2022年12月26日月曜日

【速報でもないが】新国立劇場バレエ団『くるみ割り人形』2022クリスマス2日間






12月24日(土)と25日(日)、新国立劇場バレエ団『くるみ割り人形』を3回観て参りました。このあと年末年始も公演は続きます。
https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/nutcracker/

相変わらず頭の回転が宜しくありませんので、引き続き年明けまで複数回鑑賞いたしますのでペアごとの印象に絞りひとまず大まかな内容のみ綴って参ります。
既に回毎の感想を詳しく掲載してくださっている頭脳明晰な方もいらっしゃいますので、詳細が気になる方は検索の上、そちらをご覧ください。
あみんの代表曲以上に(お若い世代の皆様、ご自身でお調べください)待機力に自信のある方は、年明け後の連休あたりになるであろう当ブログの総まとめをお待ちください。

2017年のバレエ団初演以来6年連続の上演で振付や演出に関しては申したい事柄を並べ始めると、もういくつ寝なくてもお正月な状態になりかねませんので割愛。
小野絢子さん福岡雄大さん組は高難度なパ・ド・ドゥも滑らかで、特に福岡さんの体力はご年齢を考えると超人級かと思わす舞台姿です。
小野さんはクララの眼前に現れたくるみ割り人形に対する怯えから人形が甥っ子へと変貌した後の徐々に目覚めていく恋の昂りを段階を丁寧に辿りながら表現。
上階の隅々まで行き渡る視線に毎度惚れ惚れしておりますが、リフトされぐるりと回される遠心力真っ只中であっても目が合った気がしてしまったほどです。
柴山紗帆さん速水渉悟さん組は、柴山さんが前回の初挑戦経験を生かしパドドゥの最中も何があっても動じなさそうなくらいに終始溌剌と頼もしくリード。
王子初役の速水さんは無駄に難しいリフト等も変に冒険せずどうにか安全第一に乗り切り、まずは一安心です。

木村優里さん渡邊峻郁さん組は、木村さんが憧れを募らす少女クララがぐっと色めいていく過程を色濃く描画し
渡邊峻郁さんは凛々しい軍服青年もシャンパンゴールド上着もサマになり力強い張りが増した踊りも目に福が舞い込んでおりました。
弟君の渡邊拓朗さんねずみの王様との兄弟ダイナミックバトルも昨年に続き再実現し、興奮クリスマスイブ2022でございます。

今回から雪の合唱団がバルコニー側に復帰し、マスク着用で苦しいでしょうに客席に向かって温もり広がる歌声を届けてくださっています。
また私のみであろう、1幕にてパーティー場面に移り変わり、ツリーの下に置かれた羊滑車の位置や角度確認。正面に近い向きのときもあれば
大砲の中を覗いている状態のときもあり、グッズ化されたら直ちに購入へ走るに違いないと初演時から考えており、つい注目してしまう小道具です。

まだ公演は年末年始と続きますので、また私は大晦日までの間に西への移動もあり、全日程終了いたしましたら纏めて書いて参ります。




夜に映えます。



ホワイエツリー近くにて。



マエストロへ、24日25日に行きました。ひとまず24日分。シュタルバウム家の気分で乾杯。



クリスマスカラーな前菜。



ホワイトソースのペンネに白ワインが進みます。

0 件のコメント: