2025年10月31日金曜日

伊予西条で30年の大節目 板東ゆう子ジュニアバレエ30周年記念発表会『ドン・キホーテ』抜粋 The story of a dream ほか10月5日(日)《愛媛県西条市》


10月5日(日)、愛媛県西条市で板東ゆう子ジュニアバレエ30周年記念発表会「ドン・キホーテ』抜粋 The story of a dream ほかを観て参りました。
板東バレエさんの初鑑賞は2007年。私にとって初めて訪れた四国の県であり、以来18年間ほぼ毎年足を運んでおります。
今回は30周年を記念して、ゲストも板東先生所縁のある佐々木美智子バレエ団やお馴染みの新国立劇場バレエ団からのご出演もあり
まさにバルセロナの爽やかな陽光と似た晴天に恵まれる中で盛大な舞台が繰り広げられました。
https://yukobando.com/

※概要はこちらをご覧ください!


第1部と第3部はバレエコンサート。幼い子供の生徒さん達から大人の生徒さん、ゲストまでオリジナルの小品もあれば古典のパドドゥやヴァリエーションまで多彩な作品をお披露目です。
幕開けを飾った小さな子供の生徒さん達約15人で踊られたアイネクライネナハトムジークでは板東バレエさんの大きな魅力の1つ、
コール・ド・バレエを息を合わせてきちんと踊る生徒さん達の姿に早くも心が洗われました。
忘れもしない、初めて板東バレエを観たときのオープニングを彩った子供達のみの構成のガーシュイン作品で しっかりと呼吸の合ったコール・ドに、
続く全幕『白鳥の湖』での白鳥達の整った美しさや集中力に度肝を抜かれ、
観に行くきっかけはゲストの山本隆之さんながら、板東バレエといえば子供達のコール・ドが名物!と思うようになったほど。
失礼ながら都会とは言い難い場所とは思えぬレベルの高さにたまげた記憶は18年経った今も残り続けております。
現在もその魅力は変わらず伝承されていて、大勢で並んで組む綺麗な立ち姿のポジション始め基本のポーズやパを折り目正しく丁寧にこなす光景に、再度拍手を送りたくなりました。

主宰の板東先生と常連ゲストの山本さんが踊られた、ウィーンの気質と思わしき曲(違っていたらすみません)に振り付けられたWaltzのお洒落でモダンな風味のパ・ド・ドゥも忘れられず。
軽やかな高揚感を誘う美しさ、年齢を重ねたからこそ滲む魅力の虜にならずにいられません。
大人クラスの生徒さん達によるHooked on Classicsの纏まりも素敵で、クラシックの名曲が同じテンポで メドレー形式で収録された曲の中で
大人数もあれば少数での登場もあったりと、出入りや隊列変化も激しい振付を堂々晴れ晴れと踊っていくお姿が何ともエネルギッシュに映りました。

第2部の、子供の生徒さん達を主軸に展開していく The story of a dreamの構成の妙にも唸りました。
主人公として最初に名前が紹介されているのは青年で、青年が次々と違う夢を見ていくお話の中で登場するキャラクター達はコロンビーヌやピエロ、青い鳥にフロリナ王女、
人魚姫やピーターパンまで様々な物語から飛び出して夢の中にやってくるわけですが青年役を務められた、
板東バレエで長らくアシスタントをなさっている男性の先生が生徒さん達のために何でも屋な活躍ぶり。
下手すれば継ぎ接ぎや切り貼りな構成になりかねないほどによく知られた物語の色々な登場人物が出現していく中で
観客が1本の幕物作品を観ている気分になるよう、場面ごとの合間の振る舞いや橋渡しも見事で更にはまだ経験が浅そうな生徒さんのパ・ド・ドゥサポートもこなすかと思えば
男の子2人のピーターパン達とは一緒に交互に踊ったりと、生徒さん達全員が楽しく気持ち良く踊れるような献身ぶりに心から讃えたいばかりです。
あくまでサポートやフォローを誇示せず、夢の中のお話としてスムーズに描き出していらっしゃることも感激。
生徒さん達もとでも楽しそうに安心して踊っているようで、蟹座であり前日に札幌で美味しい蟹を食べていた当方にとっては
カニさん歩きの可愛らしいカニさん達がとりわけ目の保養でございました。
さりげなく人形の精やフロリナと青い鳥も入っていたり、キャラクター達が一斉に客席から登場するあっと驚く演出もあり。終始たっぷり楽しませていただきました。

さて、締めは篠原聖一さん振付『ドン・キホーテ」より酒場と結婚式の抜粋です。篠原さんが手がけられたドンキは形を変えながらこれまでも何度か板東バレエで上演されていて
2008年は野営地と結婚式、2015年は20周年記念全幕を鑑賞しております。17年前も出演されていた方もいらっしゃれば、当時は生まれていない生徒さん達が大半でしょう。
山本さんは2008年はバジル(野営地タンバリンソロもありました!)、2015年はエスパーダ、今回はドン・キホーテ、と
3回とも異なる役柄でのご出演で、長きに渡ってのご出演だからこその醍醐味でしょう。全て拝見している私は幸せでございます。

今回は酒場から開始。キトリは今年板東バレエ在籍25年表彰を受けられた生え抜きでスタジオの歴史そのものな生徒さんで
子供の頃に通い始め、社会人になって以降もすっと継続されていることにまず拍手。皆のお手本な生徒さんです。
上品でありつつ登場からパッと華やぐ麗しいキトリで、追いかけてきたお父さんやガマーシュに困り果てる姿も何処か可愛らしく映りました。
バジルは佐々木美智子バレエ団の佐々木嶺さん。もしや板東バレエ第1回発表会の頃は生まれていらっしゃらない!?男性陣の中では最年少ゲストでしょう。
キトリとの熱々仲睦まじい様子の描画やダイビングキャッチにおける受け止めの盤石さもお見事で、
狂言自殺でのキトリへの気持ちが逸って落ち着かない様子も微笑ましく、細かな笑いの粒子が爽やかに弾けていた印象です。
酒場のソロでは身体を反らせながらこれ見よがしではなくふわり軽々と跳び上がる姿が、
梅田スカイビルやあべのハルカスも驚くであろう浪速の空中散歩かと見紛う柔らかな滞空フォルム炸裂に口あんぐり。
「訳あって」1階最前列に着席して凝視してしまった8月6日に開催された福岡市民ホールでの嶺さん含めて出演者は6名であった少数精鋭ガラにて、
実演付き何でもトーク時間における柔軟な股関節を生かしての超絶技巧の余りの凄さや
嶺さんの隣に並んでいた、東京の初台からの男性出演者が衝撃を受け過ぎたのか目に炎を宿す姿を含めて未だ刷り込まれております笑。

酒場を締めていたのがNBAバレエ団の岩田雅女さんによる女店主。空間を大きく使いながらの振る舞いやその場にいる全員への気配りも細かく
貫禄がありつつも達者なコミュニケーションを広げてご自身の見せ方も格好良く、舞台に一層の賑わいを与えてくださっていました。
店主の魅力も大いに影響して行けば必ず楽しい気分に浸れると評判な、バルセロナの食べログで間違いなく星4つ以上は獲得する酒場でしょう。
瓶をラッパ飲みして掲げる店主が1人舞台に佇む中での幕切れも味わい深いものがありました。
それから佐々木バレエの佐々木夢奈さんが踊るメルセデスの艶やかさを絶品級で、長い丈のゴージャスなスカート衣装を翻しながらの舞や、放つ色気にもうっとりです。

そして何と言っても山本さんドンキホーテと、20周年全幕ドンキに引き続きである福田圭吾さんサンチョコンビに和んだのは言うまでもありません。
ドン・キホーテは大らかな仕草、歩き姿で空気を変えて品格与える存在感。キトリからの願いを優しく頷きながらの理解の示しや、
2人の結婚を認めるようロレンツォを追い詰めるときは槍をバタンと床に突いてはその重みの反動で人々が
『となりのトトロ』でのトトロが着地したときのバス停やサツキちゃん達の如く、ガマーシュも含めて一斉に浮き上がる様子の臨場感も笑いを誘いました。
忠誠心の強いサンチョの愛すべき人間味も加わって、お2人の旅行く先々は幸福で満たされているに違いありません。
全てが狂言自殺と分かると、祝福感一杯に大団円。ロレンツオも、このドン・キホーテを前にしてはもう認めざるを得ないのか笑、愛娘の望みを受け入れる姿には切なくしんみりです。

それから生徒さんもゲストも関係なく全員に通じていたのは、酒場からの開始であっても1幕も観ていた気分にさせてくださっていたこと。
港町でのキトリとバジルの熱々ぶりやガマーシュ騒ぎもないままいきなり酒場から始まったわけですが、1幕から続けて観ているような気分に浸っておりました。
全員が幕開けから、白昼の港町でのエネルギーをそのまま酒場に持ち込んでいる意識で臨んでいたからこそでしょう。
特に未成年の生徒さん達は普段酒場とはご縁がないはずで(親族が経営している等の事情を除けば縁があっても困るが笑)
しかし無理に演じようとせずにその場その場で発生する会話や交流を生徒さん達も存分に楽しんでいる様子が伝わり、
ゲスト達との垣根を超えた表現が結集して舞台の花がぐっと力強く開いていた印象です。

さてめでたく結婚式へ。キトリは板東先生で、年齢をこうにも美しく重ねていらっしゃるお姿に再び感激でございます。
赤い縁取りの白系チュチュがよく似合う締まった体型に、1つ1つに艶っぽさがある踊り方といい指導に明け暮れながらもご自身の鍛練も30年間一切怠っていない証でしょう。
バジルは佐々木大さんで、気づけば酒場はご子息、結婚式はお父上が務める実の親子特別構成になっていました30周年。
身体のラインが相変わらずしなやかで美しく、古典のグラン・パ・ド・ドゥのサポート時のポーズも安定と綺麗なフォルムはご健在です。
ヴァリエーションは嶺さんと貞松浜田バレ工団の小森慶介さんが分担して踊られるも、コーダの一部は大さんが担当され、シャープな跳躍は不変でございました。

ドン・キホーテ達はずっと傍で宴会。そのテーブルがユーモアで溢れ、結婚を祝うほのぼのとした空気感と結婚式の格の高さを支えるテーブル席でございました。
式の途中であったか、酔っ払ったサンチョが繰り出してお茶目なテクニックを炸裂させる場が設けられたのも 10年前の20周年ドンキ時と変わらず。圭吾さんのスタミナにも天晴れです。
またキトリの友人達がここでサンチョとたくさん絡む場でもあり、共にフリーの宮田遥夏さんと中河茉音さん、3人の息がぴったりで
急速テンポな音楽であっても皆で楽しく刻むお祝いな踊りで式が益々晴れ模様になったと捉えております。
ボレロはいきなり誰ですかこの人は状態な唐突さはなく、狂言自殺騒動のどさくさの中で誕生した酒場の店主とロレンツオの新カップルが
睦まじく登場して祝福度合いは倍増。服装はそのままで、颯爽と踊る岩田さんと内田卓さんでした。

通常はキューピッド達が踊る曲での子供達が披露するクラシカルな愛らしさのある踊りも品ある仕上がりで、式の空気をぱっと潤すお披露目です。
フィナーレは勢揃いしながら一列ごとに立膝姿勢になってのショーのような演出も20周年を思い出し、節目のお祝いに相応しい華々しさ。
そして最後はドルシネア姫のシルエットが見守る中で、ドン・キホーテとサンチョが新たな旅路を行く姿での幕切れで
同時に板東バレエの更なる冒険、発展への願いにも重なるじんわりと胸に染み入る締め括りでございました。

さて毎年旬な曲で繰り広げる名物のカーテンコールは今年は王道にクイーンのボーントゥラヴューでパワフルに全開。
生徒さん達もゲスト陣も勢揃いし、ゲスト陣の大半は阪神タイガースユニフォームや優勝祈願の「アレ」と書かれたタオルを持ってご登場笑。
関西人多く阪神熱の強さ、ここでは当たり前なのでしょう。(日本シリーズ、惜しかったですねえ。あっ、ここでは触れぬほうが良いか汗)

恐らくは愛媛県西条市では唯一のバレエスタジオと思われ、30年間ずっと伊予西条のバレエを盛り上げてこられた板東先生の功績は計り知れません。
コンクール云々よりも(勿論入賞されている生徒さん達の努力は素晴らしいことですが)
コール・ドをきちんと踊ることや舞台マナーをしっかり身につける大切さを重視されている指導をきっと変わらず貫いてこられたからでしょう。
都内のスタジオであっても講師としてお招きできるところはそうそうないであろう、篠原聖一さんや下村由理恵さん、成澤淑栄さんら
バレエ界の重鎮な方々が定期的に伊予西条にお越しになっての指導の実現も、板東先生がモスクワや大阪で積まれてきたキャリアやご縁があってこそ。
板東先生を慕って集う生徒さん達のコツコツと練習に励む姿勢はこれからも受け継がれていき
ゲストの力も借りつつ全幕や幕物作品をできるスタジオが伊予西条の地に30年前からあることは
板東先生にも、現役生卒業生含む生徒さん達にも、今一度心からの拍手を送りたい思いでおります。

2007年以降かれこれ愛媛県を15回以上訪れている私ですが、板東バレエ以外の用事で出向いたことはありません。
私を愛媛に繋げるきっかけをくださった山本さん、板東バレエの皆様、本当にありがとうございます。
初回の2007年は特急しおかぜのこともよく知らず、夜行バスで松山駅まで行き、普通列車に乗って2時間半ほどかけて
伊予西条にのんびり向かっていた日が懐かしく、初めて車窓から眺めた瀬戸内海の眩しい青色は今も忘れられません。
帰りは松山まで戻るとバスに間に合わないため伊予小松まで電車で出て、サービスエリアまでタクシー乗ってからバスに乗って東京へ戻るなど今思えばスリルある復路でした笑。
西条市の方々からしたら信じ難いでしょうが私は運転免許を持っておらず、何処へ行くにも公共交通頼みなのです笑。
2008年以降は鑑賞以外に観光にも出向くようになり、道後温泉や松山城、新居浜のラピュタに似た別子銅山、今治港での夕日鑑賞や西条港での海産物食事、
しなまみ海道サイクリングや船で尾道まで出る移動も体験。2019年は天候が危ぶまれ、帰りのバスが運休になったこともありました笑。
板東バレエ鑑賞を起点におかげさまでたくさんの豊かな経験を愛媛県各地でしており、感謝が募るばかりです。

会場に到着すると毎回笑顔で迎えてくださる板東先生のお母様も名物と思っており、
昨年とは違って天候危機から逃げるように来ることはなかったものの(同日開催の大阪での公演は中止に)
今回は前日札幌から東京を経由しての西村京太郎旅情ミステリー並の移動となりながら疲労は微塵もなく鑑賞に臨めたのは
お母様や顔馴染みのカメラマンの文元さんを始め、会場にいらっしゃる方々のパワー、板東バレエ出演者の皆様の晴れやかな舞台の効果が大きく影響していたと感じております。

改めまして、板東バレエ30周年おめでとうございます。とりわけ生徒さん達とゲストが結束して作る幕物が魅力で板東先生の企画力にこの度も脱帽いたしました。
スタジオの発展、板東先生そして生徒さん達の益々の活躍を願っております!!





これまでに鑑賞した板東バレエのプログラムです。全部思い出せます!
2014年は発表会は足を運べずでしたがバヤデール婚約式を上演した3月のえひめバレエ祭は鑑賞。
2011年のサマーコンサートにも伺う予定でしたが3日前に父が急死して行けなくなってしまいました。
それ以外は山本さんが出演されたときは足を運んでおります。

飛行機で松山まで向かって伊予西条まで特急しおかぜ移動ときもあれば夜行バスのときもあり、
最近は岡山までバス或いは今年は新幹線で行き、しおかぜに乗り換えて瀬戸内海縦断が主流になっています。




おはようございます。札幌から帰京して日付変わってから宿に着いたが早朝に起床、睡眠時間約5時間だが目覚めは良き。1駅歩いて東京駅まで徒歩移動です。
早朝の日本橋、静寂に包まれています。箱根駅伝のときはこの静けさが嘘のように大勢の沿道応援者が集います。



いざ、新幹線に乗車!前日夜は新千歳空港にて、日曜日つまりこの日は地元の王子様が鑑賞できない云々言っていた
しらかわんも、愛媛県行きをすっかり楽しみにしているようです。

※しらかわんは、福島県白河市の公認キャラクターで、訳あって白河市に年1回は出向いており3年前に駅で購入。
今年は7月の新国立劇場バレエ団ジゼルロンドン公演にもお供してくれました。
愛媛県のみきゃんと同じく犬です。誕生日も同じ11月生まれで、近いらしい。
S字キーホルダーはバッキンガム宮殿に行く途中にレスタースクエアで購入。しらかわんのSです。
ロンドン以降、基本関東勢以外は大阪、福岡、名古屋、福島、京都、岡山、札幌、と鑑賞各地を今年は一緒に旅してくれています。初大阪は佐々木美智子バレエ団ロミジュリです!
先月はようやく新国立劇場に初めて行き、シンデレラを満喫しておりました!
https://tre-navi.jp/toretate/?p=19036

https://www.fukulabo.net/is.shtml/point/shop-24



前日に札幌のデパート丸井今井の中の柳月で購入したお菓子達。毎回立ち寄っている店舗です。和洋折衷なお菓子が種類多数。
個別に買える種類も豊富で、少しずつ食べたい時に嬉しい。時節柄かぼちゃにプリンセスのパッケージに、まだ札幌シンデレラの気持ちが抜けないが笑。



岡山県のあたりにて、オーストリアのハルシュタットのような景色。



岡山駅到着。ただいま岡山、2週連続で上陸です!前週の岡山県小田郡矢掛町で開催された新国立劇場のプリマと貴公子達なる公演はバスで、今週は新幹線。
前週に友人達を見送った新幹線改札でございます。



ただいま桃太郎!1週間ぶりの再会。札幌から東京経由して参りました!




さて、前週とは違いますから桃太郎線に乗車しないよう注意。吉備津神社は渋くスケールある回廊が素敵だったが。



しおかぜに乗車です。そして東大阪市にある山本さんのオープンクラスガレージアートスペースに初めて伺ったときに知り合った大阪在住のお方と車内で合流です!



しおかぜの車窓から、瀬戸内海! 車内で直近の鑑賞、この日の板東バレエの舞台に立たれる、
私も一ファンである心優しいお嬢様のお話等、ずっと会話に花が咲いておりました。



青い空、海、島々の眩い瀬戸内海の景色に興奮するしらかわんです。



伊予西条駅に到着!朝ドラのあんぱん、好評のうちに終了したばかりです



前回も訪れた、会場すぐ隣の昭和喫茶。



具沢山なナポリタン。トマトのふくよかな旨味が濃縮、美味しくいただきました。 食べていくと活力が沸いてくる一皿でした!



デザートも兼ねてクリームソーダ。何十年かぶりに飲み、メルヘンな色味といい炭酸にアイスクリームが溶けてまろやかになる変化といい、
ノスタルジックな趣が愛おしく感じる食後でございます。



会場外観



会場隣。水の恵み豊かな西条市です。



夜の駅、満月!



アンパンマン列車、タイミングが合えばまた乗りたい。



帰り、再びの昭和喫茶にて、板東バレエの30周年を記念して乾杯!!じゃこ天がビールに合います。伊予に来た気分も更に高めてくれます。
ハイジのマットが可愛らしい。当方、カラオケの唯一のレパートリーかもしれません、主題歌の『おしえて』。
それにしても愛媛に16回ほど来ていて目的は全て板東バレエさんの舞台。板東バレエなしに私の愛媛体験は成し得なかったことで、再度感謝が募るばかりです。



昭和の香り。生まれたとき白黒テレビ時代だった、或いは幼い頃は蓄音機で音楽聴いていた世代等よく言われますが、ご想像にお任せいたします。



一息ついたところで、この日に開催された新国立の2日目札幌公演シンデレラも盛会で終演したと友人からの連絡が入っていたため、合わせて祝杯です。
昨年7月のアラジン札幌2日目公演にて途中降板された米沢唯さんがこの日はシンデレラを全幕主演無事終えられたことにも安堵。
(昨年の札幌アラジン2日目は第3幕から代役は池田理沙子さんと、今回の板東バレエにてサンチョも務められた、昨夏7月当時は新国立退団公演を華々しく終えられたばかりであった福田圭吾さん!)
それはそうと、米沢さんを終始支えられた日曜日の王子様、頼もしや!



お土産はみきゃんのお菓子。包装紙を見ると、みきゃんは犬らしい。誕生日も近いそうで仲間意識が芽生えたしらかわんです。



帰りのバスは昭和喫茶の目の前、7秒で着きます。会場もすぐ隣。30周年ドン・キホーテの残り香がまだ漂ってきそうな雰囲気です。



新千歳空港と羽田空港間の飛行機は大混乱だったそうで、札幌チームは出演者も関東からの観客も、皆様お疲れ様でした。
あるお世話になっている新国立劇場の常連さんは、終電が間に合いそうになく機体から出た途端に京急線ホームに走っていたらしい。今年5月の福岡帰りの私と全く同じ状況だ。
札幌や羽田でてんやわんやな状況の頃、私は渋谷行きの瀬戸内バスの中でドン・キホーテの如く夢の中におりました笑。
伊予西条から東京へ戻るとなるとこのバスしかないのだが、3列シート快適です。
さらば愛媛、きっとまた来年!!


2025年10月28日火曜日

80分間ダンスと語りで1周 ダンスの審査員のダンス 10月1日(水)




時節柄「かぼちゃ」の馬車に乗って、と申し上げたいところですが馬車ではなく京王新線に乗って連日出かけていた
初台の宮殿での舞踏会から帰って参りましたので、順番だいぶ前後いたしますが、過去遡りながら順々に綴って参ります。

10月1日(水)池袋の東京芸術劇場シアターイーストにて上演された、「ダンスの審査員のダンス』を観て参りました。
作・演出は岡田利規さん。出演者が大変豪華で、中村恩恵さん、酒井はなさん、島地保武さん、入手杏奈さん、矢澤誠さん、小林うてなさん。
岡田さんは酒井はなさんがご自身の解釈を説明しながら作品の魅力を紐解いていく「瀕死の白鳥 その死の真相』での演出も手がけられていた記憶が色濃く、
今回はどんな世界観で迫ってくるか心待ちにしておりました。
https://autumnmeteorite.jp/ja/2025/program/dancejurorsdance


まず公演名からして高感度なダンス好きにしか理解し得ない内容が続くと予想しており、
年間通してコンテンポラリーダンス公演を多数ご覧になっている方々や、会場にも何名も駆けつけていらした、
酒井はなさんのバレエクラスで長く習いつつ酒井さんのコンテンポラリー公演にも足繁く通う生徒さん達のような鑑賞眼、知識もなく
身体とは反対に目は全く肥えていない私でも楽しめるか、不安要素は多々ございました。
結果、脳みそがついていけたのは全体の半分にも至らずではあったものの(申し訳ございません)
出演者達はテーブルを囲み、ソファーや椅子に座りながら各自飲み物を口にしつつ時々お菓子も食べつつ笑
時に立ち上がって移動しながらダンスの哲学や譲れない要素の訴えを台詞と舞踊で組み合わせた面白い構成でした。

何しろ眼前にいるのはダンス界の一流の方々揃いで、特に酒井さんと中村さんが隣り合って次々と繰り出す踊りを間近で鑑賞できたのは貴重な体験。
さりげなく置かれた木製パイナップル型のお皿等、懐かしく感じる小物使いも目に留まり、恐らくは私服に近い衣装で
家で寛ぐかのように座りながらもいざ踊り出すと身体の可動域の深さやぶつ切りにならず
動きの滑らかさに仰天したりと始まってみれば瞬く間の80分間休憩なし公演でした。

考えてみればこの公演はリラックスパフォーマンスで、客席照明も明るめで小さなお子さんも入場や途中入退場可の公演であったため
凄腕な面々ばかりが出演してはいても、ゆったりとした空気が広がる公演であったかと思います。
これまでに観たことがない趣な企画内容でびっくりな部分もあれど、80分間満喫した公演でございました。



タイムテーブルやお知らせ。リラックスパフォーマンスである旨も丁寧に説明。



冊子もございました。



帰り、池袋駅にて。酒井はなさんに長年習っていらっしゃる方々の中に入れていただき食事。
当ブログレギュラーの我が大学の後輩もその中の1人で、皆さん本当にお綺麗な方ばかりです。
どこへ行っても容姿平均値を低下させている私が混ざって良いのか、公演内容の理解以上に不安でしたが皆さんお優しく、ホツ。
入店と同時にラストオーダーであったため、テーブルに次々と上陸する料理を分担して取り分け。ピザ切る係、前菜盛り付ける係、全員大忙し笑。



前菜など。ホカホカさつまいもとクリームの組み合わせや彩りに満ちたサラダ、どれも美味しい。



ベリーなカクテル、私が飲んだわけではありませんが笑、お洒落可愛らしい色合いです。
それにしても、酒井はなさんクラスの方々は皆様揃って努力家!
翌日夜から飲食三昧のために新国立劇場バレエ団札幌公演「シンデレラ」鑑賞に前乗りした能天気な私とは大違いです笑。



カボチャザクザク。先に感想は投稿いたしましたが、翌日夜からはカボチャの馬車ではなく空飛ぶ乗り物で北の大地のシンデレラへ。初日のみ鑑賞です。


2025年10月22日水曜日

【速報でもないが】【おすすめ】新国立劇場バレエ団2025/2026シーズン開幕『シンデレラ』




10月17日(金)に開幕した新国立劇場バレエ団 アシュトン版『シンデレラ』を観て参りました。只今折り返し地点のあたりで、明日以降も公演は続きます。
https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/cinderella/



リハーサルレポート。柴山さんや渡邊さんをはじめ、インタビューもあります。世界遺産な四季の精達のヴァリエーション映像も!
義理の姉妹の妹役の小野寺さんがほんわか可愛らしく、単に意地悪ではない役の魅力も語ってくださっています。



詳細な感想はまた全公演終了後に綴りますが、プロコフィエフの流麗な音楽にのせて繰り広げられる、時に切なくときにクスッと笑いもこみ上げる
極上お伽話な全幕バレエでございます。お伽話だからといって子供騙しでは一切なく、音楽振付衣装美術どれもが質高く、
新国立における初演時の1999年に英国ロイヤルバレエ団から買い取った、繊細煌びやかで手の込んだ衣装も見どころです。
毎回時代に合わせた改訂が少しずつなされていますが、今回は大きな転換点でしょう。
役柄名の変更や、あるキャラクターを醜さを排除した造形での演出がなされたりと目にはっきりと見える変化もあり。
納得な部分もあれば残して欲しかった部分もあり、クラシックな物語作品の上演継続の難しさも感じつつの開幕となりました。
ただ、全編通して美しいと唸らせる作品であることに変わりはありません。

とりわけ私は四季の精達の場面が好きなのですが、第1キャスト特に春の五月女さん、夏の飯野さん、秋の奥田さんはもう世界遺産レベルでしょう。
そんな4人と並ぶも初挑戦・冬の根岸さんの凛然とした踊りも目を惹きます。
紗幕が次々と上がっての光の当て方や、星の精達の鋭くもキラッと灯りを放ちつつ時計の要素と合わさったような振付も何度観ても心を掻き立てられております。
宮殿の奥へと吸い込まれそうな柱の羅列やシンデレラ登場時の淡い光のベールに包まれる心持ちとなる照明の美しさもぜひご体感いただきたい演出です。

現時点で当方は6回鑑賞しており、いたく印象に刻まれているのが初日と19日(日)夜。
渡邊さんが同じ公演期間中に2人のシンデレラと組む配役となったわけですが(サポート名手頼みなのか、山本隆之さん時代に戻った気もいたしますが)
トッププリマな米沢さんシンデレラとは、乙女な魅力を引き出しつつも王者な存在感で渡り合い、柴山さんシンデレラとは王道少女漫画路線な優しい王子様。
どちらも心惹かれてやまない、王子様でございました。 同じ公演期間中に同じ役でも全く異なるアプローチで拝見できるとは、
踊っている側はあれこれ切り替えて心身に負担もかかっているでしょうに観ている者としては楽しみを倍に膨らませてくださって、
幸福極まりない日々です。土曜日昼のご登場も待ちわびております。シンデレラは19日(日)夜に続き再び柴山さんです。
柴山さんと渡邊さんがシンデレラにて組むのは久々の8年ぶりで、しっとりされどシャープな踊りが爽快な柴山さんシンデレラと、
登場時から人間ファンファーレと化している渡邊さん王子様による、甘酸っぱく丁寧に紡ぎ上げる恋模様のワルツやパ・ド・ドゥは
是非とも大勢の方にご覧いただきたい限りでございます。

作品にもよるかもしれませんが、今回から本公演においてもカーテンコールでの撮影が可能となりました。
しかし諸事情によりまともに撮れたのは現時点6回鑑賞中1回のみ。
特に上の階からの写真は初台撮影技術残念コンクールグランプリになるであろう写りばかりですが、参考までに載せて参ります。
19日(日)夜公演に関してはまだまだ写真多数手元にございますが全て載せるとそれだけで記事終了となるためここでは割愛笑。

それはそうと数日前に発生したパリのルーブル美術館でのナポレオンの宝石盗難事件を聞いて、アシュトン版シンデレラの今シーズンからの改訂部分が過った方もいらっしゃるかと存じます。
英国にとっては敵対人物でこの版では風刺したキャラクターとして描いているとはいえ、名前は残しておいたほうがよかったのかあれこれ過ぎります。
それはさておき、明日以降も公演続きますので是非ともクラシカルで美しい、御伽話な世界をご覧くださいませ。




19日(日)夜 1階前方席から。柴山さん渡邊さん組。



見つめ合う柴山さんシンデレラと渡邊さん王子様。



初日3階から。米沢さん渡邊さん組。



初日、指導のマリンさんを迎えに行く渡邊さん。



四季の精と王子の友人たち。



18日(土)昼、木村さん速水さん組、3階上手側寄りから。



18日(土)夜小野さん井澤さん組。3階上手側端から。



池田さん水井さん組、4階上手側端から。



ジゼルロンドン公演写真展示中。



マエストロへ。



カボチャのスープ。演目にぴったり!コクのある滑らかな舌触りです。クリームがまろやか!



ペンネ。シュレッドチーズがふわふわと。



しらかわんとワイン。この夏以降は白河市への里帰り以外では初めてあちこち旅してきました。今夏はロンドンへ!バッキンガム宮殿へ行く道中にレスタースクエアで購入したSの字ユニオンジャックキーホルダーを誇らしげに装着。
新国立劇場へは初めての訪問。地元の王子様を舞台近くの席から鑑賞に意気込むしらかわんです。


2025年10月16日木曜日

本拠地に先立ち北海道でシーズン開幕 新国立劇場バレエ団『シンデレラ』10月4日(土)《札幌市》









順番前後いたしますが、10月4日(土)新国立劇場バレエ団シンデレラ札幌公演を観て参りました。まもなく本拠地で開幕ですので手短かに笑。
https://www.sapporo-community-plaza.jp/event.php?num=4427

所々演出や役柄名に変更があり、時代に即しての対応でしょう。全体がまだスタートに乗り切れていない箇所も見受けましたが、
小野絢子さんはめげないヒロインで井澤駿さんはソロは何処もシャープに決まり、パドドゥの2人の息はもう少し合えば尚良かったが開幕に相応しい御伽噺を描画なさっていました。
1幕ダンスレッスン舞台上の札響演奏者がダンサーに負けじと身体もよく動き、思わず注目。奥村義姉さまと気迫のバトルにも見えかけました。
また山田悠貴さん道化がテクニックもお芝居もメリハリがあり、最上階奥までよく届く存在感!前回の怪我による直前降板の悔しさも晴らせたかと思う仕上がりです。
四季の春夏秋は、寝てても踊れる⁈スペシャリストなベテラン勢で春は五月女遥さん、夏は地元札幌出身の飯野萌子さん、秋が奥田花純さん。
身体も音楽を巧みに操る職人トリオでございます。冬には初挑戦の根岸祐衣さん。根岸さんは既に違和感ない貫禄がありました。
衣装の凝った美、とりわけ四季の精や星の精達のデザインや紗幕は何度観ても溜息ものでございます。

マズルカは背中のくっきりした捻り見せの鮮やかさがもう一歩欲しかったかも。
吉田朱里さん仙女は登場のゆったりソロでポーズが流れ気味になってしまった感はあったものの、カウントが非常に難しい上に、
細田千晶さんや川村真樹さんら歴代名演仙女達が我が頭に刷り込まれているが故に厳し目な見方になってしまったかもしれません。
登場時の柔らかなオーラはバッチリでした。

札幌のお客様は1幕はたいそうおとなしいご様子な反応で、笑いは殆ど起きていなかったかもしれません。しかし拍手が長く、客電がついてもまだ続いていたりと、
じっくり集中して鑑賞したのち盛大な拍手で表してくださっていた印象です。

カーテンコール撮影可でしたが、仙女さまから遅くても札幌19時発の快速列車には乗り、19:40にはああ新千歳空港秋景色を眺めるよう忠告を受けていたため
3枚だけ撮影して途中で失礼。(途中退席を見込んでいたため、後方に人がいない通路側にして良かった) 上質写真をご覧になりたい方は各自検索なさってください笑。
鑑賞後すぐ東京経由して瀬戸内海渡って愛媛県に行っていたため日曜日公演は観られずでしたが、良き舞台であった旨を聞いてホッとしています。
昨年アラジン札幌公演にて途中降板された米沢さんが最後までシンデレラを踊り切ったとの知らせにも安堵。支えてくださっていた王子の渡邊さん、頼もしや!!
本拠地では明日からいよいよ開幕、初日主演は札幌日曜日と同じ米沢さん渡邊さんです。

1食でも多く味わいたいがためにグルメ目当てで2日(木)夜から羽田発、ところが飛行機が1時間遅延!
しかし隣席が横浜アリーナ小田和正さんライブ帰りの札幌在住、ヒタルにも馴染みある女性で夢中になる分野は異なれど、
鑑賞後の一杯やら旅先温泉やら話が弾み、小田さん人形やおすすめ札幌土産なども教えていただいたり、
チラシ見せてロンドン話や、札幌は本音を言えば日曜日の王子様が観たい欲も聞いてくださったりと瞬く間のフライトでした。
「日曜日の王子様」。フライト中は北海道テレビの名物番組水曜どうでしょうを超える、曜日使用キーワードになりました笑。

行きの羽田空港まで定時後職場から大急ぎで向かい、結果到着便の遅れによる出発時間遅延発生で急ぎ不要だったわけですがこればかりは仕方ない。
新千歳空港到着は1時間遅れのため少しでも早くに中心部に着きたいために快速エアポート乗り場まで走り、札幌駅からはすすきのまで早歩き。
帰りはヒタルから札幌駅まで走り、空港でギリギリでラーメン道場へ行きビールにラーメン味わい、保安検査に間に合うよう
隅っこにある1番遠いジェットスター検査場までタプタプのお腹を抱えて小走り。
次の札幌は、走らない慌ただしくない往復になりますように笑。

※新国立劇場バレエ団ジゼルロンドン公演がテレビ放送されます。是非ご覧ください!
https://www.nntt.jac.go.jp/ballet-dance/news/detail/77_030261.html

※写真、あとから大量追加いたします。




ジンギスカンのパドカトルです。以前2023年にヒタルプロジェクトくるみのとき他店舗に行って、様々な種類を味わえて広々しており、好きになったジンギスカン屋さん。



しらかわんとジンギスカン



6年ぶり、モエレ沼公園。



サウンドオブミュージック冒頭気分。



トレジャーのスープカレー。多すぎない野菜たち、カボチャやジャガイモはホクホク!和風なお出汁も癒しに。



ホテルの部屋プレートは羊さん。個室で、木金土の2泊で計7500円くらい。2泊でです!!大通とすすきのの間あたりの立地です。



開拓魂



海鮮な酒場、狸小路のシハチ。



テレビ塔。なかなかよく撮れた。



時計台



季節の果実 舞踏会パフェ



ビル



四季の花まる時計台店のお寿司、カニグラスハイボール。



青空とテレビ塔



水曜どうでしょう



きのとやのカボチャタルト。



冊子



ヒタルにきたよ!



これしか撮れず。四季と王子友人たち



僕の地元の王子様観ずに帰っちゃうの??心配するしらかわん。しかし翌日は瀬戸内海渡って愛媛県西条市で楽しく鑑賞。



雪あかりでハーフサイズラーメン



儀式。さらば札幌また来年2月!



機内



バス



魔法が解ける前に東京駅到着!しかしこの後、JR乗り場としてはこの場所から1番離れている電車しかも終電で宿へ。一駅でしたが。
翌日は歩いて東京駅へ、6時過ぎの新幹線で岡山乗り換えの瀬戸大橋線で愛媛へ。 札幌日曜日の王子様からのオレンジ以上に甘酸っぱいときめきな舞台の贈り物を拒絶して自らオレンジ名産地に乗り込みます!また後日綴ります。