2022年11月25日金曜日

【今更ですが】【 ワールド・バレエ・デー 2022】オーストラリア・バレエのクラスレッスンが清々しい

誠に今更な話題でございますが、今年も世界各地のバレエ団からの中継が充実していたワールド・バレエ・デー2022を堪能された方も大勢いらっしゃるかと存じます。
毎年決して多くを検索せず視聴もしておらずな私ですが、今回偶々見たオーストラリア・バレエ団のクラスレッスンに大変引き込まれ
清々しく視聴いたしましたので少し紹介いたします。まだ映像は残っているようで、29分あたりから始まります。







まずスタジオが広々としていて明るく、天井も高く開放感抜群。また間隔を広めにとってのバーの配置もあるのか
人数は多めであっても密集せず区画整理がきちんとなされた印象を受け、観ていて非常に爽快でございました。
常日頃から同様のレッスンであるのか、カメラが入るワールド・バレエ仕様であるのか詳細は分かりかねますが、何処を見てもすっきり。
そして芸術監督デヴィッド・ホールバーグさん自ら指導をなさっていて、バレエ団のクラスでも美しいお手本を次々に披露しながら
丁寧に、加えて大変聞き取りやすいお声と話し方であったのも驚きを覚えました。(常日頃からこんな様子でバレエ団の朝は始まるのであろうか)
ホールバーグさんの現役時代の舞台はABT来日公演や小林紀子バレエシアターへの客演もあったか、観ておりますがほぼ変わらぬお姿です。
ピアニストによる選曲もクラシックやバレエ音楽の有名どころを集めたもので、センターでのグランワルツ時には
数々のヴァリエーションメドレーなる流れでダンサーたちをのせていて、映像を視聴している私までもが
一緒にやってみたくなってしまう(益々のズンドコドッスンは目に見えておりますが汗)内容でございました。宜しければご覧ください。
バーレッスン時にはセーラームーンTシャツをお召しのダンサーも発見。月火水木金とちびうさのシルエット入りで、お気に入りの戦士を伺いたいものです笑。

オーストラリア・バレエ団の来日公演は英国王室のスキャンダルを題材にした『白鳥の湖』や
ロシア革命を背景にクララの世代を超えた物語として展開する『くるみ割り人形』は観ておりますが
1993年の『眠れる森の美女』『ジゼル』、ミックス・プログラムのバランシン『シンフォニー・インC』にチューダー『ガラ・パフォーマンス』キリアン『回帰』を持ってきたときの公演を見逃したことは今も心残り。
公演翌年のダンスマガジンを読み、オーロラ姫のリサ・ボルテの愛らしさに心がほわんと浮き立ってしまった私でございます。
チューダーが華麗で愉快な色合いの作品を振り付けていた意外性にも関心を持ったものです。




せっかくメルボルンを本拠地とするバレエ団の話題になりましたので、余談にもほどがある写真2点。太古の昔、メルボルンのヒールズビル自然公園にて。
殆どの生き物達が放し飼いな状態で生活。保護活動も熱心で野生動物が運び込まれる病院もあり
園内ではオーストラリアの生き物達についてのレクチャーガイドも頻繁に行われていました。カンガルーに興味津々、言葉をかける東洋人。



シドニーに移動し、オペラハウス。ベンチから眺める、背中から哀愁漂わせる東洋人の子供が写っておりますが悪しからず。

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