2024年12月18日水曜日

12月18日はバレエ『くるみ割り人形』の世界初演日

しばらく間が空きまして失礼いたしました。
本日12月18日はバレエ『くるみ割り人形』の世界初演日。1892年、マリインスキー劇場にて初演されました。
今や大概どこのバレエ団もレパートリーに持ち、発表会も含めれば世界で最も上演されているバレエ作品とも思えますが
復刻版を目にしたことがなく初演当時の舞台がどんな様子で、例えば現在と音楽構成が異なるか云々は私も把握できておりません。
しかし恐らくはそう変わりない構成で上演されていたのではなかろうかと想像しております。

現在チャコット代官山にて、店内で華やぐクリスマス装飾や世界のバレエ団のくるみ割り人形ポスターやチラシが展示されています。
先日行って参り、クリスマス特別装飾やくるみポスター関連は写真撮影も可でしたので紹介いたします。(レッスンではなく、装飾見学とカフェ利用が目的でございます)
装飾はピンク色が多めで私は違和感が大いにありましたが笑、丁寧に作り込まれたオーナメントのお人形をついじっくり観察。
世界各地のくるみ割り人形ポスターやチラシ展示では中国のバレエ団の場合当然漢字で覆い尽くされていますが
当て字が面白かったり納得したり、それから東南アジア地域のチラシもあったかもしれません。そしてイーグリング版は各地で上演されていると再度驚かされます。



ピンクに煌めくツリー。クリスマスグッズも多種!



金平糖。他にもオデットも飾られていました。



ネズミさんもおめかし。ネズミ達、本当はおとぎの国やお菓子の国に憧れ過ぎるが故にクララ達に意地悪してしまうのかもしれません。



ポワントツリー。精巧に組み合わされています。



くるみ割り人形がお出迎え!



日本のバレエ団のくるみ割りチラシ。



世界各国!



中国語表記も関心持ちます。



ゴージャスなカナダナショナルバレエ。



韓国国立バレエは長年ボリショイのグリゴローヴィヂ版上演しています。管理人が1番好きなバージョン、いつか生で観てみたいがボリショイ鑑賞は難しいか涙。



鑑賞帰りの我が後輩と待ち合わせ、店内カフェでケーキ、バスクチーズとガトーショコラ。ずっしり重ためで濃いめコーヒーとよく合います。



外観、くるみ割り人形がサックス手にしていますが、片手では持ちにくいはず。



くるみ割り人形世界初演日の本日、タイムリーなインタビューが掲載されました。クララの姉ルイーズの捉え方等、初演から7年経ってようやく理解した私です。
対決ではなく助け合い発言も素敵!!
https://lp.p.pia.jp/article/news/408567/index.html?detail=true


新国立劇場のくるみ割り人形はまもなく開幕です!とにかく男性主役があまりに過酷であるほかリフトの多用過多等色々申したいこともあるイーグリング版ですが
洗練された衣装や美術、躍動感に溢れる踊りの洪水な見せ場の連続できっとお楽しみいただけます。
クリスマスシーズンからお正月にかけて上演が続きますので、是非足をお運びください。
https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/nutcracker/







くるみ世界初演日にくるみを鑑賞でき、不思議な喜びが一層込み上げた6年前の初台。
平日昼公演で大半が学校団体が占めていたこの日、4階での鑑賞でしたが生徒の皆様がとても楽しそうに集中して鑑賞する姿勢にも感激。
実は最後の最後舞台上でトラブルが発生したときも、隣席の生徒さん達がいたく心配しながら見守っていて、
無事解決すると「良かった~」と安堵の声。それだけ集中して観ていた生徒さん達で、生の舞台の面白さと怖さの双方を体感していた様子に心洗われました。

https://www.nntt.jac.go.jp/enjoy/record/detail/37_014233.html

https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/18nutcracker/

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