2025年9月3日水曜日

都響の演奏で冒険へ スターダンサーズ・バレエ団「ドラゴンクエスト』 8月23日(土)




8月23日(土)、新国立劇場オペラパレスにてスターダンサーズ・バレエ団「ドラゴンクエスト』を観て参りました。

白の勇者:太田倫功(ボルドー国立バレエ団)
黒の勇者:伊藤陸久(英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団)
王女:塩谷綾菜
魔王:大野大輔
賢者:福原大介
戦士:中川郁
武器商人:鴻巣明史
伝説の勇者:久野直哉
聖母:角屋みづき


太田さんの白の勇者は踊りが実にエレガントで、ボーズの決めどころや勢いを付ける箇所においてもあくまで優雅さを前面に出しての美しさで魅了。
ボルドーに在籍され、主要も多々踊っていらっしゃるとのご経歴から予想はしておりましたが、何処を切り取っても上品なお姿でございました。
役柄の設定上ヘナチョコから勇ましさに目覚め冒険へと繰り出して行くわけですが、酒場でのオロオロぶりや女戦士の迫力に負けての右往左往ぶりもとてもナチュラルで大笑い。
しかし誰も抜けない剣を引き抜いて掲げると煌々とした光を全身から放ち、いよいよ王女救出へのハイライトへと向かう期待や興奮を引き起こしてくださいました。

伊藤さんの黒の勇者は力感逞しく、跳躍も豪快。しかし荒々しいのではなくポジション1つ1つがぴたりと綺麗に決まる延長線上に勢いがあり、痛快な立ち回りでした。
部下達を率いての登場も不気味な暗黒の世界観をぐっと押し出していて、シャープな動きで描き出す毒々しさの恐ろしいこと。
パワフルな魅力は勿論あれど一番響いたのは、王女に抱き止められたときに自身の中の変化の兆しを感じ取り戸惑っていたところで
ずっとひた隠し秘めていたのであろう弱さや孤独感に気づき始めてどうしたら良いか分からず混乱する様子が瞬時に伝わり
同時にただ単に白と黒の勧善懲悪な話にとどまらぬ、実は勇者同士は生き別れた兄弟で離れ離れになった過去を知って衝動が抑えられなくなったりと
深いテーマが潜んでいるのも作品の大きな魅力と捉えております。

塩谷さんの王女は凛とした誇り高さのあるヒロイン。 もうすっかり踊り込んでいる役柄なだけあって
会話するように滑らかに踊りながら白の勇者をもリードしていく溌刺とした面もチャーミングです。
先にも触れましたが、黒の勇者に攫われても助けを待つだけのか弱いお姫様ではなく、巨大なドラゴンの模型のある場所に閉じ込められて最初こそは怯えを見せるも のの
黒の勇者に語りかけたり、やがては救出に来た白の勇者が優勢になっても黒の勇者の前に立ちはだかって争いでの解決を止めるよう訴えかけたりと
持ち前の優しさと強さで仲介役に入る勇気は胸を打つものがありました。

戦士は中川さん。スタダンに移籍以降『コンサート』でのマダムや『シンデレラ』継母、『コッペリア』ジプシーといった美熟女の役柄に配される機会が多くもしやと思っていたら的中。
男前で潔く、威厳がありながらも余りにサバサバしているためかそこがユーモアにも映る戦士でございました。
鞭で床を叩いては持ちながらブンブンと踊り回るところも軸の強さを生かして揺るぎないバトルを繰り広げ、
武器が何本も入った荷物を軽々と肩に担ぎ上げる姿の勇ましさには惚れるしかありません笑。
牧時代にはリーズやオーロラ姫を務めていたはずなのですが、しかしそうでした最も印象に残っているのは
『三銃士』ミレディでしたので、攻めるタイプの女性役が元々お似合いなのかもしれません。

そして音楽の魅力も挙げずにいられず。ゲーム精通者も、私のようにバレエからドラクエを知った者も、 明快で壮大なテーマ曲を聴くと肌がざわつき興奮を覚えるのは共通項でしょう。
それぞれの場面の曲も生き生きとした行動がそのまま音楽になっていて、またちょっとした前奏部分を聴くと白系か黒系か
どちらの陣営が登場するかも分かりやすい。白と黒の勇者対決も、跳躍を繰り返しながらの立ち回りがびっくりするほどに音楽にカチッとっていて、爽快でございました
衣装や装置美術も精緻に作られていて、1幕最初や2幕の大団円の宮廷は「白鳥の湖』1幕の優雅なワルツを思わせ、
黒の勇者の居所の巨大なドラゴンの恐怖感たるや。モンスター達もリアルでしかも頭でっかちな衣装着けてポワントで踊るダンサー達の身体能力の高さと言ったら。
宮廷から酒場、黒の勇者の陣営、幻想、どれにおいても群舞の精度のよう練り上げられていて、冗長な箇所は皆無。
起承転結も音楽もくっきりで、相変わらずゲーム音痴なままでの鑑賞3回目でございますが、バレエの要素もたっぷり盛り込まれていて心から楽しめる作品です。
また衣装や美術、小道具の細部まで凝った作りを眺めていると、7月末に新国立劇場バレエ団『ジゼル』ロンドン公演へ行ったときに足を運んだロンドン塔や博物館での展示が
8月21日に鑑賞したパークサイドバレエスタジオ「白鳥の湖』に引き続き脳裏を過ぎりました。
ゲームクリエイターもバレエの美術や衣装のデザイナーも、具体的に何処の国かは定めずとも中世ヨーロッパの古城や宮廷をよく研究されているのであろうと再確認です。

ゲームファンの方々の中でもバレエ版の上演はすっかり定着した一大行事なのか、多数ご来場。何しる両日予定枚数終了で見切れ席が急遽販売になったほどです。
近くで会話を聞いていると細かな解説に溢れていて、キャラクターTシャツをお召しの方も大勢見かけ、大盛況でした。
キャスト振り返り紹介も取り入れたエンドロール映像に対しても、拍手喝采。
初めて東京都交響楽団による演奏での上演で、都響ファンの方々も集結。張りと厚みある演奏で、テーマ曲がドラマティックにうねることよ。
カーテンコールも楽団員の方々も舞台をしっかり、もしかしたらキャラクター達の観察も兼ねて?!熱心に見つめて拍手で讃えてくださっている光景も印象に刻まれました。

一時はドラクエとドラゴンボールが同じ作品と勘違いしていた時期もあったり(東京バレエ団と東京シティ・バレエ団が同じ団体と思い込むのと似ているか⁈)
スタダンドラクエ初鑑賞前にお姫様が登場と聞いて、ピーチ姫ですかと尋ね、それはスーパーマリオですとパッサリ指摘されるほどにゲーム音痴な私も、
鈴木さん振付のドラクエならば満喫できます。次の上演はいつか、早くも待ち遠しく感じております。




新国立劇場バレエ団「ジゼル』ロンドン公演ネタ小出しシリーズ。ロンドン塔編その2。
攻撃性強く凶暴そうなドラゴンです。正面から直視できなかったほど。
このドラゴンに襲われそうになったら、助けに来てくれる勇猛な騎士は果たしているでしょうか。頑張って自力脱出を試みましょう



横からドラゴン。



ドラクエな世界観あります。



堅固な塔です。



迫力ある塔。ここに幽閉されたら、助けに来てくれる勇猛な騎士は果たしているでしょうか。
頑張って自力脱出を試みましょう汗。




扉の奥に何かが潜んでいそうです。



建造物越しにタワーブリッジが見えます。



ホワイトタワーも見えます。



裏側からの全景。ダークな雰囲気あります。実はあえて曇り空の時間帯を選んで行きました。途中から晴れましたが笑。
尚、中央のホワイトタワーでの発掘作業中に人骨が多数発見との報道が私が見学した3日後にございました。
そういえば、立ち入り禁止区域で作業を行っているのは見た覚えがあり。
そんなわけで、私から霊気が漂っていましたら失礼。当方は鈍感人間のため、難なく健康的な生活を送っております。
https://artnewsjapan.com/article/40625




さて初台のドラクエへ。顔ハメパネル、記念撮影で人気。



グッズもよく売れていました。



スタダンと新国立のシンデレラ。



魔王編。精巧な作りがロンドン塔思い出させてくれます。



ドラクエファンからのお花。キャラクターも載っています。



帰り、劇場常連さんと、常連さんの妹様でドラクエ好きでバレエを観にいらした方と。 視点が違うからこそ面白い会話で学びもいっぱいございました!


2025年9月1日月曜日

古典幕物や他ジャンルのダンスにも挑戦 BALLET NOW第18回発表会 8月22日(金) 《東京都府中市》








8月22日(金)、府中の森芸術劇場ふるさとホールにてBALLET NOW第18回発表会を観て参りました。
2019年以来、関係者のみ公開となった2020年を除いては毎夏恒例京王線癒し行事でございます。ゲストは昨年に続き、新国立劇場バレエ団の渡邊峻郁さんと速水渉悟さんがご出演です。
https://ballet-now.com/


第1部はバレエコンサート。まずは子供の生徒さん達による溌剌としたマーチで、赤青金色のチュチュで暑さも吹き飛ぶ明るい幕開けを飾ってくれました。
続いてフェアリードールよりトロワでは昨年にミュンヘンバレエ学校に留学され、現在夏休みで一時帰国中の斉藤紗菜さんと貝川さん川崎さんのご子息2人が披露。
皆憧れの優しいお姉さんと、はしゃぎたい盛りの男子2人のバランスが微笑ましく、息もぴったりなトロワでした。

次のガヴォットは4人で踊られ、1つ1つのステップをポワントできちんと丁寧に踊り続ける姿に拍手です。
のちのチャレンジセクションでも川崎先生からお話がありましたが、ポワントは10歳の秋からを目安になさっているとのことで早過ぎないチャレンジは好印象です。
そういえば2019年から観続けていても危なっかしい履き方踊り方をしている生徒さんがおらずレッスンでは履いてトレーニングはしていても、
舞台で踊るのはシューズで入念に行ってからの方針を持たれているのかと思います。
お次はワルツィングキャット。当方も幼い頃に踊りましたが人様には見せてはならぬ可愛らしさや健気さ皆無であった黒歴史の1つであるため
(習っていた頃の発表会はほぼ全て黒歴史なのだが汗)
幸いにもあちこちの発表会でこの曲で踊る生徒さん達を目にする機会が何度もあり、今回はバレエナウの生徒さん達のピュアな可愛らしさで更に上書きです。

『騎兵隊の休止』パ・ド・ドゥは8月初めの横浜バレエフェスティバルにて鑑賞し、また観てみたいと気になっていた作品で
バレエナウさんの舞台で鑑賞する機会に恵まれ嬉しい限り。近年はヴァリエーションがコンクールでも人気が高いようです。
アシスタント教師の方と速水さんが披露され、ホクホクと素敵な会話が聞こえてくるパ・ド・ドゥであると気づかされ、感じ入りながら鑑賞いたしました。
実は横浜バレエでは、勿論技術は高いものをお持ちでしたがそこまで2人からやりとりが伝わってはこなかったため、東府中では発見の連続です。

第2部はタップとジャズダンス。バレエナウさんでの発表会披露は初めてですがそうとは思えず、全員見事な踊りこなしです。
実は私は恥ずかしいくらいにバレエ以外の分野の舞台には殆ど足を運んでおらず、歌舞伎もミュージカルも演劇も観ておらず。
今年は珍しく7月末に舞台「となりのトトロ』をロンドンで鑑賞いたしましたが今年唯一のバレエ以外の鑑賞舞台となりそうな予感。(感想はまたいずれ)
そんなわけで、複数人数が並びながらのタップダンス鑑賞は初めてかもしれません。
色違いの水玉模様の衣装姿がお洒落な上に、ノリノリで身体もよく動いていて本当に皆さん上手い!
タップシューズは重たいでしょうに、軽やかにこなしていて何より楽しそうに踊っていて観ているこちらまでハッピーにならずにいられませんでした。
ジャズダンスは聴き覚えのある曲でSabtitle~ライラックと題されていたため
Official髭男dismとMrs.GREEN APPLEの曲と思われます。これまたお恥ずかしい話、プログラム記載の名称を読んでもSabtitle~ライラック1曲なのかと思い込んだりしており、
諸々違っていたらすみません。私の中では日本の流行音楽、2000年頃で止まっております汗。
後日検索して両曲を再度聴いてみると前向きに響く曲に思え、バレエナウの生徒さん達が踊る姿を思い出しながら聴いていたからこそでしょう。
そうだ、英国ロイヤルバレエの高田茜さんがインタビューでMrs.GREEN APPLEがお好きと仰っていたかと記憶しております。
それはそうと、クラシックバレエとは全然違った開放感ある動き満載で思い切り踊る生徒さん達の清々しいこと。
中にはタップとジャズ両方への出演者もいて、切り替える力にも脱帽です。
とりわけアシスタント教師の方が両作品にて共演の生徒さん達をさりげなく導いてあげていたりととても頼もしくリードされていて
日頃からたくさんの分野の舞台を観て学んでいらっしゃるのであろうと想像いたします。

第3部はくるみ割り人形より第2幕。幕が開くと、クリームたっぷりなケーキに覆われた背景が現れ、全員集合。とっても華やぐ始まり方です。
中央には金平糖と王子(渡邊さん)が手を取っている品位あるお姿なお2人と、楽しそうに周りを囲む各国の踊りや花のワルツの方々の笑みからこの時点でワクワク感倍増でございました。
金平糖は第1部でフェアリードールも踊られた斉藤さん。昨年夏頃はまだあどけなさもあった印象でしたがハッとさせる美しく大人びた堂々たる舞台姿でした。
元々の優雅さに花開くような自信が加わって、表情もキラッと明るくなって、風格たっぷりな女王様。ピンク色のゴージャスな衣装の着こなしもしっくりと絵になっていました。
斉藤さんの地道な努力による留学の成果は勿論のこと、パ・ド・ドゥ初挑戦時の2022年から毎年組んでいる渡邊さんが与える優しさや安心安全の信頼感も大きかったはずで
生徒とゲストではなく、金平糖と王子、としてお菓子の国を司り君臨していた光景にも感激いたしました。

渡邊さんも、毎年しかも成長期の生徒さんと組まれていて、上達だけでなく年々背が伸びたり、そして留学決定、と変化を手に取るように毎年ご覧になりながら臨まれていると思うと
喜びもひとしおでしょうし、先生方や保護者の方々からの信頼は相当厚く寄せられていると想像。
年月の積み重ねが刻まれて大輪の花が咲いたようなパ・ド・ドゥでした。
渡邊さんは前日に王子駅近くの会場にて、騙されてしまう王子とギラギラ流し目もやります奴隷、と正反対の2役を踊られたばかりのはずですが(ややこしい笑)
1日で魂が丸ごと生まれ変わったかのように徹頭徹尾気品と頼り甲斐に満ちた夢の中の王子様。
バレエナウさんへの出演も2019年から7回連続出演で紅白ベテラン歌手に近づきつつある回数に達し(何処まで更新なさるでしょうか。ずっとご出演願いたい)
先生方からも保護者の方々からも愛されていそうな雰囲気で温厚な空気感を漂わせて踊っていらした印象。
ふるさとホールはやや小さめのため会場前の広場の噴水まで跳んでいってしまいそうな勢いもありつつも全体を取りまとめるに相応しい統率力で締めてくださっていました。

工夫で唸らせたのは花のワルツにて、直前に踊っていた葦笛の2人が暫くそのままー緒に踊ったり、以降は順々に各国の踊りの方々が加わって踊る構成にしていた点。
6人くらいで7分ほどあるワルツをずっと踊るのは結構しんどいもので(チャイコフスキーの作品ではないが一応経験者笑)、
めくるめく展開に膨らんで観ていて華やぐ構成になっていた印象です。
エピローグとして、大団円が終わったあとは金平糖と王子が踊り続ける場面挿入も、優美な余韻を拡張させていくような効果があり夢見心地な気分で幕が下りました。
そうでした、トレパックが男子3人と速水さんで、速水さんもやってみたかったのではと思うしかないくらい大張り切り笑。
引っ張られるようにして生徒さん達もエネルギーいっぱいに踊っていて、発表会ならではの面白く貴重なものを見せていただきました。

第4部はチャレンジセクション。コンクール云々関係なくソロの踊りに挑戦してみる部門で、年齢やレベルに応じて根幹は残しつつも少しアレンジがなされていたり
先にも申し上げましたがバレエシューズでの参加の生徒さんが多く、ポワント履いて舞台で踊るのは 相当入念に訓練してからとの方針なのでしょう。
慎重に判断なさっていると窺え、好印象でした。生徒さんが自分で選んだヴァリエーションとのことで、選んだからには、やりたいといったからには
生徒さん達も一生懸命練習に取り組んできたのであろう素直さも伝わってきます。披露後の一言挨拶で大概誰もが緊張しながら話す中で
貝川さん川崎先生のご子息達は2人とも喜びの感情露わに出していて、強心臓の持ち主かもしれません笑。

お1人お1人の頑張りを観て応援しているうちにあっという間に終演。今年も楽しい癒しをもたらしてくださった、夏の京王沿線恒例行事でした。
冒頭の挨拶で川崎先生が、バレエナウの発表会ではリラックスして楽しく鑑賞して欲しいと仰っていたように 小さいお子さんから大人まで
バレエ、ダンスって面白いなと感じながら肩肘張らずに楽しんでいる様子も魅力の1つでしょう。来年も楽しみにお待ちしております。




カーテンコールは撮影可でした。全体が上手く撮れずすみません。ピンク色に覆われた夢見心地で甘美な世界観です。



振り返って生徒さん達に合図する渡邊さん。



お手振り。



7月末の新国立ジゼルロンドン公演ネタ小出しシリーズ。くるみ割り人形2幕にちなんでお菓子編。
ヴィクトリア&アルバート博物館のカフェにて。内装の壮麗なこと。
注文はレジにて。ケーキ迷ったためヴィクトリアケーキとピスタチオキャロットの2切れとも注文。
連れの分も一緒に購入と思われたか、まさか1人で2切れ食べるとは英国の店員さんも予想はなさらなかったか
注文時は1切れずつ別のお皿に載せて提供してくださいました。お気持ちはわかります笑。



お菓子もたっぷり満喫しました。オペラハウスのカフェ。



吉田都監督が現地でのインタビューにてお好きと仰っていた、カフェモカも。ついでにレモンチーズケーキも。
周りのお客様たちと席譲り合ったり声掛け合ったりと自然と会話が生まれるのも楽しさの1つでした。



ロンドン公演『ジゼル』の前の本公演としては6月に『不思議の国のアリス』を上演していた新国立。
ロンドンの宿泊地近くのスーパー、ロンドンの西友と私は呼んでおりますセインズベリー。あちこちに店舗がありますが
ホルボーン駅近くの店舗は広々。3種のジャムタルト各2個ずつ計6個入りで1ポンドくらいだったか。
甘さ控えめで美味しく、タルト生地はサクサクでおすすめです。但し個包装ではありませんのでご注意。私は滞在中に6個全部食べてしまいました。
後日お土産用にも購入したほど。



この日は8/18(月)や8/21(木)とは違って走らず、早退してゆっくりと会場へ。 何しろ毎年夏恒例の癒し行事です。平日昼下がりの京王線下り方面の車内の穏やかな空気、何だか好きなのです。



会場近くのカフェへ。以前にも訪れております。オレンジとくるみのケーキがメニューに貼り出されていたため入店。
大きなパウンドケーキにくるみたくさん、オレンジが爽やかに添えられています。



断面



窓辺に可愛らしいうさぎさんと楽器。



駅です。京王線!



帰宅後、フローラルな香り高いロゼワインで晩酌。花のワルツ、カラフル楽しい展開でした!