時節柄「かぼちゃ」の馬車に乗って、と申し上げたいところですが馬車ではなく京王新線に乗って連日出かけていた
初台の宮殿での舞踏会から帰って参りましたので、順番だいぶ前後いたしますが、過去遡りながら順々に綴って参ります。
10月1日(水)池袋の東京芸術劇場シアターイーストにて上演された、「ダンスの審査員のダンス』を観て参りました。
作・演出は岡田利規さん。出演者が大変豪華で、中村恩恵さん、酒井はなさん、島地保武さん、入手杏奈さん、矢澤誠さん、小林うてなさん。
岡田さんは酒井はなさんがご自身の解釈を説明しながら作品の魅力を紐解いていく「瀕死の白鳥 その死の真相』での演出も手がけられていた記憶が色濃く、
今回はどんな世界観で迫ってくるか心待ちにしておりました。
https://autumnmeteorite.jp/ja/2025/program/dancejurorsdance
まず公演名からして高感度なダンス好きにしか理解し得ない内容が続くと予想しており、
年間通してコンテンポラリーダンス公演を多数ご覧になっている方々や、会場にも何名も駆けつけていらした、
酒井はなさんのバレエクラスで長く習いつつ酒井さんのコンテンポラリー公演にも足繁く通う生徒さん達のような鑑賞眼、知識もなく
身体とは反対に目は全く肥えていない私でも楽しめるか、不安要素は多々ございました。
結果、脳みそがついていけたのは全体の半分にも至らずではあったものの(申し訳ございません)
出演者達はテーブルを囲み、ソファーや椅子に座りながら各自飲み物を口にしつつ時々お菓子も食べつつ笑
時に立ち上がって移動しながらダンスの哲学や譲れない要素の訴えを台詞と舞踊で組み合わせた面白い構成でした。
何しろ眼前にいるのはダンス界の一流の方々揃いで、特に酒井さんと中村さんが隣り合って次々と繰り出す踊りを間近で鑑賞できたのは貴重な体験。
さりげなく置かれた木製パイナップル型のお皿等、懐かしく感じる小物使いも目に留まり、恐らくは私服に近い衣装で
家で寛ぐかのように座りながらもいざ踊り出すと身体の可動域の深さやぶつ切りにならず
動きの滑らかさに仰天したりと始まってみれば瞬く間の80分間休憩なし公演でした。
考えてみればこの公演はリラックスパフォーマンスで、客席照明も明るめで小さなお子さんも入場や途中入退場可の公演であったため
凄腕な面々ばかりが出演してはいても、ゆったりとした空気が広がる公演であったかと思います。
これまでに観たことがない趣な企画内容でびっくりな部分もあれど、80分間満喫した公演でございました。

タイムテーブルやお知らせ。リラックスパフォーマンスである旨も丁寧に説明。
冊子もございました。
帰り、池袋駅にて。酒井はなさんに長年習っていらっしゃる方々の中に入れていただき食事。
当ブログレギュラーの我が大学の後輩もその中の1人で、皆さん本当にお綺麗な方ばかりです。
どこへ行っても容姿平均値を低下させている私が混ざって良いのか、公演内容の理解以上に不安でしたが皆さんお優しく、ホツ。
入店と同時にラストオーダーであったため、テーブルに次々と上陸する料理を分担して取り分け。ピザ切る係、前菜盛り付ける係、全員大忙し笑。

前菜など。ホカホカさつまいもとクリームの組み合わせや彩りに満ちたサラダ、どれも美味しい。

ベリーなカクテル、私が飲んだわけではありませんが笑、お洒落可愛らしい色合いです。
それにしても、酒井はなさんクラスの方々は皆様揃って努力家!
翌日夜から飲食三昧のために新国立劇場バレエ団札幌公演「シンデレラ」鑑賞に前乗りした能天気な私とは大違いです笑。
カボチャザクザク。先に感想は投稿いたしましたが、翌日夜からはカボチャの馬車ではなく空飛ぶ乗り物で北の大地のシンデレラへ。初日のみ鑑賞です。
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