2017年3月の新国立ベートーヴェンソナタ初演時、同じ曲で同じバレエ学校出身者が踊っていらしたな〜と回想。


小泉のり子バレエスタジオ創立55周年記念発表会(昼夜)  7月16日(日)
https://endehors2.blogspot.com/2023/07/16-55-716.html
初、夏の札幌!昼はくるみ2幕他。渡邊さんが、小泉バレエ卒業生でポーランドで活躍中の玉井千乃さんと
ダイナミックなくるみパドドゥ披露。玉井さんの職人気質な踊りがとても好きです。
ライモンダグランパのぴょんぴょんVaの上質な包丁で調理しているような美しい切れ味にも見入りました。
夜はトリプル・ビル。ターミナル駅を舞台に駅員さんや学校団体、スター女優にマネージャーら
行き交う個性溢れる人々をお洒落に楽しくミュージカル風に描いたグランドステーションは笑いたっぷり。
そしてライモンダ3幕!渡邊さんジャンが全幕の過程思わす凛々しく勇ましい騎士で決闘経緯が見えてくる凄味。マントと剣で助けに来たんよねえ。きゃー。
ライモンダ役の土田麻美さんのクールで凛としたヒロインも渡邊さんジャンとお似合いなペアでしたー。
チケット申し込み時にスタジオに電話したとき、16年前の札幌における全道バレエ全幕ドンキを当時の北海道厚生年金会館にて
スタジオ教師の小泉しづかさんさんのロマの女を拝見していた旨を申し上げたところお互い大興奮。
申し込みのときから楽しさ満開な小泉バレエさん鑑賞でした。ご縁って時間が経ってから思いがけず
大きく開花することがあるのだなあと今年は特にそう感じることが多い1年です。
時計台隣のお寿司や締めパフェも美味しく翌日も夕方ギリギリまで滞在、夏札幌大満喫。
昼は王子、夜は騎士。札幌ときめきの夏2023でやした。


新国立劇場バレエ団エデュケーショナル・プログラム『白鳥の湖』
7月28日(金)13時公演、29日(土)16時公演
https://endehors2.blogspot.com/2023/08/729133016.html
王子がたくさん喋る喋る喋る。そして走る走る走る。
ナレーターが子供達が怯えないよう徐々に客電を落として行く演出も良かった。
ナレーターの声かけにしっかり反応する子供達の観客に対し大人はどうしても遠慮がちであったが笑(大人の皆さんついてきていますかーっとまで言われた)
米沢さん渡邊さんが白鳥では初共演。若手発掘の場のはずがベテラン配役がここ最近多いものの、この役はベテランや中堅でないと難しそう。


オペラ座ガラ ―ヌレエフに捧ぐ― Bプログラム  7月29日(土)夜
https://endehors2.blogspot.com/2023/08/b-729.html
オニール八菜さん、小中学校が同じで(在籍時期は異なる)応援はしているが、もう一つ何か突き出たものがあれば。
ライモンダグランパは全体から華やぎも締まりも欠けてしまっていたかなあ。 いくら直前に札幌で絵に描いたような勇猛果敢そうな騎士を観ていたとはいえ。

そして客席ガラガラなガラだったが涙。日程かぶりは仕方ないが。


佐々木美智子バレエ団  ドン・キホーテ 7月30日(日) 大阪府東大阪市
https://endehors2.blogspot.com/2023/08/45-730.html
山本さんドン・キホーテと佐々木大さんガマーシュが共演。テーブルではどんなお話していたのでしょう!!(阪神タイガース?ちゃうか笑)
夢奈さんのチャーミングなキトリ、しっとりしたドルシネア姫、そして夢の場の星空の瞬きも忘れられず。全体的にメイクが薄くなったんちゃいますか?
前がもっとクルクルを派手に描いていたかと記憶。


8月
清水純子バレエアカデミー第40回発表会  8月2日(火)
https://endehors2.blogspot.com/2023/08/1-40-82.html
昨年直前に出演不可能となってしまった我が後輩が1年越しにフロリナ王女のグラン・パ・ド・ドゥ披露。品性と気高さ備え、原作の姫のイメージそのもの。
あと一番大事であろうパートナー吉野壱郎さん青い鳥との語らいが聞こえてきたのも喜び。


ウクライナ国立バレエ Thanks Gala 2023夕方公演  8月5日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/08/thanks-gala-202385.html
ファイブタンゴ!基礎がしっかりしたダンサーたちによって踊られ、スタイリッシュで颯爽!スハルコフさんのソロー!!
客席ガラガラなガラだったが涙。日程かぶりは仕方ないが。
アフタートークの寺田監督、ゲストのマトヴィエンコ、リアブコの対談も聞き応えがあり、戦争による影響やバレエ団の現状など、聞かせてくださった。


バレエ・アステラス2023  8月6日(日)
https://endehors2.blogspot.com/2023/08/202386.html
各ペアの所属バレエ団の名物、オリジナル作品披露が多くて世界のレパートリーがよく分かる構成。客席ガラガラなガラだったが涙。日程かぶりは仕方ないが。


令和5年度全国合同バレエの夕べ  8月11日(金)
https://endehors2.blogspot.com/2023/08/5-811.html
初めて行った歴史ある企画公演。川口節子バレエのマダムバタフライが、
蝶々夫人の内面に潜む、ピンカートンの立ち去りに対する憎悪や恨みを刻々と描写、海を表す群舞も工夫演出。
ライモンダより抜粋は1幕ワルツと3幕グランパの合体形式。ギャロップは総登場!
グランパのぴょんぴょこヴァリエーション踊った大木満里奈さんの角度の付け方やポーズの明瞭さに惚れ惚れ。
グランパの衣装がバヤっぽかったのだけが心残り。


スターダンサーズ・バレエ団『ドラゴンクエスト』8月12日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/08/812.html
オペラパレスにドラクエがやってきた!ゲームキャラT着たゲームファンの方々がホワイエの丸テーブルで熱心にプログラム読んでいらっしゃる光景も目に入り嬉しい限り。
あのテーマ曲が始まるとゲーム音痴な私も心躍ります。テーマ曲が流れるときの投影の演出もよかった。


ウクライナ・グランド・バレエ『スワン・レイク・ウォーター』8月12日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/08/812_24.html
本物の水を使った演出、どんなんだろうと思って行ってみた。効果のほどはよくわからずだったが、
しかしウクライナの戦禍にある都市のダンサー達が白鳥の湖全幕を踊る喜びは感じ取れました。
会場運営についてはいろいろ疑問も残った。広い館内だから仕方ないが拡声器使用もびっくり。転職フェアっぽさもあったかも


胡桃バレエスタジオ40周年記念発表会『コッペリア』8月13日(日)
https://endehors2.blogspot.com/2023/08/40813.html
渡邊さんが、コッペリア全幕フランツ!!スワニルダに怒られてばっかりな、小さな子供にも慰められるだいぶど天然なフランツで愛すべきキャラクター。
なぜか舞台にいる時間長かったがありがとうございますー。
後藤和雄さんコッペリウスのメガネをクイクイっといじり、それからの遠慮のないお仕置きにも大笑い。
スタジオ出身関優奈さんが優雅で美しい3幕スワニルダ、フランツも3幕はエレガントであったー。
子供から大人までそれぞれのレベルや個性がしっかりと出るよう工夫された演出の全幕でした。
会場が私が高校生の頃芸術鑑賞教室で落語や漫才鑑賞に訪れた新百合ケ丘のホールであったのも感慨深し。


BALLET NOW(バレエナウ)第16回発表会 8月23日(水) 《東京都府中市》
https://endehors2.blogspot.com/2023/09/ballet-now16823.html
恒例の八王子の夏!貝川さん振付の王宮の花火はすっきり綺麗にまとまった総出演作品。2度目鑑賞でしたが、ゲスト2人加入し、フレッシュな印象。
私が中トラウマなグラン・パ・クラシックをいつか心から好きになった男性ダンサーで観たいと願っていたためやっと祈願成就。
昨年アルレキナーダで組んだ清楚な雰囲気の生徒さんが一年でかなり大人びて、品と格式あるグランパを披露されました!
最後の部での1人で踊ることにチャレンジしてみたい生徒さんが集結したヴァリエーション発表では、素直な感性が出ていてとっても微笑ましい。
お1人社会人の方でずっとレッスンを継続されている方で、いつもアンサンブルなどでもリードな役を任せられている姿は目に残っておりましたが
このたびアシスタントとしても活動なさるのこと。とても謙虚そうな語り口で挨拶され、
きっと今は生徒さん達から慕われている先生として大活躍なさっていることでしょう。
よく劇場にも足を運ばれているようで、観劇しっかりされている先生、大事です。応援しております!!


Dance for Life2023   篠原聖一バレエ・リサイタル   8月27日(日)
https://endehors2.blogspot.com/2023/09/dance-for-life2023-827.html
篠原さんの人生が現れたチャーリー!小野さんが下村さんパートを引き継いだ四季のソロは動き方が似ていて、初見のクリスタルは聴きなじみあるチャイコフスキーの組曲使用も、
キラキラとガラス細工の煌めきが降り注いでくるような美しさ。


9月
修子バレエアカデミー The 1st Study Gala  9月3日(日)《東京都小平市》
https://endehors2.blogspot.com/2023/09/1st-study-gala-93.html
発表会ではない、公演ではない、生徒のレベルアップが目的、
しかし男性版日本バレエフェスができるほどメジャーな団の男性主役級を多数招聘し、入場料は3000円。
ポスターやプログラムは主宰者のソロ写真。いったいどんな舞台なんやと思いながら行きました。
懐かしい、亡き祖母が住んでいた小平市!
生徒さん達の出番に講師達も入りつつな構成で、ただ大人生徒パドドゥは安全第一に。 お酒は二十歳になってから、パドドゥはしっかり立てるようになってから。です!!!
最後は講師達もあたかもパドドゥに出ましたな衣装に着替えてゲスト達とエチュードでフィナーレ。
後味は良かったからめでたし、か。 新しいスタイルの舞台を目にできました。
渡邊さんと田山さんのグラン・パ・クラシックはどえらいゴージャスで渡邊さんの再びのグランパ嬉しかったのでした。
色々考えさせられた舞台でした。


Kバレエスタジオ 37th Concert 9月10日(日)《東大阪市》
https://endehors2.blogspot.com/2023/09/k-37th-concert-910.html
矢上恵子さん作品Toi Toiは明るくエネルギッシュでユーモアもある大作。やはり観続けたい矢上作品!


バレエ・スタジオ・PLANÉ(プラネ)第37回発表会 9月23日(土)《福島県白河市》
https://endehors2.blogspot.com/2023/10/plane37923.html
今年も行けました白河!!白河の関は初訪問、観光客は私含めて3人くらい?静かに芭蕉に思いを馳せました。
ホテル内の飲食店や高校生向けのコミュニティカフェも兼ねたお店ではスタッフの方とも打ち解け(鶴瓶さんの番組風になっちゃいましたが笑)
何より、3年連続で訪れているラーメンの名店とら食堂でまさかなびっくり嬉しいご縁もあり、毎年欠かさず行っていて良かった。
平打ち麺のコシと、深みあるさっぱりスープも好きで毎年行きたくなるんです。
さてバレエの話に笑。卒業生兄弟と仲良しな同僚のトリオがこの度も活躍。そして演出がぐぐっとお洒落になり、
アステラスのような写真付きで投影する出演者紹介や幕のカーテンへの文字投影まで!来年も行けますように。


10月
板東ゆう子ジュニアバレエ第14回発表会 10月8日(日)《愛媛県西条市》
https://endehors2.blogspot.com/2023/10/108.html
篠原聖一さん版コッペリア、最後はコッペリアがコッペリウスの元へやってくる優しい余韻を残す幕切れ。
山本さんコッペリウスと圭吾さんフランツの爆笑対決は見ものだったが、美術が新百合ケ丘で観た胡桃バレエさんと同じ。
あっちのフランツとこっちのコッペリウスが共演したら、と想像が過ってしまった涙。


K BALLET TOKYO(Kバレエ トウキョウ)新制作 熊川哲也版『眠れる森の美女』10月14日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/10/k-ballet-tokyok-1014.html
サスペンスな演出で賛否両論色んな意見が飛び交いました。全公演完売だと!?
カラボスの罠にかかり黒い影を漂わす王子もローズアダージョに加わり、実はすでに出会っていたオーロラと緊張感走る絡みはゾクゾク。
王子の登場の仕方はヒロイックで勇ましく、良かったでございます。この王子、
初台にいらっしゃる翳りある役も嵌るあのお方にもやって欲しいね〜。(松木安太郎さんみたいな口調になってしまった汗)


新国立劇場バレエ団『ドン・キホーテ』10月20日(金)〜10月29日(日) 計6回
https://endehors2.blogspot.com/2023/11/10201029-6.html
正直言うと、ぶつ切り展開でそんなに好きな版ではないが、渡邊さんが2020とは全くの別人な大黒柱な豪快男前バジルで登場。体格もかなり逞しくなりました〜。 木村さんの全幕復帰に若手ベテラン問わず初役多い日程にて、舞台取りまとめ係っぷりの頼もしいこと!! 大きな身体でちょこまか小走りも可愛らしい笑。酒場ではワインに生花やっていた。実は家元かいな笑。 朝の入口掃除から客応対、出納帳に記入しての売上金計算、備品の手入れ管理まで床屋さん生活も浮かびましたー。
今村さんのキトリママの可愛らしい優しいでも夫をさりげなく落ち着かせる大らかなお母さんぶりも素敵でした。
きっと夫が留守中にバジルがやってくると優しくお茶を出してお話ししてそうなお母さん~


東京バレエ団『かぐや姫』10月22日(日)
https://endehors2.blogspot.com/2023/10/1022.html
全幕版完成。全幕でみるとなかなかよく纏まっている。お転婆な女の子が悲しみをも持ちながら成長していくさまの描写もあって来年の放送も楽しみ。


11月
新国立劇場バレエ団『ドン・キホーテ』愛知公演 11月3日(金)4日(土)《愛知県名古屋市》
https://endehors2.blogspot.com/2023/11/1134.html
16年ぶりに愛知で観劇。そういや前回もドンキ。バレエネクスト公演で高校生くらい?の原田舞子さんが森の女王で出演。
2020年アリス公演が中止となり、待望の新国愛知上陸。初日は米沢さんの凱旋公演大成功!
2日目は木村さん渡邊さん組が華やぐ艶やかさ、パワーで魅せました!バジルが酒場テーブルに乗った瞬間ぐらつき転覆寸前な舟状態に。しかし体幹が強いだけあり踏ん張り転倒には至らず。ふう。
大木さんの、演歌が聞こえてきそうな哀愁あるダイナミックなギターの踊りも印象的。
そうでした、木村さん渡邊さんは愛知県芸術劇場からの中継となったワールドバレエデー冒頭にて流暢な英語で挨拶!


DAIFUKU Strong.B 2023  11月5日(日)《東京都世田谷区》
https://endehors2.blogspot.com/2023/11/daifuku-strongb-2023-115.html
下北沢では初上演。垣根を越えた共演いつも楽しく、今回も梶田さんのしなやかさに心を持っていかれた!
真面目さからキュートな魅力まで、拓朗さんがあいうえおにチャレンジ、湧かせてくださいました!


東京バレエ団『眠れる森の美女』11月11日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/11/1111.html
古典の味を重んじた新演出。オーロラのかつらは仰天したが(セミゾロワ!?と。ザハロワやスミルノワではなく、この世代も懸命に観ていた私)
沖さん似合っていたが良いが似合わない人が配役されたら考慮してください。(写真見た限り秋山さん金子さんも違和感なかったが)
目覚めのファンファーレとヴァイオリンソロの合体型は、喜びとじんわり愛情確認双方味わえて良かったが。
親指、、、の衣装は再考を。(そもそも上演必須だろうか?)ひょっこりひょうたん島かと思ったよ。
足立さんや伝田さんら、脇のソリスト達は実力者揃いで好印象。


新国立劇場バレエ団 DANCE to the Future: Young NBJ GALA パ・ド・ドゥ集/NBJ Choreographic Groupより/ドゥエンデ 11月25日(土)26日(日) 計2回
https://endehors2.blogspot.com/2023/11/dance-to-future-young-nbj-gala-nbj.html
いきなりパドドゥで登場して作品の世界観を出す難しさ、経験の重ねの大事さを再確認。しかしこの企画によって次公演において堂々たる自信に繋がっていて、企画は大切。
ドゥエンデは中島さん木村優子さんの立体感ある質感や作品のリード力にも目を見張りました。
そして人魚姫。王子のお衣装変わり上はクラシカルな白い装いに。人魚姫を支えて恋する喜びや葛藤の襞を表しつつ
リフトすると上から観る米沢さんもそれはそれは幸せそうなこと。渡邊さんの王子の姿に再びうっとりでございました。


12月 hitaruバレエプロジェクト『くるみ割り人形』全幕 12月9日(土)昼夜10日(日)《北海道札幌市》計3回
https://endehors2.blogspot.com/2023/12/hitaru-12910.html

hitaruが総力を上げた大プロジェクト。演奏は札幌交響楽団。スケール大きな舞台運びで、且つ洗練されさらりと上品。
細かくサラサラとした降り方を表す雪は札幌の街中そのものな軽やかさ。(2日目は昼から雪が舞いました!)
モダンで可愛らしい花のワルツもみどころ。そしてドロッセルの山本さんの妖しくも優しい導きが素敵!!小泉しづかさんネズミの女王がゴージャスクイーン!
本好きなクララとくるみ割り人形青年が空飛ぶ本に乗って降下する2幕幕開けもセンス良く、1幕プロローグからしっかりと繋がり見える演出。
初日の魔法の国の女王佐々木麻菜さんのピュアで優美な踊り方も好印象。


新国立劇場バレエ団『くるみ割り人形』2023   ひとまず23日(土)夜、29日(金)昼鑑賞。このあと31日(日)、年明けも数回鑑賞予定。
https://endehors2.blogspot.com/2023/12/2023.html
まずは23日夜、29日昼鑑賞。大晦日も行く予定。木村さんが無事くるみ全幕披露。
あの日客席にいた私もVa終盤はこの日も思わず緊張してしまいましたが、美しく纏められ、またパワーも増して終演。
渡邊峻郁さんの甥っ子はナポレオン帽子のコート姿から凛々しく、軍服姿はきゃっ。
他感想はまた年明けに。


福岡市民芸術祭参加 博多座「市民檜舞台の月」公演西区フィルハーモニーオーケストラ&SUGAI BALLET STUDIO『くるみ割り人形』全幕 12月24日(日)《福岡市》
https://endehors2.blogspot.com/2023/12/sugai-ballet-studio-1224.html
博多座の舞台機構生かした大回転装置や幕の吸い込み穴を用いたあっと驚く仕掛けも満載なくるみ。
福岡市内の芸術の力が共演した楽しい公演でした。山本さんが久々の王子、アダージョのみでも麗しい。
ロビーでは百貨店の福岡物産展な博多座マーケット状態で幕間に楽しくお買い物もよかとです。芋栗饅頭買いました!


ウクライナ国立バレエ『雪の女王』12月30日(土)《埼玉県川越市》
名曲アルバムな選曲もなかなか!感想は年明けに。


◆座学講座、展示会など


井上ユミコさんの写真展 BALLET DANCERS
https://endehors2.blogspot.com/2023/01/ballet-dancers.html
生・井上さんと初対面。午前中訪問でまだ空いていたため、暫しお話しさせていただきました。
今回は展示されていない、パールグラビアの件も色々質問、気さくに私が緊張しないよう、優しく頷きながら耳を傾けてくださりとても人懐っこいお人柄、
あの鮮烈な、撮影者と被写体の呼吸や会話が伝わるような作品が出来上がるのも納得。

新国立劇場 舞台美術展で巡るオペラ・バレエの世界2023
https://endehors2.blogspot.com/2023/02/2023.html
間近でアルブレヒト衣装も観察。ちょっと意地悪な、でも心惹かれてしまう接し方はぶっきらぼうでも(良い意味で)行動は優しかった渡邊アルブレヒト、また観たい。


日本舞台写真家協会創立35周年記念写真展 「私の一枚」
https://endehors2.blogspot.com/2023/09/35.html
小野さん山本さんの火の鳥写真の熱い迸り!!

英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2022/2023 ロイヤル・バレエ『ダイヤモンド・セレブレーション』
https://endehors2.blogspot.com/2023/02/20222023.html

清泉女子大学生涯学習講座ラファエラ・アカデミア前期  計3回
https://endehors2.blogspot.com/2023/04/10-2023.html

清泉女子大学生涯学習講座ラファエラ・アカデミア後期  年内2回  来年1月あと1回
https://endehors2.blogspot.com/2023/10/2023.html

東京文化会館で開催されたバックステージツアー舞台編  5月31日(水)
https://endehors2.blogspot.com/2023/06/blog-post.html
カテコ体験の出演者側、カーテン押さえるスタッフ側両方も体験!ピンスポもやりましたが機器が重くてしかもバレエはダンサーをずっと追いかける!
いやあ、スタッフの方々の人力の高さにあっぱれ!!

バレエ史研究会 近代化とバレエ  6月3日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/06/blog-post_17.html

江藤勝己さん バレエ音楽講座『パキータ』7月2日(日)
https://endehors2.blogspot.com/2023/07/blog-post.html
なんでもござれなグランパのVa、出どころや元の作品、作曲家を総ざらい!やってみたかったのだ。
勿論、バレエを踊る、教える仕事に従事されている方々はよくご存知でしょうが、私は知らぬこと山積み。

江藤勝己さんによるバレエ音楽講座『ライモンダ』11月19日(日)
https://endehors2.blogspot.com/2023/11/blog-post.html
1番好きな作品なので、学べるのは嬉しい。楽器の多彩さや変化の豊かさ等、まだまだ魅力が見つかりそう。

滝澤志野さんリサイタル  7月21日
https://endehors2.blogspot.com/2023/07/blog-post_30.html
マイ節目当日、奇跡的に当日券を入手でき忘れられない1日に。


◆レッスン  今年は計6回!ズンドコドッスン、増えました~!そして私はいつまで中学生みたいな格好で受講するんだろうか笑。
(身体が重いので極力物は身につけたくないだけです汗)
ただ全6回に共通していたこと、全く疲れず終了直後にはすぐにでも丸々同じ内容でもう1回受講したいと思わせてくださったこと。筋肉痛とも無縁です。
レッスン以外はこれといった運動習慣も無く、底辺レベルな私にそう感じさせる先生方の指導に頭が下がるばかりでした。

酒井はなさん
https://endehors2.blogspot.com/2023/03/4.html
渡邊さん
5月22日(月)
https://endehors2.blogspot.com/2023/05/blog-post.html

6月25日(日)
https://endehors2.blogspot.com/2023/07/5.html

9月30日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/10/blog-post.html

12月2日(土)
https://endehors2.blogspot.com/2023/12/blog-post.html

イガール・ペリさん  
山本さんのニューヨーク時代の師匠!
初めて外国の先生に習いましたが進行もやることもシンプルで基礎に立ち返った内容。上級者な雰囲気の方が多数でも安心して受講できました。
8月27日(日)
https://endehors2.blogspot.com/2023/08/6.html


そんなこんなで今年もありがとうございました。バレエ鑑賞のブログにしては伊能忠敬目指しているんか?と指摘受けそうな旅情も帯びた内容ですが
某2名のどちらかがご出演でない限り遠出はしておりません笑。来年も月一ペース版ののど自慢の如く全国各地で向けますように。
存在感薄く内容は脂肪分たっぷりな私自身をそのまま映し出している当ブログを本年もお読みいただきありがとうございました。
来年はお正月3日辺りから更新の予定です。皆様良いお年をお迎えください。


2023年12月31日 管理人

2023年12月27日水曜日

博多産の芸術が集結したクリスマス・イブ 福岡市民芸術祭参加 博多座「市民檜舞台の月」公演西区フィルハーモニーオーケストラ&SUGAI BALLET STUDIO『くるみ割り人形』全幕 12月24日(日)《福岡市》





福岡市の博多座で、福岡市民芸術祭参加  博多座「市民檜舞台の月」公演西区フィルハーモニーオーケストラ&SUGAI BALLET STUDIO『くるみ割り人形』全幕を
観て参りました。福岡県での鑑賞は2007年坂本バレエスタジオ創立20周年記念公演『眠れる森の美女』全幕、
2015年田中千賀子バレエ団『ドン・キホーテ』全幕、2019年同団『真夏の夜の夢』以来4年ぶり4回目の訪問です。
演出振付は高田紀男さん、指揮は水﨑徹さん。雪の場面の合唱は福岡雙葉中学校高等学校の合唱部の歌声が彩りを添えました。

バレエは須貝バレエの皆様が務め、生徒さん達とゲスト男性数名が集うオープニングで開演。
(Noism1の庄島さくらさんすみれさん、新国立劇場バレエ研修所の堀之内咲希さん、東京バレエ団の山下諒太朗さんもご出身のスタジオ)
色とりどりのクラシカルな衣装で整えられ、前半はマイヤベーアの戴冠行進曲、後半はワーグナーの音楽で繰り広げられました。
前半の曲は世界バレエフェスティバルの開演曲として頭に刷り込まれておりますが(そういえば来年開催だ)
ふと見ると、奥側で雛壇上に乗ってポーズを取り、待機されている出演者達がいると思ったら
壇がそのまま降下して舞台とフラットな状態に。早速博多座特有の舞台機構の仕掛けに驚かされた次第です。
ワーグナーの曲はニュルンベルクのマイスタージンガーだったか。馴染みある曲ながら題名分からず。

休憩を挟んで次が『くるみ割り人形』全幕。概ねオーソドックスな展開ながら(変に改編するよりは遥かに良い、と東京方面に目を向け思った私である)
博多座特有の舞台機構を生かしたあっと驚く仕掛けも盛りだくさんな楽しいくるみでした。
またバレエスタジオ出演の舞台でありつつ今回は発表会ではない博多座での公演であり
くるみでは必然的であろうパーティー場面を始め小さな生徒さん達が大勢出演する場面も出入りや配置構成が上手く
ワラワラと子供が出てきて発表会状態になっていなかった点も工夫の行き届きが窺えました。
例えばクララは若手の講師の方が務め、テクニックや踊り方も癖がなく優雅で美しく好印象。
またクララの友人やパーティーに来る子供達は二層構成で、クララとクララの主なお友達は技術達者な方々が務め、各々に青年のパートナーが付いていて
要所要所でパ・ド・ドゥを踊りながら場面をリードして物語が進行する形を取っており見応え十二分。
勿論小さな子供達も活躍しつつも出番が多過ぎることなく、しかしいざ出番となれば
男女が組んでの堂々とした舞踏会スタイルもあったりと、子供であっても優雅できちんとした踊り方でダレる部分無し。今月上旬の札幌hitaruに引き続き感心いたしました。

それから両親とクララ、フリッツ達とのやりとりも温もりいっぱいで、何処かの団でクララ1人だけプレゼント貰えず大泣きしていても
親に気づいてもらえず放置のままである演出もございましたが(ありゃ可哀想である涙)
博多座須貝バレエの両親はホスト業務を行いながらもふと心配そうになっていたクララやフリッツに対し、
ドロッセルおじさんから特別なプレゼントがある旨を語りかけて不安を和らげるシーンもあり。
そしてドロッセルマイヤーに引き継いでくるみ割り人形を貰う場面へと移る進行もスムーズ且つ微笑ましい家族愛に満ちていた印象です。
クララがくるみ割り人形を貰うときやフリッツとの喧嘩も常に周りには友人や子供達、客人もいて物寂しさもなく
またフリッツ役の生徒さんが踊りのみならず芝居センスも抜群で、ゲストダンサーが踊る青年との掛け合いも物怖じ皆無な様子で対等に渡り合っていたほどでした。

ツリー巨大化は全てを見せるのではなく下部の右端を拡大させて舞台上に現し、
装置や美術の数が多くない分ダイナミックな仕掛けで大勝負。ネズミ王の登場は赤い光で覆ったりと、かえって迫力が引き立つ効果があったと見受けます。
またネズミさんは小さな子供達の大編成でしたが『スイミー』の話にもあるように、
身体は小さくても集合体フォーメーションとなって恐怖感を造形しながら押し進んでいく様子があからさまで
子供ネズミだからと侮ってはなりません。クララ、怯えきっていました。

そして須貝バレエで幼い頃から学び現在はブルガリアの劇場で活躍中の石郷朝睴さんによるくるみ割り人形がシャープな斬れ味で舞台を牽引。
駆け回るたびに舞台の立体感が一段と強まり、跳躍も高い上に力みもなく、仮に2回公演あるとしても同等のスタミナでこなせてしまいような余裕っぷりでした。
クララと出会ったあとはお菓子の国までずっと共に旅を続ける設定で一緒に踊る箇所も多々ありましたが
パートナーリングもすっきりと綺麗にまとめていて、また出会いの場はそこまで難度な技がてんこ盛りでない分(比イー版)
互いの心をじっくりと確認し合いながら距離を縮めて行く過程もクララと微笑ましく描き出していた印象です。
雪の場面は雪の女王が率いて、男性も入る構成。コール・ドは二構成で、大雪と小雪混在がまた雪景色に躍動感を加えていてエネルギーに満ちた銀世界でした。
そして福岡雙葉中学校高等学校の合唱部の歌声が深みと透明感があり、どこかミステリアスな趣きがまた心を柔らかな潤いで掴まれ、いつまでも聴いていたい歌声でした。

時間軸往来がばらけますが失礼。客席全体が思わずどよめいたのが2幕幕開け。360度回転する、円形の降下式装置を駆使し
クララや王子チーム、そしてネズミ王がそれぞれ違う台に乗って上昇した状態で舞台を大きく回転。
クララ達をネズミ王が追いかけている雲に覆われた空中戦のようにも見え大変な迫力に驚き喜ぶ声があちこちから聞こえました。
ピンクやブルーっぽい色?を帯びた幕がオーロラのような神秘的なデザインで、クララの不思議な心の内をより鮮やかに放出。
オープニングや1幕の上演時から、舞台を1周する太い線がよく見え、これは回転式の装置であろうかと
気にはなっておりましたが、想像以上に大掛かり演出効果をもたらす仕組みと知った次第です。
お菓子の国へのネズミ王再びの登場ではターザンのように吊るされたロープに掴まって揺られながら出現。
これまた特に子供の観客達もびっくり嬉しそうな声で歓迎でございました。
お菓子の国はピンクの洪水にならぬよう派手すぎず、ピンクな背景の手前に紗幕を下ろしていたかと記憶。グラデーションな色彩美で、舞台を美しく盛り立てていました。
各国の踊りは王道路線で、花のワルツを含めクララやくるみ割り人形青年も加わったりと賑やかで楽しい宴。2人の体力にも天晴れでございました。
グラン・パ・ド・ドゥのアダージオを主宰の須貝りささんとゲストの山本隆之さんが踊られ、アダージオのみであっても大国を司る風格や麗しさにうっとり。
山本さんの王子は久々の拝見で、相変わらず白や金系のお色の衣装も絵になることよ。イブの日に目にでき幸せでございました。

須貝バレエさんと西区フィルの共演は6回目とのことで、息もよく合って双方が楽しみながらの舞台作りが窺えました。
おもちゃの兵隊とネズミ達の場面にて、銅鑼が実に大きな音で響き渡り、豪勢な中華料理でも出てくるかと思ったほど笑。演奏者さん、ナイスな響かせ方です。

博多座訪問は初めてで、ミュージカルや歌舞伎は頻繁に上演されている旨は耳に入っていたもののまさかバレエ鑑賞で訪問するとは、
しかもクリスマス・イブにおける『くるみ割り人形』で、嬉しい機会でした。幕間、ゆったりワインやケーキも良いですが
博多座の場合は百貨店の物産展かと見紛うぐらいに地元に所縁深い店舗の出店がたくさん。
イブだからとご褒美のお土産を買ってもらっているお子さんも見かけ、一方で今夜のおかずにと蒲鉾屋さんを覗いている方もいらっしゃり
博多座マーケットも大盛況でした。
和洋折衷な空間で地元の舞踊、管弦楽、合唱団体が織りなすくるみ全幕を鑑賞でき喜びと刺激も一杯な2023年クリスマス・イブにおける博多座くるみでした。
友人から話に聞いていた、劇場スタッフの方々の上品できびきびとした振る舞いや案内も心地良く、博多座へお越しのときは是非ご注目ください。




※以下、写真色々ございます。年末、忙し過ぎない方はご覧ください。



いざ、出発。今年最後の遠征は九州最大都市!海の中道、天橋立のような風景。リロくん(マリンワールドにいる雄のラッコ)のお家が見えてきた!。



博多、寒うございます。気温も空も。まずは昼食に中洲川端駅のパブへ、かばさんの絵がチャーミングです。



博多座ロビー。和洋折衷な建築。



ロビーはブッフェの代わりに、クリスマスならぬ博多座マーケット。幕間、客席から下りていくとまず出迎えてくれたのは福岡の名産である八女茶の香りでした!
そして豆菓子やあまおう系のお土産、蒲鉾、氷川きよしさんがイメージキャラクターの明太子、
市内のフランス焼き菓子、博多座パン、オリーブオイル等、殆ど百貨店の物産展状態。福岡の味の大博覧会です。
これはこれで面白く、ついお上りさん状態で散策。そして博多座限定の芋栗饅頭をお土産に購入いたしました。休憩時間もあっという間に終了です。



こんな撮影場所もございます。アクリルスタンド、ですか。



風神雷神の木彫り画。柳広司著「風神雷神」をもとにした神奈川県の大和シティー・バレエ『宗達』が
ちょうど同日この写真を撮影した20分後くらいに開演。大和に繋げます!



夜は中洲川端の博多郷土料理店博多おっしょいへ。福岡の銘酒飲み比べをゆっくり味わいながら鯖や蛸、いかのお刺身
(写真撮り忘れたが鮮度が誠に宜しく、柳橋連合市場で仕入れているようです)
そしてつやつやの明太子卵焼きや炭火焼き鳥と、どれも美味しく店内も清潔。おすすめでございます。



キャナルシティ付近夜景



博多に来たらやっぱり食べたい博多ラーメン。当初は屋台へまた行こうと思いましたが霙混じりな降雨で、また気候の関係で出店が減っていたのか
中州周辺はどこも大勢の並び客がいて、断念。しかしおっしょいの目の前にひっきりなしに地元と思わしき方々が入店していくお店があり入ってみた。



1杯290円と思えぬ完成度で、不思議とすっきりとした後味な豚骨ラーメンでした。老若男女問わず親しまれているお店のようです。



宿泊先のロビー。クララの家そのものな内装です。ここでくるみの1幕、スタジオ上演ならば可能かも。時計も豪華で緻密なデザイン。
つい甥っ子を探しそうに。(29日昼まで待たんかい笑)



メリーロクリスマス。この日は12月25日です



ついにラッコのリロくんと対面。雄で大きいが、お顔は可愛らしい。プロフィールによれば真面目で紳士的な性格らしい。
現在16歳。若いとは言い難いが、行動の1つ1つがほくほくと愛嬌があり。顔のマッサージはこの日も入念に行っていた。美容にも熱心。



香椎駅で乗り換えて博多方面へ行く予定が電車がビニール袋の絡まりのため運休になったらしく、余裕を持っての空港到着が危うい!!
思い切ってタクシーで向かいました。(乗り遅れるよりはずっと良い) しかしタクシーの運転手さんがとても感じの良い楽しい雰囲気な方で
福岡空港の過密飛行スケジュールが以前から問題になっているためもう1箇所空港建設の話も出ていたが反対多数で建設に踏み切れていないことや
福岡空港隣に飛行機がよく見渡せる場所がありお子さんを連れていくと大興奮するお話等、地元の話題について色々お聞かせくださいました。
おかげさまで楽しい気分且つ時間にも余裕がある状態で空港にも到着。ふう。
ビニール絡まった電車はその後無事運行できるようになったか今も気になります。運転手さんも心配なさっていました。
そして福岡滞在、これまで計4回全てにおいて、バスで行ったら大渋滞し5時間遅れだったか北九州に入ると車内で拍手が沸いたことや
暴風雨による飛行機キャンセルでもう1泊したこと、往路LCCで早朝出発できたのは良かったがその代わり成田発で
何を思ったのか前日日付変わる頃から東京駅の京成バス乗り場屋内にて待機し不眠のまま福岡入りしたりと
何かしらトラブル発生に見舞われている私でございます。ここまで続くと、次回もでしょうか笑。


そんなこんなでまもなく搭乗。2023年の遠征もいよいよフィナーレ!
クリスマス当日で、搭乗口のANAのスタッフの方々は青いサンタ帽子を付けていらっしゃいました。
後ろを歩いていたお2人組が青いサンタ帽子の存在に驚きつつ、でも赤は絶対許されないはずだし、ライバル社の色だし、と
つらつら語っていらして面白いお若いカップル!?でした。
そしてこの日はお見送り体勢が豪華。ちょいとスター気分になったばい。




クララは王子様の夢を、リロくんは帆立やイカの夢を見ていたのでしょうか。
さらば福岡、また来春!!



往路と同様に備え付けオーディオでクラシックチャンネル聴きながら余韻に浸っていたら、(札幌の往復と機体が全然違うのか
各座席にモニターがなく、早送りや早戻しができず、コッペリアのときはすかさず演歌歌謡チャンネルに変えていた)

暫くしてクリスタルキングの「大都会」が聴こえてきたと同時に富士山が見えた!あーあー!!!
以上、2023年の遠征記を終了いたします。今年もお読みいただきありがとうございました。

2023年12月24日日曜日

【速報でもないが】新国立劇場バレエ団『くるみ割り人形』2023  





12月23日(土)、新国立劇場バレエ団『くるみ割り人形』夜公演を観て参りました。
https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/nutcracker/

公演宣伝ショート映像




追加事項・木村さん渡邊さんへのインタビュー。細かな部分に至るまでの解釈、説明がわかりやすく、
初めてご覧になる方も既に何度もご覧になっている方、どちらにもおすすめのインタビューです。





インスタグラムより。複数の組によるリハーサル風景
渡邊さんの上腕二頭筋(心臓印)



まだ公演は来年の成人の日まで続きますので手短に。
2017年のバレエ団初演から早7年目。他の団では最も抜擢や発掘もしやすく新陳代謝が盛んになっているであろうクリスマス定番演目ながら
7年目を迎えても主演配役ペアがほぼ不変であるのも止むを得ない、リフトは続くよどこまでもを始め珍演出満載なイーグリング版でございますが
私の目も慣れ、また出演者レベルも隅々まで高く纏まっていた印象です。
そして何より、主演のクララ・金平糖の精の木村優里さんが無事くるみ全幕復帰に安堵。
恐らくはあの今年1月2日の2幕ヴァリエーションにおける転倒を客席から目撃した観客も多数いらしていたのでしょう、
同じ箇所では客席も緊張が走り、しかし通過が確認できるとほっと胸を撫で下ろすような空気が広がっていた気がいたします。

甥っ子・くるみ割り人形・王子の渡邊峻郁さんは1幕ではプレゼント貰えずわんわん泣き喚くクララをずっと心配そうに見つめ
今回も実現した渡邊拓朗さんネズミの王様との対決は大迫力で、兵隊やネズミ軍、大掛かりな装置に囲まれても2人くっきり浮き立つパワーでの斬り合いでございました。
グラン・パ・ド・ドゥでの衣装を超越する2人から醸す煌めきがまさに開栓したばかりの祝福の泡が躍るシャンパンそのもので眩いばかり。次回以降も楽しみです。
それにしても軍服の甥っ子の凛々しいことよ。また品格は保持しつつも踊りの輪郭が太く一段と強くなられた印象です。

今回からドロッセルマイヤーの白塗りがなくなり素顔でご披露。メイクが変わっても中島駿野さんはモーツァルト風な白鬘も違和感なく
すっきりエレガントにクララ達を導いていらっしゃいました。手品や人形劇の仕切りも一層スムーズに。
ダイヤモンドダストのように舞台を彩る雪の結晶達の美や、メリハリに富んだ展開で男女ともに振付が詰まりやること盛りだくさんな忙しさな花のワルツも見応え十二分。
今これを書いているのはちょうど眼下に何かの雪山な山脈が見渡せる状況におり、
更には座席備え付けのオーディオからくるみの花のワルツが再生されているためか雪と花、両場面が一段と思い起こされつつでございます。
おとぎの国の各国の踊りの方々とクララが一切顔合わせ挨拶もしないまま踊りの披露が始まるすれ違いな2幕やスッカラカンな舞台も寂しい印象は拭えませんが汗
年末年始、そして今回は成人の日まで満喫できるクリスマスな日程です。どうぞ足をお運びください。
ああ、やはり何度見ても1幕で羊さんの滑車が可愛らしくて、グッズになったら間違いなく購入するであろう私です。


※上の写真、ブッシュ・ド・ノエルが販売されていました。




記念になるサインメニュー




今朝この記事を書いていたとき、眼下に見えた雪山の景色。恐らく阪神タイガース応援歌の舞台になっているあたりか。
気球ではないが私も雪の場を離れ飛び立つクララの気分を味わいつつ上空を飛行しておりました。
隣席、その隣も空席でしたが。




気球ではないが私も雲の上を浮遊し上空に降り立つクララの気分を味わいつつそろそろ本州を抜ける辺りであろう地域の上空を飛行しておりました。
隣席、その隣も空席でした。昨夜のくるみ割り人形とドロッセルさんもいません(当たり前だ)
窓側3席中私1人でございました2023年クリスマスイブの朝でございます。
明日には帰京です!


2023年12月20日水曜日

チケット入手の大変さと夢の時間の尊さ





師走も半ばを過ぎ、いよいよ2023年も残りが少なくなって参りました。先日自宅近くの仏教寺院兼カフェな建物を通りかかったところ
入口前にクリスマスツリーが設置されていた光景に目を疑った管理人でございます。
世間からすれば決して大きくはない目を(一族の中では圧倒的に大きいらしいが)見開いてしまった次第です。
ただ世界情勢を考えるとこの異なる宗教の友好と共存の精神、もしかしたら大事なのかもしれません。

私は一応、ある程度の規模のある職場でのフルタイム勤務の人間ですので社内には色々な趣味の方がいます。
しかし元々同僚同士で帰りに食事に行く、遊びに出かける文化がなく、加えて今の部署への異動がコロナ禍真っ只中で
その頃からは親睦会や食事会、昼食を一緒に摂ること等が一斉禁止となり、現在もその習慣を社内全体?引き摺っているため
仕事以外の話をする時間がなかなか無く各自の趣味など分からぬことが未だにあり。
私の場合バレエの卓上カレンダーをハードディスク上に置いているためバレエ好きなのかと稀に聞かれることはあれど
経験はあるかと尋ねられることは容姿や容貌からしてまずなく、(しょうがない。学業のみならずビジュアル偏差値も幼い頃から底辺組である)
バレエ鑑賞が趣味である旨も特段聞かれぬ限りは話さずにおります。
しかし中には伝道と言わんばかりに周囲にも打ち明け、結果として従業員同士妙にその方が応援する姿勢に対する見守り結束が高まったことも。

1人、今や飛ぶ鳥を落とす勢いにある韓国のグループの猛烈な虜になっている方がいまして
お好きなメンバーの名前や写真、テレビ出演情報等まめに知らせてくれております。
年末の紅白歌合戦に嘗ては大勢力で覆っていた国内のある大手芸能事務所から今回は一切出演者がおらず、
対して韓国のグループが続々と出演が決まり、この先も日本の歌番組においても一層重要なポジションに配されていくと思われます。
そしてグループ問わず、韓国のアーティストグループがお好きな人に対して絶対口にしてはならないことは「皆同じ顔に見える」。
管理人が行くスーパーのレジ横に何かのグループのガムが陳列されているものの皆さん同じお顔に見えてしまい、お好きな方々、申し訳ございません。
ただその方もよく言われるそうで、この人とこの人は違うんだよ等、嫌な顔せず仕事と同様丁寧に教えてくれています。

応援するにあたって何が一番大変か、それはライブのチケットがとにかく入手困難であることらしい。
ずっとバレエ鑑賞で約35年趣味を貫いている者からすると私の場合は頻繁にある、当日劇場にふらりと行って当日券購入なんてまずあり得ぬことで
抽選で当たらないと買えないとか。当たったと聞いたとき、バレエ鑑賞趣味人間からすると招待券でも当選したのかと思ったら全くそうではなく
買える権利?(イコール購入できたという意味合いと思われる)を遂に得たと歩く回覧板の如く嬉しさを知らせていた姿は
本当に微笑ましく、その分野に全く詳しくない私もたいそう嬉しくなったものです。
念願のライブ鑑賞を平日含む週末に迎え、ちょうどその方が休暇を取っていたとき、業務の確認時にて
週明け◯◯さん失神して出社できなくなっているかもしれずそのときは、と私が代わりにできる部分を担う仮定までも浮上し話題になっていたほどでした。
ええっと、管理人もその週末は2回『人魚姫』鑑賞のため失神の可能性も(それはないか笑)と、心の中では申しておりましたがその方にとっては
手を伸ばしても容易には叶わぬ年に1回あるかないかの人生一大事。私の鑑賞の詳細を知ったら恨みつらみまで言われるのではなかろうかと思って
特に夏場の15時早退や半休の多さの理由は伏せ、あちこちの旅に関しては観劇目的である旨は
コロナ禍前からチラリとは話していたため理解は示してくれているもののある2人の特定者の出演が関わっている旨等は伏せたままにしておりますが
韓国の流行音楽グループとバレエとは市場規模が桁違いな分野であるのは確実。
とにかくせっかく入手できたチケットを持って夢の時間を満喫して欲しいと、事情を知る周囲の従業員一同見守っておりました。

結果、無事大満喫してきたようで、今も時々「あれは夢だったのだろうか」と回想に耽けています。
どこかで観たことがあるこの姿、そうだシンデレラだと思い出した管理人。
かれこれ60回は観ているであろうアシュトン版『シンデレラ』の3幕冒頭を思い描きながら
エプロンにガラスの靴、入っていませんか???今姿を探してくれているかもしれませんよ!!と声かけるも
ないよ!それにガラスなんて入っていたら私割っちゃうよ、とポツリ。はい、現実はきっとそうです涙。
しかし本当に夢のような時間であったのだろうと、ようやくチケット入手して無事鑑賞できて良かったと心底思えたのでした。

ところで、グループ構成ですからやはり特に虜になっているメンバーがいるとのこと。しかしご親族からは地味だ、スターっぽくない云々散々批判され続けているらしい。
音楽番組を観ていても(テレビ出演情報をまめに教えてくれるので私も時々観ており、韓国流行音楽を勉強。しかしなかなか頭に入らぬ涙)
また写真を見せてもらっても物静かそうで番組でも余り喋らず。もっとゴージャスな雰囲気ある他の方々に比較すると
一見地味な印象を与えてしまっているのかもしれません。ただよく見ると内側から醸す品があり、
座っている姿も綺麗ではなかろうかと思いつつそうだ、この人は金閣寺ではなく銀閣寺タイプであって
金閣の如きキンキラゴージャス感は無いが銀閣のような滲み出る趣きはこの人だからこその魅力であろうと説明。(ん?バレエにおいてこの例えよく挙げている私である)
それはさておき、その同僚にとってはだいぶ励みになったらしく、スケールや重厚さはだいぶ違うがお若い頃の高倉健さんと位置付けているとまで話すと
またもや年齢を疑われた私でございます。そうでしたつい先日、お1人どうしても家庭の事情で急遽退職せざると得ない状況になり
名残惜しく皆で話したりしていたところ、偶々退職日の前日、その方ともう1人と私がよく似た色の組み合わせの格好で
「3人だからキャンディーズ」と私がついポツリ。随分と時代が古いと指摘されましたが、私の中ではかしまし娘よりは後の時代だから現代寄りである、と
口にはせず。(このようなことばかり考えているから生まれた頃は侍がいたと疑われるのである、毎回)流行芸能事情、追いつかずでございます。
それはそうと、バレエ鑑賞も観るのが当たり前、公演開催が当たり前と思わず、一瞬一瞬がどれだけ尊いことか、今一度心してしっかりと観たいと思ったのでした。


※ツリー拡大写真、7年前に浜松町の駅ビルにありました。赤を基調とした、情熱的なツリーです。
ところで、稲垣潤一さんの代表曲クリスマスキャロルの頃にはと、ライモンダのロマネスクの曲
(版によって違うかもしれませんが、ライモンダの竪琴に合わせてお友達が踊る箇所)、似ている気がしてなりません。 如何でしょうか?

2023年12月17日日曜日

道産芸術の力を結集 hitaruバレエプロジェクト『くるみ割り人形』全幕 12月9日(土)10日(日)《北海道札幌市》





12月9日(土)10日(日)、札幌市でhitaruバレエプロジェクト『くるみ割り人形』全幕を3回観て参りました。
札幌市での鑑賞は2007年全道バレエフェスティバル『ドン・キホーテ』、2018年ニトリホール(厚生年金会館)閉館ファイナル・バレエ、
2019年新国立劇場バレエ団『くるみ割り人形』、2020年同団『眠れる森の美女』、2021年久富淑子バレエ研究所『シンデレラ』、
2023年小泉のり子バレエスタジオ『くるみ割り人形』他(昼)、トリプル・ビル『グランドステーション』『ライモンダ3幕』『真夏の夜の夢』(夜)に続き7回目のはず。
2018年に開場した札幌文化芸術劇場hitaruが主催となって、振付は札幌で多数の舞台を手掛けられている札幌舞踊会の代表千田雅子さん。
主要役はゲストを招聘し、出演者の多くは道内から選抜された方々で構成され演奏は札幌交響楽団。地元の芸術の力が結集した大プロジェクトでした。
私にとって、2023年『くるみ割り人形』全幕鑑賞シーズン始動でございます。
https://www.sapporo-community-plaza.jp/event.php?num=3149

※初日昼公演の有料配信もあります。是非ご視聴ください。
https://www.htb.co.jp/event/online_theater/program/20231223077134/






初日昼公演の魔法の国の女王(通常は金平糖等と呼ばれるが本作品ではこの名称)は元ブリヤート国立バレエで現在は帯広市を拠点に活躍されている佐々木麻菜さん。
失礼ながらお名前や経歴は初めて知るダンサーでしたが優美できめ細やかなコントロール力、輝く気品や格式、滑らかな足運びと
役柄として申し分ない魅力の持ち主で淡いピンクに細かな銀色の装飾で彩られたチュチュもたいそう美しや。
何より、同じく淡いピンク色のカチッとした装いで登場する厚地さんの魔法の国の王との立ち並びもパ・ド・ドゥもお似合いペアで
夜公演や翌日公演の主役組に対する評価の壁が私の中で急激に高くなってしまったほど。
それだけぱっと目に入った瞬間から、またパ・ド・ドゥ冒頭からしてじっと魅入ってしまうペアでございました。
2人のダンサーと組まれた厚地さんは、佐々木さんとは煌びやかに調和して王国を治める王、
力強い華のある上野さんとは女王に誠心誠意尽くしながら導いていた印象で、両日異なる魅力を堪能。
各国踊り手達に囲まれ見守られる中でも花が咲くようなオーラが漂い、流れるような踊りの連なりもまた場に華やぎを与えてくださっていました。
※佐々木さんについての新聞記事。途中までは無料で読めます。https://www.hokkaido-np.co.jp/article/935281/

パリ・オペラ座からの客演アマンディーヌ・アルビッソンは本拠地でのヌレエフ版には含まれていないであろう
オーソドックス振付⁈のヴァリエーションにも大真面目に取り組みつつステップ1つ1つからしなる甲が語り、大らかに包み込む女王。
衣装は恐らく眠りの3幕を持ち込みと思われ、白いレース地にピンクの花が付いたデザインでした。
直前にベザールから変更となったマルク・モローは足技多しなヌレエフ版を披露され(多分)、
これまでの流れからすると突如次々と繰り出されるややこしい足捌きに仰天する空気が客席から感じ取れたものの(こればかりは仕方ない)
パリ・オペラ座の香りが一気にもたられた気がしてこれはこれで面白く貴重。
ほぼパ・ド・ドゥのみ出演とはいえども2幕幕開けやフィナーレの振付を短時間で覚えて披露してくださったのは見事です。

ドロッセルマイヤーは全日山本隆之さん。身のこなしや場面の操り方等洗練と骨太さで作品支え、後にも述べますが1幕装置は2段階式で、階段付きの構造で
クリスマスツリーは段上にあり。そのためツリー前で立ち、皆を見下ろしたり纏め上げる場面がいくつかありましたが
両腕を広げる仕草1つを取っても、魔術を使っていないシーンであっても魔法でふわっと包み込んでくださるそんな魅惑的でエレガントなドロッセルさん。
一見怪しくも美しく、クララの導きや子供達への接し方は丁寧で優しく、パーティーの仕切り姿もマント捌き含めてああ目に福が度々飛び込んできたのでした。
魔術においてはテーブルの瓶から放つ花火も操られ(仕掛けが今も気になる)観客もあっと驚くマジックでございます。

子役の方々も立派な舞台人揃いで、初日昼のクララ山田優七さんは小柄ながら溌剌とした踊りがとても爽快で心ときめく或いは怯える内面をはっきりと出していた印象。
初日夜と2日目の鳴海絆菜さんは落ち着いた優雅さもあり、愛らしい淑女といった雰囲気。たっぷり踊る花のワルツでの大きな見せ場はリードする力をも感じさせました
そして2人の対照的なクララを相手に躍動感ある踊りで率いていらしたのはくるみ割り人形役の西島勇人さん。
パーティーでフリッツに壊されたとき(まだ本物の人形のとき)にクララが巻いてくれたリボンを
クララの前に大きな人形として現れたときに解いて怪我は完治と(多分)伝えながらクララに返却するときの勇ましさや
青年に変身後のアダージョや魔法の本に乗っての降下、更に花のワルツにおいてもクララと踊りながらの幸福ぶりを2人で放ち、舞台を颯爽と引っ張っていらした印象です。

1幕パーティー場面は子役も多く出演していましたがびっくりしたのが発表会感皆無であった点。
中心で踊る時間が長過ぎなかった振付も影響していたかもしれませんが、特に男女ペアで踊る場において、女の子達の品ある振る舞いに加え
男の子達のエスコートが余りに堂々としていて手の取り方といい、そっとパートナーを支えるポーズやお辞儀の仕方といい、さまになっていて驚くばかりでした。
これまでに観た子役がパーティーに多く出演するくるみの公演で、一番感心した次第です。
子供達のみで中心を踊る場面を観ていても本格的なダンスパーティーと見て取れ、先生方の指導と吸収する子供達の素直な感性が噛み合った効果と思います。
ドロッセルマイヤーが連れてくる人形一座のコロンビーヌ、ハレーキン、パンタローネは
パーティー冒頭では小さな人形達として子供が演じていましたが(主に踊る場面は大人が担当)
小さな人形達もその場で終わりではなく、時間軸だいぶ飛びますが2幕終盤にてソファーで眠り、夢から覚める直前のクララに
ドロッセルマイヤーの指示でくるみ割り人形を持ってきて、クララの手元にそっと抱かせてあげる重要任務を担当。
言うことをしっかり聞き、任務を終えると静かに去って行く姿が目に残り、
ただ可愛らしいだけでなくクララの目覚めをドロッセルマイヤーと一緒に整えてあげる健気なお人形さん達でした。

工夫が練られていた場面はいくつもあり、戦闘シーンもその1つ。おもちゃの兵隊達は男性のみの構成で、ネズミ隊は女性構成。
王様ではなくネズミの女王との役名であった小泉しづかさんがそれはしれはゴージャスなクイーンで
紫色のドレスで歴史画から出てきたような華麗なる美しさで魅了。大きくなったプレゼント箱から華々しく登場し、
いたずら好きな愛嬌もあってステッキ持ちながらくるみ割り人形を追いかけ回して挑んでいく姿も憎めない魅力が備わっていました。
最後倒されてしまうと白鳥の湖でショックを受けた王妃様のような倒れ込みで、ネズミ達から大事に支えられながらのご退場。最後まで美を失わぬ女王様でした。
カーテンコールでは紫と金色のハンカチを手にお茶目な面も覗かせるご様子がまたチャーミング。
ネズミ隊も着ぐるみな衣装ではなく紫色で統一したお洒落なジャケット姿でスタイリッシュで
ポワントでたっぷり踊りながらシャープに斬り込んでいく姿も痛快でした。

群舞場面の精度の高さも唸らせ、まず雪の精達は札幌の街中を舞う雪を思わすサラッと繊細な美。
ダイナミックな跳躍や大移動を要するフォーメーションは殆んどない代わりに
細かなパ・ド・ブレや指先の動き、身体の角度を一斉に少しずつ変えながらでしんしんと降る雪を体現。
ドカ雪や猛吹雪もなく、粉雪がさらさらと舞う光景を精緻に丁寧に美しく踊りで表し、心を持っていかれました。
衣装は膝丈チュチュで先端に細かな切り込みがシャキシャキと入っていてこれまた繊細さを後押し。
人生初の札幌上陸が2007年2月の全道バレエ『ドン・キホーテ』であった私にとって、当日の雪がまさにこのhitaruくるみ雪で
さらさらと舞う粉雪に見惚れつつ傘を差そうとしたら誰も差しておらずそのまま歩行していて、
店に入るときはささっとはらって入店する札幌市民が粋に見えたのでした。まだすすきのにロビンソンがあった懐かしい頃でございます。
今回は2日目の昼頃から雪が舞い始め、一層くるみ気分に浸りながら鑑賞いたしました。
雪の女王伊藤景子さんは2018年のニトリ(年金)ファイナルバレエ『眠れる森の美女』第3幕におけるシンデレラを栗山廉さんと組んで実に清楚に踊られていて
現在ではカットされがちなシンデレラの曲が一層好きになるきっかけをもたらしてくださったお方。
まだ初々しかった5年前とは一変、雪の精達の統率に相応しい風格が備わり、遅沢佑介さんと共に場面を司っていらっしゃいました。

髪飾りや衣装がそのまま花の形を模した、主軸は濃いめのピンクで確か色が2種類構成であった花のワルツはモダンな可愛らしさがあり
主軸の桝谷まい子さんもニトリ(年金)ファイナルバレエにて拝見した、清水健太さんとのグラン・パ・クラシックを
スケール大きく踊られたダンサーでしたので、再び鑑賞でき嬉しうございました。

札幌で現地の団体主催の舞台を何度か観ていると先述の通り、目にした作品や役柄を思い出す方が他にも何人もいて、
アラビアを妖艶に踊られた郷翠さんはニトリファイナルではフロリナ、また私の中では札幌と言えば大泉洋さん並みの存在感でお馴染みになりつつある
小野誠さん(久富バレエシンデレラの義理の姉妹の妹役が可愛らしくお茶目で今も忘れられず)も
客人やスペインで今回出演されていて、喜びが募った次第です。

hitaruの舞台機構を生かした大掛かり演出もあちこちに組み込まれ、プロローグは序曲が演奏される中で1人上手側のソファーに腰掛け、分厚い本を読むクララの姿。
すると主要人物と出演者名が次々と流れ星のようにきらりと舞台に投影され、クララがくるみ割り人形の物語を熟読しながらの案内も兼ねた演出でした。
魔法の国の女王と王が投影されるとうっとり憧れの眼差しを本に向け、対してネズミの女王のときはびくびくと恐れる表情を見せたりと
既にクララが物語の世界に入り込んでいる様子からhitaruくるみが始まる、その後の展開にも納得がいく演出でした。
それから2幕のクララとくるみ割り人形青年が夜空を背景に雪も描かれた空飛ぶ本での降下もいたくロマンチック。
この場面はソリや気球、舟、と様々な乗り物を目にしてきましたが本は初。ベンチのように前側に開いた本にクララとくるみ割り人形青年が腰掛け、
しかも雪の結晶の挿絵も描かれているのが雪の場面の余韻を心に秘めながら次の冒険へと繰り出していると思わせ
本好きなクララの性格を膨らましての展開に胸がキュッと高鳴る演出でした。
2幕はおとぎの国でもなくお菓子の国でもなく「魔法の国」の意味を持たせるよう、
暗転している中で雪の結晶が連なる大型ハートな装置を光が走りながらぱっと明るくなって魔法の国が出現。
中央に女王と王が立ち並び、これまた瞬時に別世界にやってきた心持ちになる、息を呑む演出でした。
1幕でも登場していた2層構造の装置は2幕でもそのまま利用され、各国の踊りを終えた方々から順に座って中央を見守る光景も立体感があり。
夢から覚めるときに1回転して再びシュタールバウム家となる転換もスムーズ且つクララに感情移入しながら夢から覚めていく過程を味わった気分となりました。

1幕パーティー客人や子供達の衣装も上品でシックな色彩で整えられ、2幕は王道な衣装とモダンで可愛らしい衣装や美術が上手いこと調和。
千田さんの抜群なセンスが散りばめられ、お洒落で洗練された作品に仕上がっていました。
山本さんや厚地さんら豪華なゲストは勿論のこと、道内選抜出演者のレベルが非常に高く
札幌交響楽団の重厚でふくよかな演奏も耳に響き、hitaruくるみとして定着上演して欲しい作品です。

尚、プログラムには来年2024年7月6日7日に新国立劇場バレエ団『アラジン』hitaru上演の告知も掲載。北海道の皆様も是非ご来場ください。
大掛かりな装置や仕掛けがhitaruでどう生かされるか、またカール・デイヴィスの壮大な音楽を札幌交響楽団が演奏する点も注目です。
飛行機に乗るたびに、離陸時大概は脳内に流れるのがアラジン序曲である私も、きっと来夏七夕時期は津軽海峡夏景色を眺めつつ札幌に上陸していることでしょう。

会場では素敵な地元の方との出会いもありました。土曜日公演にて隣席の方がhitaruから徒歩圏内にお住まいで、
きっと一般客の中では一番近い客と飛行機利用の最遠方客が隣同士になっちゃったと暫し親しくなりました。
図書館とチケットセンターが同じ部屋の中に位置し、駅直結で常にいろんな人が行き交う便利な場所であり
待ち合わせついでに開催中の展示会やチケットセンターに立ち寄ったりと
市民交流プラザには足繁く通い、hitaruの舞台は分野問わずよくご覧になっているそうです。街に溶け込み、地域に根ざした劇場の役割が窺えました。
またhitaru公演はチケット代金が3000円4000円程度から用意されている点も、繰り返し足を運ぶきっかけに繋がっているとのことです。
来年7月の新国立劇場バレエ団『アラジン』も楽しみにしてくださっています!
確かに、建物内には2階は特に椅子も多く、待ち合わせスポットとして定番になるのも頷ける構造。
駅直結である利便性に加えて図書館とチケットセンターが同じ場所同じ部屋にあり、
隣の部屋では何かしら展示会も開催され、絶えずアートと街が共存し合っている雰囲気です。
窓側には学習机もたくさん用意されていて大概は埋まっていて利用者多し。若年齢層の方々も自ずと足を運ぶ環境の中にhitaruがあることが再度よく分かりました。




昼公演が終わり、ホテルで身も携帯も充電してから夜公演へ。ロビーの柱を生かした高さのある電飾ツリーの近くでスパークリングワインと、
劇場が入っている創世スクエアビルの1階を始め、道内に店舗を展開するモリヒココーヒーのイチゴのクリームサンド。私もパーティー客人気分で乾杯。
2020年に新国立眠り札幌公演時に1階の店内でいただき、フワフワのクリームと瑞々しいイチゴの組み合わせに感激してまた味わいたいと思っておりました。
ちょうど、ツリー前に並ぶプレゼント箱達と光景が重なります。そういえば、2020年の新国眠りのときはロビーでの飲食物販売が休止中でしたので、復活喜ばしい。
他にもカツサンド(確か)やチーズの盛り合わせ、焼き菓子もあり、スタイリッシュな雰囲気の売り場です。hitaruでの観劇時はモリヒコフードや飲み物も是非。



ツリー、こんな感じです。大人も子供も、ほのぼのと記念撮影していました。


※以下も写真が大量にございます。師走も間もなく半ば、忍耐力とお時間のある方のみご覧ください。
9日は最高気温は12度くらいまで上がり暖かな1日でしたが10日は雪が舞う氷点下。
大通公園はクリスマスマーケット開催中で、まさに外もくるみな世界。札幌駅、すすきの駅、新千歳空港においても胃袋フル稼働な3日間でございました。





羽田空港到着。大混雑している様子ではなかったが、保安検査に向かうとき、うっかり修学旅行生限定の検査場に入りそうになり教職員の方から注意を受けてしまった。
失礼いたしました!!それよりも、まだまだ油断はできないが修学旅行もどうにか実施できる状況となったようで良かった。
静かなロビーで空港限定カツサンドを朝ご飯にいただきます。窓からスカイツリーも眺められ、晴天。



まもなく搭乗。



ベアドゥです。行ってきます!



札幌へ行く目的について疑われそうですが、バレエ鑑賞です。機内サービスにて、エアドゥオリジナルの帆立スープいただきました。
じんわりとお出汁、効いています。そしてカップには帆立の絵もあり。



新千歳空港到着。小雨なお天気。



はーるばる来たぜ札幌!翌日は寒そうである。そしてジンギスカンを見つめる羊の図がなんとも言えぬ笑。



札幌駅と大通駅の間あたり、寿し心なかむらにて昼食。お寿司は小ぶりで、丁寧に綺麗に盛り付けられています。
奥の太い葉っぱは仕切りかと思ったらひじきご飯が包まれていました。飾りじゃないのよ包みは、葉っぱ~。といったところでしょうか。
(若い世代の皆様、ご自身でお調べください)



お寿司の後は、道を直進して北菓楼へ。大正期の図書館をリノベーションしており、1階は販売店舗、2階がカフェ。図書館の名残があります。
カフェは予約不可のため、利用の場合は名前を記入して待機。(整理券等なし)
1人の場合は、待ち時間にささっとお店の中を見つつ買い物しつつ、まめに記入表の確認を。
ケーキセットがソフトクリーム、シフォンケーキ、好きなケーキ1つと飲み物ついて990円!
ソフトクリームは濃厚、シフォンケーキはふかふか、ケーキは季節物のスノーマウンテンを選択。爽やかなチーズケーキでございました。
高々と並ぶ本棚を眺めつつ、この後観るhitaruくるみにて、クララの本好きな性格から物語が膨らんでいく演出を目にでき、嬉しさもひとしおでした。




初日昼夜公演が終了。札幌で大好きなダンサーを観たあとに飲むサッポロクラシック生は格別の美味しさ!!
今年は夏に続き2回目、しかも私の中の地球上二大男性ダンサーお2方とも札幌にて鑑賞できた2023年でございます。イエイ!



お通しのお寿司。鮮度抜群!



にしんとウニ。蕩けました!



北寄貝、身もお出汁もぎっしり凝縮。日本酒は大雪の蔵、だったかと思います。



ザンギも欠かせません。



おはようございます。朝は少し遅めで、9時に二条市場へ。花のワルツ思わす、大輪の花が開花しましたな大磯丼と、プラス380円で付けられる蟹たっぷり蟹汁。(おすすめ)
びっくりするくらい立派な蟹が入っています。蟹座の私も大満足。



寒くなってきた札幌市中心部。大通公園といえばこの場所で毎度撮影!そして雪が降ってきた。



hitaruでの鑑賞ですのでやはり立ち寄りたい1階モリヒコの店舗。季節限定ハニーなんとかラテで温まります。(名前ど忘れ汗)



アルビッソンとモローのサイン。山本さんのサインもあって欲しかった。



1階のイベントスペースにて、シルビアのバレエ用品フェアと、隣では道内の北海道歯科衛生士会のイベント開催。キャラクター名はえぞぴぃ。
くるみ割り人形のパンフレット持って1人ウロウロしていた東京人に優しく話しかけてくださった北海道歯科衛生士会の方々、ありがとうございました!
バレエを一応習っている(今年は年間レッスン六回を習っているとは言えませんが)はずが、
バレエ用品フェアではなくえぞぴぃに夢中になり、歯科関連イベントを暫し見学しておりました。この手の地元キャラクターに弱いのです。
https://doueikai.com/about/




地下道通って今井丸井の柳月へ。一昨年久富淑子バレエさん『シンデレラ』鑑賞帰りの新千歳空港にて発見した春限定ピスタチオクリームサンドに描かれていた
キリッと目眉の和顔の菓子職人絵柄に久々の再会。冬季限定商品らしい。
今夏の小泉のり子バレエさんの鑑賞時に立ち寄ったときは季節の関係か無いタイミングだったのです。
某ダンサーに似ていると思いませんかー!?7月に、hitaru隣のカナモトホールで拝見した昼は王子、夜は騎士であった舞台が懐かしい。
せっかくですのでクリスマス市とテレビ塔を背景に撮影。



千秋楽公演も無事終了。いざ、すすきの!!(鎌倉幕府の始まりは、今は1192年とは習わないらしい。いい国作ろうで覚えやすかったのだが)



ジン、ジン、ジンギスカン〜。札幌に何度も来ていながらジンギスカンはこれまでひげのうし一筋でしたが、
今年夏にも訪問したため新開拓しようと初来店、2幕の夜空を背景に空飛ぶ本でクララ達が降下する場面が忘れられず、
そうならば夜空のジンギスカン。すすきのに何店舗かあり、すすきの交差点店を訪問。カウンター席の一部からもニッカウイスキー看板が見えます。



北海道産も含まれているため、入門セットを注文。どの種類も脂身が少なく私好みな味で、タレは少しつけるだけで十分。それだけお肉そのものが美味しいのです。
サッポロクラシック生は、ジョッキを掲げる羊さん柄のジョッキで提供。



お次は行ってみたかったラーメン店すみれ。大行列の印象がありましたが18時過ぎに到着すればそこまで長時間並ばずに入店。
20分程度で入れました。粉雪舞う中で待つのも楽しいものです。ああ、コクのある味噌のスープが染み渡ります。脂っこい印象なし。
ハーフサイズもありますが通常サイズでも難なく口に入り、味わいました。
名店で気になっていた点もありますが、あずさ2号や大都会等と並んで管理人が特に好きな日本の歌謡曲の1曲である
すみれSeptember Loveの発売日が大切な日の1つである7月21日であることもあり、ならば訪問したいとも願っていたのです。



お次は締めパフェ、ノイモンドへ。今回のすすきの夜遊び晩御飯3店舗は全て近場同士で移動も便利でございました。
レギュラーメニューとのことですが、12月にくるみを、しかも雪舞う天候時に食べに行きたいと考えていた白いパフェです。
同じ白でも少しずつ色味が異なるアイスを組み合わせ、上に乗った金色細工がまたくるみらしい世界を後押し。
ちなみに行った時間帯は日本人客は私1人と思われ、韓国や中国系の会話が多々耳に入ってきました。されど集中して観察しつつパフェを味わうのは万国共通。
それにしても、晩御飯だけでジンギスカン、ラーメン、パフェ、と1人でトリプル・ビルを堪能してしまい
胃袋の大きさは若手の男性ダンサーと同等サイズと疑われた私です笑。(しかも満腹な感じにはならず、全て気持ち良く完食しちゃいました)
まあ、今秋の名古屋にて3日間で海老フライ8本食しましたので。老いと胃袋膨張は比例する人生らしい。困ったモンダ。



地下歩道を利用して大通公園へ。マイナス2度でございます。東京、このとき何度だ??



花のワルツなイルミネーション!寒いが散策は楽しい。



クリスマスマーケット開催。スターダンサーズバレエ団のくるみ、なかなか日程合わず1度しか観ておりませんが、
クリスマスマーケットを舞台に繰り広げられる演出も素敵と思います。鑑賞者から感想もいただき、ありがとうございました!



おはようございます。起きたら8時過ぎ、6時からのどさんこワイド見逃した!!
そんなわけでチェックアウトぎりぎりまで部屋でのんびり、朝食は10時過ぎに、2019年以降札幌滞在時には毎回立ち寄っている大通ビッセのきのとやカフェへ。
新国立劇場始めお世話になっている北海道出身の方からきのとやのお菓子を勧められ、来店するとお顔がすぐに浮かびます。
季節物のピスタチオとイチゴのケーキを注文。イチゴもゴロゴロ、朝からケーキも良いもんです。
きのとやにて目の前の通りをのんびり眺めながらの時間、幸せでございます。



前夜の粉雪が積もって雪景色な大通公園



札幌に何度も来ていながら初訪問、テレビ塔展望室。見晴らし宜しく、大倉山ジャンプ場から大通公園が繋がって見える迫力ある景色を堪能。



hitaruとカナモトホールが同じ視界に入りました。hitaruでは元祖を、カナモトでは新鋭(虜歴は来年で7年を迎える為そろそろ呼び名変えようか)を拝見できた2023年。
色々あった年だったが(二・二三事件は生涯忘れんよ私は)、人生初、同じ年に北海道複数回訪問できたのは喜びであった。



怖い窓で、怖窓(こわそう)と読むらしい。高所好意症の自身はつい近づいて下を眺める性分です。
そしてテレビ塔の非公式キャラクター達、テレビ父さん一族家系図についても学んだ時間であった。



来るとやはり撮りたくなる時計台。12時ちょうどでございます。本当は、日曜日夜にくるみに因んで
午前零時の時計台も目にしようと考えかけたがすすきので食べ過ぎて睡魔に負けた汗



札幌駅へ。星と雪の饗宴で美しい。これから新千歳空港へ。



食事の締めはスープカレー。エビ焙煎スープでコクがあり、赤ワインに合います。今回は空港もゆっくり散策してみたかったのです。
(毎回なぜか慌ただしく過ごしてしまう新千歳だった)
雪まつりでもなく冬休みや帰省時期でもなくクリスマス間近でもない12月の平日月曜日昼下がりのせいか新千歳空港行の電車は乗車率5割ぐらい、
空港の保安検査場もかなり空いていて用意された列整備用のポール通路に1割も利用者がおらず、並び始めてから5分もせずに検査開始。
これからの季節は混雑が見込まれるでしょう。




さあ、締めの儀式はソフトクリーム。敬意を評して頑張って再現!弾力と張りのあるクリームで精巧なフォルム、ミルクの深い味が舌を伝ってうう美味しい。



さあ、間もなく搭乗。



夕日を眺めながら整列した機体を見下ろしつつ、さらば北海道また逢う日まで!!



津軽海峡冬景色〜。そして岩手に差し掛かった頃に、この日大リーグドジャース入団が発表された
大谷翔平選手の故郷の上空とのアナウンスが機長さんよりありました。



ANAの旅するクラシックシリーズが好きで、今回はタイムリーなことにバレエ音楽特集。
1曲目のコッペリアを除いて(二・二三事件以降色々悲しいことも思い出してしまうので涙)
空の旅のお供にして視聴いたしました。くるみ割り人形の花のワルツもあり、再び余韻に浸って飛行。
他のチャンネルにも私好みな曲が多数あり、まさに渡ったばかりの津軽海峡冬景色や、
クリスタルキングの大都会(スケール大きく、飛行しながらの視聴爽快)、島倉千代子さんの人生いろいろ、等。
人生いろいろ、バレエもいろいろ、です本当に。


大量写真、ご覧いただきありがとうございました。以上、2023札幌冬編を終了いたします。