2022年3月24日木曜日

【人生初】【2週連続は12歳以来】アーキタンツにてレッスン受講

珍しく今回も有酸素運動記事です。
3月19日(土)、初めてスタジオアーキタンツに行き渡邊峻郁さんが講師を務められたレベルフリークラスのレッスンを受講して参りました。
2週連続でのレッスンは太古の昔、12歳の頃以来でございます。JR田町駅下車も人生初。これで下車経験のない山手線の駅は高輪ゲートウェイ1駅となりました。
http://a-tanz.com/

http://a-tanz.com/ballet/2022/03/19105334










アーキタンツのホームページ閲覧も初で、レベルフリークラスとは何ぞやと最初は思ったわけですが
その名の通り初級から上級者まで基本誰でも受講可、初級よりは難易度は高めであるもよう。
上級者も受講対象ですから初級の中でも底辺住民である私なんぞ行っても問題ないのか、
それ以前にアーキタンツはプロも多数受講と耳にしており敷居が非常に高いスタジオのイメージがありましたから
お問い合わせはお気軽にとの文言に甘えて電話で問い合わせをし、疑問を聞いていただきスタッフの方が親身に対応してくださいました。
レベルフリークラスの実態を知りたいと突如の電話にも拘らず、その節はありがとうございました。
そして友人にも聞き込みを行い(まるで刑事)、不安はあっても滅多にない機会でせっかく1週間しか空かずに
レッスンに行くタイミングが12歳以来何十年ぶりに訪れる、しかも同じ先生が担当なさるクラス受講と思えば運の巡り合わせと捉え
またアーキさんに電話をしている時点で興味はある証であろうと、受講決意に至りました。

実際に受けてみますと、まずバーから複雑で管理人のただでさえ薄く小さな脳みそは前半から燃え尽き状態汗。
序盤は前週と似ている部分もありと記憶が自然と掘り起こされたものの軸足どっちや、2回?3回?もう分からへん、と
中盤以降は頭は悲鳴を上げ身体は決壊しておりました。(レッスン時の心の呟きは諸事情により西の言葉が多めに飛び出しますが悪しからず)
これまでに度々お世話になっている先生もこの姿をご覧になったら肩を落とされるのは想像に難くなく
万葉の都から法隆寺の鐘が何度も虚しく悲哀を帯びて重々しく鳴り響いていた気がいたします。

四苦八苦したとは言え、見る限りでは組み合わせ次第で精巧なパズルを嵌めていくような光景を眺める気分となり
何より渡邊さんがなさればそれはそれは美の連なる芸術品に見えてくるわけですから不思議なものです。
それからスタジオが大変広く(声を大にして申したいがこれ大事!!)、センターにて壁追突の心配や飛距離計算は無用で
ひとまず面積不足事故は今回発生せず一安心。受講者数は約20人だったかと思いますが、踊るときも待つ時間もスペースに余裕がありました。

前回に引き続き一通りきちんと覚えられたのは最後のジャンプのみで、我が妹が嘗て愛読していた
週刊漫画雑誌名であるから、ではなく全編通して一番シンプルであったためですが(渡邊さんに対しシンプル祈願の念力を送っていた私をお許しください)
何と音楽が『ダイアナとアクティオン』コーダ音楽。管理人、今月の自転車走行時に脳内旋回する音楽第1位曲で、晴れやかな心境で締め括りジャンプでございました。
気持ちだけでも風を突っ切るアクティオンで跳ぶでーと思ったのも束の間、右はまだしも左は着地の足を間違え、空中分解で終了。人生はほろ苦しです。
されど渡邊さんのアクティオンジャンプを間近で拝見できたこと、勿論レッスンでの教え方やお手本全て含め
1週間も経たぬうちに再び宝物が増えた、いたく尊い2022年3月でございます。

そして今回もピアノ伴奏付きで(グランドピアノです)榎本真弓さんによる伴奏も嬉しく、バーにてエフゲニー・オネーギンのポロネーズだったかと思いますが
帝政ロシアの栄華なる舞踏会或いはバレエアステラスのオープニング特に昨夏公演が過ぎりそうになったもののそんな暇はなく
しかしバレエ音楽ではないながら 心から好きな曲でレッスンでき一瞬歓喜に浸りました。(そして順番が覚えられぬ現実よ)
前回のレッスン記事でも書き連ねましたが大人になって再開したお世話になっているスタジオが(2年以上ご無沙汰でそれまでも年1、2回程度の受講頻度)
毎回ピアノ伴奏付きで 舞台の照明合わせや留学オーディションワークショップ等の開催会場としても使用されるほど
広々とした面積で天井も高い作りであるため、アーキさんの1スタジオは思い起こされる部分もあった印象です。

恐らくはレベルフリークラス開設以来の上級者と初級者の落差が激しい構成であったのは明らかですが(原因は初級最下層民の私でございます)
大変広いスタジオで上級者とも一緒に受け、バーにしてもセンターにしても繋ぎ部分に至るまで
隅々までしなやかで美しい渡邊さんのお手本をたくさん目にでき学びが詰まった時間でした。
初級クラスではないため進行は前週より早めでしたが、要所要所で注意点をじっくりと説明する時間を設けて
大変丁寧な進め方をしてくださり、聞き逃し見逃しのないよう耳も目も大稼働。
センターにおいても説明しながらダイナミックに動いてのご指導はマスク装着状態ではお辛いときもあるでしょうに、終始全力ご指導。頭が上がりません。

敷居が高い印象を持っていた初訪問スタジオで、また前回もそれ以前も初級しか受講経験がない者からすると想像がつかぬクラスで緊張度は前回を遥かに上回り
おまけに新宿駅から田町駅まで長い笑。1人山手線路線図観察をしつつ渋谷を過ぎた辺りからお腹の締め付けが強まり、
五反田駅では私の両隣にお連れ同士が腰掛けたため席を交換するやりとりで少し解れたものの
本日は下車して清泉女子大学での生涯学習講座にてバレエ作品の歴史背景を学びに行くのではないと言い聞かせ
高輪ゲートウェイ駅で緊張のメーターが欽ちゃんの仮装大賞の得点パネル点滅の如く満点に到達。
そして田町駅から移動し、最初は入口が分からずセミナー開催の部屋の前を右往左往で開始前から不安が山積みでしたが
更衣室の使い方を説明してくださるスタッフの方も優しくご親切。
終了後は前回以上に反省点ばかりが延々と脳裏を過ぎるばかりで、難しさは承知の上で受講いたしましたが
緊張していたとはいえ受講態度等に問題なかったか云々と帰宅後入浴中に気づけば1時間半反省会継続。
心のみならず身体までもが沈みかけ鼻の下あたりまでお湯に浸かってしまい危ういところでございましたが
12歳以来まさかの2週連続しかも渡邊さんが指導されるクラスを受講。日頃鑑賞中心生活者としては珍しいそして幸運なレッスンでした。

尚、今回も1時間半動いても疲弊した頭に対して身体は全く疲労感はなく、この2年間それ以前もこれと言った運動習慣が無いのだが、
子供の頃や若い頃に比較しても現在のほうが疲れにくく、直近何年間かの年間平均80回に及ぶ
鑑賞や旅や、そして憧れの渡邊さんを間近で拝む幸福も好影響なのでしょう。中高年のいずれかに属する年齢であっても至って丈夫らしい。
丈夫な点、及び12歳の頃より現在の身体の重量数値は低いため動きやすいのは喜ばしくても見た目も踊りもズンドコドッスンで要痩身。
鑑賞と異なりレッスンでは全身晒して容姿のみならず頭の中身も問われ現実を突きつけられ、人生どうしたものか。
全身を駆使して知力も問われて美を追求する、本来であれば自身で取り組むには私に最も不似合いな芸術分野であるバレエ。
発表会の我が醜き姿に絶句して以来幼き頃から観る方向に走りがちであった経緯をそのまま引き摺り、課題は尽きずどこまでも続きそうです。ああ。


アーキタンツ代表でいらした福田友一さんの鳴門のご実家の味噌蔵で作られたお味噌を販売と事前に知り、
購入を検討し出発前に冷蔵庫に昆布と鰹節の在庫まで確認していたにも拘らず神経の張り詰めですっかり飛び、購入できず。次回こそ購入です。
味噌蔵福田商店の位置を地図で見ると、過去4回訪れた鳴門市文化会館から遠くはない場所のようで
鳴門駅から撫養川沿いを歩いていくと気持ち良いデッキのような広場もあり、散歩にも適した道でした。
鳴門税務署近くのBuboのカレープレートやピーベリーの生クリーム山盛りなロシアンコーヒーも思い起こされます。
鳴門と聞くと渦潮や鯛、ワカメがすぐさま思い浮かびますが、お味噌も味わいたくなります。
生まれも育ちも東京で都外在住経験無しのはずが、ここ数日東大阪や鳴門の回し者の疑念を持たれても仕方ない内容が続いておりますこと、お許しください。
http://a-tanz.com/staff-blog/2022/03/14205103




自宅にあった東京ブルースビール。妙に親しみ深さを感じる西田佐知子さんの名曲が浮かびますが
コーヒールンバのほうが好みでございます。 お若い方はどうぞ自力でお調べください。
それはさておき音楽を感じながら踊れる日は、加えて脱ビール樽体型の日も到来するのでしょうか。

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