2025年8月17日日曜日

SHIVER紀行・福岡編 SHIVERバレエコンサート福岡 8月6日(水)





8月6日(水)、福岡市にてSHIVERバレエコンサート福岡を観て参りました。会場は福岡市民ホール。
今年2月頃に閉館した福岡市民会館のあとを継いで3月末により天神駅に近い立地に開館した新しいホールでの開催です。
福岡県での鑑賞は今年5月以来7回目でございます。
https://shiver.jp/shiverballetconcert2025/


まずは恐らくは前日に同じ会場で開催されていたYBCバレエコンクール上位者たちのエキシビション。18人出演で最近のヴァリエーション選曲潮流も分かってきてなかなか面白く、
近年はオーロラ姫第3幕やオディールが流行らない? 代わりにフローラの目覚め、パキータのマイナーなヴァリエーションの人気が高そうです。

19:00頃からは第1部The Class。プロ出演達によるセンターレッスンの公開です。
司会進行は芸術監督の遠藤康行さん。本来のクラスレッスンはバーとセンター両方あるが今回は時間の関係上センターのみで、振付は予めダンサーに渡している旨を説明後
1人1人名前と所属を読み上げるとダンサーが登場してご挨拶。プログラムにも掲載の通り、本当に6名のみ。 しかし名称に相応しいワールドクラスな方々ですから
それぞれが発するオーラの強いこと。誰一人似たり寄ったりなタイプもおらず個性も多彩です。
出演は小池ミモザさん(モナコ公国モンテカルロ・バレエ団/プリンシパル)、森岡恋さん(谷桃子バレエ団/ソリスト)、佐々木嶺さん(ジョフリー・バレエ団)、
水友香里さん(ブルガリア国立スタラザゴラ歌劇場)、木村優里さん(新国立劇場バレエ団/プリンシパル)、渡邊峻郁さん(新国立劇場バレエ団/プリンシパル)。
通常バレエ団のクラスレッスンは30人以上の構成で行われるのでしょうが今回は6人!
そのため順番は山手線並みにどんどん回ってきて、踊っては捌けて踊っては捌けてと猛スピードでの繰り返しです。
しかも6人の中から更に数名ずつが出て行うため1人1人非常に目立ち、誤魔化し一切できず、基礎の動きがきちんと出来ているかが益々露わになるわけですから
ひょっとしたらガラプログラムよりも緊張を強いられる企画であったかもしれません。
しかしどの方も終始快活にエネルギッシュに披露され、一通り踊り終える度に拍手で讃え合ったり、何か言葉を掛け合っている光景も清々しい。
そしてバレエ初鑑賞者にも理解しやすいよう遠藤さんのそれぞれのパの説明も分かりやすい上に、
ユーモアに富んだ声かけや思わず笑みがこぼれてしまうダンサーの反応とのやりとりも実に楽しく映りました。
恐らくは今回の公演が初対面同士なダンサー達もいらっしゃるでしょうに、もう随分前から
一緒に活動をしていそうなくらいに皆さん打ち解けていてレッスンの順番の出入りも息の合わせ方もとてもスムーズ。
水準も、加えてお人柄もワールドクラスであろうレッスンを尊く眺めつつ肩肘張らずリラックスした状態で満喫できました。

選曲も多彩で、最初は嵐のMONSTER、(帰京後暫くしてから知りました。2010年頃の国内流行曲はもう殆ど把握しておらず。サッカー日韓W杯のあたりで時間止まっております汗)
エヴァンゲリオンの主題歌、中島みゆきさんの麦の唄、マイフェイバリットシングス等。所謂バレ工音楽は無しだったかと思います。
エヴァンゲリオン、お若い世代の方々もご存知でしょうか。主題歌が大変流行り私でも知っているくらいですから
作品もさぞ有名なのでしょうがあらすじ全く分からず。残酷、と入力するとすぐ候補として曲名が表示されるほど。
終演後も脳内を最も旋回していたのはエヴァンゲリオンでした。
女性陣はこの後に踊るガラ作品の髪飾りも着けたままでのレッスンウェア姿も新鮮。皆さんシンプルお洒落なレオタードに巻きスカートやサウナパンツだったか。

男性陣は髪型は多分そのまんま。お2人ともタンクトップで肩や上腕二頭筋をムキムキ覗かせていました。 ただ筋肉の質感の見え方はだいぶ違っていて
佐々木さんは精密ワイルドでくっきり、着こなしもお父様そっくり!
渡邊さんは肩からしなやかで逞しいラインな印象。 福岡まで行って何を観察しとるばいとの指摘は受け流しますが、
つい先日7/31の佐々木美智子バレエ団ロミジュリでマキューシオを踊られた姿を始め、関西四国では何度も拝見している佐々木さんと、
先月末のロンドン公演から福岡に辿り着くまでの10日間で既に4回拝見を始め年間鑑賞回数が
ひょっとしたらここ数年は誰よりも多い舞踊家であろう渡邊さんの共演は大きな楽しみの1つでした。
ですから佐々木バレエのロミジュリ最中もマキューシオが出てくる度に、8/6福岡では宜しくですと心の中で唱え続けていた私でございます。
また遡ればちょうど10年前の8/8、今回の会場市民ホールの前身である福岡市民会館にて田中千賀子バレエ団ドン・キホーテ鑑賞時には
佐々木さんのお父上の佐々木大さんバジルと山本隆之さんエスパーダ、
加えてまだたいそうお若かったであろうご子息佐々木さんにお目にかかっている私としても今回の感慨深さはひとしおでした。
あれから10年。まさか自身の状況がこうも変わっているなんて、山本さんのお次が現れていて、大さんそして佐々木バレエチケット購入時に毎回対応してくださる上に
今回はロンドン豆知識も惜しみなく教えてくださった杉原小麻里先生のご子息との福岡市民会館の後継となるホールでの共演を、
しかも男性出演者は2人のみでの舞台にて巡り会えるとは思いもいたしませんでした。
センター時は所々男性2人のみでの披露場面もあり、ダイナミックなジャンプを並んでなさっている光景にじんわり胸熱くならずにいられず。
共通項は佐々木さんのお母様と渡邊さんが時代は違えど同じモナコのバレエ学校に留学なさっていたことでしょうか。
世代も生まれ育った環境も全く違うでしょうに、睦まじく跳んでいらっしゃるお2人のご様子は今も目に残り続けております。

さて休憩挟んで第2部はガラ。森岡さんはサタネラとリセットのウァリエーション計2本でとりわけリゼットでの常にふわふわ軽やかに舞いつつも軸が一ミリもぶれぬ体幹にもびっくり。
水さん佐々木さんのパリの炎はお2人の強靭な身体能力が前面に出て、しかしただ跳んで回ってではなく
目線の交わしやお互いを見守る表情等一緒に作り上げる喜びまでもが伝わってきて好印象。
スカート長め衣装で可愛らしさよりも凛々しさが引き立つ造形で見せる水さんの姿や、茶色ベストな作りの衣装が珍しく映るも、
リフトも楽しそうに大盤石にこなす佐々木さんで、全幕版を観たときを思い出す勇壮なパ・ド・ドゥでした。
小池さんは鎌倉に引き続きマイヨー振付のOpus40。2回目として観ると、この仕草は何だろう、或いは身体の畳み方や次のポーズへの遷移過程もより面白く観察です。
しかもソロで誰もが知っている馴染み深い作品ではなくても、瞬時にマイヨーワールドで満たし惹きつけていく小池さんの手腕にも再度拍手を送りたいばかりです。

木村さん渡邊さんはジゼル2幕より。ああ、この10日前のロンドン公演を思い出しながら感が再び募りました。
前方に着席していたため、立ち位置につく様子のシルエットもよく見えましたがその部分からして静けさある佇まいでございました。
精霊を浮遊させながらも優しく吸い付くようなパートナーリングで倒れ込んでも尚美しい渡邊さん。
全幕観た気分になりながらもロンドン公演とは少し趣が異なっていたのは、お2人特に渡邊さんが福岡ではメイクが気持ち薄めになっていた、
また渡邊さんがロンドンではいかにもお貴族さまな撫で上げキザヘアスタイリングになっていたのが
福岡ではナチュラルになっていた点も起因しているかもしれません。ガラですから1幕は上演されない構成を差し引いても
ロンドン時のような好色皮肉屋な危うい要素はだいぶ控えめになっていた印象を受けました。
タイミングや衣装、状況等同じ作品でも見え方感じ方が毎回違うからこそ何回でも観たくなり、踊り手の表現の奥行きある魅力に触れた思いがいたします。
あっ、アルブレヒト衣装にハプニングがちょこっとありましたが汗、進行には影響なく動じずに(動じられても困るが笑)最後まで踊り終えられてホッ。

休憩挟まずに第3部はアフターザショー。当初はてっきり、皆さん椅子に腰掛けて所謂NBS等も行っているアフタートーク構成かと思いきや全く違う形でのご披露でした。
休憩無しで行うも準備には時間を要するため暫くは幕が下りたまま、遠藤さんが時間稼ぎ漫談で進行。
これがまた世界バレエフェスティバルにおけるファニーガラ前の場繋ぎ挨拶が恒例のNBSも仰天な腕前で、 シヴァでいいとも!或いは、なまシヴァも可能にさせそうなほどに
観客との会話も穏やか且つテンポ良し。タモリさんやさだまさしさんもびっくりでしょう。シヴァ鑑賞経験やバレエ鑑賞経験の有無、
それから質問コーナーも設けると客席から活発に出て楽しいやりとりが溢れ出しました。
振付以外は忘れるのが早いと遠藤さんは仰っていたか笑、受け付けた質問をメモに取り、また質問者に対して必ず共感を示されたり良き気づき質問である旨を伝えていらしたのも好印象。
ご自分から回答できそうなことはその場で回答もなさり、大人バレエ上達のコツだったか、仕草やラインを綺麗に意識、
そしてメイク!表情も決めてアドバイス笑。そうか、メイクも大事なのか!

やがてジゼルのように幕に耳を澄ませながら右往左往なさる遠藤さん、準備完了合図があり再びの幕開きでアフターザショーの始まりです。
幕が開いて目を疑ったのは椅子がなく全員レッスンウェア姿で立ったままであったこと。NBS等のアフタートークを想像していたため、
立ちっぱなしで何が始まるのが最初は首を傾げてばかりいた私です。
しかし質問を投げかけると実演も交えた説明もあったりと適宜動き回りながらのトークが繰り広げられ、立ちっぱなしであった理由に納得。
遠藤さんの時にゆるりと時にビシッと締めてくださるバランスも良く、笑いもたくさん起こりながらも学びもたっぷりなトークでございました。
仕切りは小池さんが手慣れていて、誰かが見本を示すとつい後方に下がりがちな面々をよく見ていて、皆でもっと前に出ましょう、頻繁に声かけ。心強い存在です。

客席から出た質問として私の記憶味で間違いがありましたら失礼、クラスで、トレーニングで気をつけていることについては
森岡さんが身体とテレパシーで会話しているとのご発言に一同賛辞を送り、本日の名言の1つになったかもしれません笑。
どこが痛いか、柔らかくするべきか、身体の声にきちんと耳を傾けているそうです。
佐々木さんはハムが痛まないよう(ハムの発音がバリバリ大阪弁でした!) 過剰にやり過ぎないようにしていると仰っていたかと思います。
渡邊さんは、嶺くんが~とまず佐々木さんのお名前を発していらしたのが私にとって歓喜倍増。それはそうと、
特に股関節の辺りは痛めないよう鍛え過ぎには気をつけていらっしゃるようです。

代謝についても話題になり、佐々木さんは代謝が非常に良く、食べないとすぐ痩せてしまう体質のためとにかくたくさん食べるとのこと。
木村さんは、昔はとても華奢であったことがコンプレックスで色々な、例えば貫禄ある役にも憧れアリスのハートの女王初挑戦時は体重を増やしたくて
1日にお餅を6個食べていたエピソードに出演者の皆さんも観客の方々も衝撃受けて仰け反るようなご反応。結果として怪我に繋がってしまい、
やり過ぎはよくありませんと教訓を伝えてくださいました。
10年以上前から新国立に通っている私から観ても入団から何年かは木村さんは本当に子鹿のように細かったのは事実で、
女王初挑戦時の2022年6月は身体が無理に大きくなってしまった感がありましたが、今は美しく格好良い体型になられていて、一安心でございます。

Vaを(ガラでのパドドゥ含む)踊る上で気をつけていることについては、水さんはラインの見せ方にも気を配り、独りよがりにならずお客様にどう伝わっているかを意識とご回答。
木村さん渡邊さんは全幕を観ている気持ちにさせることを重視。渡邊さんが、本来ならウィリー達が並び、ミルタがいて命令受けたアルブレヒトがいて、と
全幕での光景をどう思い浮かべてながら踊られていたかも語ってくださいました。

特に興味尽きずに見入り、場内からも来であったのは古典とコンテンポラリーパ・ド・ドゥの見比べ。
遠藤さんによる解説、そしてジゼルでのサポート時の注意点や浮遊感を見せるたの少しずらしながらこなしていくリフトテクニック、
きっかけを男性側から作って行く流れを渡邊さんの説明で進行。通常よりもゆっりめのテンポで見せてくださいましたので、
サポート時の渡邊さんへの力の負担は本番以上にあったかと思いますがそれはそは丁寧に示してくださいました。
コンテンポラリーは鎌倉公演にて披露されたリトルブライアローズのパ・ド・ドゥから。木村さんの説明で、古典と違ってオーロラ姫が野心的でリードする側である旨を話し、
その後はご覧になったことがない方からするとさぞ斬新なパワフルお姫様のリードで王子が導かれて、身体をくねらせては回り込んだりと
大胆なパートナーリングを披露。作り上げ方を続けて見比べるのは滅多にない機会。
また木村さん渡邊さんに限らず説明時もですが、適宜他の方が代わってマイクを口元に向けて差し出し、
しかも踊る邪魔にならぬよう配慮しながらサポートされていて、臨機応変な対応力にも拍手でございます。
佐々木さんのご発言の中では、素敵な先輩方を指す言葉としてレジェンドと呼んでいらっしゃり、恐らくは佐々木大さんや山本さんら
7/31佐々木バレエロミジュリの共演者達を思い出しながら仰っていたかと思うと、感激もひとしおです。

男性テクニック解剖なコーナーもあり、佐々木さん渡邊さんがリボルタードを披露。
披露前にどんなテクニックか、バリシニコフによる影響の強さについて遠藤さんによる説明後に渡邊さんがバリシニコフの映像を一時停止しながら研究した旨も説明され、
あの今も色褪せぬ1983年収録のABTドン・キホーテかと想像いたします。
立て続けにトップクラスな男性ダンサーによるお披露目ですから客席が沸かないはずはなく、渡邊さんはフォルムの美も見せながらも滞空も高く、
佐々木さんは矢の如き鋭<柔らか。それぞれの魅力満載なハイテクニックに大拍手でございました。
舞台に出る前のルーティーンについて質問も出て、渡邊さんは楽屋で熱唱しているそうで、最近は藤井風さんだったか。賑やかでしょうねえ笑。


ガラとはいえただパ・ド・ドゥや抜粋の披露ではなくこういった特別共演ワークショップな企画は楽しく何より学びも盛りだくさん。是非継続願いたいと思っております。
それからこの日は木村さんのお誕生日当日。サプライズで遠藤さんの音頭で場内一斉にハッピーバースデーの歌で祝福いたしました。
木村さん曰く、夏休みの生まれで学校でも祝ってもらえず、本当に嬉しいと晴れやかなお顔。
夏休みの生まれで、の辺りでは7/26生まれの渡邊さんも大きく頷き、そして当方も7月の夏休み期間の生まれのため頷き共感しておりました。
(渡邊さんと近いがために近年は友人から忘れられることもしばしば笑。しかし憧れの偉大なお方と節目が近いこと、光栄です)


最後は漢気ジャンケンで勝利者から順番に皆で踊ろうダイアナとアクティオンのコーダ。
勝利者は渡邊さんで、トップバッター任命です。最初からビュンビュンと跳び、しかしこういうときでも品格は失わずシャープで質感もしっかりした空中回転もお手 の物。
そのあとが佐々木さんだったか、猫が飛翔していますかと言いたくなるふわり感、背中の柔らかさと針のような鋭いスピードも十二分。
水さんはフェッテも大安定でくるくる方向転換もしていたか、森岡さんはピケだったか軽々と。
木村さんは遠藤さんから、小池さんは渡邊さんにリフトサポートされながら対角線を突っ切っていたかと記憶です。(名古屋と混在していたらすみません...)
とにもかくにも、公開センターレッスンからガラ、シヴァトーーク!まで、少人数だからこその密度濃い企画公演に大満足でございました。
ああ、東京から早退して午後の飛行機で無事に飛んで足を運べて良かったと今も振り返っております。
何より渡邊さんと佐々木さん(関西圏の先輩方からはりょうちんと呼ばれているらしく嶺ちゃんと勝手に呼んでおりますが
もし直接お目にかかる機会があるならばもっと丁寧に呼ばせていただきます笑)のガッチリ組んでの共演もしうございました。
2015年の福岡市民会館ドンキが既に10年後を予期して何かを呼び寄せていたのかもしれません。

名古屋編へつづく。




ポスター並びます。佐々木さんのお名前が赤文字で水さんと書かれていますが、6名分並ぶと壮観。



10年前。



お昼過ぎたらウキウキ退勤してそのまま羽田空港へ。出勤用鞄に着替えなども全部入りましたため、(皺が目立ちにくい嵩張らない服を選んで入れております)
まさかこれから飛行機で1泊福岡へ向かう客とは思えぬ軽装で行って参ります~。



7回目の福岡旅。6度あることは7度あり、今回も交通トラブル発生。結果として出発30分弱遅れたかと思いますが、世間は夏休み混雑期間で遅延はもう仕方ない。
整備不良もあってならないことですから少々遅れても念入りに。特に地元の方からも福岡空港はフライトスケジュールが過密と聞いており、
福岡旅では遅延前提で往復ともに毎回予定を組んでおります。



楽しいコーヒー時間。



勿論しらかわんも同行です。今度は何処へ行くのかな~、どんなバレエを観るのかなと、
トラベルミステリーの刑事並みに全国あちこちに行く私を不思議がっているでしょうが笑、胸を弾ませている様子です。
黒いカーテンの中をレールに置いたトレイに乗って通過しましたので(つまり保安検査)空飛ぶ乗り物利用であるのは予測しているかもしれません。飛行機国内線は初のしらかわんです。
今年いっぱいはロンドンにてバッキンガム宮殿へ行く道中にレスタースクエアで購入したSの字ユニオンジャックキーを付けて嬉々として行動です。



元リロくんの家こと、マリンワールド海の中道が見えてきました。今年1月に亡くなった雄ラッコのリロくんが暮らしていた水族館です。
天橋立に似た細長く海に面した陸続きの土地で、この景色を眺めるために福岡行きは必ず進行方向右側を選択。
今年5月に利用したときとルートが変わったのか、マリンワールドは見えず代わりにみずほペイペイドームが眼下によく見渡せました。どちらも福岡市らしい景色です!



空港にてあった出迎え看板。食べるもの、既に決めていると笑!



天神地下街でようやくお目にかかれたステンドグラス。美術館のように地下街のあちこちに世界の名画のステンドグラスが飾られていて、
しかしこの作品もあると知ったのは今年5月に帰京してから。新国立のライモンダ、思い出します。ターラーララララ~と序曲が脳内旋回です。
市民ホールへの案内出口のそばにありました。



あちこちに案内看板。漢字こそ違えど、通り名も素敵!



マンホール!舞踊家な柄も入っています。



到着!福岡市民会館閉館後、初めて参りました。福岡空港の新ターミナル開業と同じ、今年3月28日が開場日のはず。天神駅に近い立地になりました。



渡邊さん佐々木さんの共演も楽しみにして参りました。7/31の佐々木美智子バレエ団口ミオとジュリエット公演にて佐々木さんマキューシオが登場するたびに、
8/6は福岡ガラ宜しくですと心の中で挨拶していた私でございます。



しらかわん、火の鳥と撮影。このときに隣(大ホール公演出演)の金子さんはブルー服のパルチザンの一員を踊られていて、
繰り返しにはなるが隣のホールの舞台にお立ちになっているのにああ。
8年半前、リハーサル映像とはいえ私が渡邊さんの心からの虜になるきっかけになった作品ですので、しらかわんもにっこり誇らしげです。



写真の通り、大ホールと中ホール、同時にバレエガラ公演開催。隣ではマチュー・ガニオ、トゥールーズの金子さん、東京バレエ団伝田さんらがご出演。
休憩中、中ホールのロビーにいても大ホールからバヤデールの曲が聴こえました笑。



夜のホール。灯りが美しい。



さて終演後のお楽しみ、福岡ですから豚骨ラーメン!行ってみたかったSHINSHINへ。本店は定休日でしたのでパルコ店を訪問です。
平日17時以降限定スペシャル3点セット1560円が目当てでございます。
何処が半分サイズやねんと思う量の半焼き飯でしたがパラリと美味しく、ラーメンと合わせて完食。
バリカタとの注文に、しらかわんびっくりしています。白河ラーメンはしっかり縮れ麺とあっさり醤油味がベースですから、
細麺のため茹で時間も短い異文化ラーメンに衝撃を受けていそうです。きっと食べたがっています!



ラーメン拡大。クセ抑えめスープで麺に優しく絡み、煮卵は最初からカットしてのってきます。ちょうど良い半熟具合です。
白河市のとら食堂ですと煮卵が別皿でしたが、これはこれで嬉しい。



福岡市内中心部で好きな景色の1つ、中州の夜景。川の灯りが綺麗に連なっています。



お宿はこの建物の中の地下。1階のブリティッシュパブ、モリスヒッポは2023年12月の博多座くるみ割り人形公演鑑賞前に利用、カバさんのマークがチャーミングです。 アンパンマンとばいきんマンも博多弁駆使!



ナインアワーズへ。寝床もシャワー、洗面台もとても清潔で女性用フロアのセキュ リティも万全。歯ブラシ、スリッパ、立派な部屋着にタオル3枚付き。
チェックイン時にお泊りセットな大きなバッグを渡してくださいます。
値段書いてしまいますが、夏休みに平日水曜日に1泊とはいえ2200円は破格です。採算が心配ですが。



おはようございます!目覚め良き朝です。地下鉄中洲川端駅直結ですので天候が分からぬまま駅ホームへ。 空港着いてから、土砂降りと知った朝でございます。



今年10月の新国立の札幌公演シンデレラに行くかどうかまだ不明で
(行ったとしても日曜日公演は観ずに帰京?帰阪?帰愛!?することに。どうやって新千歳空港から帰ろうか。
最終便で羽田まで出て1泊して飛行機で松山か、新幹線で岡山経由して瀬戸内海見ながら行くか、朝一の便で大阪へ出て新幹線移動で岡山経由して行くか、
しかしそうなると帰りに新千歳空港のラーメン道場利用できず。自称バレエ鑑賞版十津川管部、頑張ります そのため福岡空港にてですが、師匠を見習ってソフトクリーム儀式を。



帰りは定刻通り!



さらば福岡、また会う日まで!!!しらかわん、福岡が名残惜しいかな。またバリカタと口にしてみたいねえ。屋台は次の機会に行くばい。



センターレッスンでも使用されていたマイフェイバリットシングスが機内オーディオに収録。繰り返し聴いてしまいました。
東京の代官山チャコットレッスンでの渡邊さんのお歌も思い出します笑。そうだ、 「初台」へ行こう~と思うくらい、本当にお上手なんです。
きっとのど自慢では鐘最高点叩き出せます笑!!
それからGLAYのアルバムも収録されていて、窓側で景色もよく見える席で流れゆく雲を眺めながらーフライト中の鑑賞、大らかな曲調がぴったり合いました。



羽田空港近づいていました。無事着陸し、午後から出勤した管理人です。その日仕事帰りは倒木騒動で一部交通機関が混乱していましたが帰宅。
翌日は新たな旅へ。シヴァ紀行、いよいよフィナーレです。

名古屋編につづく。

2 件のコメント:

aruyaranaiyara さんのコメント...

バレエと関係なくてすまん!
Sの字ユニオンジャックキー、めっちゃかっこ良い!欲しいどす!

管理人 さんのコメント...

aruyaranaiyaraさま
おはようございます!お待たせしてすみません!
キーホルダー、お褒めいただき大変嬉しく、しらかわんも喜んでいます〜。形もデザインもお洒落ですよね。裏側はアイラブロンドンの文字が書かれているんです!
バッキンガム宮殿へ歩いて行く途中にレスタースクエアのお土産屋さんのキーホルダー売り場ですぐ目に留まり、迷わず購入いたしました!