2025年10月31日金曜日

伊予西条で30年の大節目 板東ゆう子ジュニアバレエ30周年記念発表会『ドン・キホーテ』抜粋 The story of a dream ほか10月5日(日)《愛媛県西条市》


10月5日(日)、愛媛県西条市で板東ゆう子ジュニアバレエ30周年記念発表会「ドン・キホーテ』抜粋 The story of a dream ほかを観て参りました。
板東バレエさんの初鑑賞は2007年。私にとって初めて訪れた四国の県であり、以来18年間ほぼ毎年足を運んでおります。
今回は30周年を記念して、ゲストも板東先生所縁のある佐々木美智子バレエ団やお馴染みの新国立劇場バレエ団からのご出演もあり
まさにバルセロナの爽やかな陽光と似た晴天に恵まれる中で盛大な舞台が繰り広げられました。
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※概要はこちらをご覧ください!


第1部と第3部はバレエコンサート。幼い子供の生徒さん達から大人の生徒さん、ゲストまでオリジナルの小品もあれば古典のパドドゥやヴァリエーションまで多彩な作品をお披露目です。
幕開けを飾った小さな子供の生徒さん達約15人で踊られたアイネクライネナハトムジークでは板東バレエさんの大きな魅力の1つ、
コール・ド・バレエを息を合わせてきちんと踊る生徒さん達の姿に早くも心が洗われました。
忘れもしない、初めて板東バレエを観たときのオープニングを彩った子供達のみの構成のガーシュイン作品で しっかりと呼吸の合ったコール・ドに、
続く全幕『白鳥の湖』での白鳥達の整った美しさや集中力に度肝を抜かれ、
観に行くきっかけはゲストの山本隆之さんながら、板東バレエといえば子供達のコール・ドが名物!と思うようになったほど。
失礼ながら都会とは言い難い場所とは思えぬレベルの高さにたまげた記憶は18年経った今も残り続けております。
現在もその魅力は変わらず伝承されていて、大勢で並んで組む綺麗な立ち姿のポジション始め基本のポーズやパを折り目正しく丁寧にこなす光景に、再度拍手を送りたくなりました。

主宰の板東先生と常連ゲストの山本さんが踊られた、ウィーンの気質と思わしき曲(違っていたらすみません)に振り付けられたWaltzのお洒落でモダンな風味のパ・ド・ドゥも忘れられず。
軽やかな高揚感を誘う美しさ、年齢を重ねたからこそ滲む魅力の虜にならずにいられません。
大人クラスの生徒さん達によるHooked on Classicsの纏まりも素敵で、クラシックの名曲が同じテンポで メドレー形式で収録された曲の中で
大人数もあれば少数での登場もあったりと、出入りや隊列変化も激しい振付を堂々晴れ晴れと踊っていくお姿が何ともエネルギッシュに映りました。

第2部の、子供の生徒さん達を主軸に展開していく The story of a dreamの構成の妙にも唸りました。
主人公として最初に名前が紹介されているのは青年で、青年が次々と違う夢を見ていくお話の中で登場するキャラクター達はコロンビーヌやピエロ、青い鳥にフロリナ王女、
人魚姫やピーターパンまで様々な物語から飛び出して夢の中にやってくるわけですが青年役を務められた、
板東バレエで長らくアシスタントをなさっている男性の先生が生徒さん達のために何でも屋な活躍ぶり。
下手すれば継ぎ接ぎや切り貼りな構成になりかねないほどによく知られた物語の色々な登場人物が出現していく中で
観客が1本の幕物作品を観ている気分になるよう、場面ごとの合間の振る舞いや橋渡しも見事で更にはまだ経験が浅そうな生徒さんのパ・ド・ドゥサポートもこなすかと思えば
男の子2人のピーターパン達とは一緒に交互に踊ったりと、生徒さん達全員が楽しく気持ち良く踊れるような献身ぶりに心から讃えたいばかりです。
あくまでサポートやフォローを誇示せず、夢の中のお話としてスムーズに描き出していらっしゃることも感激。
生徒さん達もとでも楽しそうに安心して踊っているようで、蟹座であり前日に札幌で美味しい蟹を食べていた当方にとっては
カニさん歩きの可愛らしいカニさん達がとりわけ目の保養でございました。
さりげなく人形の精やフロリナと青い鳥も入っていたり、キャラクター達が一斉に客席から登場するあっと驚く演出もあり。終始たっぷり楽しませていただきました。

さて、締めは篠原聖一さん振付『ドン・キホーテ」より酒場と結婚式の抜粋です。篠原さんが手がけられたドンキは形を変えながらこれまでも何度か板東バレエで上演されていて
2008年は野営地と結婚式、2015年は20周年記念全幕を鑑賞しております。17年前も出演されていた方もいらっしゃれば、当時は生まれていない生徒さん達が大半でしょう。
山本さんは2008年はバジル(野営地タンバリンソロもありました!)、2015年はエスパーダ、今回はドン・キホーテ、と
3回とも異なる役柄でのご出演で、長きに渡ってのご出演だからこその醍醐味でしょう。全て拝見している私は幸せでございます。

今回は酒場から開始。キトリは今年板東バレエ在籍25年表彰を受けられた生え抜きでスタジオの歴史そのものな生徒さんで
子供の頃に通い始め、社会人になって以降もすっと継続されていることにまず拍手。皆のお手本な生徒さんです。
上品でありつつ登場からパッと華やぐ麗しいキトリで、追いかけてきたお父さんやガマーシュに困り果てる姿も何処か可愛らしく映りました。
バジルは佐々木美智子バレエ団の佐々木嶺さん。もしや板東バレエ第1回発表会の頃は生まれていらっしゃらない!?男性陣の中では最年少ゲストでしょう。
キトリとの熱々仲睦まじい様子の描画やダイビングキャッチにおける受け止めの盤石さもお見事で、
狂言自殺でのキトリへの気持ちが逸って落ち着かない様子も微笑ましく、細かな笑いの粒子が爽やかに弾けていた印象です。
酒場のソロでは身体を反らせながらこれ見よがしではなくふわり軽々と跳び上がる姿が、
梅田スカイビルやあべのハルカスも驚くであろう浪速の空中散歩かと見紛う柔らかな滞空フォルム炸裂に口あんぐり。
「訳あって」1階最前列に着席して凝視してしまった8月6日に開催された福岡市民ホールでの嶺さん含めて出演者は6名であった少数精鋭ガラにて、
実演付き何でもトーク時間における柔軟な股関節を生かしての超絶技巧の余りの凄さや
嶺さんの隣に並んでいた、東京の初台からの男性出演者が衝撃を受け過ぎたのか目に炎を宿す姿を含めて未だ刷り込まれております笑。

酒場を締めていたのがNBAバレエ団の岩田雅女さんによる女店主。空間を大きく使いながらの振る舞いやその場にいる全員への気配りも細かく
貫禄がありつつも達者なコミュニケーションを広げてご自身の見せ方も格好良く、舞台に一層の賑わいを与えてくださっていました。
店主の魅力も大いに影響して行けば必ず楽しい気分に浸れると評判な、バルセロナの食べログで間違いなく星4つ以上は獲得する酒場でしょう。
瓶をラッパ飲みして掲げる店主が1人舞台に佇む中での幕切れも味わい深いものがありました。
それから佐々木バレエの佐々木夢奈さんが踊るメルセデスの艶やかさを絶品級で、長い丈のゴージャスなスカート衣装を翻しながらの舞や、放つ色気にもうっとりです。

そして何と言っても山本さんドンキホーテと、20周年全幕ドンキに引き続きである福田圭吾さんサンチョコンビに和んだのは言うまでもありません。
ドン・キホーテは大らかな仕草、歩き姿で空気を変えて品格与える存在感。キトリからの願いを優しく頷きながらの理解の示しや、
2人の結婚を認めるようロレンツォを追い詰めるときは槍をバタンと床に突いてはその重みの反動で人々が
『となりのトトロ』でのトトロが着地したときのバス停やサツキちゃん達の如く、ガマーシュも含めて一斉に浮き上がる様子の臨場感も笑いを誘いました。
忠誠心の強いサンチョの愛すべき人間味も加わって、お2人の旅行く先々は幸福で満たされているに違いありません。
全てが狂言自殺と分かると、祝福感一杯に大団円。ロレンツオも、このドン・キホーテを前にしてはもう認めざるを得ないのか笑、愛娘の望みを受け入れる姿には切なくしんみりです。

それから生徒さんもゲストも関係なく全員に通じていたのは、酒場からの開始であっても1幕も観ていた気分にさせてくださっていたこと。
港町でのキトリとバジルの熱々ぶりやガマーシュ騒ぎもないままいきなり酒場から始まったわけですが、1幕から続けて観ているような気分に浸っておりました。
全員が幕開けから、白昼の港町でのエネルギーをそのまま酒場に持ち込んでいる意識で臨んでいたからこそでしょう。
特に未成年の生徒さん達は普段酒場とはご縁がないはずで(親族が経営している等の事情を除けば縁があっても困るが笑)
しかし無理に演じようとせずにその場その場で発生する会話や交流を生徒さん達も存分に楽しんでいる様子が伝わり、
ゲスト達との垣根を超えた表現が結集して舞台の花がぐっと力強く開いていた印象です。

さてめでたく結婚式へ。キトリは板東先生で、年齢をこうにも美しく重ねていらっしゃるお姿に再び感激でございます。
赤い縁取りの白系チュチュがよく似合う締まった体型に、1つ1つに艶っぽさがある踊り方といい指導に明け暮れながらもご自身の鍛練も30年間一切怠っていない証でしょう。
バジルは佐々木大さんで、気づけば酒場はご子息、結婚式はお父上が務める実の親子特別構成になっていました30周年。
身体のラインが相変わらずしなやかで美しく、古典のグラン・パ・ド・ドゥのサポート時のポーズも安定と綺麗なフォルムはご健在です。
ヴァリエーションは嶺さんと貞松浜田バレ工団の小森慶介さんが分担して踊られるも、コーダの一部は大さんが担当され、シャープな跳躍は不変でございました。

ドン・キホーテ達はずっと傍で宴会。そのテーブルがユーモアで溢れ、結婚を祝うほのぼのとした空気感と結婚式の格の高さを支えるテーブル席でございました。
式の途中であったか、酔っ払ったサンチョが繰り出してお茶目なテクニックを炸裂させる場が設けられたのも 10年前の20周年ドンキ時と変わらず。圭吾さんのスタミナにも天晴れです。
またキトリの友人達がここでサンチョとたくさん絡む場でもあり、共にフリーの宮田遥夏さんと中河茉音さん、3人の息がぴったりで
急速テンポな音楽であっても皆で楽しく刻むお祝いな踊りで式が益々晴れ模様になったと捉えております。
ボレロはいきなり誰ですかこの人は状態な唐突さはなく、狂言自殺騒動のどさくさの中で誕生した酒場の店主とロレンツオの新カップルが
睦まじく登場して祝福度合いは倍増。服装はそのままで、颯爽と踊る岩田さんと内田卓さんでした。

通常はキューピッド達が踊る曲での子供達が披露するクラシカルな愛らしさのある踊りも品ある仕上がりで、式の空気をぱっと潤すお披露目です。
フィナーレは勢揃いしながら一列ごとに立膝姿勢になってのショーのような演出も20周年を思い出し、節目のお祝いに相応しい華々しさ。
そして最後はドルシネア姫のシルエットが見守る中で、ドン・キホーテとサンチョが新たな旅路を行く姿での幕切れで
同時に板東バレエの更なる冒険、発展への願いにも重なるじんわりと胸に染み入る締め括りでございました。

さて毎年旬な曲で繰り広げる名物のカーテンコールは今年は王道にクイーンのボーントゥラヴューでパワフルに全開。
生徒さん達もゲスト陣も勢揃いし、ゲスト陣の大半は阪神タイガースユニフォームや優勝祈願の「アレ」と書かれたタオルを持ってご登場笑。
関西人多く阪神熱の強さ、ここでは当たり前なのでしょう。(日本シリーズ、惜しかったですねえ。あっ、ここでは触れぬほうが良いか汗)

恐らくは愛媛県西条市では唯一のバレエスタジオと思われ、30年間ずっと伊予西条のバレエを盛り上げてこられた板東先生の功績は計り知れません。
コンクール云々よりも(勿論入賞されている生徒さん達の努力は素晴らしいことですが)
コール・ドをきちんと踊ることや舞台マナーをしっかり身につける大切さを重視されている指導をきっと変わらず貫いてこられたからでしょう。
都内のスタジオであっても講師としてお招きできるところはそうそうないであろう、篠原聖一さんや下村由理恵さん、成澤淑栄さんら
バレエ界の重鎮な方々が定期的に伊予西条にお越しになっての指導の実現も、板東先生がモスクワや大阪で積まれてきたキャリアやご縁があってこそ。
板東先生を慕って集う生徒さん達のコツコツと練習に励む姿勢はこれからも受け継がれていき
ゲストの力も借りつつ全幕や幕物作品をできるスタジオが伊予西条の地に30年前からあることは
板東先生にも、現役生卒業生含む生徒さん達にも、今一度心からの拍手を送りたい思いでおります。

2007年以降かれこれ愛媛県を15回以上訪れている私ですが、板東バレエ以外の用事で出向いたことはありません。
私を愛媛に繋げるきっかけをくださった山本さん、板東バレエの皆様、本当にありがとうございます。
初回の2007年は特急しおかぜのこともよく知らず、夜行バスで松山駅まで行き、普通列車に乗って2時間半ほどかけて
伊予西条にのんびり向かっていた日が懐かしく、初めて車窓から眺めた瀬戸内海の眩しい青色は今も忘れられません。
帰りは松山まで戻るとバスに間に合わないため伊小松まで電車で出て、サービスエリアまでタクシー乗ってからバスに乗って東京へ戻るなど今思えばスリルある復路でした笑。
西条市の方々からしたら信じ難いでしょうが私は運転免許を持っておらず、何処へ行くにも公共交通頼みなのです笑。
2008年以降は鑑賞以外に観光にも出向くようになり、道後温泉や松山城、新居浜のラピュタに似た別子銅山、今治港での夕日鑑賞や西条港での海産物食事、
しなまみ海道サイクリングや船で尾道まで出る移動も体験。2019年は天候が危ぶまれ、帰りのバスが運休になったこともありました笑。
板東バレエ鑑賞を起点におかげさまでたくさんの豊かな経験を愛媛県各地でしており、感謝が募るばかりです。

会場に到着すると毎回笑顔で迎えてくださる板東先生のお母様も名物と思っており、
昨年とは違って天候危機から逃げるように来ることはなかったものの(同日開催の大阪での公演は中止に)
今回は前日札幌から東京を経由しての西村京太郎旅情ミステリー並の移動となりながら疲労は微塵もなく鑑賞に臨めたのは
お母様や顔馴染みのカメラマンの文元さんを始め、会場にいらっしゃる方々のパワー、板東バレエ出演者の皆様の晴れやかな舞台の効果が大きく影響していたと感じております。

改めまして、板東バレエ30周年おめでとうございます。とりわけ生徒さん達とゲストが結束して作る幕物が魅力で板東先生の企画力にこの度も脱帽いたしました。
スタジオの発展、板東先生そして生徒さん達の益々の活躍を願っております!!





これまでに鑑賞した板東バレエのプログラムです。全部思い出せます!
2014年は発表会は足を運べずでしたがバヤデール婚約式を上演した3月のえひめバレエ祭は鑑賞。
2011年のサマーコンサートにも伺う予定でしたが3日前に父が急死して行けなくなってしまいました。
それ以外は山本さんが出演されたときは足を運んでおります。

飛行機で松山まで向かって伊予西条まで特急しおかぜ移動ときもあれば夜行バスのときもあり、
最近は岡山までバス或いは今年は新幹線で行き、しおかぜに乗り換えて瀬戸内海縦断が主流になっています。




おはようございます。札幌から帰京して日付変わってから宿に着いたが早朝に起床、睡眠時間約5時間だが目覚めは良き。1駅歩いて東京駅まで徒歩移動です。
早朝の日本橋、静寂に包まれています。箱根駅伝のときはこの静けさが嘘のように大勢の沿道応援者が集います。



いざ、新幹線に乗車!前日夜は新千歳空港にて、日曜日つまりこの日は地元の王子様が鑑賞できない云々言っていた
しらかわんも、愛媛県行きをすっかり楽しみにしているようです。

※しらかわんは、福島県白河市の公認キャラクターで、訳あって白河市に年1回は出向いており3年前に駅で購入。
今年は7月の新国立劇場バレエ団ジゼルロンドン公演にもお供してくれました。
愛媛県のみきゃんと同じく犬です。誕生日も同じ11月生まれで、近いらしい。
S字キーホルダーはバッキンガム宮殿に行く途中にレスタースクエアで購入。しらかわんのSです。
ロンドン以降、基本関東勢以外は大阪、福岡、名古屋、福島、京都、岡山、札幌、と鑑賞各地を今年は一緒に旅してくれています。初大阪は佐々木美智子バレエ団ロミジュリです!
先月はようやく新国立劇場に初めて行き、シンデレラを満喫しておりました!
https://tre-navi.jp/toretate/?p=19036

https://www.fukulabo.net/is.shtml/point/shop-24



前日に札幌のデパート丸井今井の中の柳月で購入したお菓子達。毎回立ち寄っている店舗です。和洋折衷なお菓子が種類多数。
個別に買える種類も豊富で、少しずつ食べたい時に嬉しい。時節柄かぼちゃにプリンセスのパッケージに、まだ札幌シンデレラの気持ちが抜けないが笑。



岡山県のあたりにて、オーストリアのハルシュタットのような景色。



岡山駅到着。ただいま岡山、2週連続で上陸です!前週はバスで、今週は新幹線。
前週に友人達を見送った新幹線改札でございます。



ただいま桃太郎!1週間ぶりの再会。札幌から東京経由して参りました!




さて、前週とは違いますから桃太郎線に乗車しないよう注意。吉備津神社は渋くスケールある回廊が素敵だったが。



しおかぜに乗車です。そして東大阪市にある山本さんのオープンクラスガレージアートスペースに初めて伺ったときに知り合った大阪在住のお方と車内で合流です!



しおかぜの車窓から、瀬戸内海! 車内で直近の鑑賞、この日の板東バレエの舞台に立たれる、
私も一ファンである心優しいお嬢様のお話等、ずっと会話に花が咲いておりました。



青い空、海、島々の眩い瀬戸内海の景色に興奮するしらかわんです。



伊予西条駅に到着!朝ドラのあんぱん、好評のうちに終了したばかりです



前回も訪れた、会場すぐ隣の昭和喫茶。



具沢山なナポリタン。トマトのふくよかな旨味が濃縮、美味しくいただきました。 食べていくと活力が沸いてくる一皿でした!



デザートも兼ねてクリームソーダ。何十年かぶりに飲み、メルヘンな色味といい炭酸にアイスクリームが溶けてまろやかになる変化といい、
ノスタルジックな趣が愛おしく感じる食後でございます。



会場外観



会場隣。水の恵み豊かな西条市です。



夜の駅、満月!



アンパンマン列車、タイミングが合えばまた乗りたい。



帰り、再びの昭和喫茶にて、板東バレエの30周年を記念して乾杯!!じゃこ天がビールに合います。伊予に来た気分も更に高めてくれます。
ハイジのマットが可愛らしい。当方、カラオケの唯一のレパートリーかもしれません、主題歌の『おしえて』。
それにしても愛媛に16回ほど来ていて目的は全て板東バレエさんの舞台。板東バレエなしに私の愛媛体験は成し得なかったことで、再度感謝が募るばかりです。



昭和の香り。生まれたとき白黒テレビ時代だった、或いは幼い頃は蓄音機で音楽聴いていた世代等よく言われますが、ご想像にお任せいたします。



一息ついたところで、この日に開催された新国立の2日目札幌公演シンデレラも盛会で終演したと友人からの連絡が入っていたため、合わせて祝杯です。
昨年7月のアラジン札幌2日目公演にて途中降板された米沢唯さんがこの日はシンデレラを全幕主演無事終えられたことにも安堵。
(昨年の札幌アラジン2日目は第3幕から代役は池田理沙子さんと、今回の板東バレエにてサンチョも務められた、昨夏7月当時は新国立退団公演を華々しく終えられたばかりであった福田圭吾さん!)
それはそうと、米沢さんを終始支えられた日曜日の王子様、頼もしや!



お土産はみきゃんのお菓子。包装紙を見ると、みきゃんは犬らしい。誕生日も近いそうで仲間意識が芽生えたしらかわんです。



帰りのバスは昭和喫茶の目の前、7秒で着きます。会場もすぐ隣。30周年ドン・キホーテの残り香がまだ漂ってきそうな雰囲気です。



新千歳空港と羽田空港間の飛行機は大混乱だったそうで、札幌チームは出演者も関東からの観客も、皆様お疲れ様でした。
あるお世話になっている新国立劇場の常連さんは、終電が間に合いそうになく機体から出た途端に京急線ホームに走っていたらしい。今年5月の福岡帰りの私と全く同じ状況だ。
札幌や羽田でてんやわんやな状況の頃、私は渋谷行きの瀬戸内バスの中でドン・キホーテの如く夢の中におりました笑。
伊予西条から東京へ戻るとなるとこのバスしかないのだが、3列シート快適です。
さらば愛媛、きっとまた来年!!


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