
2週間ほど前に遡りますが、映画『ジョン・クランコ バレエの革命児』を観て参りました。
https://johncrankojp.com/
会場によってはまだ上映中かもしれず、或いは今後公開予定の会場もあるかもしれないため詳細は伏せますが、ロミジュリやオネーギン誕生の経緯、
劣等感の塊状態にいたマリシア・ハイデを見出す瞬間や、監督着任時の団員達の戸惑い、
美術家ユルゲン・ローゼとの出会い、思わず目を背けたくなる場もあった孤独感、苦悩も含め実に細やかに描写。
クランコは気分の浮き沈み激しい性格だったようで、団員達も大変であったと察します。
クランコ版のオネーギンもロミジュリも好きですが、ただ決して健全な制作現場ではなかったようで、
芸術だから何でも許されるわけではないと、現代への問いかけにも見て取れました。この時代はまだまだ、、、な部分もあったのでしょう。
ハイデら、当時に居合わせている且つご健在の方々が事実は包み隠さず再現するべきと思われたのかもしれません。
帰宅後に見たKバレエ『パリの炎』リハーサルレポートにて、Kの初期から活躍されてきた振付の宮尾俊太郎さんが健全で良き雰囲気作りに心砕いていたため、色々考えさせられました。
シュツットガルトバレエ団現役団員やOB OGまでが結集して出演し、団の財産である作品を残してくれた巨匠に心を捧げて先輩方を演じています。
皆様台詞も踊るように自然な語り口です。
特にハイデ役のエリサ・バデネスが台詞も踊るように自然な語り口。フォーゲルの、鬱屈気味なダンサーの表現もリアリティありました。
再度感じ入りましたが、オペラファン達から馬鹿にされると何度も言われたらしい初演前のオネーギン。しかし大成功収める結果に。
選曲編曲が切り貼り感皆無で、この作品のために作曲されたとしか思えず。今や世界各地の団が取り入れるまでになりました。世界バレエフェスでも鉄板演目パドドゥです。
あとちらっとですが、パゴダの王子についての話題も。のちにマクミラン、ビントレー振付による全幕が上演されましたが
元々はクランコが制作に取り組んでいたのだったと思い出させてくれました。
まだ上映中の劇場の状況や今後の上映予定等は当方把握しておらず、ただもし鑑賞叶いそうでしたら是非足をお運びください。 作品初演までの道のりや、幼少期からの孤独はずっと変わらずされど振付に情熱を捧げてきたクランコの生き様に胸がぐっと締め付けられます。


新国マノンチラシもありました!

台湾サンドイッチカレーハム味なるものがあり、購入。甘塩っぱい味で、美味しうございました。


自宅の昔の冊子にて、ヨーロッパのダンサー特集があり、ハイデは特別仕様で見開き2ページ。クラガンやカイルら、スターが続々と。まだドイツが東西に分かれていた頃です。

世界バレエフェスでのハイデとクラガンのドラマティック本気余興、タイムスリップして観に行ってみたい! 勿論オネーギンの手紙のパドドゥも。
0 件のコメント:
コメントを投稿