ラベル 海外のバレエ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 海外のバレエ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年12月14日日曜日

三大バレエ作品踊る喜び... 三大バレエ作品踊る喜びキーウ グランド・バレエ・シアター『眠れる森の美女』 12月3日(水)




順番前後いたしますが12月3日(水)、キーウグランド・バレエ・シアター『眠れる森の美女』を友人の代わりに観て参りました。10年ほど前に設立された私立のバレエ団とのことです。
詳細は インプレサリオ東京 のページをご覧ください。


オーロラ姫:アリサ・ミハイレツ
デジレ王子:ユリアン・ポトゥナレンコ
リラの精:タマラ・マヨロワ
カラボス:アンナ・レズニチェンコ
白い猫:マーラ・チルチェリ
長靴をはいた猫:北口郁人
フロリナ王女:長澤美絵(特別ゲスト出演)
青い鳥:ルーカス・メアレス
赤ずきん:キーラ・アーヴィング
狼:コスチャンチン・マイオロフ
シンデレラ:オレクサンドラ:フリホリエワ
王子:エマニュエル・カペリ


本公演且つ全幕構成ながら日本のバレエ教室発表会での全幕眠り演出以上に短時間であろう2時間に纏められ、最小限な人員、装置美術での上演でした。
しかし未だ落ち着かぬウクライナ情勢を思うと、またウクライナの公立のバレエ団では三大バレエ含めロシアの象徴とみなされる
チャイコフスキー作品が上演できぬ事情を踏まえると、例え短縮構成で衣装等も簡素であっても(インプレサリオ東京さんのHP舞台写真とはだいぶ違うデザインでした)
踊れる喜びはひとしおであったと想像いたします。

ミハイレツのオーロラ姫は堅実なテクニックから繰り出す踊りがとても端正で、
これ見よがしに見せつけたり可愛らしい表情を過剰に出したりせずとも歯切れ良い踊りで語る、愛らしいお姫様でした。
衣装が淡いオレンジに近い色味で、オーロラ姫にしては珍しい色調デザインでしたが、何か事情があるのでしょう。
結婚式はきりっとクールに、されど格式高い威厳を持ち合わせて踊る様子が姫を超えて女王然とした姿に映ったほど。全体を引き締める支配力にも拍手です。
ポトゥナレンコのデジレ王子はバネの強さを生かした技術が力強く、2幕森でのペザント風な衣装にピラッとした短い赤マントな衣装を差し引いても
高貴な雰囲気はもう一歩でしたがオーロラに出会った歓喜がひしひしと伝わり、終始パワフルな存在感であった印象です。

レズニチェンコのカラボスがドレッシーな美しい妖精で、透け感のある長いスカートを翻しながらスタイリッシュに舞い、
すらりと背が高く優美で大らかなマヨロワのリラの精と同等の美で対峙。
糸車持つ村娘達が捕らえられ慌ただしく連行される最中に落とした針をカラボスが拾い、オーロラ命奪取りの策略を練る場面の挿入がなかなか面白い演出でした。
ちなみに王様お妃様も不在のため、捕らえられ連行されていった村娘達はどうなったのか。
オーロラ姫のお誕生日会だからと特例で許しを得る場面はなく、行く末を案じるはかりでございます。
特別ゲスト出演と明記されていた長澤さんはプロローグ妖精達の中にも入っていらっしゃり、フロリナ王女では決して好条件ではない身体であっても
強弱の付け方やポーズの繋ぎ方の隅々に至るまで職人な踊りで魅了。
長らくキーウクラシックバレエで活躍され、主役経験の豊富さが窺える舞台姿でした。

2時間で全幕眠りですから、しかし子供向けや初心者向け企画ではなく全席5500円均一の本公演。
いかにして短縮させるのか注目しておりましたがプロローグはあり、
6人の妖精は登場するもヴァリエーションはリラのみ。リラのお付きは4人程度であったと記憶。
16歳のお祝いではローズアダージョはそのまま通して、オーロラ友人達は花のワルツも兼ねていたかと思います。貴族も少数ながら周りを固めて活躍。
森の場は狩猟場面無しで王子が登場したらすぐさまリラに遭遇してオーロラ幻影に出会う素早い展開です。
3幕は祝福の余興はシンデレラもあり、しかしオーロラ姫とデジレ王子のグラン・パ・ド・ドゥの後は
マズルカ無しでアポテオーズでめでたしめでたしな幕切れでした。

観客は1階席のみに入っていて、2階から5階は開けずの対応。師走の平日水曜日で18:30開演、ウクライナのまだ新しいカンパニーであるためか動員は正直容易ではなさそうでした。
それでも古典しかも三大バレエを嬉しそうに踊る出演者達の姿は訴えかけるものがあり、カーテンコールでは主役2人がそれぞれウクライナと日本の大きな国旗を背中越しに掲げて登場。
観客の拍手に包まれる中、日本ツアーを行っている喜びがこれでもかと伝わるひと幕でした。




キャスト



模型



何十年も上野に通っていながら初入店した文化会館2階の精養軒。今年上野に足を運ぶのは最後で、来年ゴールデンウィーク後からの改修開始前に利用してみようと思い立ちました。



ボルシチが具沢山で丁寧な作り、すっきり味わいのあるスープでおすすめです。スメタナ溶かすと薔薇色に変化!



拡大。具が並々と。
改修後、文化会館に入っている資料室や、養軒等の施設、店舗はそのまま残るのか気にかかります。



ツリー



トナカイさん。東京文化会館、また来年!

2025年8月24日日曜日

SHIVER紀行・名古屋編 SHIVERバレエコンサート名古屋 8月8日(金)




8月8日(金)、名古屋市にてSHIVERバレエコンサート名古屋を観て参りました。十津川警部並みの全国行脚でございます。
名古屋での鑑賞は、鑑賞前に味噌カツで胃もたれ起こした2007年BALLET NEXTドン・キホーテ、
年齢重ねる度に胃が丈夫になり味噌カツ、チキンカツに加えて滞在3日間で海老フライ7本食べた笑、2023年新国ドン・キホーテ以来です。
https://shiver.jp/shiverballetconcert2025/


福岡編が豚骨ラーメン以上に濃厚こってり文字数になってしまったため、名古屋編は味噌カツなボリューム感にならぬよう、きしめんの如きあっさり感を目指します)

出演は小池ミモザさん(モナコ公国モンテカルロ・バレエ団/プリンシパル)、加瀬栞さん(イングリッシュ・ナショナル・バレエ/リードプリンシパル)、
木村優里さん(新国立劇場バレエ団/プリンシパル)、 水友香里さん(ブルガリア国立スタラザゴラ歌劇場)、 森岡恋さん(谷桃子バレエ団/ソリスト)、
渡邊峻郁さん(新国立劇場バレエ団/プリンシパル)、ロレンツォ・トロセッロさん(イングリッシュ・ナショナル・バレエ/ファーストソリスト)、
二山治雄さん(東京バレエ団/ソリスト)です。

18時からはまず、YBCバレエコンクール名古屋にて上位入賞されたジュニアの方々のエキシビション。
近年は三大バレエのヒロインや海賊が少ない傾向なのか私に馴染みがないだけで
コンクール界隈では有名なのであろう曲も多種あり。これまた学びとなりました。

第1部はThe Class。芸術監督の遠藤さんによる名前と所属の読み上げでダンサー達がご登場。音楽構成や振付は福岡と同じですが出演者が少し変わりましたのでとても新鮮で
7人で行いますから全員が目立ち、順番がすぐ回ってくる光景も観ている分には楽しく観察。女性ダンサー達は髪飾りやヘアスタイルも第2部のガラ作品用に整え、
男性は二山さんはアクティオンヘアバンドを装着なさっていました。
名物!?遠藤さんによる司会進行解説はその場に応じて変わってきますから、仮に47都道府県全てで同じ構成で開催したとしても飽きずに鑑賞できそうです。
何処かの箇所だったか、二山さんが思わず少しつっかえてしまい、「間違えちゃった」と口になさると、
プロのダンサーも人間ですから、うっかり間違えてしまうことも勿論ありますと遠藤さんが優しく解説。

遠藤さんの小話も益々好調で笑、バレエのパの1つであるフォンデュの説明時、チーズフォンデュのフォンデュで溶かす溶けるという意味であるが、
チーズフォンデュって英語とフランス混ざっている、フランス語でチーズはフロマージュですので覚えてくださいと豆知識を。
言われてみればそうです、英仏混合メニュー名が定着しており、フロマージュフォンデュなんてどこの店のメニューにも記載は無いかと思います。
遠藤さんのユーモア発言に対してその都度出演者も楽しい反応を見せていましたが、
福岡と同様にタンクトップのムキムキ姿でやる気満々に燃えていそうな渡邊さんが
特に顔が一気にクシャッと笑みが零れて眉毛がハの字に垂れ下がって笑、その度に癒された私でございます。
男性3名で踊るジャンプは迫力満点で、二山さんの柔軟性に富んだ跳躍に端正なトロセッロさん、形は美しくも内側からも熱く飛翔する渡邊さん、と個性も様々。

プロですから個々の調子に合わせてダンサーによっては場合によっては参加を控える箇所もあり、
ただ少人数ですので遠藤さんにはすぐ分かり、あれ??人数足りないかな??と問いかける場面も笑。小池さんのみ終盤のジャンプはなさらず待機なさっていたの した。
それは福岡でも同様でしたが名古屋で違っていたのは、遠藤さんが人数の件や誰かやっていない人いるかなあ?と問いかけていると
やってない!!と正直に声をあげていた子供の観客がいたこと。勇気ある発言には出演者も笑みを見せて讃えて会場の空気も更に解れ、一番驚いていらした小池さんも
びっくりなさりつつもよく見ている証である反応が返ってきてなんだか嬉しそうな表情。
そして遠藤さんは正直な発言をまずは褒めつつ、プロだから身体の調子に合わせてやらないときもある旨を丁寧に説明なさっていました。
観客も一体になっての公開レッスンだからこその面白さに触れた思いでおります。

休憩挟んでお次はガラのプログラム。森岡さんのアルレキナーダは頬が緩んでしまう愛らしさに蕩け、
しかもどこを切り取っての軸がピタリと定まっていて難しいバランスを行っていると思わせず。
よくよく耳を澄ませると結構悲しい雰囲気の曲ですが(恐らくは映画ミッドナイトスワンの影響もあろう)愛くるしい魅力全開で魅せてくださいました。
水さんのエスメラルダはポーズを取った瞬時にパワー漲る世界へと引き込むオーラやパリッとした部分からのソフトな流れも緩急付けての見せ方にも拍手。
加瀬さんとトロセッロさんのシンデレラは鎌倉に引き続いて2度目。一層スムーズな流れが描き出されて、変形なリフトや
突如振り下ろされる脚線の振付も音楽と調和し、シンプルな衣装であってもじっと見つめてしまうパ・ド・ドゥでした。
小池さんはマイヨー振付のCore Meu。あとのシヴァトークにて、漁へ出る漁師の夫との別れと描いた作品との説明があり
深いブルーを帯びた衣装や海と心を寄せ合うような寂しげな仕草といい、すっと見入る作品でした。
二山さんは逞しい美しさよりも柔らかで何処までも伸びるようなテクニックが光るアクティオン。

木村さんと渡邊さんは福岡に続きジゼル2幕より。まず今回は衣装トラブルもなく一安心笑で(渡邊さんのことです。心配しました笑)
木村さんの儚くもまだあたたかみが残る精霊としてアルブレヒトを助けたい思いで優しく語りかけてくる踊りが目に残りました。
福岡でのシヴァトーク時に渡邊さんが仰っていた、全幕を観ているような気持ちにさせるポイントは何処にあるのだろうかとより注視しておりましたが
周りを歩いたりする細かな部分まで、ウィリー達の列に沿って歩くように戸惑う視線や角度を見せたり
ミルタに追い詰められていく様子も含めてくっきり描画なさる積み重ねがあってこそでしょう。
例え無背景無装置であっても、森の木々や墓地、蝋燭、ウイリー達の隊列が目に見えてくるのです。
ヴァリエーション時の回転の引き伸ばしもぐっと強まっていて、ただ強めるのではなく苦しみ藻掻く感情の延長線に見て取れる造形であったのも好印象。

さてジゼルが終了すると休憩挟まずそのまま遠藤さんが登壇。暫し講話を続けるも今回は福岡と違って早めに切り上げて再び幕開け。シヴァトーク開始です。
早めの開始のため木村さんと渡邊さん以外の方々が既に並んでいて、揃ってお好みでジゼルに関するポーズで静止。
水さんの、ひざまずいて考え込むアルブレヒトの図が凛々しく映えていました笑。
途中からは木村さんと渡邊さんも準備が整ってレッスンウェアに着替えてご登場です。

森岡さんからは福岡でも披露されたポワントケンケン(ジゼルやドルシネアのソロでの見せ場の1つ)を再び踊ってくださり、脚の保ち方など説明。
そのとき二山さんがマイクを持って森岡さんの説明サポートをなさっていましたが、披露時はケンケンの音声を拾うために
脚元にマイクを近づけて付いていく手段で一同大笑い。しかし二山さんは一生懸命です笑。
二山さんの不思議っぷり個性は続き、小池さんのアシストを受けてアクティオンの回転がさっき上手く嵌まらなかったからと再チャレンジ。
何と3回もやりまして汗、遠藤さん小池さんがしっかり仕切りつつ、出演者達で歌いながら、観客には手拍子で音頭を取ってもらいながら3回チャレンジでございました。
出演者達が歌う様子が、マイクが2本しかないため皆で身を寄せ合いながら共用していたためか紅白歌合戦でのフィナーレにて皆で蛍の光を歌う光景を想起させていました笑。

福岡でも観客反応がどよめいた古典とコンテポラリーのパ・ド・ドゥ比較実演説明では、福岡と同じく男性側によるずらしときっかけの極意を渡邊さんが説明しつつ
再び披露された木村さんと渡邊さんのジゼル、 野心的なオーロラ姫のリードを木村さんが説明してややこしく絡むようなパートナーリングを披露されたリトルブライアローズ、
そして名古屋ではネオクラシック作品の例として加瀬さん、トロセッロさんによるシンデレラも加わりました。
遠藤さんの説明と、加瀬さんの解説でウィールドン振付特有のスライディングや大胆なリフトを通常よりもゆったりめのテンポでわかりやすく実演。
音楽無しのため床を擦っていくシューズの音もよく響き、ゆったりテンポですからトロセッロさんのサポート負担もかなりかかっていたかと思われますが
そう思わせぬどころか実演説明を通して観客が喜ぶ様子に優しい笑みを見せて反応していらっしゃいました。
小池さんからはマイヨー作品の特徴の説明があり、基本正面をあまり向かず、常に人物同士会話をしているような、映画を観ているような気持ちになる振付と解説。
ガラ作品を思い出しても、ソロではあっても夫を想いながら心寄せる踊りや仕草がちりばめられていましたから納得。今後マイヨー作品観る上で注目したいポイントです。

最後、観客からの質問としてあがった、舞台に上がる直前に舞台袖ではどんなこと を考えているか過ごしているか。
1人1人順番に聞きましょうと遠藤さん。加瀬さんは感謝を胸に新たにする、トロセッロさんは舞台が終わるのを楽しみにする笑、二山さんはクリスチャンでいらっしゃるためお祈り、
水さん森岡さん木村さんは余 計なことを考えずリラックス、だったか。小池さんは観客との会話を堪能、楽しもうと考える。
「1人」を除いては皆さんら朗らかに笑いも含めたりしながら回答なさっていました。
渡邊さんは「気合を入れています!!!」と公開レッスンやトークで時折見せていたふにゃっとしたハの字眉と垂れ目な笑みは消え去って
出演者中で唯一目眉が逆ハの字と化して時代劇の決めどころ風な表情でのご回答でした。舞台袖待機時から熱そうです笑笑。
フィナーレは福岡と同様ジャンケンでの勝利者から踊り始める皆で踊ろうダイアナとアクティオンのコーダ。 これまた渡邊さんが勝利してトップバッターを務められ、
水さんはブンブンとパワフルに回転したり木村さんが男前なマネージュもなさっていたかと、ジゼル髪型のまま笑。
小池さんが渡邊さんに、二山さんが叫び声あげつつも遠藤さんにリフトされてピルエットサポートまでしてもらい
ガラの中でダイアナとアクティオン両役割務めたダンサーって初めてでは笑。そんなこんな賑やかに終演です。

駆け足で綴ってしまいましたが、記憶違いな箇所ありましら失礼。きっとどなたか 詳細を綴っていらっしゃる方がいるでしょうから探してみてください笑。
初めて鑑賞のシリーズ公演にて横浜バレエフェスティバルに加えてSHIVERも2回鑑賞。鎌倉公演、福岡公演、途中東京に戻ってから名古屋公演と行脚。
西村京太郎トラベルミステリーの十津川警部並みな短期間全国移動を行い、大満喫。とりわけSHIVERの少数精鋭出演者だからこその公開レッスンやシヴァトークはまさかの楽しさそして学びも凝縮でございました。
来年も、横浜バレエフェスティバルならば日程合えば出演者問わず、SHIVERは出演者によっては!?、
舞台袖で気合入れて舞台温度上昇に大貢献なさってい熱くなっていそうなお方が出演ならば笑、観に伺いたいと思っております。
暑さを情熱で吹き飛ばす鎌倉・福岡・名古屋フェスSHIVERバレエルート2025、これにておしまいです。




東京駅出発!この日からは夏休み繁忙期とのことでのぞみは全席指定と当日に知り、昼休みに確認したところ残席はまだ余裕がありそうでホッ。
前日、つまりは福岡から8/7午前中に帰ってきてそのまま午後は出勤したのですが昼頃にある沿線で倒木事故が発生し、
夕方にかけて運休範囲が拡大し当方も帰宅に影響があって名古屋準備意識が全部飛んでしまいました汗。それにしても夕方になってもホームは暑し。



16:00の列車に無事乗車。勿論しらかわんも同行です。
7月最終日に乗車した乗り物と似ているなあと思ったかもしれません。同じ東海道新幹線!同僚がくれた沖縄土産で楽しいおやつ時間。



名古屋駅到着!



鳥羽水族館の看板!メイちゃんキラちゃん、こんにちは。
会場最寄駅金山まではJRなら乗り場もすぐ。どうにか18時少し前に到着しそうです。



ロビーではバレエグッズ多数販売。



無事鑑賞。こちらの会場、ホール名変更前の2007年9月に大きいホールにてBALLET NEXTドン・キホーテ全幕を鑑賞した会場でした。
当時は中京大学の名称が入っていたかと思います。振付は市川透さん、主演は山田繭紀さん山本隆之さん。
森の女王に当時まだ高校生くらいであっただろう現新国立バレエの原田舞子さんが抜擢されていました。



帰りはお楽しみの再訪酒場、ふみ屋。栄駅すぐそば、ドン・キホーテの裏側です。
2023年新国立ドン・キホーテ名古屋公演鑑賞前日に訪れるもその日のお昼遅め時間に巨大なシャチホコ丼(海老フライをシャチホコに模して2本立っているボリューム丼。
味噌カツ、チキンカツも入った揚げ物トリプルビルで美味しく完食)を味わってお腹がなかなか空かず
しかし夜ご飯無しは寂しく、何より店名が心惹かれずにいられませんでしたので軽く一杯利用いたしました。
今回はたっぷり空かせた状態ですので、名古屋グルメしっかり堪能する気満々!



ビールとお通し。このお通しの手作り豆腐は是非味わって欲しいもので、モッツアレラチーズのような不思議な食感。
とにかく味濃いめの料理が多い名古屋ですので嬉しいさっぱりお通しです。お醤油等つけずにまずはいただきます。



来ました、海老フライ!!
2本、立体感あるアートな盛り合わせです。タルタルソ ースもいっぱい付けます。さっくさくでああ美味しい。



続けて手先!カラッと唐揚げにしていて、いわゆる甘辛いタレ三昧なものとは一味違います。
パリッとした香ばしい食感や濃すぎない味付けも丸です。ああ、大好きなダンサーを名古屋で観た後に食べる海老フライと手羽先の美味しさは格別。
この2日前には福岡で拝見して、その後のとんこつラーメンも沁み入る美味しさてございました。



手羽先拡大。カリッとした揚げ上がり、伝わりますでしょうか。
しかし店名が目に留まる度に、この日金山の会場でアルブレヒトを踊られたお方が「気合い」十二分に鉢巻を締めて、
真剣な眼差しで額に汗光らせながら熱い魂込めて手羽先作りに勤しむお姿が目に浮かんでしまい。
似合いそうですよね笑。



中部ミライタワーも熱い。しらかわん、地元のヒーローの熱い魂に誇りを感じているようです。
この辺りの広場はゆったり雰囲気で夜風も気持ち良く、エヴァンゲリオン歌いながら歩き回ってしまった笑。



宿はこちら。カプセルですが、大変サービス充実なお宿です。
恐らくは値段から考えても、これまでの旅鑑賞で最もサービスてんこ盛りなお宿かもしれません。
曜日や季節にもよりますが今回1泊4000円程度で宿泊でき、女性フロアも完備でセキュリティ万全、サービス充実で5杯まで無料のアルコールバー(5杯も飲めば十分だ)、
23:00までならラーメン1杯サービス、大浴場、サウナ、岩盤浴完備、朝食無料、立派な部屋着、タオルも自由に使用可、と値段不相応なくらいにサービス多彩。
日本が頑張りすぎているのかロンドンが高すぎるのか、福岡に続き色々考えさせられた宿泊でございましたました。

今回挑戦してみたかったのがサウナ。別料金ではなく大浴場に込みでした。また元々苦手で何年か前に大浴場横の部屋サウナに入ってみたものの数秒で退室笑。
しかーし、ここ最近新国男性陣のインタビューでしばしばサウナが話題になっていた旨が気になり、せっかくの機会。
浴室にサウナ体験方法も掲示されていたため大浴場と合わせて入ってみました。
結果、ととのいました!には至れず笑笑
熱い暑いだけでなく、浴槽に浸かっているときは気にならぬ、自身が布一枚たりとも一切身に着けていない状態がサウナ室にて腰掛けていると視界に入って気になってしまい汗汗。
テレビがついていたものの、シヴァトーーーク!には及ばすとも面白い対談番組でしたが集中できず。
もしNHK映像の世紀ならばテーマ曲流れたらもう画面から離れられなくなるため1時間じっと視聴するでしょうが(それは危険か)負けず嫌いな性格とは程遠いため、5分で退散です。
サウナ好き発言されている方々はいかにして満喫なさっているのでしょう。掲示通りその後は水風呂にも浸かってみたが、ジゼルではないのに心臓に負担がきそうでああ。
まあ、私のように日頃運動習慣皆無に近い人間には刺激強すぎる整え方法なのでしょう。
5秒で退散です笑。アルコールバー利用に備え、体調崩しても困りますのでほどほどに体験終了。
しかし体験できたのは良かった、そして今回は偶々1人きり利用でしたが例えば大人の男性が複数、
しかも日頃から力強い肉体鍛錬をなさっている方々が入室したお部屋はそれだけでも室温上昇しそうな予感。ましてやパッション溢れるお方ならば笑。
それはそうと、栄駅のドン・キホーテ近くにある、立地も良きお宿です。名古屋へお出かけの折には是非ととのっていらしてくださいませ。



それにしても、鎌倉での横浜バレエフェス、福岡、名古屋と私も移動して駆けて参りました。
初めて鑑賞する公演で勇んで無料メール会員にもなったため全公演同じような席を購入してしまったが、
まさかSHIVERでは公開センターレッスンもあり、結果として舞台近く席で良かった。シヴァトーーク!!まであるとは予想もせず。



2杯目は、センターレッスンで日本でのウイスキー作りの歴史を描いたマッサンの主題歌が使用曲にありましたからウイスキーをロックでいただきましょう。



ロンドンの文字には今も胸躍ります。



宿近くにて。宿に向かってドン・キホーテ前を通り過ぎていきますが、夜間はキャッチセールスが多く、男性の方はお誘いの声かけがたくさん飛んでくると思います。
私は女性のためか何も声かけられず、シャキシャキ目的地へ。



おはようございます。名古屋の鑑賞とセットにするのは、ジブリパーク! 3回目の訪問です。
写真が大量のためほぼ割愛していきますが、魔女の宅急便に登場するパン屋さんグーチョキパンにてお土産購入ができました。
前回2024年に行ったときにはモナリザが日本で公開されたときの国立西洋美術館前の行列並みの混雑で断念。しかし今回は待機列も殆どなく、すんなり入店。
店名を眺めていると、実はジャンケンがお強いと分かったアルブレヒトを思い出してしまいます。



詰め合わせが3種類の販売でアンバターセットを購入。やはり映画で登場したようなイギリスパンを買ってみたかったのです。
そういえば、ロンドン行ってもイギリスパンは食べなかったかも。
アンバターの瓶とメロンパンも入っていて、結構な重量です。



ハウルの動く城のテーマ曲にのって動くメリーゴーランド。
お馬さんではなく、ジブリ作品のキャラクターや乗り物で揃えています。
アトラクションはラピュタのフラップタターと合わせて2つありますが、千葉県浦安市の夢の国と違ってどちらも毎回空いている気が。皆さん是非乗ってください~。



ほうき



ハウル



しらかわんも満喫!



マスタートトロの相談



そしてこちらも外せません、喫茶店コンパルの海老フライサンド!
2023年新国立ドン・キホーテ名古屋公演時に食べて好物の仲間入りに。翌年の名古屋訪問時(京都での鑑賞の前日に立ち寄った)もいただきました。
サクサクの海老フライが3本!!食欲そそるソースもたっぷり挟まれています。



その後はのんびりと栄駅近くのオアシス21周辺を散策。懐かしい、新国立ドンキ名古屋公演思い出します。
特に2日目、古めプロダクションなのに鮮烈なボリショイ息吹を与えてくださったバジル。
全幕復帰間もないキトリを支え、初役若手友人達をも引っ張ってくださった姿、
そしてちょいとヒヤリな居酒屋テーブル事件も忘れられません。



いつのまにか夜に。船形建築の上の水辺風景も涼しげです。



ナゴヤ!



次々と名古屋名物食が点灯されるときも。エビフライで締め括り。この後はミライタワーすぐそばの栄駅バス乗り場から夜行バスで帰京です。
名古屋駅発の場合、バスの種類によっては駅から更に7分程度移動して乗車する便もあり、
栄駅の場合は駅近で駅地下街入口もすぐそばで便利に感じております。
あっ、今回台湾ラーメンなどが名物の味仙に行けず。次回は参りたいと思っております。さらば名古屋、また会う日まで!!!

2025年8月17日日曜日

SHIVER紀行・福岡編 SHIVERバレエコンサート福岡 8月6日(水)





8月6日(水)、福岡市にてSHIVERバレエコンサート福岡を観て参りました。会場は福岡市民ホール。
今年2月頃に閉館した福岡市民会館のあとを継いで3月末により天神駅に近い立地に開館した新しいホールでの開催です。
福岡県での鑑賞は今年5月以来7回目でございます。
https://shiver.jp/shiverballetconcert2025/


まずは恐らくは前日に同じ会場で開催されていたYBCバレエコンクール上位者たちのエキシビション。18人出演で最近のヴァリエーション選曲潮流も分かってきてなかなか面白く、
近年はオーロラ姫第3幕やオディールが流行らない? 代わりにフローラの目覚め、パキータのマイナーなヴァリエーションの人気が高そうです。

19:00頃からは第1部The Class。プロ出演達によるセンターレッスンの公開です。
司会進行は芸術監督の遠藤康行さん。本来のクラスレッスンはバーとセンター両方あるが今回は時間の関係上センターのみで、振付は予めダンサーに渡している旨を説明後
1人1人名前と所属を読み上げるとダンサーが登場してご挨拶。プログラムにも掲載の通り、本当に6名のみ。 しかし名称に相応しいワールドクラスな方々ですから
それぞれが発するオーラの強いこと。誰一人似たり寄ったりなタイプもおらず個性も多彩です。
出演は小池ミモザさん(モナコ公国モンテカルロ・バレエ団/プリンシパル)、森岡恋さん(谷桃子バレエ団/ソリスト)、佐々木嶺さん(ジョフリー・バレエ団)、
水友香里さん(ブルガリア国立スタラザゴラ歌劇場)、木村優里さん(新国立劇場バレエ団/プリンシパル)、渡邊峻郁さん(新国立劇場バレエ団/プリンシパル)。
通常バレエ団のクラスレッスンは30人以上の構成で行われるのでしょうが今回は6人!
そのため順番は山手線並みにどんどん回ってきて、踊っては捌けて踊っては捌けてと猛スピードでの繰り返しです。
しかも6人の中から更に数名ずつが出て行うため1人1人非常に目立ち、誤魔化し一切できず、基礎の動きがきちんと出来ているかが益々露わになるわけですから
ひょっとしたらガラプログラムよりも緊張を強いられる企画であったかもしれません。
しかしどの方も終始快活にエネルギッシュに披露され、一通り踊り終える度に拍手で讃え合ったり、何か言葉を掛け合っている光景も清々しい。
そしてバレエ初鑑賞者にも理解しやすいよう遠藤さんのそれぞれのパの説明も分かりやすい上に、
ユーモアに富んだ声かけや思わず笑みがこぼれてしまうダンサーの反応とのやりとりも実に楽しく映りました。
恐らくは今回の公演が初対面同士なダンサー達もいらっしゃるでしょうに、もう随分前から
一緒に活動をしていそうなくらいに皆さん打ち解けていてレッスンの順番の出入りも息の合わせ方もとてもスムーズ。
水準も、加えてお人柄もワールドクラスであろうレッスンを尊く眺めつつ肩肘張らずリラックスした状態で満喫できました。

選曲も多彩で、最初は嵐のMONSTER、(帰京後暫くしてから知りました。2010年頃の国内流行曲はもう殆ど把握しておらず。サッカー日韓W杯のあたりで時間止まっております汗)
エヴァンゲリオンの主題歌、中島みゆきさんの麦の唄、マイフェイバリットシングス等。所謂バレ工音楽は無しだったかと思います。
エヴァンゲリオン、お若い世代の方々もご存知でしょうか。主題歌が大変流行り私でも知っているくらいですから
作品もさぞ有名なのでしょうがあらすじ全く分からず。残酷、と入力するとすぐ候補として曲名が表示されるほど。
終演後も脳内を最も旋回していたのはエヴァンゲリオンでした。
女性陣はこの後に踊るガラ作品の髪飾りも着けたままでのレッスンウェア姿も新鮮。皆さんシンプルお洒落なレオタードに巻きスカートやサウナパンツだったか。

男性陣は髪型は多分そのまんま。お2人ともタンクトップで肩や上腕二頭筋をムキムキ覗かせていました。 ただ筋肉の質感の見え方はだいぶ違っていて
佐々木さんは精密ワイルドでくっきり、着こなしもお父様そっくり!
渡邊さんは肩からしなやかで逞しいラインな印象。 福岡まで行って何を観察しとるばいとの指摘は受け流しますが、
つい先日7/31の佐々木美智子バレエ団ロミジュリでマキューシオを踊られた姿を始め、関西四国では何度も拝見している佐々木さんと、
先月末のロンドン公演から福岡に辿り着くまでの10日間で既に4回拝見を始め年間鑑賞回数が
ひょっとしたらここ数年は誰よりも多い舞踊家であろう渡邊さんの共演は大きな楽しみの1つでした。
ですから佐々木バレエのロミジュリ最中もマキューシオが出てくる度に、8/6福岡では宜しくですと心の中で唱え続けていた私でございます。
また遡ればちょうど10年前の8/8、今回の会場市民ホールの前身である福岡市民会館にて田中千賀子バレエ団ドン・キホーテ鑑賞時には
佐々木さんのお父上の佐々木大さんバジルと山本隆之さんエスパーダ、
加えてまだたいそうお若かったであろうご子息佐々木さんにお目にかかっている私としても今回の感慨深さはひとしおでした。
あれから10年。まさか自身の状況がこうも変わっているなんて、山本さんのお次が現れていて、大さんそして佐々木バレエチケット購入時に毎回対応してくださる上に
今回はロンドン豆知識も惜しみなく教えてくださった杉原小麻里先生のご子息との福岡市民会館の後継となるホールでの共演を、
しかも男性出演者は2人のみでの舞台にて巡り会えるとは思いもいたしませんでした。
センター時は所々男性2人のみでの披露場面もあり、ダイナミックなジャンプを並んでなさっている光景にじんわり胸熱くならずにいられず。
共通項は佐々木さんのお母様と渡邊さんが時代は違えど同じモナコのバレエ学校に留学なさっていたことでしょうか。
世代も生まれ育った環境も全く違うでしょうに、睦まじく跳んでいらっしゃるお2人のご様子は今も目に残り続けております。

さて休憩挟んで第2部はガラ。森岡さんはサタネラとリゼットのウァリエーション計2本でとりわけリゼットでの常にふわふわ軽やかに舞いつつも軸が一ミリもぶれぬ体幹にもびっくり。
水さん佐々木さんのパリの炎はお2人の強靭な身体能力が前面に出て、しかしただ跳んで回ってではなく
目線の交わしやお互いを見守る表情等一緒に作り上げる喜びまでもが伝わってきて好印象。
スカート長め衣装で可愛らしさよりも凛々しさが引き立つ造形で見せる水さんの姿や、茶色ベストな作りの衣装が珍しく映るも、
リフトも楽しそうに大盤石にこなす佐々木さんで、全幕版を観たときを思い出す勇壮なパ・ド・ドゥでした。
小池さんは鎌倉に引き続きマイヨー振付のOpus40。2回目として観ると、この仕草は何だろう、或いは身体の畳み方や次のポーズへの遷移過程もより面白く観察です。
しかもソロで誰もが知っている馴染み深い作品ではなくても、瞬時にマイヨーワールドで満たし惹きつけていく小池さんの手腕にも再度拍手を送りたいばかりです。

木村さん渡邊さんはジゼル2幕より。ああ、この10日前のロンドン公演を思い出しながら感激が再び募りました。
前方に着席していたため、立ち位置につく様子のシルエットもよく見えましたがその部分からして静けさある佇まいでございました。
精霊を浮遊させながらも優しく吸い付くようなパートナーリングで倒れ込んでも尚美しい渡邊さん。
全幕観た気分になりながらもロンドン公演とは少し趣が異なっていたのは、お2人特に渡邊さんが福岡ではメイクが気持ち薄めになっていた、
また渡邊さんがロンドンではいかにもお貴族さまな撫で上げキザヘアスタイリングになっていたのが
福岡ではナチュラルになっていた点も起因しているかもしれません。ガラですから1幕は上演されない構成を差し引いても
ロンドン時のような好色皮肉屋な危うい要素はだいぶ控えめになっていた印象を受けました。
タイミングや衣装、状況等同じ作品でも見え方感じ方が毎回違うからこそ何回でも観たくなり、踊り手の表現の奥行きある魅力に触れた思いがいたします。
あっ、アルブレヒト衣装にハプニングがちょこっとありましたが汗、進行には影響なく動じずに(動じられても困るが笑)最後まで踊り終えられてホッ。

休憩挟まずに第3部はアフターザショー。当初はてっきり、皆さん椅子に腰掛けて所謂NBS等も行っているアフタートーク構成かと思いきや全く違う形でのご披露でした。
休憩無しで行うも準備には時間を要するため暫くは幕が下りたまま、遠藤さんが時間稼ぎ漫談で進行。
これがまた世界バレエフェスティバルにおけるファニーガラ前の場繋ぎ挨拶が恒例のNBSも仰天な腕前で、 シヴァでいいとも!或いは、なまシヴァも可能にさせそうなほどに
観客との会話も穏やか且つテンポ良し。タモリさんやさだまさしさんもびっくりでしょう。シヴァ鑑賞経験やバレエ鑑賞経験の有無、
それから質問コーナーも設けると客席から活発に出て楽しいやりとりが溢れ出しました。
振付以外は忘れるのが早いと遠藤さんは仰っていたか笑、受け付けた質問をメモに取り、また質問者に対して必ず共感を示されたり良き気づき質問である旨を伝えていらしたのも好印象。
ご自分から回答できそうなことはその場で回答もなさり、大人バレエ上達のコツだったか、仕草やラインを綺麗に意識、
そしてメイク!表情も決めてアドバイス笑。そうか、メイクも大事なのか!

やがてジゼルのように幕に耳を澄ませながら右往左往なさる遠藤さん、準備完了合図があり再びの幕開きでアフターザショーの始まりです。
幕が開いて目を疑ったのは椅子がなく全員レッスンウェア姿で立ったままであったこと。NBS等のアフタートークを想像していたため、
立ちっぱなしで何が始まるのが最初は首を傾げてばかりいた私です。
しかし質問を投げかけると実演も交えた説明もあったりと適宜動き回りながらのトークが繰り広げられ、立ちっぱなしであった理由に納得。
遠藤さんの時にゆるりと時にビシッと締めてくださるバランスも良く、笑いもたくさん起こりながらも学びもたっぷりなトークでございました。
仕切りは小池さんが手慣れていて、誰かが見本を示すとつい後方に下がりがちな面々をよく見ていて、皆でもっと前に出ましょう、頻繁に声かけ。心強い存在です。

客席から出た質問として私の記憶味で間違いがありましたら失礼、クラスで、トレーニングで気をつけていることについては
森岡さんが身体とテレパシーで会話しているとのご発言に一同賛辞を送り、本日の名言の1つになったかもしれません笑。
どこが痛いか、柔らかくするべきか、身体の声にきちんと耳を傾けているそうです。
佐々木さんはハムが痛まないよう(ハムの発音がバリバリ大阪弁でした!) 過剰にやり過ぎないようにしていると仰っていたかと思います。
渡邊さんは、嶺くんが~とまず佐々木さんのお名前を発していらしたのが私にとって歓喜倍増。それはそうと、
特に股関節の辺りは痛めないよう鍛え過ぎには気をつけていらっしゃるようです。

代謝についても話題になり、佐々木さんは代謝が非常に良く、食べないとすぐ痩せてしまう体質のためとにかくたくさん食べるとのこと。
木村さんは、昔はとても華奢であったことがコンプレックスで色々な、例えば貫禄ある役にも憧れアリスのハートの女王初挑戦時は体重を増やしたくて
1日にお餅を6個食べていたエピソードに出演者の皆さんも観客の方々も衝撃受けて仰け反るようなご反応。結果として怪我に繋がってしまい、
やり過ぎはよくありませんと教訓を伝えてくださいました。
10年以上前から新国立に通っている私から観ても入団から何年かは木村さんは本当に子鹿のように細かったのは事実で、
女王初挑戦時の2022年6月は身体が無理に大きくなってしまった感がありましたが、今は美しく格好良い体型になられていて、安心でございます。

Vaを(ガラでのパドドゥ含む)踊る上で気をつけていることについては、水さんはラインの見せ方にも気を配り、独りよがりにならずお客様にどう伝わっているかを意識とご回答。
木村さん渡邊さんは全幕を観ている気持ちにさせることを重視。渡邊さんが、本来ならウィリー達が並び、ミルタがいて命令受けたアルブレヒトがいて、と
全幕での光景をどう思い浮かべてながら踊られていたかも語ってくださいました。

特に興味尽きずに見入り、場内からも来であったのは古典とコンテンポラリーパ・ド・ドゥの見比べ。
遠藤さんによる解説、そしてジゼルでのサポート時の注意点や浮遊感を見せるたの少しずらしながらこなしていくリフトテクニック、
きっかけを男性側から作って行く流れを渡邊さんの説明で進行。通常よりもゆっりめのテンポで見せてくださいましたので、
サポート時の渡邊さんへの力の負担は本番以上にあったかと思いますがそれはそは丁寧に示してくださいました。
コンテンポラリーは鎌倉公演にて披露されたリトルブライアローズのパ・ド・ドゥから。木村さんの説明で、古典と違ってオーロラ姫が野心的でリードする側である旨を話し、
その後はご覧になったことがない方からするとさぞ斬新なパワフルお姫様のリードで王子が導かれて、身体をくねらせては回り込んだりと
大胆なパートナーリングを披露。作り上げ方を続けて見比べるのは滅多にない機会。
また木村さん渡邊さんに限らず説明時もですが、適宜他の方が代わってマイクを口元に向けて差し出し、
しかも踊る邪魔にならぬよう配慮しながらサポートされていて、臨機応変な対応力にも拍手でございます。
佐々木さんのご発言の中では、素敵な先輩方を指す言葉としてレジェンドと呼んでいらっしゃり、恐らくは佐々木大さんや山本さんら
7/31佐々木バレエロミジュリの共演者達を思い出しながら仰っていたかと思うと、感激もひとしおです。

男性テクニック解剖なコーナーもあり、佐々木さん渡邊さんがリボルタードを披露。
披露前にどんなテクニックか、バリシニコフによる影響の強さについて遠藤さんによる説明後に渡邊さんがバリシニコフの映像を一時停止しながら研究した旨も説明され、
あの今も色褪せぬ1983年収録のABTドン・キホーテかと想像いたします。
立て続けにトップクラスな男性ダンサーによるお披露目ですから客席が沸かないはずはなく、渡邊さんはフォルムの美も見せながらも滞空も高く、
佐々木さんは矢の如き鋭<柔らか。それぞれの魅力満載なハイテクニックに大拍手でございました。
舞台に出る前のルーティーンについて質問も出て、渡邊さんは楽屋で熱唱しているそうで、最近は藤井風さんだったか。賑やかでしょうねえ笑。


ガラとはいえただパ・ド・ドゥや抜粋の披露ではなくこういった特別共演ワークショップな企画は楽しく何より学びも盛りだくさん。是非継続願いたいと思っております。
それからこの日は木村さんのお誕生日当日。サプライズで遠藤さんの音頭で場内一斉にハッピーバースデーの歌で祝福いたしました。
木村さん曰く、夏休みの生まれで学校でも祝ってもらえず、本当に嬉しいと晴れやかなお顔。
夏休みの生まれで、の辺りでは7/26生まれの渡邊さんも大きく頷き、そして当方も7月の夏休み期間の生まれのため頷き共感しておりました。
(渡邊さんと近いがために近年は友人から忘れられることもしばしば笑。しかし憧れの偉大なお方と節目が近いこと、光栄です)


最後は漢気ジャンケンで勝利者から順番に皆で踊ろうダイアナとアクティオンのコーダ。
勝利者は渡邊さんで、トップバッター任命です。最初からビュンビュンと跳び、しかしこういうときでも品格は失わずシャープで質感もしっかりした空中回転もお手 の物。
そのあとが佐々木さんだったか、猫が飛翔していますかと言いたくなるふわり感、背中の柔らかさと針のような鋭いスピードも十二分。
水さんはフェッテも大安定でくるくる方向転換もしていたか、森岡さんはピケだったか軽々と。
木村さんは遠藤さんから、小池さんは渡邊さんにリフトサポートされながら対角線を突っ切っていたかと記憶です。(名古屋と混在していたらすみません...)
とにもかくにも、公開センターレッスンからガラ、シヴァトーーク!まで、少人数だからこその密度濃い企画公演に大満足でございました。
ああ、東京から早退して午後の飛行機で無事に飛んで足を運べて良かったと今も振り返っております。
何より渡邊さんと佐々木さん(関西圏の先輩方からはりょうちんと呼ばれているらしく嶺ちゃんと勝手に呼んでおりますが
もし直接お目にかかる機会があるならばもっと丁寧に呼ばせていただきます笑)のガッチリ組んでの共演も嬉しうございました。
2015年の福岡市民会館ドンキが既に10年後を予期して何かを呼び寄せていたのかもしれません。

名古屋編へつづく。




ポスター並びます。佐々木さんのお名前が赤文字で水さんと書かれていますが、6名分並ぶと壮観。



10年前。



お昼過ぎたらウキウキ退勤してそのまま羽田空港へ。出勤用鞄に着替えなども全部入りましたため、(皺が目立ちにくい嵩張らない服を選んで入れております)
まさかこれから飛行機で1泊福岡へ向かう客とは思えぬ軽装で行って参ります~。



7回目の福岡旅。6度あることは7度あり、今回も交通トラブル発生。結果として出発30分弱遅れたかと思いますが、世間は夏休み混雑期間で遅延はもう仕方ない。
整備不良もあってならないことですから少々遅れても念入りに。特に地元の方からも福岡空港はフライトスケジュールが過密と聞いており、
福岡旅では遅延前提で往復ともに毎回予定を組んでおります。



楽しいコーヒー時間。



勿論しらかわんも同行です。今度は何処へ行くのかな~、どんなバレエを観るのかなと、
トラベルミステリーの刑事並みに全国あちこちに行く私を不思議がっているでしょうが笑、胸を弾ませている様子です。
黒いカーテンの中をレールに置いたトレイに乗って通過しましたので(つまり保安検査)空飛ぶ乗り物利用であるのは予測しているかもしれません。飛行機国内線は初のしらかわんです。
今年いっぱいはロンドンにてバッキンガム宮殿へ行く道中にレスタースクエアで購入したSの字ユニオンジャックキーを付けて嬉々として行動です。



元リロくんの家こと、マリンワールド海の中道が見えてきました。今年1月に亡くなった雄ラッコのリロくんが暮らしていた水族館です。
天橋立に似た細長く海に面した陸続きの土地で、この景色を眺めるために福岡行きは必ず進行方向右側を選択。
今年5月に利用したときとルートが変わったのか、マリンワールドは見えず代わりにみずほペイペイドームが眼下によく見渡せました。どちらも福岡市らしい景色です!



空港にてあった出迎え看板。食べるもの、既に決めていると笑!



天神地下街でようやくお目にかかれたステンドグラス。美術館のように地下街のあちこちに世界の名画のステンドグラスが飾られていて、
しかしこの作品もあると知ったのは今年5月に帰京してから。新国立のライモンダ、思い出します。ターラーララララ~と序曲が脳内旋回です。
市民ホールへの案内出口のそばにありました。



あちこちに案内看板。漢字こそ違えど、通り名も素敵!



マンホール!舞踊家な柄も入っています。



到着!福岡市民会館閉館後、初めて参りました。福岡空港の新ターミナル開業と同じ、今年3月28日が開場日のはず。天神駅に近い立地になりました。



渡邊さん佐々木さんの共演も楽しみにして参りました。7/31の佐々木美智子バレエ団口ミオとジュリエット公演にて佐々木さんマキューシオが登場するたびに、
8/6は福岡ガラ宜しくですと心の中で挨拶していた私でございます。



しらかわん、火の鳥と撮影。このときに隣(大ホール公演出演)の金子さんはブルー服のパルチザンの一員を踊られていて、
繰り返しにはなるが隣のホールの舞台にお立ちになっているのにああ。
8年半前、リハーサル映像とはいえ私が渡邊さんの心からの虜になるきっかけになった作品ですので、しらかわんもにっこり誇らしげです。



写真の通り、大ホールと中ホール、同時にバレエガラ公演開催。隣ではマチュー・ガニオ、トゥールーズの金子さん、東京バレエ団伝田さんらがご出演。
休憩中、中ホールのロビーにいても大ホールからバヤデールの曲が聴こえました笑。



夜のホール。灯りが美しい。



さて終演後のお楽しみ、福岡ですから豚骨ラーメン!行ってみたかったSHINSHINへ。本店は定休日でしたのでパルコ店を訪問です。
平日17時以降限定スペシャル3点セット1560円が目当てでございます。
何処が半分サイズやねんと思う量の半焼き飯でしたがパラリと美味しく、ラーメンと合わせて完食。
バリカタとの注文に、しらかわんびっくりしています。白河ラーメンはしっかり縮れ麺とあっさり醤油味がベースですから、
細麺のため茹で時間も短い異文化ラーメンに衝撃を受けていそうです。きっと食べたがっています!



ラーメン拡大。クセ抑えめスープで麺に優しく絡み、煮卵は最初からカットしてのってきます。ちょうど良い半熟具合です。
白河市のとら食堂ですと煮卵が別皿でしたが、これはこれで嬉しい。



福岡市内中心部で好きな景色の1つ、中州の夜景。川の灯りが綺麗に連なっています。



お宿はこの建物の中の地下。1階のブリティッシュパブ、モリスヒッポは2023年12月の博多座くるみ割り人形公演鑑賞前に利用、カバさんのマークがチャーミングです。 アンパンマンとばいきんマンも博多弁駆使!



ナインアワーズへ。寝床もシャワー、洗面台もとても清潔で女性用フロアのセキュ リティも万全。歯ブラシ、スリッパ、立派な部屋着にタオル3枚付き。
チェックイン時にお泊りセットな大きなバッグを渡してくださいます。
値段書いてしまいますが、夏休みに平日水曜日に1泊とはいえ2200円は破格です。採算が心配ですが。



おはようございます!目覚め良き朝です。地下鉄中洲川端駅直結ですので天候が分からぬまま駅ホームへ。 空港着いてから、土砂降りと知った朝でございます。



今年10月の新国立の札幌公演シンデレラに行くかどうかまだ不明で
(行ったとしても日曜日公演は観ずに帰京?帰阪?帰愛!?することに。どうやって新千歳空港から帰ろうか。
最終便で羽田まで出て1泊して飛行機で松山か、新幹線で岡山経由して瀬戸内海見ながら行くか、朝一の便で大阪へ出て新幹線移動で岡山経由して行くか、
しかしそうなると帰りに新千歳空港のラーメン道場利用できず。自称バレエ鑑賞版十津川管部、頑張ります そのため福岡空港にてですが、師匠を見習ってソフトクリーム儀式を。



帰りは定刻通り!



さらば福岡、また会う日まで!!!しらかわん、福岡が名残惜しいかな。またバリカタと口にしてみたいねえ。屋台は次の機会に行くばい。



センターレッスンでも使用されていたマイフェイバリットシングスが機内オーディオに収録。繰り返し聴いてしまいました。
東京の代官山チャコットレッスンでの渡邊さんのお歌も思い出します笑。そうだ、 「初台」へ行こう~と思うくらい、本当にお上手なんです。
きっとのど自慢では鐘最高点叩き出せます笑!!
それからGLAYのアルバムも収録されていて、窓側で景色もよく見える席で流れゆく雲を眺めながらーフライト中の鑑賞、大らかな曲調がぴったり合いました。



羽田空港近づいていました。無事着陸し、午後から出勤した管理人です。その日仕事帰りは倒木騒動で一部交通機関が混乱していましたが帰宅。
翌日は新たな旅へ。シヴァ紀行、いよいよフィナーレです。

名古屋編につづく。