2026年10月21日水曜日

チャコット代官山特別講座初級受講




少し遡りますが、9月12日(土)東京の代官山のチャコットにて初級特別クラスを受講して参りました。講師は新国立劇場バレエ団の渡邊峻郁さんです。
約2年ぶりにチャコットへ教えにお越しくださいましまた。
当方レッスン自体今年2回目で、日頃は鑑賞中心で「余程のこと」がないと行かぬ性分をお許しください。
https://www.chacott-jp.com/lesson/studio/daikanyama/schedule/detail043564.html

※チャコットスタジオのインスタグラムにて、レッスン風景の映像が紹介されています。


ここ数年は年間平均鑑賞回数100に対してレッスン2回くらい。これといった運動習慣もありません。
もう少し詳しく申し上げると、かれこれ13年前に再開するも、以降は年間5回を超えたこと、ございません。
週1回以上なり定期的に通っていらっしゃる方々からしたら信じ難い受講者の体験記ですので、疑問点が多々生じるかと存じますが悪しからず。

案の定今回も私は終始崩壊状態ながら、身体の思ねぬ動きの面白さの発見や美しい立ち方、綺麗に見せるコツ等、大切になさっていることを惜しみなく教えてくださり学びたっぷりでした。
美しい、力強いお手本を間近で拝見できて、なんて幸せなことでしょう。床を押して脚を締めること、
デコルテを見せて美しい佇まいにしていくこと、肩が詰まり気味にならぬようにすること等、バーだけでも宝箱にしまっておきたいことがたっぷりとありました。

バーのときにコンパスのように片脚をぐるぐるやるあれ(名称失念ああ)、爪先で小さく丸を描くようにしてから行う箇所があり、人体毛筆な心持ちに。
私は墨汁ぶちまけて災難状態でしたが、渡邊さんは墨から磨って、硯とは睦まじく、落ち着いた精神で毛筆八段なる美しい脚の動きでございました。作品は掛軸に掲げられていそうです。
それからジュテだったか、伴奏された曲が子供の頃にも馴染みある短調のレッスン定番曲。悲しみの行進曲、と6歳の頃に名付けていたが、
2026年9月12日を境に喜びの行進曲となりました。6歳だったときの自身に教えてあげたい。

中上級と違って初級はとにかく様々なレベルの人が集い、何度もパドドゥ経験ありそうな実質上級者から、
私のようなそもそもバレエ経験があるのかすら疑われそうな底辺レベル者まで、受講者によって差があり過ぎるわけです。
しかも単発クラスですからどんな人達が集まるかは当日まで講師は把握できず。教える側からしたらかなり難しい条件が重なっているはずです。
しかし国宝級なプリンシパル講師が、誰もがリラックスして楽しめるように、少し難しいこともチャレンジしてみることを楽しんで取り組めるような内容を考えてくださって、
誰も落ち込まないよう前向きになれる導きで進行してくださるのです。プロからしたら1+1=2、といった基本の基の字もおぼつかない初級者(私です、、)も絶対に見捨てないのです。
クラスの平均値を大幅に下げる最大の犯人である私も気を落とさぬどころか、出来たかどうかは別として、楽しく面白いと感じる度合いが増して疲労感は一切なし。
今回も時計は決して目に入らぬようにしていました。終了が寂しくて仕方ないからです。
そして毎度の通り今回も思いました。終了後すぐにでも、もう一度丸々同じことを90分受講したいと。

馬場美和さんによるピアノ伴奏付きであったのも贅沢でした。渡邊さんとは何度か組んでいらして、時にはカウントで
あれこれコミュニケーションが生まれたり、以前はホクホク漫才なやり取りもあったほど笑。素敵楽しいコンビでいらっしゃいます。
ジゼル1幕Va、韃靼人、眠りのアダージョ、黒鳥アントレ、ラシルのジェームズのVa、チャイコフスキーパドドウ男性Va、
サウンドオブミュージックの中の私のお気に入り等、バレエ音楽や馴染み深い曲を多数伴奏してくださいました。
そうでした、センターではオーロラ3幕Vaの曲を渡邊さん自らが歌いながらタンデュのお手本を見せてくださって。
まだ伴奏が始まる前の段階でしたから、つまりは説明しつつも馬場さんにオーロラのリクエストを同時になさっていたのでしょう笑。馬場さん、すぐ応えて弾いてくださっていました。
これってもしや、渡邊さんが草壁飛翔役で出演された、9月の初台を彩った朗読とバレエの交差企画SWANのセルゲイエフ先生によるレッスンの一場面かしら?(違っていたらすみません)
そうならば、草壁飛翔が眼前に現れました!!私にとっては「4回目」の飛翔さん。しかも受講者の特権で渡邊さんの綺麗な歌声を久々に拝聴できて幸運でした。
夏に新国立劇場バレエ団人魚姫にて深海の女王様を拝見したときも、人魚姫から声を奪わなくても元々美しい歌声の持ち主でいらっしゃるのに、と笑いがこぼれそうになったほどなのです。

しかーしバレエ音楽が聴こえてくると、そうです。脳内の鑑賞録にて瞬く間に検索がかかり、ただでさえ仮にヴァルナ順番不記憶コンクールに出場したら
グランプリ間違いない私は舞台光景しか浮かばず。毎回困ったものです。
ロンドンジゼル7/27は生涯忘れられない、今年8月は秋田県の眠りも気高くて、チャイコは数年前に江戸川区と白河市で、そんな回顧をしている場合ではないのですが
生来記憶力が宜しくない私の目に心に脳裏にくっきりと焼き付ける舞台姿を届けてくださっている講師であるからと、言い訳させてください笑。
脂肪分のみならず想像も余分にあり過ぎる我が身よ、困ったモンダ。
思うに、バレエの舞台をそこまでご覧になっていない方のほうが先生の見本が素直に入ってきそうですから、アンシェヌマンを覚えやすいのではと感じます。
そもそも、完璧に近い状態で覚えるのは宇宙飛行士の試験より高難度であると思っており、プロの方々やレッスン慣れしている方々は私からすれば宇宙飛行士と同じなんです。
そんなプロの方々の中でもスター級なお方に教われるなんて、1年の大行事となる90分でした。
あとは、間もなく開幕の新国立バレエ新作世界初演『街の灯』にムービースターの出番が予想より1分でも長いことを願います笑。

SWANを観た直後であったため、セルゲイエフ先生のような威厳激烈指導もあり得ると例の準備もしていたが、(私は即刻退室処分が待ち受けているかと)
日の丸風な鉢巻をなさっていて一見熱血漢な武士⁈なお姿でいらしても笑、優しい導きでホッ。
引き続きデコルテを大事にして普段の生活でも身体が綺麗に見えるよう、生来の醜さが少しでも和らぐよう神経を行き届かせたいと思っております。

渡邊さん、この度はありがとうございました。また教えに来てくださること、レッスン開講してくださること、首を長くしてお待ち申し上げます。




チャコット入口付近外観



帰りはビール!お世話になっている、鑑賞もレッスンも上級者な友人と。



踊る大捜査線との企画で、レインボーブリッジ封鎖できませんカクテルだったか。カラフル甘い味わいです。
私はレッスン中に限っては、鑑賞録検索回想大橋を封鎖したい笑。

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