2022年3月1日火曜日

新国立劇場2022/2023シーズン バレエ&ダンス ラインアップ発表




新国立劇場の2022/2023シーズン バレエ&ダンス ラインアップが発表されました。
https://www.nntt.jac.go.jp/ballet-dance/news/detail/77_022126.html

https://www.nntt.jac.go.jp/release/press/lineup-ballet-dance-2022-2023.pdf

※ホームページよりざっと抜粋
◆バレエ
新国立劇場 開場25周年記念公演
ジゼル <新制作>

くるみ割り人形

ニューイヤー・バレエ
A Million Kisses to my Skin <新制作> / シンフォニー・イン・C / 未定

コッペリア

シェイクスピア・ダブルビル
夏の夜の夢 <新制作> / マクベス <新制作・世界初演> 

白鳥の湖


ダンス◆
新国立劇場バレエ団
春の祭典

新国立劇場バレエ団
DANCE to the Future 2023

日本の洋舞100年・第4弾
ダンス・アーカイヴ in JAPAN 2023


唸り声を上げてしまいそうな、面白さが光る作品が揃った印象です。まず開場から四半世紀を記念してのシーズンオープニングは吉田都監督も演出に加わる『ジゼル』。
私の想像力欠如により、解説を読んでも全く様相が見えてこないところでございますが、現代の味付けもあるのか、幕開けを楽しみに待ちたいと思います。
新国立劇場開場以来全幕『ジゼル』の新制作は初。少数派かもしれませんが、お祭りらしいカラフルに華やぐ1幕と
冷たく整然とした美が連なる2幕の対比がはっきりとしており名前が彫られたお墓も立派で
1幕ジゼルの青い村娘衣装も好みなデザインでセルゲイエフ版がとても気に入っていた管理人はちょいと寂しうございます。
しかし、相変わらず凝り固まった思考回路を壊してくださる方が日によってはきっと舞台に現れることでしょう。

そして2022年から2023年にかけても年末年始無休営業再びとなる『くるみ割り人形』。今度こそは新しいペア誕生を望みます。
加えて大晦日は昨年飛ぶように売れていた鴨ネギ蕎麦をまた味わえますように。もう演出や振付に関しては諦めの境地に達しておりますのでとやかく申しません笑。
ニューイヤー・バレエはもう1作品の発表も待たれます。インCは楽章ごとの色分け衣装への変更してくださるとめでたさも倍増しそうに思うのだが。

そして来ましたプティ版コッペリア!配信で終わらせず、改めて客席から鑑賞して欲しいとの願いからでしょう。
どうか、あの奇跡の世紀の共演なる組み合わせ再実現を!!!!!!次こそは客席から拝見したい!!!!

最も意表を突かれたのはファミリー向け或いは全幕物が主流であったゴールデンウィーク公演。ダブル・ビルとしてシェイクスピア作品2本立てです。
『真夏の夜の夢』は今度こそ、でございますし犯罪や亡霊、狂死、と悍ましくも人間の弱さも浮き彫りにして描いて行く
『マクベス』の物語が、決して詳しくはないもののたいそう好きな者としては大歓迎。90年代初頭にムハメドフ主演の映像は見ましたが
何が何だか分からず終いでしたので(我が理解力不足)初台ではどっぷり浸かりたい。
威厳がありそうでもちょっと抜けた点も魅力に映る浮遊感も容姿も美しい妖精王も、苦悩しながら狂おしい悲劇へと進むマクベスも、
もう主語は省略いたしますがああ観てみたい。妄想が尽きずですので次行きます。

6月はピーター・ライト版『白鳥の湖』再演。昨秋のバレエ団初演、勝手に抱いていた暗い、憂鬱なイメージを「日によっては」覆された版でしたので楽しみでございます。

2022年夏の子供バレエには『ペンギン・カフェ』が登場。何度も観ている作品ですが、子供向けとしての企画だからこその新たな切り口から堪能させていただきます。
来年6月の白鳥の湖前にはエデュケーショナル・プログラムの第二弾として『白鳥の湖』が登場。
先月末に予定していた第一弾の『シンデレラ』中止になってしまいましたので是非とも実現を。

ダンス公演では平山素子さん版『春の祭典』『半獣神の午後』とこれまた面白みがありそうな(前者もまだ観ておらず)作品が並び、来年3月にはDTFもあるもよう。
2020年春に披露予定であった幻となってしまった作品もこの機会にお披露目を!

そんなこんなで2022年の3月1発目から言いたい放題な内容で失礼いたしました。
まだ先でございますが、来シーズンは全ての公演を中止なく、客席から鑑賞できますように。

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