11月3日(金)4日(土)、新国立劇場バレエ団『ドン・キホーテ』愛知公演を2日間観て参りました。
https://www-stage.aac.pref.aichi.jp/event/detail/000987.html
会場地下のビジョン看板
愛知県芸術劇場フェイスブックより、2日目主演の木村さん渡邊さん組の晴れやかな写真もございます。
新国立劇場バレエ団『ドン・キホーテ』が閉幕しました。 2日にわたりたくさんのご来場ありがとうございます。 素敵な舞台を届けてくださった本日の主役のお二人をパチリ!木村優里さん、渡邊峻郁さんをはじめ、ダンサーの皆さまおつかれさまでした。 昨...
愛知県芸術劇場さんの投稿 2023年11月4日土曜日
3日キャスト
4日キャスト
※愛知県芸術劇場ホームページより
芸術監督:吉田 都
振付:マリウス・プティパ / アレクサンドル・ゴルスキー
音楽:レオン・ミンクス
改訂振付:アレクセイ・ファジェーチェフ
美術・衣裳:ヴャチェスラフ・オークネフ
照明:梶 孝三
指揮:冨田実里
管弦楽:セントラル愛知交響楽団
【11/3公演】
キトリ:米沢唯
バジル:速水渉悟
ドン・キホーテ:趙 載範
サンチョ・パンサ:福田圭吾
ガマーシュ:奥村康祐
ジュアニッタ:廣川みくり
ピッキリア:飯野萌子
エスパーダ:木下嘉人
街の踊り子:奥田花純
メルセデス:渡辺与布
カスタネットの踊り:朝枝尚子
ジプシーの頭目:中家正博
2人のジプシー:小野寺雄、宇賀大将
森の女王:吉田朱里
キューピッド:五月女遥
ボレロ:益田裕子、渡邊拓朗
グラン・パ・ド・ドゥ
第1ヴァリエーション:池田理沙子
第2ヴァリエーション:直塚美穂
【11/4公演】
キトリ:木村優里
バジル:渡邊峻郁
ドン・キホーテ:中島駿野
サンチョ・パンサ:宇賀大将
ガマーシュ:奥村康祐
ジュアニッタ:山本涼杏
ピッキリア:花形悠月
エスパーダ:井澤 駿
街の踊り子:柴山紗帆
メルセデス:益田裕子
カスタネットの踊り:原田舞子
ジプシーの頭目:中家正博
2人のジプシー:木下嘉人、上中佑樹
森の女王:中島春菜
キューピッド:廣川みくり
ボレロ:川口 藍、中島瑞生
グラン・パ・ド・ドゥ
第1ヴァリエーション:五月女遥
第2ヴァリエーション:飯野萌子
愛知県での観劇は16年前2007年のBALLET NEXT 市川透さん振付演出の『ドン・キホーテ』以来でございます。
当時高校生ぐらいのご年齢であっただろう現在ファーストアーティストとして活躍中の原田舞子さんが森の女王役に抜擢され出演なさっていました。
初日キトリの米沢さんは登場時から盛大な拍手で迎えられ、地元愛知の方々の待ち侘びた気持ちが伝わる盛り上がり。
本来ならば3年前『不思議の国のアリス』愛知上演予定が中止を余儀なくされ、3年越しに叶った凱旋公演の成功が1幕序盤から確信させるものが光っていた気がいたします。
あとにも少し触れますがこの日私は愛知県芸術劇場での観劇は初で、5階席つまりは最上階鑑賞。
5階席も座席は10列はあったか、正面扉を開けたときの舞台までの遠さやオーケストラピットの穴に吸い込まれそうな距離にびっくりしたものですが
始まってみると1列目であった点を差し引いても臨場感たっぷりに観易い。
直前まで目にしていた劇場隣のオアシス21で開催中であった大規模なマルシェにも負けぬ生き生きとしたバルセロナの活気が
プロローグ直後から眼前を覆い、そこへ米沢さんが鮮やかに颯爽と登場。跳躍1つ1つも高く、街並み全体の幸せの色が濃くなっていく光景が広がっていました。
お扇子フェッテもクリアに難なく披露され、東海以西では漏れなく付いてくるのか手拍子にも狂わされず。
(16年前に観た愛知ドンキでの手拍子有無の記憶が彼方で今回検証したかった事の1つでした)
薄いピンク色チュチュを纏ったドルシネア姫の澄んだ美しさも印象深く、脚を優しく差し出すときといい柔らかくも強靭なコントロール力といい
街中や酒場で賑やかに舞っていた人物と同じには思えず。パステルカラーの優美な世界観を体現されていました。
速水さんは東京公演初日の勢いまっしぐらに比較すると振付ももしや少し変えていたかやや抑え目に思えたものの
1つ1つの要素が丁寧になった印象。そうはいってもハイレベルな技巧繰り出しの連続で酒場では隣のテーブルも回るサービス笑。
床屋開業前は酒場勤務だったバジルであるのかはさておき、終始沸かせてくださいました。
また米沢さんをしっかり引き立て、中でもカーテンコールでは故郷の止まらぬ大声援大歓声に応える米沢さんを大事に支え、深々とお辞儀する清々しさも好印象でした。
一段と目を惹いたのは吉田さんの森の女王。ただ手脚が長いだけでなく全身にきちんと芯が通っていて、その上ですっと伸びる美しさに目を奪われました。
場を支配する強さや格調高さ、威厳がありながらも身体の節々から放つ空気は優しく、心の隅々まで癒される妖精の女王で見事。
五月女さんキューピッドの地面に脚が付いてなさそうな軽やかな足取りにも殊更注目で、
ヴァリエーションにて斜めに回転移動して行くところだったか、後にも記しますが目の前に太い手摺りの影響で一部見え辛い箇所がある中
五月女さんの上半身は全く見えず脚先だけが見える事態に暫くなったものの、
脚先、ポワントワークの数秒だけでもスタスタと巧みに語る技術の高さに再度平伏したくなりました。おかしな鑑賞方法であったかと思いますがご了承ください。
それから3幕直塚さんの第2ヴァリエーションもよく眺められ、くっきりとした立体感や存在感、
そして音楽を全身でたっぷり使いながら抑揚を付けた踊りに目が自然といきました。跳躍も軽く高く、力みもなし。
2日目キトリの木村さんは終始薔薇の如き華麗な舞台姿で魅了。東京公演で無事全幕復帰を果たされましたが
踊りにパワーが更に増してアクセントの付け方もはっきりと出していて、序盤の賑やかな音楽の迫力にも負けぬ登場であっと驚かせてくださいました。
カスタネットのソロでの空気を切るように潔く刻んでいくステップも爽快で、体幹や軸が随分と強く安定したと天晴れ。積み重ねたトレーニングの成果でしょう。
※暫く長く続きます。急に寒さが訪れ、温かいものを摂取なさってください。食べ逃した味噌煮込みうどんを今こそいただきたい管理人でございます。
渡邊さんは熟練の難技や高度なサポート、茶目っ気も連発。東京公演でも感じましたが脇の初役者多数で木村さんの全幕復帰第一弾作品における舞台を取り纏める姿は
まさに大黒柱な男前バジルで、名古屋でも健在でございました。今思い出してもニンマリが止まりません笑。
ギター持っての登場からして背中で街の賑わいを引っ張る頼もしさを見受け
単に背が高いからではなく、大人数が立ち並ぶカラフルな街を背景にしても舞台姿が実に大きく思えたのでした。
また舞台全体を捉えての目線の配り方も余裕があり、例えばキトリのカスタネットソロでの
手拍子や音頭を取りつつも(日本の祭りではないのだが笑)友人を始め街の人々と語らいながらキトリを盛り立てる姿からは度量の大きさに触れた思いがいたします。
1幕片手リフトなんぞ、いつまで持ってりゃー?と叫びたい衝動に駆られるくらいに長くそして更に高く持ち上げてまたキープ。気は優しく力持ちです。
テクニックも東京に続きいたく好調で、サラリとした品の良い持ち味とはまた違った豪快且つ美しい技を次々と繰り出していてアピール度も上昇。
ああやはり思い出すボリショイ来日公演でございました。体格も前回バジルの2020年に比較するとだいぶがっしりとした上に技の1つ1つの鋭さや精度も抜群で
踊りの輪郭が濃く太くなられた印象です。技巧の大博覧会なお姿の連続に酔い痴れました。
しかしただ跳んで跳んで回って回ってだけの技術特化店ならば
例え夢想花は好きな曲であっても(お若い世代の方、各自お調べください)即座に閉店作業に私は入るところですがそれにとどまらず。
共演のキトリ友人に抜擢された花形さん山本さんとのトロワでの2人を安心させ伸び伸びと楽しんで踊れるように一呼吸置きつつ
2人の顔を見て気遣い、両脇の2人の背中を押すようにしてのズンチャカチャッチャン飛び出しや(高速な曲ですがバジルが1人爆走してもあかんのです)
一見真面目そうでも大の浮気性で(これ大事)、キトリが好きであっても友人の美女達にに弱い情けない部分もさらけ出して憎めず笑
キトリに烈火の如く怒られて逃げ去るとほほな姿や序盤に両腕に花状態で3人見つめ合いながら立ち去り
放置されたキトリとやってきたガマーシュのやりとりを野次馬同然に傍観しているもののキトリのイタズラ成功を見るなり駆け寄って一緒に過ぎ去る様子といい
その場面毎に主要な女性キャラクターの間を往来もがっちりとリード。
酒場では東京と似ていて薔薇をワインに浸けて新しい味と香りを開発していたようで笑、キトリ、友人との女子会に1人男で仲睦まじい会合な光景でした。
ただ今回のドンキ2023にて最大のひやりハプニングが起き、狂言自殺実行のために登場したバジルが飛び乗った下手側のテーブルがぐらぐらと大揺れ。
新国立ドンキ史上では2000年頃だったか、私はまだ観ていないころですが雑誌の批評にも記載されていた
酒井はなさんのポワントのリボンが解けてしまったときと同様の冷や汗なハプニングかもしれません。
テーブルは転覆寸前な舟同然な状態で、バジルの体幹が相当強かったのか踏ん張りながらどうにか横転は免れましたが客席の一部からは驚きや悲鳴も聞こえてきたほど。
乗っかる直前にガタンと大きな音が聞こえましたから何かアクシデントは起こっていたもようで
そのまま滞りなく舞台は進行したものの、居酒屋店主の西川さんが青ざめながらテーブルを確認されていて
素なのか演技かもう分からず。少々不安が残る酒場ハイライトの始まりでした。
しかし主役お2人は何のそので、マントのお布団に倒れこむ寸前にキトリとちゃっかり打ち合わせの合図を交わしもたっぷりと笑いを誘い、
3幕グラン・パ・ド・ドゥでの、ファンダンゴの方々が咲かせた真っ白い花々が覆い尽くしていた舞台上の空気を更に一段階引き上げながらの堂々のご登場や
アダージョはリフトも繋ぎの部分も含め全てがダイナミックに映え渡る完成度でございました。
木村さんのお扇子フェッテも東京より好調で、舞台から脚が生えているかと目を疑ったほど。パワフルに嬉しそうに回転する姿に、
また手拍子にも惑わされず(西日本はどうしても発生してしまうもよう汗)安定感を維持なさっていた点も含め大拍手を送った次第です。
そうでした、誠に失礼な話ですが渡邊さんは私の中では鑑賞において歴代最たる540(よく男性ダンサーがソロやパドドゥコーダに取り入れている身体を捻るような回転ジャンプ)
ヒヤヒヤダンサーに輝く1位でしたが今回は印象激変。そもそも新国立劇場では初披露だったかと思いますが
4年前の発表会での創作作品にて披露されましたがかなりの低空飛行で床スレスレな上に、高身長でしかも手脚が長いダンサーには元々不向きな技と思っておりました。
当時近くにいた、生徒さん達のお友達と思わしき中学生達と共に客席でヒヤヒヤと声をあげてしまったひとときが懐かしく思い起こされます。
ところが、2021年のライト版白鳥の湖初演時の前のインタビューで仰っていた踊り方改革から拡張を遂げ
渡邊さんの中で身体改革、技術革新も実践されたのか、この度私の中ではヒヤヒヤから一転、余裕部門の殿堂入りを果たされました。
年齢の経過には抗えないはずが、技術においても一層勢いや精度が高度化しているお姿に拝みたくなったドンキ2023でございます。
あとそうだ。感情のルーレットも巧みで、貴公子やシリアスな鬱屈系の役のみならずバジルのようなお調子者で浮気性の下町青年として
喜劇も難なくこなしていらしたお姿から、うう2月にフランツを生で観たかった無念さが再び募りました。
思えば前日が地元愛知県ご出身の米沢さん主演日でしたから、公演概要発表当初は愛知や東海とは
所縁が決して深くはなさそうな木村さん渡邊さんの全幕本公演主演に心配もしていたものの1幕からすぐさま客席の温度も上がり、心配もどこへやら。
振り返れば、2019年には子ども『白鳥の湖』大阪フェスティバルホール公演における直前(2日前くらいでした)での木村さん渡邊さん代役主演決定もあり、
そのときも最初こそロビーは変更告知版を見るや否や「誰やー??」とぼやく方々もいたり、
甲子園球場並みの野次を飛ばさへんといてと背後から祈らずにいられぬお客様もいたものの笑(もし我が手元にパイン飴あったら差し上げたかも。いや、当時は矢野監督だった)
始まってしまえば客席の集中度がみるみると高まり、立派な務めを果たされた日が懐かしく呼び起こされました。
他、印象に残った方々も大勢。宇賀さんサンチョがトランポリンにて名古屋スペシャルだったのか飛び上がったときに鯱な反りポーズで沸かせ、
宿の見習い子供達に追いかけられた挙句にお尻をロレンツォに叩かれるときは海老反りな空中姿勢を披露。動き1つ1つも大きく細かくなって、ご主人にお仕えしていました。
両日サンチョがラッパを吹いて倒れ込んだとき帽子が取れてしまったものの、初日は背後にいた原さんと木村優子さん、2日目は原さんと廣川さんだったか
さりげなく拾って不思議がりつつそうこうするうちにサンチョが返却求めにやってくる流れを自然に作っていらして、咄嗟の判断見事でした。
カスタネットの女性を挟むギターペアの1人の大木さんからは演歌が聞こえてきそうな身体のしなりが感情を熱く響かせ、
嘗て私が家電量販店販売係員をやっておりました建築現場対応可能な広角レンズ搭載カメラの気分で
酒場テーブルとカスタネットギタートリオを上手いことフレームにおさめつつ鑑賞。我が眉間が長くなったに違いない笑。
3幕飯野さんの雲がふわりと溶けるように優美な職人芸光る第1や、五月女さんの無重力な連続跳躍に口あんぐりな第2も東京に続き匠の技を堪能した気分です。
名古屋特別版!?であったのが、いつもは研修生と思わしきジプシー野営地の人形劇を新国立ダンサーが演じ、
見間違いでなければ東洋の王子を池田さんが演じていたかと思います。人形全員背が高くなった気がして目を凝らして双眼鏡で確認した限りですが、
全国公演の場合人件費抑制策も重要となってくるため特別版なキャストもなかなか楽しいものです。間違いなければ2日目は貴族に福田さんも入っていたかと思います。
忘れもしないのが2007年『シンデレラ』新潟公演にて1幕ダンスレッスン場面にて本来ならば実際のヴァイオリン演奏者が2人登場してくるところで
新潟公演では録音音源のため、オケ帯同無し。しかし大事なダンスレッスン場面でありさあどうするのか見守っていたところ
千歳美香子さんと本島美和さんが男装してエアーヴァイオリン披露でございました。
2013年新潟公演では千歳さんと長田佳世さんだったか。他にも2007年新潟は馬車の引き手御者が全員王子の友人で、
広いとは言い難い舞台で息を合わせながらカーブもやり遂げたり、2019年のアラジン富山公演では
東京ではエキストラが入っていた浴場の番人?な方々を演技達者な新国立ダンサーで賄う等、思い起こせば全国公演限定特殊部隊の活躍も色々ございました。
今回東京から通して宿屋の様子も一段と楽しく観察。前回2020年は密を避けるため見習いコックの子役なしで
宿屋はロレンツォ夫妻も悩む宿泊施設人手不足ツーオペ営業だったわけですが今回はこれまで通り3人の見習いの子供が入りました。
実は芝居量、移動も多く、ただ立っているだけでなくキトリの登場を一緒に盛り上げた後バジルが登場する寸前にロレンツォに呼ばれ中へ入って開店作業に取りかかったり
バジルの姿を見て激怒ロレンツォの飲み物落としの後始末やタイミング見ながらドン・キホーテ達への接客をもこなす、
流れを自然に見せるための入念な準備と大人顔負けのアドリブ対応力も不可欠な役どころ。
時にはロレンツォ夫妻にたっぷり可愛がられていたり、街の人々ともお話ししたりとどの日を観ても上手にこなしていた印象。
子供の労働と思うと孤児か何か暗い影が背景にはあろうかともふと過ったものの、バルセロナに活気づく街での活躍ぶりに拍手を送りたくなりました。
2日目はドン・キホーテがガマーシュの頬っぺの赤らんだ部分を褒めて愛おしむ場もあったかと記憶。お互い愛する人を求めるのは共通で、
しかし実は同じ人物に心を寄せていたと判明しても、修羅場にならなかったのは宿テラスにて人間関係の構築がなされていたのも理由かもしれないと思えたひと幕でした。
東京公演感想でも触れたように、辻褄が曖昧でキトリバジルとジプシー達の絡みもなく、
結婚式は公爵の館開催のため両親も臨席しない、一貫性に欠ける、縦に伸びた簪が古い味を与える、
闘牛士達が立てたナイフを間をパ・ド・ブレしていく街の踊り子の教習所ジグザグダンス(新国立ドンキテレビ放送時に妹が命名した)も
ロシアのドンキをあまり目にしていなかったせいか最初は目を疑い、ファジェーチェフ版を初鑑賞した2005年から疑問が残っておりました。
当時既に再演も重ねていましたから我が前回愛知観劇である2007年BALLET NEXTの市川透さん版のほうがよっぽど物語に無理矢理感がない上に
(ボレロを踊るのが野営地でキトリ達の世話をしたジプシーの男女で、結婚のお祝いに駆け付けた設定だったかと記憶)
せっかく団員の振付演出である点も面白く、市川さん版の取り入れを提案してアンケートに記入したこともございました。
結局新国立劇場バレエ団では初演の1999年から本物の馬使用や途中幕前でのレベランスを除けばほぼ変わらずのまま上演。現在に至っております。
ただ館でのファンダンゴは今回再度唸らせ、上から観ても1階舞台近くから観ても、白レースや白帽子に白衣装を纏っての大行列が圧巻。
後半以降はいよいよグラン・パ・ド・ドゥが始まる気運を盛り立てる高揚感を全員で体現していて
街の広場に戻っての式ならばこの踊りはなかったかもしれないと思うと公爵の館もまあ良いか笑。
それから私の学習不足で、5階席最前列で鑑賞したところ手摺りが被ってしまい、視界の舞台上は終始斜めに金色の太い手摺りの線が描画。
こればかりは仕方ない。私と似た、身長163cm座高高めの体型の方は特にご注意ください。
ただ手摺りがキンキラキンとした立派な作りで、これはこれで見る価値ありです。
尚、4日(土)は公開クラスレッスン開催。先着200名で先頭の方は何時頃にお並びになったのか分かりかねますが、5月の東京と同様大盛況ではございました。
男性ダンサーは全員、女性ダンサーはアーティスト以外はいらしたかと思います。
定点観測でしたので(少し前でもないが天体観測という素敵なドラマがございました。懐かしい)
全体の詳細感想は割愛。気になる方はご自身でお調べください。相変わらず無責任な姿勢をお許しください。
1階と2階の中間のような2階席が見学エリアとなり、見学者一同名古屋野鳥の会と化して双眼鏡手にカチカチ、ではなく舞台を懸命に覗きながら見学いたしました。
これを書いていたらもう紅白の出場者発表、白組の顔ぶれがだいぶ変わりましたが1年早いものです汗。
管理人は先述の通り定点観測でしたので、プリエ終わったらもう脱いでピチピチ短パンにノースリーブじゃ
やはりガタイが逞しくなった!等と心の中で呟きながら終始観察。
舞台袖での待機中のお姿やバジル取り入れたポーズに至るまで、観察が楽しうございました。
お隣との方とも一緒にお腹抱えて笑ってしまったのが、センターレッスン時にあるグループに2人しか入らず、もっとちゃんと入って!!と陳さんが叫んでいたかと記憶。
オープンクラス初級とさほど変わらん注意に客席もドッと笑いに包まれたひとときでした。
山田さんは相変わらずバレエ大好きTシャツをお召しになっていて、ウェアが目立っていました。西川さんの、半袖に長袖と書かれたシャツも目が行ってしまいます笑。
3年越しの愛知公演が実現し、米沢さんの凱旋公演を観て、クラスレッスン見学もして、渡邊さんの大黒柱な逞しいバジルも観て
大満足な16年ぶりの愛知観劇でした。東海地方随一の大都市で公演も多数ありそうな地域ながら2007年以降鑑賞での訪問は遠ざかっており
名古屋駅での乗り換えは姫路市での鑑賞前日に三重県の伊勢神宮や鳥羽水族館を訪れる道中では何度か利用いたしましたが
まさか16年の年月が経過した頃にようやく名古屋を再訪し観劇する機会に恵まれるとは、
しかも演出は異なれど、一番のお目当ての出演者は変わっても作品は『ドン・キホーテ』。人生の旅路の巡り合わせは不思議でございます。
※ざっとしか観ていなかった、11月1日に愛知県芸術劇場から中継されていたワールドバレエデー、やっとこさ視聴いたしました。
指導は着任したばかりのバレエマスター森田健太郎さん。
広々としたスタジオでドンキ出演者ほぼ全員でしょうか、壮観な光景でした。
新国立にて、ここまで大人数でのレッスン中継は初かもしれません。
遠方に住む友人が、渡邊さんが英語で流暢に話していると興奮気味な連絡をくれまして、再度じっくり視聴。
そして5月のクラスレッスン見学でウェアが似た組み合わせであると嬉しく注目してしまった岸谷さん。
今回も注目していると、今回もやはり似ていて、パステルカラーの袖短めレオタードに
黒いショートパンツ、ピンクタイツでレッグウォーマー等無しのシンプルな組み合わせ。
日頃黒や紺系の寒色を好んで着用している、スカートもまず履かぬ私の姿形を知る方はゾッとなさるでしょうが
普段に着ないからこそレッスンでは膨張色を着用と決めております。
上中さんだったか、サッポロクラシック生Tシャツは新千歳空港で売っているのでしょうか。売っていたら購入したい笑。
そして渡邊さんのピチピチ短パンと筋肉くっきりの逞しく美しい脚線から繰り出すジャンプや回転も凝視。また週末ゆっくり視聴いたします。
※2泊3日して参りましたので愛知と名古屋写真集でら多めです。50枚はありそうです。辛抱強さに自信がある方や忍耐力を鍛えたい方のみご覧ください。
公演初日前日入りし、ジブリパークにも行きました。また名古屋のトラウマ、16年前の2007年愛知での初観劇となったBALLET NEXT 『ドン・キホーテ』にて、
早朝に東京出発するバスに乗って午後3時すぎに到着して遅めの昼食をとったところ
味噌カツで胃もたれ発生。きしめんとのセットできしめんはさっぱりといただけましたが
味噌カツはー初めて味わう濃厚濃縮なソースに加えて巨大なカツ。もたれるのも無理はありません。
うううう唸りながら会場へ行ったわけですが笑(開演してしまえば気分も溌剌。
キトリに歌を捧げるも呆気なく拒絶されるでらお茶目な山本隆之さんバジルに見入っておりました)
味噌カツは鑑賞前には食べないと決意。ところが今回は味噌カツどころか巨大な海老フライとの組み合わせ丼を食べても全くもたれず。
油や揚げ方も良かったと同時に我が胃袋、16年の時を経て丈夫に膨張化したようです。
また名古屋といえば、モーニング。3回行きまして、関係者や遠征組でも話題となりましたコンパルは公演初日の朝へ行き、朝も早うから海老フライサンド。
ひつまぶしはやはり鰻の苦手意識が先行して断念。せっかく米沢さんがダンスマガジン記事でもお勧めなさっていただけに
悔いは残りますがいつかミニサイズがあれば(あるんか?)食してみたいと思っております。
天気は連日晴天、他様々な名古屋の味や観光を満喫いたしました。それではどうぞ見てくだせえ。
11月2日(木)、ワールドバレエデーで盛り上がった翌日朝には栄に到着。バレエデー、中継時が昼休みと重なっていたためちょこっと視聴と、
出発直前に英語のご挨拶をチラッと見ましたがアーカイブ終了前にじっくり視聴する予定です。
さて、お目当ての喫茶店コーヒーハウスかこ花車本店へ。1972年創業です。この年にお生まれの方は子年でございます。
きました華やぐモーニング、シャンティールージュスペシャル。コーヒーはすっきりとした味。ママレードは創業時から変わらぬレシピだそうです。
カップの柄はそのときのお楽しみに、私に運ばれてきたのは金の獅子柄でした。管理人、獅子座寸前のぎりぎり蟹座。
負けず嫌いな情熱家と言われるらしい獅子座とは大違いな、でらマイペースで諦めが早い(時と場合にもよる)性格です笑。
地下鉄東山線で藤が丘まで行き、(平日通勤ラッシュの時間帯、オノボリ観光客が1人失礼いたしました)リニモに乗り換え。改札もジブリ模様!
本当に磁気浮上式のリニアモーターカーであるリニモで向かいます。無人運転で平日のそこまで込み合っていない様子であったため最前列へ。
2018年の新国立眠り初日終演後の着物企業主催トークショーにおける座席取りを思い出したものです笑。
(自由席と知り、着物着用のまま小走りでゲスト席近くを確保した管理人。執念が汗)
最寄駅改札。ジブリパーク看板がお出迎えです。
リニモは車両によってはジブリ柄。2024年には魔女の谷がオープンします。ラピュタやナウシカはオープンしないんかあ??
魔女の谷があるなら風の谷、腐海の世界、ペジテの工房、空飛ぶ島、スラッグ渓谷、などもご検討ください。
皆さん頑張って話についてきてください。一応バレエの感想ブログです。
ゲート。いよいよ入場。
空想科学なエレベーター。
地球屋。『耳をすませば』に登場する西司朗さんのお家です。カントリーロード~。青春の丘のチケットが無くても外観は撮影可能です。
映画の舞台を満喫されたい方は、東京の京王線ご乗車もおすすめです。
私が取れたチケットはジブリの大倉庫のみ。チケット購入が遅かった汗。先日ジブリ好きな方々とパークの話題となり、
そうでしたチケット購入したのは2ヶ月前。東京都小平市で渡邊さんがグラン・パ・クラシックを踊られた日の前日でございました。
大倉庫のチケットは平日であればまずまず取りやすいようでしたが、トトロ、そして11月1日にオープンしたばかりのもののけの里は既に入手不可能でした。
カオナシ。大阪の心斎橋パルコより大きめだったかと思います。先日初めて知りましたが、千と千尋の神隠しの略称はセンチヒと言うそうです。
ジブリ博士が教えてくださいました。
空から降ってきた少女。親方、空から女の子が!!の場面です。
10年以上前からぼやいておりますが、新国立劇場オペラパレスの舞台機構を使えばラピュタのバレエ化も夢ではない気がしており
その折にはムスカ役は来年ホフマン物語でリンドルフに初抜擢されたダークな敵役が似合う某ダンサーに
ご担当いただきたいと思っております。シータの背後から囁くなど、さまになりそうな予感がしてならん笑
名場面です!このあと、パズーはよくフラップターからずり落ちなかったと救出瞬間を見るたびに思います。
もののけ姫ハイライト
ラピュタにで出てきそうな空飛ぶ船。
散髪の文字にドキドキ。翌々日には初台から出張のあの床屋さんにお目にかかれると思うと胸がキュッと引き上がりました。
バルスと叫んではいけません。でもムスカの「目がー目がー」は名場面と思います。 そういえば新国立ドンキ、夢の場に変わるとき
急にぱっと明るくなるため目への衝撃が強く、偶にこのムスカ台詞が心の中を通り過ぎていきます。
リアルな作り。国内のラピュタっぽい遺跡と呼ばれる箇所にはいくつか行っておりますが
ドン・キホーテ東京公演レポートにて触れた我が後輩と彼女のご主人はイタリア旅行にて、宮崎駿さんが訪れたらしいラピュタの参考にした街を旅したとか。
私が新国立名古屋公演初日前日にパークへ行く旨を話したところ当時を振り返りながら教えてくださいました。
バレエとそれ以外の話でも盛り上がった東京後半土曜日夜公演前であった。
めいとこねこバス。三鷹の森ジブリ美術館でも鑑賞いたしましたが、少しお姉さんになっためいちゃんと小さなねこバスが冒険に繰り出す楽しい作品です。
トトロ御大も登場!!
センチヒ(私の中で今年の前向き部門の流行語大賞になるかも)湯婆婆が事務作業真っ盛り。
もののけ姫のこのポスター、場面、アシタカの眼力の鋭さに毎度仰け反りそうになります。ミュージカル化はしておりますからバレエ化も夢ではない気がいたします。
そうでした管理人、今年は1月に米良美一さんのコンサートへ行き、生でもののけ姫を聴けたのでした。
喫茶室カウンターにマスターのトトロ。美味しいコーヒーを淹れながら悩み事をおおらかに受け止めてくれそうです。
大人も乗れますねこバス!!
後方にはねずみさん。目が赤く点滅。イーグリング版と似ております。(今シーズンはクリスマスから翌年成人の日まで上演。怪我人出ませんように)
大倉庫を出ると、センチヒに出てきそうな朱色の門。
どんどこエリアのチケット取れなかった方も、サツキとメイの家が見える展望台からの撮影は可能です。展望台へ行くまでの道からもよく見え、
和洋折衷面白い作りです。考古学者タツオお父さんの書斎も覗いてみたくなります。
そしてメイちゃんに真似して、バケツ覗いて「オジャマタクシ」と言いましょう。
無料循環バスで移動し、もののけの里へ。こちらもチケット取れませんでしたが入口近くの坂上から撮影は可能のようです。まだ前日にオープンしたばかり。
ただですねえ、今年9月に訪れた福島県の白河関の森公園のほうがリアリティがありまして。
特にもののけ姫制作にあたって参考にしたとは記されていませんが、公園に身を置くとアシタカやヤックルが現れそうな気がしてなりませんでした。
私が行った日は貸切状態でしたので(だだっ広い公園に本当に1人ぼっちでした。
オーバーツーリズムになっても困るがもう少し観光客いても良いと思うんだが)是非お出かけください。
前回16年前を教訓に公演鑑賞前は避けて、この日の昼食に味噌カツを含んだ丼を。JR鶴舞駅からすぐの気晴亭へ。蔵屋敷のような外観です。
さあいただきます、鯱丼!!!大きな海老フライが鯱風に刺さり、間には味噌カツ、焼きロースカツがのっており、名古屋でらボリューム食のトリプル・ビルです。
パーク内もたくさん歩き回り、運動量はダンサーには及ばぬもののそこそこは有酸素運動してお腹もちょうどよく空いた頃合いでした、
一瞬16年前の記憶が過ぎり、しかも年齢も重ねて今や経過年齢は当然更に若さとは逆方向なわけで、加えて16年前の味噌カツよりも量も多し。
ところが、使用油や揚げ方が良いのか、さくっと美味しく箸が進み、胃もたれ一切なし。
深い酸味のあるタルタルソースや刻み葱もたっぷりあって味に変化を持たせたり、赤味噌汁にも葱多めでした。
味噌カツソースも変な重たさがなく、我が胃袋が膨れたのか丈夫になった、だけではないと思います。
(胃袋は若返らんでええがな。しかし年数回の舞踊有酸素運動では明らかに小中学生の頃より身体が疲れにくくなっております。ああ講師マジックか)
地図を見ると宿泊するホテルや愛知県芸術劇場までは高速道路下の大通り沿いを30分程度歩けば到着しそうであったため、天気も良いため腹ごなしに徒歩移動。
全く土地勘のない地域を歩くのも楽しい。そういえば、直塚さんが昨年の入団時にシーズンガイドインタビューだったか、
楽しいので知らない街を気づけば長時間散歩してしまうと仰っていたかと記憶。
夕刻の愛知県芸術劇場。
地下のチケットセンターに行って見た。この日はなぜか地下にあった、初台から出張の看板達。あれ、もう1組分はどこだ??と思って探したら、喫茶コーナーとチケット販売受付の間にあった!!昨シーズン開幕公演における
このお2人のおぼこいジゼルと意地悪であっても惹かれる部分多々なアルブレヒト、また観たい!
オアシス21の上から。
何だこの作りは!?オアシス21にて。
オアシス21のすぐそばにもドン・キホーテ。風車ではなく観覧車があります。
ドンキの裏にあと2文字足したい店名の大衆酒場。
もらってきた冊子。3年前の中止を経て既に前祝い!!愛知県芸術劇場での鑑賞、いよいよ翌日から!
お通しの自家製豆腐。マスカルポーネのような滑らかさ。昼が味濃いものであったため、何もつけなくても十分美味しい。
寧ろ舌が一休みできて手羽唐揚げに備えました。
手羽唐揚げ。サクサク食感が軽く、お肉はジューシー。味は甘辛く、ビール進みました。それにしても16年前は遅めの昼食に味噌カツときしめんのセットを食べたら
夕食は何も摂れずであったが今回はあの量の丼を昼に食べて夕方5時にはビールと手羽唐揚げ。胃袋、かえって若くなり膨張。
体重が増えやすい体型が膨れやすい体質であることを忘れつつある愛知滞在でした。
ちなみにこのお店、もう少し遅い時間帯に再び通りましたら仕事帰りの方々でごった返していて、地元で愛されている大人気な酒場のようです。
夜の名古屋、中部ミライタワー
名古屋グランパスのキャラクター。グランパスくんしか知らなかった!グララちゃんもいるらしい。
おはようございます。朝は噂のコンパルへ。出発前の喫茶店調査の段階から必ず行きたいと願っておりました。朝から食べてしまおう、エビフライサンド。
これまた2種のソースとのバランスが食欲をそそり、朝から美味しくいただきました。断面からして美味しそうです。
よく晴れています、タワーから公園沿いを北上し徒歩移動。海老フライのカロリー消化、できていないと思いますが。
札幌の大通公園と同様、メインストリートに大きな公園があると、歩くのも一層楽しくなります。
快晴の名古屋城!!キンキラ鯱!!
16年前2007年9月当時は観光も何もしなかったBALLET NEXT公演プログラムも記念に持ってきて撮影。その頃はまだ旅鑑賞始めて間もないときであった。
金シャチ横丁にて、金箔ソフト。今夏の札幌以降、敬意を表してこのポーズで撮りたくなります。
キンキラキン
それにしても良いお天気。季節外れな暑さで、25度超えていました。
中部ミライタワーから。3階までは無料開放されています。オアシス21では賑やかに大マーケット。
しかしこのあと14時からは、隣の大ホールではバルセロナのマーケットが開業です。果物屋さんやお花屋さんも出店します。
劇場内の5階ロビー。金色扉に赤絨毯。
大型ポスター、劇場内に登場。
夜は劇場常連の方と鳥開へ。お酒をお飲みにならない方ですが、3年前の新国立眠り札幌公演にて大衆酒場へお連れした方です。
(私が注文した地酒が札付き小瓶に入っていたため、アリスみたいだと喜んでくださったりと、ありがとうございました)
名古屋御膳とグレープフルーツジュースを召し上がっていました。味噌串カツが濃厚そうです。管理人はビールと尾張鶏丼!スライスした鶏肉の縁がとっても香ばしい
朝のミライタワー正面
おはようございます。朝は栄駅近くのべら珈琲でモーニング。名物ウィンナコーヒーと小倉追加の黒糖トースト。
甘甘メニューでしたが名古屋と思うと何だかわくわく。闘牛士達を観る前から牛さんと一緒です。
宿泊していたホテルからはこの歩道橋を渡ると近道でした。階段の上にドン・キホーテが見えます。
クラスレッスン見学並び列に行く前に撮影。この日のバジルを彷彿する爽やかな青空です。
並んでいるとき、後ろの親子さん達と暫し話し、待ち時間もあっという間でした。
前日公演をご覧になり、小学3年生くらいと思わしきお嬢様は米沢さんのことを尊敬な眼差しで「米沢唯さん」とフルネームで呼んでいました。
新国立のDVDブックシリーズを図書館で時々借りて観ていたそうで、前日の感想を聞くと注目ポイントが私よりも遥かに細かく鋭く、
照明演出にも言及。主役のみならずサンチョとガマーシュの踊りも気に入ってしっかり観察していたようです。
もし私が何かしらの事情で当ブログ閉鎖になったときには引き継いで欲しいお嬢様でございました。
お母様とはお嬢様のバレエのことやコンパルのサンドイッチや愛知の観光地等、色々お話しでき嬉しい待機時間でした。
こちらのパネルも名古屋出張!記念撮影なさっている方もいて、微笑ましい光景でした。
帰り、名古屋駅の新幹線乗り場近くで偶然見つけ友人と入店したあんかけスパゲッティチャオ。これが大当たり。
まずは金鯱ビールで乾杯。友人は青、私は赤。名古屋らしい締め括りです。
出ました、東京ではまず食べないあんかけスパゲッティ。どんなものだろうかと思っていたら
あんはトマトと思わしき酸味が効いていて、意外とさっぱり。昼にひつまぶしを食べた友人も、
異なる味のものが食べたい気分だったから今の時間にぴったりと好評でした。
私はまたまた海老フライメニュー(3本のせ)を選択、友人は1本トッピング注文。これまたサクッと音がするような揚げ上がりで2人してニンマリ。
そして私は自身が海老フライが好物であったとは今になって知りました。愛知滞在3日間で8本食べるなんて、16年前の自身が聞いたら驚愕することでしょう。
帰りの新幹線自由席車両は連休中日のせいか乗車率は半分程度、空いていました。
到着日はジブリパークへ行って、2日目は米沢さんの凱旋舞台も観て、3日目は大黒柱な男前バジルを観て、楽しかった愛知滞在2泊3日でした。
さらば愛知、また会う日まで!!
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