もう間近に迫っていますが8月8日(月)9日(火)、大阪国際交流センターにて
GGG GREAT GALLOPING GOTTSCHALK ガチョーク讃歌プロジェクトが開催されます。
是非会場に足をお運びご覧ください。有料配信もされますので、会場でご覧になれない方も是非どうぞ。
(大阪まで出向きたいのは山々ですが今回は難しく、管理人も有料配信鑑賞です)
https://www.ticketpay.jp/search/?keyword=GGG
GGGインスタグラム。リハーサル映像もたくさん載せてくださっています。
https://instagram.com/ggg_project_2022?igshid=YmMyMTA2M2Y=
そもそもガチョーク讃歌って何ぞやとお思いの方も、何度か観ていて心惹かれる作品ではあっても
いざ特徴や魅力を聞かれると返答に困る方も(私もです)、こちらの動画をどうぞご覧ください。
状況設定や音楽の構造等分かりやすく紐解いて解説してくださっています。
パ・ド・ドゥ「ある詩人の死」の設定、サバンナの女性ソロ、男性2人で踊られるぶっ飛び体当たり漫才なバナナツリーの逸話始め
そうやったんかと何度も観ている私も初耳な内容でございました。
振付はリン・テイラー・コーベット。ニューオリンズ出身の作曲家ルイス・モロー・ゴットシャルクの音楽6曲から構成された、
穏やかで時としてクスッと笑いが込み上げてしまうユーモアな味も含まれた解放感のある作品で、アメリカンバレエシアターにて40年前に初演されました。
国内ではどちらかといえば西日本での上演が目立つのか、全編と抜粋共に関西や四国でも何度も鑑賞しており
関東ではNBAバレエ団がオーケストラ演奏付きで公式に上演したくらいかと思われ、その公演にも足を運んで観ております。
ただGGGのホームページにでも紹介されていますが著作権の問題に触れぬよう、これまで隠れて⁈或いは題名を変えての上演がずっとなされており、
ゴットシャルク組曲やゴットシャルクの夕べ等題名は多岐に渡ります。私自身作品は好きですし公式上演した埼玉のNBAバレエよりも
作品の色が地域の気質に合うのか関西や四国海近くの地域での舞台の方が遥かに楽しめてしまい、
またどんな題名に変えたかそのセンスも着目ポイントと化しております。(宜しくないかもしれませんが)
今回は大阪で公式上演と聞き、誠に喜ばしい限り。公演は2日間でガチョークの出演者は少しずつ、
ガラ・コンサートプログラムは全く異なる日替わり構成で両日お楽しみいただけることでしょう。
暑さも鬱憤も世の中に溢れる何かと多き不安も吹き飛んでしまいそうな心地良い作品ですのでこの機会にどうぞご覧ください。
主役級の2人が踊る「ある詩人の死」は新国立劇場バレエ団の米沢唯さんと福岡雄大さん。
リハーサル動画を見るだけでも米沢さんの瑞々しさが伝わり、福岡さんがこのパドドゥを踊るのは一度大阪で観ておりますが久々ですので楽しみでございます。
いかんせんこのパ・ド・ドゥ、私の中ではすぐさま浮かぶのは山本隆之さんで、爽やかさと包容力の理想の結晶なお姿を何度も目にしては心が浄化されたことか。
思い出しつつも新たな米沢さん福岡さんペアの満喫したいと思っております。
バナナツリーは大概登場のステップからして特に大阪では客席からジワリと笑いが起こっていましたが、福岡さん福田圭吾さんが以前大阪で踊られたときの沸騰は忘れられず。
バレエをあまり観たことがないある小さな男の子もすっかり笑いのツボに嵌ってしまっていたそうで、回顧しながらも今回フレッシュな気持ちで堪能したい次第。
さて以下は個人事情ですが。私は月曜日公演の配信視聴を申し込み、顔見知りの方がその日のみ出演されるためでございます。
勿論私より遥かにお若い世代でいらっしゃいますがバレエについてその方より学ぶことが多々あり、視聴を心待ちにしております。
(当ブログを開設まもない頃、つまりは子供の頃から読んでくださっているとか!?
飲酒写真や捻くれた管理人の性格あからさまな視点の内容で青少年の健全な人格形成には不向きな気もいたしますが、そんな心配をよそに今や素敵な大人に)
そしてリハーサル動画を目にしているとその方以外にも、私が一方的に知り合いと思い込んでいる方も含めれば
(1度しか会話を交わしていない方も含めて良いやろか。あちらからすると誰やねんと思われるか笑)何名かいらして、自然を笑みが募って参ります。
ところでここ最近、或いは今年に入って以降、管理人約800日ぶりのレッスン云々とズンドコドッスン日記やら内容も綴っておりますが
そもそも800日前はどんなレッスンであったのか。気になる方は2人もいないと思いますが
800日前ですとコロナ禍直前の頃の時期で、実はそのときレッスンでご一緒したお1人が今回のプロジェクトで通訳を担当されている岸田あずささん。
通訳業からダンサー、振付、指導者と多分野で大活躍で、今年ローザンヌで入賞された田中月乃さんが通っていらした教室の先生でもいらっしゃいます。
そんな岸田さんと、レッスン受講は年に1、2回ペースである踊れぬズンドコドッスン管理人が同じ空間でレッスンしていた事実が不思議で仕方ないのですが笑
そのとき以前にお目にかかったときと同じくレッスン後は強烈猛烈な大阪弁でお腹が捩れるほど笑わせてくださって
話す言語が周囲とはだいぶ違い、エスカレーター右立ちルールは厳守できても相変わらず標準語しか話せぬバレエド素人にも優しく接してくださり感激でございました。
目上のお方ですから対面時は岸田さんと呼んでおりましたが何処か親しみやすさを勝手に感じており笑、
映像に映る姿を発見するとつい「あずさちゃん」と呼ばせていただいております。
最後に、プロジェクト代表の春田琴栄さん。関西のとある公演にて隣席になったことがあり、オーラに圧倒されました。
先月にはバレエショップを東京にもオープンされ、1人で何役もこなされているとしか思えぬ多忙ぶりかと存じます。プロジェクト、成功を願っております。
そんなこんな長くなりました。あともう少しで本番。東京のお茶の間からの堪能を心待ちにしております。
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