
だいぶ遅くなり、掲載のダンスマガジンも発売され、白鳥の湖開幕も間近。最早需要は無く、お待ちの方はお1人くらいでしょうが
4月25日(土)~5月3日(日祝)新国立劇場バレエ団『ライモンダ』を計9回観て参りました。
https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/raymonda/
ライモンダ:
米沢唯(4/25)柴山紗帆(4/26昼5/2昼)小野絢子(4/26夜5/2夜)木村優里(4/28 5/1)直塚美穂(4/29昼5/3)
ジャン・ド・ブリエンヌ:
福岡雄大(4/25)井澤駿(4/26昼5/2昼)李明賢(4/26夜5/2夜)渡邊峻郁(4/28 5/1) 速水渉悟(4/29昼5/3)
アブデラクマン:渡邊拓朗(4/25 4/26昼4/28 5/1 5/2昼)上中佑樹(4/26夜4/29昼5/2夜 5/3)
ドリ伯爵夫人:関優奈(4/25 4/26昼4/28 5/1 5/2昼)関晶帆(26日夜4/29昼5/2夜5/3)
アンドリュー2世:趙載範(4/25 4/28 5/1)中家正博(4/26昼26日夜4/29昼5/2昼5/2夜5/3)
クレメンス:金城帆香(4/25 4/26昼4/28 5/1 5/2昼)東真帆(26日夜4/29昼5/2夜5/3)
ヘンリエット:花形悠月(4/25 4/26昼4/28 5/1 5/2昼)飯野萌子(26日夜4/29昼5/2夜 5/3)
ベランジェ:森本晃介(4/25 4/26昼4/28 5/1 5/2昼)長谷川諒太(26日夜4/29昼5/2夜5/3)
ベルナール:中島瑞生(4/25 4/26昼4/28 5/1 5/2昼)水井駿介(26日夜4/29昼5/2夜5/3)
ワルツファンタジア
第1ヴァリエーション:根岸祐衣(4/25 4/26昼4/28 5/1 5/2昼)榎本志結(26日夜4/29昼5/2夜5/3)
第2ヴァリエーション:山本涼杏(4/25 4/26昼4/28 5/1 5/2昼)堀之内咲希(26日夜4/29昼5/2夜5/3)
サラセン人:
川口藍 関晶帆 根岸祐衣 小野寺雄 原健太 宇賀大将(4/25 4/28 5/1)
川口藍 関晶帆 根岸祐衣 原健太 森本亮介 宇賀大将(4/26昼5/2昼)
関優奈 大木満里奈 木村優子 石山蓮 田中陣之介 樋口響(26日夜4/29昼5/2夜5/3)
スペイン人:
山本涼杏 仲村啓(4/25 4/26昼5/2昼)
川口藍 中島瑞生(4/26日夜4/29昼5/2夜5/3)
山本涼杏 木下嘉人(4/28 5/1)
チャルダッシュ:
原田舞子 小柴富久修(4/25 4/26昼4/28 5/1 5/2昼)
関優奈 宇賀大将(4/26夜4/29昼5/2夜5/3)
マズルカ:
関晶帆 大木満里奈 白駒紗楽 橋本真央 花田美月 吉田明花(4/25 4/26昼4/28 5/1 5/2昼
根岸祐衣 大木満里奈 白駒紗楽 橋本真央 花田美月 吉田明花(4/26夜4/29昼5/2夜5/3)
グラン・パ・クラシック:
飯野萌子 花形悠月 山本涼杏 赤井綾乃 東真帆 内田美聡 川本果侑 堀之内咲希 (4/25 4/26昼4/28 5/1 5/2昼)
花形悠月 山本涼杏 金城帆香 東真帆 榎本志結 小田那奈 川本果侑 堀之内咲希(4/26夜4/29昼5/2夜5/3)
上中佑樹 石山蓮 中島瑞生 仲村啓 山田悠貴 太田寛仁 田中陣之介 森本晃介(4/25 4/26昼4/28 5/15/2昼)
原健太 中島瑞生 仲村啓 長谷川諒太 山田悠貴 (4/26夜4/29昼5/2夜5/3)
ヴァリエーション:
飯野萌子(4/25 4/28)山本涼杏(4/26昼4/265/2昼5/2夜)五月女遥(4/29昼5/1 5/3)
パ・ド・カトル:
上中佑樹 石山蓮 山田悠貴 田中陣之介(4/25 4/28 5/1 5/2昼)
中島瑞生 長谷川諒太 渡邊拓朗 小川尚宏(4/29昼5/2夜5/3)
パ・ド・トロワ:
赤井綾乃 東真帆 川本果侑(4/25 4/28 5/1 5/2昼)
花形悠月 金城帆香 堀之内咲希(4/26夜4/29昼5/2夜5/3)
米沢さんのライモンダはどこまでも清らかな、きらりとした艶を放ち続ける踊りで古典の極みを魅せ、クラシックはこうも美しいのかと何度唸ったことか。
過剰に演じようとせすとも削ぎ落とされた精緻なステップ、ポーズの連鎖にうっとり。
とりわけピチカートとベールのヴァリエーションにおいて、爪先で弦楽器を奏でているとしか思えぬ繊細で丹念な踊り方や
3幕での厳粛な大空間を静かにすっと支配して行きつつ、命落とした異国からの求愛者に対する追悼の舞いにも見て取れ、身震いでございました。
柴山さんは花が舞い散るような足運びや淑やかさのある風情での登場。端正な技術を生かしてのポジションの正確さは教則本を眺めるかのようで、
アブデラクマンからの誘いに対しては前回は戸惑いやお困りの表情が強めであった印象でしたが
(前回5年前は、私の婚約者を怒らせたら怖いんですと言いたそうに見えたが気のせいか笑)
今回は拒絶の意思表示強め路線。そうかと思えばサラセン達の余興に敬意を表すどころかドリ伯爵夫人と共に異文化交流会楽しむ様子も微笑ましく、
人間味あるヒロインを造形なさっていた印象です。
小野さんは愛らしさと孤高の女王ぶりが同居するヒロインで、まず1幕の無邪気で可憐なる場面に頬がトロリ。
気品はそのままに、ジャンからのお手紙にキュンと胸を躍らせたりと弾ける感情はまだまだあどけない様子で、
しかしアブデラクマンに対しては断固拒否なきっぱり度。幕ごとの色の見せ方が実にくっきりした描写でした。
ずっと出番続きな非常に体力面が過酷な役柄で3幕は小野さんには珍しく足取りがやや不安定な部分が見受けられたものの、神様仏様絢子様な神々しさは健在。
厳粛静謐な空間を司るオーラ、ほぼパ・ド・ブレのみで魅せる威厳と決意、誰でも容易に出せるものではありません。
直塚さん見せ方の大きさや揺るぎない技術、腰掛けて竪琴弾くときですら踊るような立体感にも見入る姿。
ゲネより上の階から観ていても双眼鏡不要なほど存在感や踊りが大きく見えて、決して大柄ではない身体をいかにして立体的に見せるか心得ていらっしゃると窺えます。
技術1つ1つが澱みなく、明るい1幕登場からの威厳ある3幕まで全編滑らか雄弁に語る踊りにすっかり見惚れてしまいました。
意外と言ったら失礼かと思いますが、『ラ・バヤデール」ガムザッティや『マノン』娼婦2トップといった勝気なキャラクターの印象が先行していた中で
1幕宴の可愛い朗らかさに満ちた踊り方や、ジャンが戻ってきたときの縋る乙女っぷりも愛らしく違和感なし。
木村さんは各幕細やかな味付けで紡ぎ、5つのヴァリエーションも全てにおいてはっきりとしたストーリーが覗く色分けが見事。
前回はせっかくの麗しい容姿も生かしきれず、全編通して少々地味な印象を残してしまっていてあららと思っておりましたが今回は大変化です。
3幕での背中でグランパ勢を率いる力強さといい、踊りっぱなしな2幕においても終始踊りから麗しさを放っていて、大プリマな買禄で引っ張っていらした印象です。
福岡さんのジャンは雄々しいパワーと厚みで、学生役であった「マノン」デ・グリューよりも持ち前の個性が生かされていた印象。
心から楽しんでいらっしゃる様子で特に肖像画からの登場、とにかく明るい。夢の場直前にライモンダ椅子に光が当たり、肖像画の道しるべが出来上がると、
目覚まし時計な明るさで、ロマンティックとはまた違ったアプローチでライモンダを起こしに来ていたかのようでした。
米沢さんとの夢の場アダージョは緩急の付け方にエッジが効いていて勢いとゆったり加減を非常にはっきりと描き出していて、
米沢さんも速度上げて飛び込んできては福岡さんの盤石の受け止めで、ふにゃふにやした曲調の中でもメリハリが万全。
井澤さんはまず騎士度が前回より遥かに上昇。誠に失礼ながら、身体つきがにややボリュームがあり過ぎた前回、颯爽とした騎士には見え辛く、
踊りも重ために感じ、前線に赴いていたとは思い難いところがございました。
しかし今回は打って変わり、身体も踊りもだいぶ締まって観ていて清々しく、柴山さんとの温厚さが漂う共通項もあって好相性。
音楽のカウントが難しそうな夢の場アダージョは少々まったり気味に感じてしまった点はあれど、
3幕グランパでは2人揃ってきりっとした風格への変化も見て取れて、大人数に挟まれてのアポテオーズの頂点に立つに相応しい振る舞いも好印象でした。
初役の1人、李さんはジャンに抜擢と知ったときはどう考えても役柄にぴたりと嵌るとは思えず文字に目を疑いましたが(失礼)
ポーズの伸びやさは目を惹き、余りにふわっと軽やかゆえに夢の場は妖精状態。今回のジャンでただ1人、肖像画からの登場で拍手が沸いていたかと記憶しております。
若さや弾けるフレッシュ感が存分に生かされたくるみ割り人形とは違って、重厚な古典大作しかもジャンにはちょいとまだ早かったと感じており、
騎士よりも爽やかなお友達の方が個性がより輝くキャラクターでしょう。ただくるみに続き小野さんとの波長はよく合っていて、
近寄り難い女王様が心を唯一許す若い騎士、といった組み合わせの妙も魅力があると思えた次第です。
もう1人、初役ジャンの速水さんは前回の若さ爆発アブデラクマンで魅せたドヤドヤだけでなく笑、
主役デビューの直塚さんを引き立てつつ、踊りにも落ち着いた品も備わっていた気がいたします。
肖像画からの登場での片脚回転の多い振付もスルスルと滑らかエレガント。高いテクニックの持ち主同士であるが未知あった直塚さんとの初ペアもしっくりで、
夢の場にてジャンに会えた不思議な喜びを募らすライモンダと、にこやかに見守るジャンのバランスや、コーダのユー部分もとても息が合い、良きペア誕生です。
渡邊さんは夢の場は語りかけが深く優しく、木村さんライモンダが渡邊さんジャンの包容力に導かれ心解きほぐれ、
ふわふわ掴みどころがないアダージョの曲の中であっても互いの歩み寄りの感情がみるみると膨らんで2人の響き合いが加速し、幻想美の極致でした。
前回はこのカウント取りづらい粗も目立ち易いであろうアダージョに渡邊さんも苦戦なさっていたのか、緊張感が途切れずであった記憶がありますが
今回はアトレインタビューで語られていたように、歩き方、歩幅、相手の見せ方に至るまで入念に計算なさった上で
夢の中に現れた理想な人物として自然に見えるよう注意を払っていらしたかと思われます。
3幕結婚式での、覚悟決めた顔つきや振る舞い、型も気高く美しく、
ソロは前回ほど気合いを押し出した印象は控えめだったものの(あとにも述べますが前回はとにかく燃えていらした笑)
全身にコントロールを行き届かせつつ逞しい質感も出し、王子ではなく騎士として最後まで君臨なさっていました。
時間軸戻って全ジャンに通ずる事柄ですがプロローグ出征場面は実のところ伝わりにくく、私も2004年の初演鑑賞時はジャンは何処へ行った状態に。
ライモンダにベールを大事そうに渡すまでは分かりますが、その後は向き変えて何も持たずに走り去り、 大遠征へ赴く騎士ながら、手ぶらで戦闘は分かりづらいのです。
シャンプー、リンスー、タオル完備の銭湯ではあるまい。
しかも帯同の部下もおらずお1人様出征で、尚のこと分かりづらい。せめてマントなり装着して、もう少し儀式めいた行為を含ませればだいぶ印象は変わってきそうに思えます。
そんな不利な制約がある中で渡邊さんはささっとは行わず、ライモンダの手の取り方や目の向け方、
家臣呼び出すときの決意の表情への変わりようも時間をしっかりかけるようになさっていて、
戦地へ赴く覚悟と離れる寂しさ、帰還を誓って安心感も与える感情が入り混じる状況を非常に丁寧に表していらしたと捉えております。
そうは言っても、4/28に観に来た親族は1幕宴の場面にジャン不在であった点が不思議に映ったそうで、
出征場面がプロローグに含まれていたとは気づかなかったらしく、初演鑑賞時の私と同じ状態に陥ったらしい、、、。
さて、もう誰もお待ちでないでしょうが。前回上演時と同じくやります、2幕にてライモンダがアブデラクマンにいよいよ連れ去られそうになったあわやというときに
マント靡かせ剣を差したジャンが帰還してライモンダを奪い返して連れ去りを阻止。あらゆる版のライモンダの中で、
いや、全バレ工作品の中で最たる見栄えする決めどころな男性キャラクター場面であろうと当方は思っております。当ブログ名物・マントでジャン!!シリーズ。
福岡さんは、決して大柄ではない身体ながらマントの靡かせは断トツ大掛かりで、デビューの頃の西川貴教さんPV用送風機の仕掛けが備わっていると思うほど。
前回の初日だけはライモンダの目も見ずにさっと安全な場所に退避させていて、救助隊員としては合格でしょうがジャンとしては疑問部分もありましたが(2回目は合 格)
今回はまずは目を合わせて安心させ、大柄な拓朗アブデラクマンと斬り合っても豪快な立ち回りとおっかなさ。頭から斧が降ってきそうでございました。
井澤さんは先述の通り前回は見た目は派手だが誉れ高い騎士には見えずであったものの、今回は激変。ジャン!と登場したときに威厳ある怖さで覆い尽くし、
眼だけでなく全身に強さが充満。パワーのぶつかり合いな決闘で、肉弾戦思わす豪胆な斬り合い、勢いに仰天でした。
李さんは土埃を浴びながら激戦地を勝ち抜き、戦勝旗が見える十字軍騎士では全くなかったが笑、決闘での眼のギラつきは意外と怖し。
重たそうな剣もしっかり手に持ち、しかし帰還時は頭からお花が振ってきた印象で笑、今までにいない系統のジャンでした。
速水さんは、ゲネでは早過ぎて一時隅っこで待機状態にあった帰還も本番ではバッチリタイミングでまずは一安心笑。
切れ長の眼から静かに沸々と怒りを滲ませていく風に見せ、斬り合いは軽やか気味で、日本の時代劇を思わせたがそうでした。
前回はアブデラクマンで立場は反対側。2021年6/11平日真昼の決闘は巌流島の戦いで、懐かしや。
渡邊さんはあからさまに憤怒せず感情的にならず、まずは眼と気迫でアブさんのみならずサラセン勢を瞬間冷却。鋭い眼差しでの一瞬で凍傷にさせるねじ伏せが恐ろしや。
前回は若さゆえにがむしゃらに立ち向かっていて真っ赤な炎揺らめかせる怒りが沸騰。とにかく打倒アブデラクマン、
いや、「打倒速水(敬称略)」の鉢巻が額に、幟が背後に見えるほどに燃え盛っていらしたのもそれはそれで素敵でしたが
今回は場の全体を凍らせて制圧する眼と気迫で、むやみやたらに感情的にならず怒り任せにしない、
しかし戦場で血飛沫や土埃まみれになりながら敵陣を突破してきたであろう裏打ちされた強さは本物な大人の騎士でした。きゃー!
夢の場でのふわっと優しい雰囲気とは大違い、戦地での荒ぶる戦いぶり窺わす立ち向かい方にも我が目は心臓印。
当時の豪胆で荒っぽい戦術にも長けていそうな逞しい騎士でございました。
5年前は気鋭の若手騎士、現在は昇格して指揮官や騎士団長でしょう。武勲誉れ高く、現場を陣頭指揮して敵陣に突進して行くお姿が目に浮かびます。
今回は何と言っても、拓朗さんとの兄弟対決が実現。中家さんの直前降板により思いがけず実現し、
歴代アブさんの中でも最強であろう中家さんとの対決も観てみたかった気持ちは残りますがただ、顔を見せての兄弟対決は『ジゼル』ロンドン公演以来2回目。
ロンドンでの容赦ないぶつかり合いな対決をロイヤルオペラハウスで目にしたとき、初台でも火花を散らす対決実現したらと望んでいたのも正直ございました。
ロンドンジゼルに続き笑いそうには少々なったものの笑、まずは目で殺る決意張る兄ジャンの気迫に気圧され、こちらまで息止まりそうに。
双方高い背丈がある点に加え、ただ見栄えするだけでない、立場や国は違えど内側から互いの高貴なプライドもが滲み出て激突する激しい斬り合いで臨場感ある戦いでございました。
これまでバレエにてあらゆる対決を観てきたが、今回ほど共に男前で連れる対決は国内外問わずお目にかかったことはあっただろうかと回想するも、恐らくないでしょう。
兄はヨーロッパ側に、弟はサラセン側に引き取られて育ち、生き別れた兄弟の再会は同じ女性を巡る修羅場であった云々ジゼルロンドン公演に続き想像が絶えず生じてしまいましたが
氷の如き眼でサラセン達をたじろがせる醤油兄と、炎な情熱で対抗するソース弟の対峙は忘れられぬ光景となりました。
斬り合いも時代劇の俳優、いや、道場で鍛錬に明け暮れる武士以上に兄はたくさん練習なさったのでしょう笑。鉢巻締めて笑。(西洋の話ですが汗汗)
そうでした、中世文化の文献読んでいると、騎士達は試合後は客席にいる貴婦人達との戯れ交流会もあったようですが
兄ジャンは断ってさっさと帰途へ。道場に直行して(西洋の話ですので鍛錬の場は屋外でしょうか)更に追い込み稽古に汗水垂らして励んでいた硬派な騎士と想像いたします。
牧版の決闘は剣1本勝負であるだけでなく、他版で見かける兜装着や大勢の援軍も無し、白の貴婦人のお助けも無しのおひとり様帰還。
先程までは宮廷の人々に敬意を払っていたサラセン人達も、リーダーの命懸け勝負となれば相手側のジャンに対して罵詈雑言も浴びせていたはず。
そんな、ホームなのにアウェイ状態な場に帰還した状態であっても撃破したジャン、他版のジャンより相当強いと思っております。
新国ジャンについて、ウヴァーロフさんがライモンダに対するソフトで優しい接し方が魅力と嘗てインタビューにて仰ていましたが、心身の強さも魅力でしょう。
それにしても、流血修羅場な決闘後すぐに喜び万歳は如何なものかと思っており、ボリショイにあるような徐々に落ち着きを取り戻し愛を確かめ合う2人なる
アダージョがあれば説得力増しそうです。しかしライモンダの体力が更に蝕まれそうか。
アブデラクマンは今回は中家さんが直前に怪我で降板されたためダブルキャスト。6公演任された拓朗さんは、迫力と紳士ぶりのバランスが光り、色気ムンムン。
大柄な身体や背中の柔軟性、長い腕を生かしての余韻や香りが漂う踊り方や濃い髭も含めて目に残っております。
宝石を掴むときはワイルドでしたがライモンダに捧げようとするときは丁寧で、ドリ伯爵夫人に対しても紳士的振る舞いで一国の王である貫禄も十二分。
3人の個性様々な米沢さん、柴山さん、木村さん3人のライモンダを相手にアダージョもこなされて点も讃えたいと思います。
一見濃厚で身体も大きく強面であっても、ライモンダへの切ない恋心を募らす一方で、サラセンの部下達からは大いに慕われ、出し物披露時前の部下達に準備を確認する光景は
アブデラクマンのコンサートかと思わす、頼もしき部下達の応援部隊が彩っていました。カーテンコールでも大人気!
上中さんは野性味と恋心を一途に押し強めで、叶わぬ恋でもひたむきに想いを捧げる姿が焼き付いております。
サラセン陣営のカラフルに舞台を覆い尽くす衣装の色味が賑やかであるため相当な風格、オーラがないと成り立たぬ難しさがあるのでしょう。
大勢の民を率いて異国の城に乗り込んでくる風格や王としての存在感はもう気持ちあればと思ったものの
シャープなテクニックそ繰り出してのソロやアダージョでの恋い焦がれる仕草や視線の情熱は語るものがありました。李さんジャンには明らかに勝ちそうだったのだ が笑。
上中さんは宝石付きの頭飾りで王族らしく、拓朗さんはパンダナ?のみでペンションのガテン系オーナーに見えてしまい、
(石窯で自家製野菜や燻製肉をのせた美味しいピザを焼いていそうです)お二方とも宝石付きが望ましいと思えました。
牧さんが嘗て説明会でも力を込めて仰っていた、サラセンの品ある描写の中でも、アブデラクマンは特に力入れていらしたとのこと。
2006年10月の新国ライモンダ1回目の再演前に、オペラパレスホワイエにて2006/2007シーズン演目説明会が開催。
(あっ、この頃はオペラ劇場と呼ばれており、オペラパレスは翌年の10周年記念時に公募で決定したのであった。しかし常連達にはシンコク、の呼び名の方が今も親しみあり)
参加無料で自由席のため前方席にて聴講。牧さんの表情や仕草を間近に眺めながら話を聞く機会に恵まれました。
『ライモンダ』について、最たる強調点はアブデラクマンの描き方。プログラムなど冊子にて度々拝読しておりましたが、生のお声を聞きながらの構想を知ることは得難い体験で、
いかに力を入れて人物像を練られたかが伝わり、とにかく悪人にしない、人攫いなイメージを残さない、美しく描く、と。
この前年には、思えば牧版ライモンダと同時期に初演されたアンナ・マリー・ホームズ版ライモンダをABTの来日公演にて観ましたが、
十字軍もサラセンもはっきりした描写なしの摩訶不思議なカラフル御伽話。同時多発テロから数年後の初演であったため、
配慮そして混乱避けるために至った演出であるのは頷けましたがどうにも盛り上がりに欠けた印象でした。
対する牧さんは構図はオーソドックスに、しかし描き方を極力工夫してとりわけアブデラクマンのみならずサラセン側にも敬意を込めて、
美しい楽しい魅力湛えた踊りや衣装を理想に掲げられたのでしょう。振付はウエストモーランド版とあまり変わりありませんでしたが笑、
しかし唯一無二な繊細緻密な写本集の如き衣装や美術により新国にしか出せぬ気高いプロダクションが出来上がった気がいたします。
掛け持ちの役柄が多彩な方も多い中で、変幻自在な関奈さんの活躍ぶりにも看目。ドリ伯爵夫人の振る舞いの色艶に
チャルダッシュでの歯切れの良い潔さを湛えた踊り方にも魅せられ、いかんせんパートナーの宇賀さんが身体で野菜を刻めそうなほどの切れ味な芸が見事で、
互いに楽しそうに掛け合いながらアンサンブル全員が身体能力高い集団を引っ張って行く、張りのあるリーダー感にも拍手でございます。
ライモンダのお友達4人もどの組み合わせも爽やかでしたが、東さんクレメンスの繊細でカチッと正確な足運び、
中でも抑揚最小限な音楽でこれ見よがしな振付もなり2幕ヴァリエーションを、それはそれは格式高く涼しげな披露も目を惹きました。
ゲネでは大緊張なさっていた笑、長谷川さんベランジェの2幕コーダにて両手広げる姿で堂々と佇む姿や優雅さを伴いながら伸びる踊りも好印象で
水井さんの安心安全保証な出方も毎度どれだけ舞台締まったことか。
2キャスト8人全員の共通点は、幕開けの宴での舞台前方にて優雅に全体を率いていたところで、
抑制された曲調の中での揃って軽やかな跳躍や腕使いの優雅さ、角度の変え方がしっかりアクセントを与えていたと感じさせていました。
夢の場での第2ヴァリエーションの堀之内さんも印象深く、流れ星のように俊敏にふわっと音楽と一体化していて絶品。
ポワントでケンケン状態からのアラベスクポーズへの素早い切りかえ含めて音楽取りこぼさず粗さも見えず、決めどころも万全でした。
ゲネでは第1ヴァリエーションの榎本さんと共に腕のお袖カバーがあれよあれよとずれてしまうハプニングもありましたが、本番では何事もなく無事終了。
1幕から終始アンサンブル、コール・ド祭りな舞踊洪水も牧版の特徴でしょう。常に誰かしら踊っている作品な印象を残しております。
ドリ伯爵夫人率いるツノツノ帽子を被って長い裾の流れを生かしての貴族達の鷹揚とした舞からして中世の世界が香り立ち
宴のワルツは8組のペアが全員でひたすらSの字を描きながらの移動は振付自体は面白みがあるとは言い難いが笑、
滑らかな描画で移動後すぐさま整列しててからのリフトも軽やかで息が合い、ライモンダのピチカートヴァリエーションを優しげに見守ったあとは
瞬時に皆で円形周回に入るところもよくまとまっていた仕上がりと見て取れました。
夢の場のワルツの十字型交差や半円で主役2人を囲む定位置に至るまでの移動過程までもが万華鏡なパズル入り組む群舞の整い方で緩急の呼吸もふわっと柔らかに合っていてうっとり。
2幕サラセン達も、エネルギッシュに踊っていても全体の構図がパズルのように組み合わされて、荒々しさよりも
統制の取れた賑やかさや身体を音楽に目一杯のせてうねらせるパワーで魅せる術に見入ってしまいました。
ライモンダ逃亡を阻止しようと通せんぼ作戦は上階から観ていると全員で集まっては弾け散る精巧なフォーメーションを短時間で繰り返し描き出しながら追い詰めていて、
もうじきジャン帰還の展開が分かってはいても毎回手に汗を握るひと幕です。
3幕冒頭でのチャルダッシュとマズルカのそぞろ歩きは勇壮な音楽や背景のモザイク画と合わさると綺羅星の行進なる光景で結婚式の幕開けを彩り、
チャルダッシュのハンガリアンポーズの溜め方ながらの座り姿勢と歩行を交互にこなす力や、
嵐巻き起こる激しいスピード移動や終盤に向かって速度も上がる一斉回転や左右後方への脚上げ振付も、
全員の身体能力が高くなければ成し得ず。割れんばかりの拍手であったのも納得です。
男女8組のペアで織りなす格調高いグラン・パ・クラシックはどのペアを観ても美と締まりが詰まっていて、
女性の猫耳と男性の孫悟空な頭飾りもすっかりお洒落に馴染んでいて全体が頗る洗練されて見えたほど。
グランパ陣と主役2人のコーダでの高貴で潔い踊りの連鎖に加え、フィナーレダヨ、全員集合!なる畳み掛ける大団円は圧巻。
斜めに突っ切って走りながら登場するチャルダッシュを筆頭にマズルカも加わり、グランパが駆け込んできて四角い隊列を組んで交差したり
繋いだ腕の間を潜ったりと更に踊りの連なりが続き、やがて主役2人も入ってぐるっと全員で一回りしてからの整列してポーズ。極上の舞踊絵巻でございます。
3幕最後、参列者達の隊形が真っ二つに割れての荘厳なアポテオーズにてライモンダが1人で挨拶回りしているのがまた導し。
3階中央席にて鑑賞した日には私を軸にライモンダの世界が回っていると錯覚するくらいに幕開けから幕切れまでどの場面も左右対称に考え抜かれた全体の美を満喫いたしました。
音楽の魅力も尽きず。静かで厳かなファンファーレな序曲が始まり、紗幕が映し出されると
会場中をベールで覆うように演奏が広がって響き渡るところから既に胸が熱くなっていた私でございます。
1幕幕開けの吟遊詩人達が戯れている風な、軽快で典雅な曲にも再度聴き惚れ、上演前から何度も繰り返し脳内旋回していた
ライモンダ登場の音楽の何処か物哀しい旋律も耳に残り続けております。
一般にはマイナーかもしれず、前回も綴りましたが東京どころか関東に1人いるかいないかの珍しさでしょうが私が世界で一番好きなヴァリエーションである2幕のライモンダのソロ。
女性ヴァリエーションの中でこうにも次々と異なる管楽器が立て続けに主旋律を奏でる曲はそうそう無いと思われ
特別ドラマティックなわけでも派手な見せ場もありませんが、好んで観て聴いてしまうヴァリエーションです。
チャイコフスキーが行書で装飾もふんだんにある文字ならば、グラズノフは楷書であっても文字の太さ細さ、濃淡は豊かに連ねていくイメージを勝手に持っております。
プラス、2023年12月、チャコットレッスンのバーにて今回の4/28 5/1のジャン先生が歌いながら説明してくださった曲でもあり。
マイナー気味な曲の使用のみならず、美声が忘れられません。
抑揚ほぼなし中でじんわりと高鳴りを同じリズムで響かせていくクレメンスのヴァリエーションも聴くたび癖になる曲ですが、見せ方が難しく踊り手泣かせでしょう。
ジャンのテーマ曲は明快で、スペインやチャルダッシュは大地がひっくり返りそうな勢いある刻みも爽快。
グランパの思わず背筋がスッと伸びる、品位ある強さのある曲調やモザイク画の瞬きや落ち着く照明と調和して哀愁を帯び始めるアダージョ等挙げたらキリがございません。
男性のカトル曲はユーモアを秘めているのか、何故かどうしても毎度笑ってしまうのはお許しを。シルクに星々がキラリと光りながら舞っている感のある女性のトロワ曲は心癒す曲調です。
衣装装置の抑えた色味から放つ落ち着いた品や、宝石を細かく敷き詰めたような装飾の煌めきも特色でしょう。
青や白、グレー、金色を品良く美しく配した、女性チュチュの花や曲線美を合わせた万華鏡な刺繍デザインも目に潤いをもたらしてくれます。
全体通して美術は青を基調にした繊細な色味で整え、写本をもとにした紗幕や背景美術の細密な描画はまさに幻想的。
サラセン芸人達のお洒落カラフルなデザインも妙に可愛らしく、結局スペイン女性も猫耳かいと思うものの笑、サラセン側も野蛮な雰囲気にはしていない点は好感持つ要素の1つです。
アブさんのノースリーブだけガテン系労働者に見えてしまいますが、マッチョな筋肉美も見せたいのは理解できますから配分が難しいのでしょう。
青とグレーが混じり合う甲冑風な衣装姿のジャンと並ぶと互いが引き立つデザインとは思いましたが。
十字軍遠征の史実を題材にしたとはいえご都合主義な突っ込みどころは多々あり、サラセン達が出入り自由なドリ伯爵夫人のお城はセキュリティに問題があるでしょ うし
前日のライモンダ誕生日会に出席していたアンドリュー2世王は遠征には行っていないはずが、ジャンとアブさんが殺気立って斬り合っているところに
アンドリューでジャーン!と言わんばかりに華々しく仲介役で登場。今まで何処にいた⁈
中家さん趙さん共に、支配力のある出で立ちと所作でしたからまあ良いか笑。
あとは初演から不評(失礼)なジャンの肖像画も今回も笑ってしまい、歴代のジャン達に誰にも似ておらず。
私は牧版ライモンダは衣装装置どれも好きなのだが、肖像画だけは申し訳ないが初演時つまりは私にとって初新国バレエ鑑賞時から毎回観るたびに笑ってしまうのです。
この時代の画法であるとしても、ここまでふくよかに首短く描かなくても笑。しかも肖像画の観音開き構造を強調する演出が多く、
ライモンダに贈られてパッカーン、アブさんに求愛された後にジャンがより恋しくなり再度パッカーン、
夢の中でのジャン出現時にパッカーン、ジャン立ち去り時にパッカーン。夢のコールドの皆さんが優雅な道しるべまで作ってくださいます。
考えてみれば1週間の出張ではあるまいし、出征と帰還でのジャンの髪型がそっくりそのまま同じであるもの疑問なわけですが。
そうでした、今回のチラシにはジャンはベルギーの家臣との設定明記があり、今までのプログラム読み直してもベルギーなんて何処にも記載なし。
歴史学者の方、お詳しい方、教えてくださいませ。2021年に観に行ったある教室の発表会での「ライモンダ』ハイライト上演にて
ベルギーの文字が解説に記載されていて、きっと間違いであるうと思っていたら、5年後の初台チラシにも記載。
新国立の公式配布物ですから、歴史考証の結果が伴っているのでしょうが、ベルギーの謎。恐らくはあと500回くらい当方口走るかと思います。
4/26頃の、ゲネと初日鑑賞後の感想にも綴りましたように、2004年新国立劇場バレエ団初鑑賞時の作品であり、現在も新国立で一番好きなレパートリーです。
2006年の大阪公演も、2008年2月のワシントンD.C.公演も、2008年10月の新潟公演にも行って鑑賞できたのは幸運であったとじんわり回顧。
世界で一番好きなワルツがあり(1幕宴のグラン・ワルツです)、世界で一番好きなヴアリエーションがあり、(先述の2幕帰還ヴァリエーション)、
世界で一番好きなチュチュもあり(2幕のライモンダの青金白衣装)私の好き尽くしが詰まった宝石箱でございます。
ゲネでの開演前には吉田都監より、作品を上演するにあたり今は難しい部分もあるが作品は本当に美しく、古典も大事に継承していきたいとのお話もありました。
世界情勢の報道を見聞きしていて監督も感じる部分はあったに違いありません。一部演出を変えた箇所は見受けられ、
1幕でアブデラクマンがライモンダから宝石を拒絶されたとき、これまではお小姓2人を差し出していたところを
お小姓が花束をライモンダに渡す振付に変更。人身売質な描写を少しでも抑えたい意向が生まれたとも考えられます。
吉田監督は本当はロンドン公演に持っていきたかった作品である旨も以前にインタビューでは仰っていて、幕開けからアンサンブル、コールドの見せ場の連続で
3幕の男女ほぼ全員総力で踊り抜く民族舞踊やグランパの見応えある場面がふんだんに用意された振付であると思うと
ロンドンの観客にご覧いただきたかった気持ちは今回の公演観ていてこちらとしても高まり、例えば夢の場と3幕のみ抜粋での上演ならば
東西の交差場面は回避できるため可能であろうかと考えも過ったものです。アブさんや、
ワシントンD.C.公演ではジャンが帰還しづらくなるほどに、昨夏のジゼルロンドン公演ウィリー達への賛辞に似た
歓声、喝采を最も浴びていたサラセン芸人達の出番なしは寂しいが。
以上長くなりましたが、幕開けから幕切れまで壮大で緻密な、至高の様式美を堪能いたしました。終始壮観な振付で団の総力を味わえる作品で、間空けず再演熱望いたします。
ああ、兄弟対決。今思い出しても痺れます。マントでジャン!!

所有している全幕CD解説書より。1930年代後半には、ライモンダはアブさんと結ばれてサラセンに嫁ぎましたとさ、の結末演出が存在していたらしいと最近知った次第。
近年は命落とす勝負は良くない、また国際情勢への配慮重視な傾向から、アブさんとは仲直り或いはアブさんと結ばれちゃいましたな演出を
見かけるようになったと思ったら、とっくの昔に存在していました。
バフチサライの泉のバレエ化初演と同時期で、人物達の苦悩や異国に身を捧げるといった叙事詩な展開に人々は感性を擽られていたのかもしれません。
ただし、あまりに原典とかけ離れた展開は衝撃強すぎたのかウラノワやセルゲイエフが出演しても好まれぬまま終わってしまったようです。
今思えば、時代先取りし過ぎていた演出なのでしょう。

2004年初演時アトレ 牧さん藤井さん対談。ジャンはハンガリーの王子である設定と仰ています。ベルギーは何処から⁈

初演時アトレ、吉田監督インタビュー。
愛のヴェール。2021年ライモンダ上演時に福岡さん井澤さん考案のデザートをアレンジ。お2人ともロマンチックなセンスお持ちです!
甘さ抑えたふんわりシャンパンムース、美味しうございました。

大きい白ワインで初日開幕に乾杯です。
柴山さん

ニース風サンドイッチ。ライモンダの舞台プロヴァンスあたりにちなんでいるのでしょう。白ワインと合いました。

小野さんライモンダ中家さんアブさん。

いよいよ兄弟対決!地元兄弟対決にソワソワするしらかわん。隣の西郷村のニシゴーヌも、ご出身兄弟の対決ならばとまいりました。
ぬいぐるみは販売されていないため、村の物産館のガチャガチャにて購入したマグネットを。

木村さん
鮮やかジャンジャンプ

渡邊さんジャンの大ジャンプ。ダイの大冒険な響きです。

アブさん

マエストロ1回目 ラタトゥイユ温泉卵添え

鳥賊と青梗策のアーリオオーリオ。イカがゴロゴロとたっぷりです。

チョコレートのムース。濃厚でした!

5/1キャスト

兄弟対決再び!

カクテルとジャン

カクテル説明

プログラム夜

チラシとしらかわん

6/14、ラスベート交響楽団によるライモンダ全幕演奏の定期演奏会が東京都墨田区で開催されます。チラシ入っていました!行きたいが白鳥の湖千秋楽と重なっています。
しかしライモンダ全幕演奏機会は珍しく、ご興味ある方は是非どうぞ!
https://paccbet.deci.jp/50anniv/50anniversary.html
マエストロにて。前菜 ホワイトアスパラのパンナコッタ甘海老のマリネ

シャンパーニュ。
それにしても、新国初演時には夢のまた夢だった、主演5組を団員が務めるライモンダ。
特に男性主役陣の層が厚くなったのは喜ばしく、ジャンも5名、皆個性様々でした。
上から順に剛腕武将、前回より武力増した騎士、フェアリーナイト(馬に跨り土埃や血飛沫浴びながら敵陣に向かって疾走する十字軍騎士には見えなかったが良い意味で新生物かと)
戦闘能力と知略双方に長けた騎士団長、新鋭戦士、といったところ。勝手に想像、失礼いたしました。

鰯とセロリのトマトソースパスタ。鰯もトマト果肉もたっぷり入っています。

鶏もも肉のパプリカーシュ・チルケ。ハンガリー料理です。
帰りは電車でついうとうと。目が覚めたら目の前に4/28 5/1のジャンが現れて、なんてことはなく
視界に飛び込んできたのは自宅最寄り駅の1つ先の駅看板。一瞬にして夢ではなく酔いから覚めました。
人生そんなモンダ笑笑。
しらかわんチケット

決闘なワインを見つけて購入!恐らくは南フランスのワインです。ジャンの剣にやや似たデザインでございます。
4/28 5/1 新国ライモンダは、生き別れた兄弟が再会したのは同じ女性をめぐる修羅場なる、氷の如き眼でサラセン達をたじろがせる醤油兄と、
炎な情熱で対抗するソース弟の対峙は忘れられぬ光景となりました。(もうちょい良い例えはないんか笑) ※プログラム表記のアブさんは変更以前の出演日程です

日本版ライモンダなる包装のお菓子。姫路駅のお土産店で4月に購入いたしました。騎士ではなく武士、ベールではなくラスクを贈っています。
しらかわん、地元の王子様はこちらも絵になる、武士道資料館展示に書かれたあらゆる武士道精神が宿る生き様が表れる、と思い浮かべているようです。
しらかわんも夢の中へ。ライモンダ1幕チュチュに似たお布団に入って眠りにつくと、肖像画から出てきて夢に現れるのは、地元の王子様かな??
白河ラーメンだそうです笑笑。私が2度食した、白河市のとら食堂のチャーシューワンタン麺でございます。
竪琴の代わりに、ギネスビールの貼り付けて写真で失礼。ライト版白鳥の湖王子の衣装思わす色味ですから、いよいよ『白鳥の湖』に切り替えていきましょう!
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