

順番前後いたしますが、3月8日(日)池袋の東京芸術劇場にてスターダンサーズ・バレエ団オール・バランシンを観て参りました。
池田武志さんインタビュー
#オール・バランシン
— スターダンサーズ・バレエ団 (@SDB_ballet) March 8, 2026
2日間の公演が終演しました!
バランシンの多彩な振付をお楽しみいただけていたら幸いです💐
温かい拍手とご声援をいただきました皆さまに御礼申し上げます。ありがとうございました!
次の公演は5月「シンデレラ」です💎 pic.twitter.com/wOFenxoF3p
Valse Fantaisie
グリンカの幻想的ワルツにのせて、出演者全員ほぼ休みなく出入りしては踊り続ける作品で、一昨年のセントルイスバレエ団来日時に観て以来です。
聴く機会は少ないものの、哀愁に満ちた浮き沈みが雄弁に、楽器同士会話するように
ドラマティックに奏でられ押し迫ってくる旋律の曲調が耳に響き、好きなワルツの上位5本に入っているほどでございます。
主軸パートの冨岡玲美さんの、優雅さとパウー双方を巧みに使い分けながらのコントロールカや途切れぬ体力がまず目を惹き、
最近入団された牧村直紀さんのバネのある力強さや冨岡さんとの息の合い方も好印象でした。
それからアンサンブル女性4人の動きの、体力の消耗を微塵も感じさせぬスピード感にも脱帽で、
プレイハウスの舞台面積にスカスカした隙間を見せず、音楽と戯れるように一体化しての柔らかくもメリハリ付けてシャープに繰り出す踊りの連鎖に目を見張るばかり。
上階から観ているとピンク色の長めのチュチュが揃いつつ、曲調の変化に呼応しながら様々な速さで翻り、何種もの花々を眺めた気分となりました。
フォー・テンペラメンツ
バレエ誌での写真では度々見ておりましたが今回初見。小山さんのプレトークやホームページでの福原大介さんのお話によれば
中世の考えにあった、人間が持つ4つの異なる体液と気質が土台となって振り付けられているとのこと。
メランコリック(憂鬱質)、サンギニック(多血質)、フレグマティック(粘液質)、コレリック(胆汁質)と次々と要素に沿って展開していきます。
男女ともにバレエ学校生徒並みに身体のライン丸出しなレオタード衣装で、女性は全員黒レオタードに黒いウエストベルト付き。
誤魔化しが一切許されぬ研ぎ澄まされた美しさの連鎖に感激しきりで、特に女性が片脚を潔く上下させながら突き進む箇所の
ピリッと引き締まった空気の充満や空間を裂くラインにこちらまで背筋が伸びそうになったほどです。
観ていくうちにどの要素か混乱してきた部分もありましたが、終盤に向けての大人数のフィナーレにおいても一斉にスパッと鋭いポーズを決めていく光景は鳥肌ものでした。
ウェスタン・シンフォニー
スタダンで再演重ねている作品でしょう。賑やかな西部劇の世界をバレエで表していき、陽気な部分もあれば哀愁ある場もあり。
中でもこの日は池田武志さんのスタダン団員としてはラストステージで、アダージョでのふと何かを振り返るように佇むポーズが
2017年夏から今日にかけてのスタダン人生が駆け抜けていくようで、スタダンデビュー公演であったミックスプログラムのワルプルギスを観ていた者としては(しかも会場は新国立劇場であった)ああしんみり。
フィナーレはシンフォニー・イン・Cとあまり変わらぬポーズや隊列満載で、余程バランシンが好んだ構図であったのかは分かりかねるものの
カラフルで愉快なショーダンスを眺めている気分となっての終演は気持ち良いものです。
主役級として長年活躍してこられた池田さんのスタダン団員としては最後の公演でしたから、
セレモニーがあるかと思いきや何もなくあっさりであったのはやや拍子抜けでしたが
(池田さんのラストだからと来場した観客は大勢いたはずで、讃えるセレモニーがあるだろうと観客も粘って拍手を続けていたと思います、、、)
せめて前へポッと出ての挨拶があればと思えてならずでしたが、次のステージも幸あれと応援しております。
バランシン作品のみで初演や久々上演作品含めてトリプル・ビルを組めるレベルの高さにも感じ入り、満足度高い公演でした。
ただ、スタダン、東京バレエ団、新国立劇場バレエ団と、ここ最近ミックスプログラムやトリプルビルが首都圏では相次ぎ、
どれも上質な内容の公演が立て続けに繰り広げられましたが、劇場のサイズはそれぞれ違っていて一括りにはできませんがどの団体も共通なのか入りに苦戦していたのが正直なところです。
一度に面白い作品を丸々3本立てで堪能できる企画は実に魅力的に映るものの、満席に近い状態になるのは難しいもよう。次回以降はより客席が埋まりますように。

芸劇の屋根
シェイクスピアパネル。

池袋東口のバルにて乾杯!パンフレットが紫ですのでサングリアを。想像より巨大ジョッキ!
グリンカの幻想的ワルツを聴くと、新国人魚姫前半の、タコクイーンの登場とヒロインのユーモアに満ちた会話を更に思い出してしまった、帰りの夕コ印のお店です笑。
本日3/18の新国人魚姫再演の発表、この呑みの呪い、ではないでしょうが驚きのタコクイーン(深海の女王)デビュー者が7月に誕生いたします。
日頃の面倒見の良さがそのまま活かされそうな予感笑。

ちりめんとピーマン。ご飯欲しくなります!

トマトポーク串。酸味と肉汁が良いバランス。

サンシャインへ。クッキーモンスター!

エルモ達もお出迎え。
ここは必ず、どんぐり共和国!お花見トトロです。東京、桜の開花はまもなくでしょう。
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