バレエについての鑑賞記、発見、情報、考えたことなど更新中
2020年よりこちらに引越し、2019年12月末までの分はhttp://endehors.cocolog-nifty.com/blog/に掲載
2024年7月26日金曜日
節目2024
まことに不要不急な話ですが管理人、先日の日曜日に節目を迎えました。メッセージ等くださった方、ありがとうございました。
毎年この時期になると、中身の有無がはっきりとしない事柄をつらつらと綴っておりますので恒例として今年もやります。
今年は区切りの良き年齢を迎えるにあたり、例年よりは豪勢云々と企画を練ったりしておりましたが
いざ新年齢を迎えても生活そのものは変わらず。(当たり前だ)また当ブログを何年かお読みくださっている方はよくご存知かと思いますが
管理人、発言や内容が常日頃から年齢不詳とよく言われ、日本のバレエ黎明期を支えた貝谷八百子さんの全盛期を客席から鑑賞していそうと疑われることもあれば
今年はまだ2回の受講ですがレッスン受講時は身体をこれ以上重たくしたくないがために毎度中学生のような必要最小限の着用物の格好で受けており
そうかと思えば3人組と言えば思い浮かべるのはかしまし娘と言い走り(せめてアルフィーやキャンディーズを、とご指摘いただきました笑)
一方で今年も札幌に行くと育ち盛りの運動部の若者の如き量の飲食をしており、自身の年齢がよく分からずにおります笑。
そんなわけで、年代世代が話題になったときには明治維新以降の生まれで生まれたときにはお侍さんはいませんでした、と回答することもございます。
そんなこんなで何時の間にか○○年が過ぎ、年齢を重ねれば重ねるほど人生が楽しく、身体も小中高大生の頃より遥かに溌溂としており
自身が「もう年だ」と感じることも一切なく、疲れ知らずに過ごせているのは周囲の皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
今年でバレエ鑑賞歴は35年、新国立劇場バレエ団公演鑑賞歴は20年を迎えます。節目多き年です。
ところで私と妹は4歳違いで共に夏季五輪の年に生まれ、親のお腹の中にいるときから観戦していたようで笑、
スポーツは生まれてこのかた運動音痴(歌も学業も全てか汗)ながら、観るのは昔から好きでございます。
ただ今に始まったことではないでしょうが、利権争いが露出して報じられ、本日深夜から開会式が執り行われるパリ五輪も
根深い闇があるのではなかろうかと疑念を持ってしまうのは悲しきことでございます。
そうはいっても本日7月26日は五輪以外にも辿ればフランス経由する祝い事な1日であり、そしてセーヌ川での式がどんなものか、
舞踊系のパフォーマンスや、極力現存の建造物を用いての大会運営も含め興味津々です。会長の長い話は今回もあるのだろうか。
そうでした、当ブログは昨年春で開設10周年を迎えましたが、お待ちになっている方は皆無であろう10周年の挨拶もまだしておらず。何処かの機会で行う予定です。
しかし今月は明日から初台の海へ、来月は月初の7日間で鑑賞予定が5本、うち3本は確実に3時間半超コース。1本は4時間超えもあるか!?
自身が踊るわけではありませんから、疲労感なんぞ無く楽しさいっぱい胸に抱いて連日劇場を後にすることでしょう。8月は1ヶ月でいったい何本観るんや笑??
それよりも異常な暑さが続き、雷雨が日常になりつつある近頃。大雨の被害、また今月に入ってからは東海道新幹線の大きなトラブルも相次ぎ不安が尽きぬ夏です。
どうか皆様、ご体調等々お気をつけてお過ごしくださいませ。
2024年7月26日 管理人
※恒例のケーキ、今年はジーンです。ランプと宝石代表でルビー、そして何故かタニシとサザエもお仕えでございます。
カットした苺がザクザク入っていて、クリームはふわりとしつこくない味わい。
冷蔵庫に入れるときは、ジーンは別皿のベッドで涼しくお昼寝でございました。
節目日、銀座にて、郁(かおる)コースいただきました。検索していたら発見!
札幌や下関で出会った、ネタが豪快にのったものも魅力ありますが、こちらのお寿司は上品に大きすぎぬサイズで握られ、等間隔で整列。明日からは初台の海への旅です。
画伯な妹がデザイン作画した4頭のラッコポーチ。短い手を、蟹さんが手伝って繋げてくれています!
2024年7月25日木曜日
清く正しくきらきらと Jewels Story プッチーニの奏でた世界 7月14日(日)
7月14日(日)、Jewels Storyプッチーニの奏でた世界を観て参りました。
https://jewelsstory.jewels1.info/jewels-story-2024071314/
朗読劇やバレエ、歌でプッチーニの生涯や代表作『蝶々夫人』完成までを描き、1回の休憩込みで約2時間に纏められた演出でした。
Jewels Storyはシリーズ化していて、鑑賞は昨年に続き今回で2度目。前回のラフマニノフのときのほうが
世界史を学んでいる気分にもなったほどの詳しい歴史解説や、バレエシーンはパガニーニの主題による狂詩曲と
ピアノ協奏曲第2番を使用しての重厚な鬱屈さを次々と踊りで吐露していく場が設けられたりと
見応えがあった印象でしたが、今回はさらりと綺麗路線を貫き、これはこれで魅力があろうかと考察。
プッチーニが交通事故後に小間使いのドーリアとの間で芽生えた倫理に反する関係といった女性問題や、妻エルヴィーラとの泥沼な確執、
蝶々夫人と結婚し子供まで身籠るものの蝶々夫人はあくまで現地妻で、祖国へ戻ったあと、再びの来日時には
妻ケイトを連れてあっさり現れるピンカートンの軽率さや裏切り行為には触れず、「清く正しく美しく」「きらきら」路線。
Jewelsさんの投稿からして妙なきらきら感が描出されていますし今回新登場したアートムービー演出も装飾光過多にも見て取れましたので、
台本も含めて一貫して「きらきら」と、えぐみやアクを1滴も残さず取り除いた高純度なスープの如くさらりと覆い尽くす舞台空間も宜しいかと思えた次第です。
主な出演者はプッチーニ役がLE VELVETSの宮原浩暢さん、エルヴィーラ役が珠城りょうさん、蝶々夫人役が木村優里さん、ピンカートン役が渡邊峻郁さん。
バレエシーンは益田裕子さん、奥田花純さん、吉田朱里さん、内田美聡さんが彩っていました。(バレエダンサーは全員新国立劇場バレエ団より)
開演すると、ジャンニ・スキッキより私のお父さんの曲が流れ、蝶々が舞うピンク系のアートムービーが流れ、春うららな世界へとご案内。
ちなみにこの曲、レッスンにおける太古の昔、人生初のプリエの曲でしたので懐かしく思い起こされました。(まだ両手バーのみの年齢期)
人物達の台詞は動きつつも開いた本を手にしての朗読劇式で展開し、プッチーニとエルヴィーラの出会い、
特に家庭に問題を抱えながらも徐々にプッチーニに惹かれていったエルヴィーラの葛藤や歓喜、
自身の健康よりも作曲への邁進を優先してしまうプッチーニの焦りは細やかに描かれていた印象です。
私は宝塚観劇経験がないためお恥ずかしい話、珠城さんのお名前は今回初めて知りましたが
スラリとした立ち姿が美しく、スターオーラの持ち主。ロビーには珠城さんのCDが華々しく販売されていて、
恐らくは1階前方席はファンクラブの方々が大勢集っていたであろうと見受けました。
1幕の終盤辺りにやっとこさ木村さんと渡邊さんが登場。さくらさくらの曲にのせてまず木村さんがお1人で登場され、
淡いピンク色の和装に蝶々の頭飾りを付けて、可憐ではんなり。オペラは記憶の彼方ですがKバレエの『蝶々夫人』を振り返ると
1幕のピンカートンに出会う頃の蝶々さんはあどけない上にピンクな衣装であった覚えがありますが
木村さんの華やぐ無邪気さが身体全体から放出され、たちまち花々満開になるような香り高い踊りにすぐさま魅了されました。
そして、暫くすると渡邊さんピンカートン登場!髪は明るめ茶色、水色軍服でメルヘンアイドル風のデザインな衣装に目を疑いかけたものの
そうです。この舞台ではきらきらが大事なのです。海軍士官らしさを考えたら白地の軍服姿にお目にかかれたらと思い描いておりましたが
サファイアブルーに輝くボタンまで留まっているきらきらピンカートンも魅力的に思えてきたのでした。
また衣装はピンカートンのままで、『星は光りぬ』を踊り出す摩訶不思議なシーンもあり、
闇深い中で不安や苦悩を募らせて行く様子を表していく姿も目に刻まれるソロでした。
しかし昨年のジュエルズストーリーにて、1幕の中盤にラフマニノフとチャイコフスキーが星空を眺めながら語らう場面にて
時代の先取り或いは時空の超越か、歌い出したのが『見上げてごらん夜の星を』であった演出に比較すれば腰抜かす衝撃は抑えめで、
星が煌めいている、の歌詞をからしてきらきら増強作戦かもしれません。それはさておき、何より曲は『トスカ』より、キャラクターはピンカートンと
本来の設定とは不一致こそあれど渡邊さんの真骨頂な踊りを堪能でき感激いたしました。
ここではピンカートンの軽率さは描かれず、あくまで蝶々さんと純愛を交わす一途な男性として現れて活躍。そうです。きらきらが大事なのです。
ありったけの思いを捧げるシーンは回転や跳躍も豊富に披露され客席も沸いていました。
パ・ド・ドゥは優しく絡み合うようにふわっと触れ合って吸い上げられるパートナーリングも光り、美しや。
バレエが目当てな客はアウェイ状態で押され気味だったのが正直なところながら
バレエを普段ご覧になっていない方々にも目にも心にも訴えかけてくるバレエシーンでございました。
要所要所で奥田さん、益田さん、吉田さん、内田さんが4人で彩り、和装とワンピースを融合させたようなはらりと舞う衣装姿も麗しく繊細で、目の保養。
最後はミュージカルのお作法に則って、昨年と同様出演者からご挨拶。バレエダンサーは木村さん、渡邊さんが代表して挨拶なさり、木村さんはかちっと纏めて潔く。
渡邊さんは本日は生憎のお天気の中、と天候の話題から出してくださり、出発時は土砂降りであった管理人の自宅近辺。
こちらこそ恐れ入りますと思わず頭を下げながら聞き入っておりました。前日に客席から鑑賞した感想や異なるジャンルの方々と共演できた喜び等
今回は派手めな雰囲気からは想像つかぬ、学校の先生風な語り口をじっくり拝聴。
皆様ご自宅に着くまでが鑑賞です、とまで締めにはおっしゃるのではなかろうかと思わせ、背筋を伸ばして道中は気をつけて帰ろうと気持ち新たにいたしました。
コンクールやワークショップも盛んに企画している団体のようですが、作曲シリーズにおけるバレエ以外の分野の方々との共演企画は
なかなか面白いとは今回再度思いました。
前々日の夜に纏めて借りてきた書籍やCD。予約の冊数、枚数が多かったため、くり抜いた段ボールに一式入っていて、館員の方が持ってきてくださいました。
読める読めるぞとムスカのように言い走ってもとても全部は読めず。斜め読みでしたが、
作品の見どころやプッチーニの負の部分をも曝け出して綴っている書籍もあり、今後オペラ鑑賞にも役立ちそうです。
7月21日に渋谷駅が変わる!?
開演前のボード。
終演後。台詞がいっぱい。
1階のレストラン。2016年に1度来ましたが、それ以来の訪問です。
渋谷蜂蜜をたっぷり入れたプリン、白ワインと一緒に美味しくいただきました。
夜は長崎ちゃんぽん!
海鮮ちゃんぽん、具沢山です。丼には眼鏡橋や天主堂、長崎くんち等、名所名物がが描かれていました。
ジュエルズからの人魚姫なグミ。淡いピンクの煌めきがプッチーニが奏でる世界のイメージの色彩と重なります。
さくらさくらは高校の吹奏楽部時代に野球応援歌としても定着しており、木村さんが奏でるような繊細儚げな風情とは正反対に
大音量大味な演奏で応援しておりました汗。当時使用していた楽譜コピー、まだ保管しております。
ただ、ルパン3世や山本リンダのねらいうち、X JAPANの紅やピンクレディーのサウスポーならともかく
なぜこの曲が高校野球応援曲として定着していたかは、我々の高校時代とは別次元な暑さになっても、
屋外での運動は極めて危険との警報が出されている真夏の炎天下での試合開催と同様に謎でございます。
2024年7月21日日曜日
爽涼な北の大地で短冊とランプに願いごと 新国立劇場バレエ団『アラジン』札幌公演 7月6日(土)7日(日)《札幌市》
こちらも遅くなりましたが、7月6日(土)7日(日)、新国立劇場バレエ団『アラジン』札幌公演を2日間観て参りました。
札幌での鑑賞回数はもうじき二桁になるかもしれません。東京公演感想が恐ろしい長さになり
誤字脱字発生の自信満々なまま更新してしまいましたので、札幌はさっぱりすっきりと参ります。(多分)。
https://www.sapporo-community-plaza.jp/event.php?num=3587
新国立のレパートリーの中でも特に大掛かりな作品ですが、装置や演出もしっかりhitaruのサイズに嵌まり
例えば『シンデレラ』の新潟公演のように柱少ない、紗幕ない、或いは私は未見ですが福岡での『シンデレラ』は馬車がカーブ不可能な面積のため直進運転だったようですが
こういった全国公演で時折見かける装置や美術の特別省略演出は見当たらず。立派な舞台機構の備えが改めて窺えました。
それから大きな楽しみであったのが札幌交響楽団による演奏。これまで新国立眠り、くるみの札幌公演、
昨年12月のhitaruプロジェクトくるみ公演にて聴いておりますがパワーと厚みある演奏に心揺さぶられ、すっかり気に入った楽団です。
今回は初めてチャイコフスキー以外の音楽演奏を聴ける珍しさもあり期待に胸を膨らませて着席。
すると、序曲からいたく壮大且つ力が漲る演奏で、キタキタキタ!!!と既に私は大興奮。
1階から最上階席まで劇場をまるごと宇宙の彼方へと連れていきそうな勢いやパワーのある音色にすぐさま圧倒されたのでした。
札響にとっては初のカール・デイヴィス作品挑戦であったと思われ、所々不安定な箇所はあったものの
打楽器の威勢の良さは特に忘れられず。3幕終盤ドラゴンダンス登場を盛り立てる打楽器音は楽器が壊れそうなほどな大ボリューム音で、
ボリショイオケか⁈『スパルタクス』開演を彷彿させる入魂パワフルな演奏で、愉しく響きました。
恐らく大半の観客はアラジンは初鑑賞で、再演重ねている、また筋金入りのバレエ団好きが集まっている初台とはだいぶ反応は違ったものの、
ユニークなフォームのリフトに自然と拍手が沸いたりと新鮮な反応もあり。
2幕のパ・ド・ドゥにおける肩乗せ半周や、3幕にて再会の喜び合いでの俊敏なリフトも拍手で讃えられていました。
幕間や終演後は、音楽が映画『バックトゥーザフューチャー』似との会話があちこちから聞こえ、耳に残りやすかったようです。
隣席にいらした、アラジン親子の衣装や獅子舞始め、中国文化てんこ盛りな疑問をお持ちだった
hitaruで開催のミュージカルに足繁く通っていらっしゃる地元在住のお2人組に
原作及びこのバレエではアラジン親子はアラビアに引っ越してきた華僑である設定等
中国要素が散りばめられている理由を幕間に説明いたしましたら喜んでくださいましたが、
再三ここでも書いておりますが中国の謎についてはどうかチラシやプログラムに明記を!適当なアジアンミックスとの誤解を招きかねません。
1日目は米沢さんが東京15日公演に続いて体調不良により3幕は降板され、臨時の準備時間には札幌の観客も大変心配されていました。
2幕パ・ド・ドゥの最中に低い姿勢でのリフト時に米沢さんが転がるように落ちてしまい、ただ観ていた限りでは
奥村さんはしっかりとした体勢で支えていましたから既に米沢さんが無理をしながら踊っていたのか。
プリンセスをガラス細工に触れるかのように大事にそっと手を取ったりと、ほわっと爽やかで穏やかな風情を交わしながら紡いでいく
浴場でのやり取りも微笑ましかっただけに、何事も無いよう願ったものの、結果3幕は主役交代。
隣の方々も、ミュージカルでもキャスト変更はよくあることだが怪我ではなく体調不良で途中降板の公演は初遭遇であったようで、しきりに心配なさっていました。
プリンセス代役はこの日1幕ではサファイアを踊った池田さん、そしてアラジンは退団公演終えたはずの福田圭吾さん!
福田さんはシューズを取り戻して⁈新国の札幌主演舞台に思いがけず立つこととなりました。
お2人とも決して北海道で高い知名度ではないながら、3幕が開くと徐々に拍手が広がり、
カーテンコールは奥村さんが1幕衣装で登場され、奥村さんが手招きして圭吾さん池田さんを呼んで抱き合い讃え合う姿に大喝采が送られました。
東京公演での交代時、奥村さんはカーテンコールでは緞帳前に1回登場したのみでしたが、札幌では舞台上に最後までいらして喝采に応えていました。
初新国鑑賞の方やバレエを普段そう多くはご覧になっていない観客も多かったと思われ、
3幕がなかなか開演しない上に監督が突如登場して主役交代発表、準備に約25分との説明に
何が起きたのか分からずキョトンと戸惑う反応が目立っていたかと感じました。
またプリンセスの米沢さんの降板はすぐさま聞き取れましたがアラジンの奥村さんも交代の旨は伝わりにくかったようで
隣席の方々も、アラジンも交代なのかと驚きを隠せず。ただよく考えたら、ややこしく回したり持ち上げたりしていたから
急に相手役が変わるのは難しいのだろうと理解を示してくださっていました。
どうか米沢さんが回復されますように。先月今月と2度続けてですから本当に心配です。
人魚姫は降板が発表されましたが、どうか今後も無理のない復帰スケジュールを。
奥村さんはアラジン主演の3回中パートナーの都合により2回が3幕は踊れず。それでも東京札幌公演共に
3幕を引き継いだ代役のペアを心から讃えて立てる、寛大で礼儀正しい態度に頭が下がりました。
人間ですから誰しも万一の事は生じるわけですが、3回中2回もパートナー都合による途中交代は引っかかるものがあり、
ビントレーさんの振付は独創的な部分も多々あるのは重々承知してはおりますが
札幌では奥村さんがそのまま3幕も踊れるようにバレエ団側は準備できなかったのか。東京と同じ事態が起こってしまったのは悔やまれ、今後の課題かと思います。
2日目速水さんのアラジンは東京よりも肩の力が抜けて、1幕の大騒動を巻き起こす場のテクニックも炸裂。
洞窟場面は宝箱覗いたりとアラジンの欲張りでそそっかしい面も示していましたが、
腰掛けて各々の宝石の踊りを眺めているときはもう少し反応のバリエーションが増えると尚のこと舞台空間が膨らんで見応えるものに繋がっていく気もいたしました。
柴山さんのプリンセスは品良く慎ましく心優しさが滲み出ていて、りんごかじるアラジンを目にしたときの、
どう反応すべきか恥ずかしそうであってもくすりと笑みが自然と零れ、アラジンの行動を受け止める表情が
既にアラジンへの恋心をはっきりと描出していて可愛らしい恥じらいでございました。
木下さんのジーンは気遣い屋さんで、かしこまりました!との声が聞こえてきそうな丁重な接し方。
手脚の隅々まで美しく、余裕を持たせながら舞っていて、きっとお騒がせアラジンを親のようにいつも何処かから見守っていそうな面倒見よき妖精でした。
それから1日目、奥田花純さんがルビーとジーン側近は見合わせダイヤモンドは予定通り踊られ、
パートナーとガチッと組む系の役が難しい状態だったのでしょう。ダイヤモンドも東京公演よりもやや慎重に踊っていらした印象がありましたがそれでも高水準で
ややこしく複雑なステップ真っ盛りでありながら背中から腕にかけてもキラリと輝かせ、職人芸な踊りで楽しませてくださいました。
ルビーは直塚美穂さんが両日登板。初日は予定通り東京と同じく渡邊峻郁さんとの披露で
怪しい妖しい2人組。登場時渡邊さんの背中のしなやかな粘りが財宝の山々までをも突き動かしそうな強さで
上階後方から観ていてhitaruにおける空間支配力にもたまげた次第。遠方から勢い良く投げられた槍の如き角度の直塚さんをすぐさま受け止めて支え、
これといった物語設定はなくても2人の呼応が音楽の緩急とも合わさって上下左右に動きが益々ダイナミックに映った印象です。
ルビーの男性は高難度なサポート中心に思われがちかもしれませんが、走って移動して即座に跳んだり座り姿勢から瞬時に立ち上がったり舞踊テクニックも大忙し。
しかしダークを帯びた危うい匂いを香らせたままでありとあらゆる事柄をこなしていて、5年前の7月富山公演に続き2024年7月札幌公演においても
私の誕生石であるルビー役を目にでき、札幌滞在期間中の幸福絶頂におりますた管理人でございます。
翌日は拓朗さんが直塚さんと組まれ、観ていて堂々安心な組み合わせ。急遽のペアとは思わせず、リフトや床へのスライディングも豪快でありつつスムーズでした。
そして全国公演のお楽しみでしょう。本拠地公演では賛助のエキストラの方々が担当している役柄を団員がこなす特別配役。
5年前の富山公演の記憶もあり、プリンセスが乗るお輿、そしてお風呂場を掃除する坊主の宦官達の様子を今回も密かに心待ちにしておりました。
お輿の担ぎ手は皆様姿勢が真っ直ぐで綺麗。お風呂場の宦官達は無駄に表現力が濃く、アラジンがプリンセスお付き達に見つかったとき
お付き達以上に乙女っぽく大はしゃぎしていたのは中島瑞生さんで、柱の後ろで顔を出したり隠したり、笑わせてもらいました笑。
2日目は清水さんもいらして、ひょっとしたらバレエ団の団員としてのキャリア最後を飾る役になったのかと思うと、いたく楽しんでいるご様子に嬉しくなったものです。
バレエ団の公演としては東京以外での上演は2カ所目で、王道古典全幕作品ではないためどんな反応が返ってくるか緊張も持ちつつ行って参りましたが
序曲そして次々と繰り広げられる舞台転換まで大規模な展開に集中して見入っていらっしゃる息遣いが感じられました。
前回の2020年秋の札幌公演『眠れる森の美女』はコロナ禍真っ只中で、札幌も急激に感染者数が増加して上演も危うくなっていた頃でチケットも当日券残席ありの状況でしたが
今回は有名古典でなくても両日予定枚数終了で当日券の販売なし。新国立バレエの来札を待ち遠しくされている方々が大勢いらっしゃると思うと幸せが込み上げました。
hitaruでの上演、定期的に継続されますように。
尚、1日目の午前中には舞台上でのクラスレッスン見学を開催。プリンシパルからファーストアーティスト階級が参加していました。
着席し、正面対角線上の奥側に腰掛けていらっしゃるお姿を(まさに大倉山ジャンプ競技場に登ってジャンプ台から真っ直ぐ見据えると
視線の先に向き合ってテレビ塔が建っている見え方。例えが分かりづらいねん汗)
発見した時点から定点観測状態でございましたので、詳しい感想につきましては見学会をご覧になった方を見つけ出して聞いてください笑。
バーの途中から、ピチピチの緑色短パン姿と鉢巻姿が眩しうございました。男性達が終盤、ジークフリート王子風なゆったりザンレールなセンターがあり、ご兄弟+中家さんの3人仲良くザンレール大会を面白く観察。
2階エリアが指定席として用意され、周りの観客の皆様がとにかく真剣な眼差しで集中して見学され、少なくとも私のいたエリアでは物音一切立てず
一瞬たりとも見逃すまいと意気込んでの雰囲気でした。バレエを習っているであろうお子さんから、
クラスレッスンはどんな練習を行っているか関心を持ってこられたバレエ問わず舞台芸術全般がお好きそうな方まで、心一つに興味津々に見学でございました。
ピアノは恐らく蛭崎さん。お得意と思わしき、異なる曲を連結させて弾いていく手法を札幌眠りのときに引き続き今回も披露してくださり
眠りの宝石ゴールドと、グラン・パ・ド・ドゥのアントレ、あとセレナーデだったか、
チャイコフスキーの3拍子曲をメドレー式で聴かせてくださり耳も楽しいクラスレッスン見学でした。
※それではお待たせいたしました。(誰も待っていないか笑)。当ブログ全国での鑑賞時の「迷」物、写真集でございます。札幌公演ですので殆どが飲食の写真です。
海鮮丼、すすきのでの夜遊びカクテル、ジンギスカン、お寿司、パフェ、きのとやのケーキ、スープカレー、
ルビー色のクラフトビール、hitaruでの劇場幕間におけるMORIHIKOのデザート、と計画していたものはほぼ全て味わい、
ポケットに宝石ではなく胃袋に札幌と新千歳空港グルメをたっぷり入れて参りました。。
サッポロクラシック生及びラーメンはすすきのと新千歳空港で各々計3杯いただき、満足!
不規則な日程で始まり、移動含め最後の最後までアラジン並の浪漫と冒険に溢れる札幌鑑賞滞在でございました。
東京が猛暑酷暑と人命が危うくなる暑さであった、そして東京都民の命運がかかっていた都知事選の開票日でもあった七夕の週末、
札幌は最高気温25度程度で夜は日によってはすすきのの温度計で21度!東京にいる方々からは恨まれそうな、実に涼しい気候でした。
以下、管理人自身をそのまま映し出した、余分な脂肪過多な内容ですので忍耐力を鍛えたい方のみお読みください。
(激辛チップスのパッケージと同様に、注意点は先に明記しておきます)
札幌では味わいたいものがあり過ぎて、2泊では足りず今回は3泊。4日(木)夜に飛び立ちました。離陸時はアラジンの序曲を脳内再生!
ジーンからの導きではなく、絨毯ではなく、飛行機に乗っていざ北の大地へ!
都知事選挙は期日前投票を済ませておりました。
15時までは職場におりましたので、そのまま空港そして北海道に旅立つのが不思議でならぬ夕刻。
何しに札幌へ笑??機内は各席にモニター付きで、クラシックチャンネルや、宇多田ヒカルさんの曲集もあり、トラベリングも聴けたのが旅行気分を後押し。
ちなみに宇多田さんの中で1番好きな曲はMovin' on without youです。
はーるばるきたぜ新千歳!!
サッポロクラシック生、3杯は飲むのだ!!(本当に飲んだ)。そして快速エアポートに乗っていると途中駅で日ハム戦観戦を終えた大勢の観客達が乗車。
しかし!!とってもマナーが良く、騒ぎもせず静かに試合について語り合っていて
ユニフォームや団扇持った姿から明らかに観戦帰りの方々なのだが、オペラ帰りの客層と似ている気すら覚えました。
少し離陸が遅れるも22:30にすすきのの宿泊先に到着。うう、寒い!!温度計見たら22度。
品川駅での京急乗り換え時も頭がのぼせそうな暑さでしたので、36度位の東京から来た身には堪える寒さでした。
そしてお目当ての蟹味噌ラーメンを食べにクラブギャングへ。以前から気になっておりました。
ファンキーな蟹さんどんぶり。ぎりぎり蟹座、あと数日遅ければ獅子座となった、7月に節目を迎えた管理人。
せっかくの新国立7月札幌公演時にはまずは蟹さんラーメンを味わいたかったのです。
札幌1食目、赤色でめでたくいただきます。今回の公演鑑賞のテーマ色は赤ですので、目が覚めるようなどんぶりの赤色も嬉しい。
味は意外とあっさりめ。しかし23時過ぎですのでちょうど良い濃さでした。プラス料金で濃厚蟹味噌メニューもあったかもしれません。
次はこちらへ。まだすすきので夜遊び。(流行っていますよね、ミュージシャン)こちらもアラジン上演時に来てみたかったバー。チェスの駒がマークでございます。
フローズンベリーカクテル。ルビー色な光沢が美しい。
おはようございます。さすがに23時過ぎに夕食とアルコール含む夜遊び、急な気候変化も身体に堪えたのか、8時半頃までぐっすり。
半分眠った目のままロビーのフリードリンクのコーヒーでぼんやりとした目覚めでございます。
大窓から日差しが入り、広々とした部屋で気持ち良い朝です。指輪は東京公演のときに大阪の方からいただいた手作り。様々な色の光を放ち、洞窟場面を思い出させます。
マグリブ人より強烈なキャラクターなお方から(あかん。怒られるんちゃうか笑)いただいたのでお守りとして持って参りました。
カップは色とりどりありましたので赤を選択!
1泊目は眠るだけな滞在ですのでゲストハウスに宿泊。程よい距離感のある共同生活な雰囲気で、居心地も良く感じました。
まだ半分目が開いた状態でチェックアウト。すすきのの交差点へ歩き、そして大通公園近くの百貨店今井丸井へ向かいます。
歓楽街な印象のすすきのですが、住宅街や保育園、小学校もあり。お散歩時間の保育園児さん達に遭遇し、朝から癒されました。そうか、平日か、と気づかされた。
人生初、平日の百貨店に開店時間と同時に入店。いらっしゃいませ、との店員さん達の一斉のお辞儀に戸惑う、場違いな観光客でした。
そして午前の日差しは想像よりも強く、2泊目からの宿泊先へ向かおうと地下道通っていると、ジーン!!予定枚数終了、めでたい!!
さてお昼は札幌駅近くの海鮮屋さんへ。今何かと話題の熊さんがお出迎えです。こうして見る分には良いが、実際には遭遇したくない汗。
札駅宝石丼!洞窟の舞台装置に似ています!ご飯が多めですが、色とりどりの美味しい海鮮と、
あとからは蛸出汁茶漬けや卵醤油でもいただけるので飽きずにいただけました。
お店の方がhitaruで観劇なさったことがあるそうで、アラジン楽しんで来てくださいね!と明るく声かけてくださり嬉しさもひとしおでした。
あっ、東京でもやっているのではと鋭いご質問も。はい、と申し上げたところで、上演団体の筋金入りの応援客とすぐさま伝わったようです笑。
夕方までは晴れ間が持ちそうであったため、大倉山ジャンプ競技場へ。2019年の新国立くるみ札幌公演以来2度目の訪問。前回は雪混じりな景色でしたが
夏である今回は深い緑と青空、雲が織りなす景色を堪能。ジャンプ台からそのまま真っ直ぐな方向にテレビ塔が見えます。
昨年冬に初めてテレビ塔へ行ったとき、ジャンプ台と挨拶するような向かい合わせの作りに驚いたものです。
更に屋上展望台。
ジーンの気分で上昇下降。時折、乗り降りのタイミングの関係かその場でしばしばストップ、つまりは宙吊り静止状態になることも。
高所が苦手な方はご注意ください。そもそも乗らないか。
宙吊りのとき、どんなお気持ちなのでしょう?
チェックイン。可愛らしい夏の飾り付けが出迎えてくれました。札幌での鑑賞時は極力平日も被るように滞在しているのは味わいたいものが多過ぎる、だけではなく
平日のローカルな情報番組どさんこワイドをホテルの部屋で視聴したいから。現地ならではの情報番組、面白いのです。
札幌駅近くや、その他道内の飲食店やイベント情報充実しています。
福岡ならめんたいワイド、兵庫なら行ってみひょうご、など旅先での地元ならではの番組はつい見てしまいます。
また平日夕方に駅前や北海道テレビ(hitaruすぐそば)あたりを通ると何かしら中継を行っていて、現場を眺めるのも楽しいのです。
今回はテレビ局のキャラクターマスコットも目撃。
さて、夜は前夜に続いてすすきので夜遊び。まずはジンギスカン店へ。店名のポッケはポケットに由来し、何でも飛び出す楽しいお店、といったコンセプトだったか。
アラジンでもポケット、大活躍。まずは今回1杯目のサッポロクラシック生で乾杯!!
今宵は蝦夷鹿と塩ジンギスカンのダブルビルで参ります。蝦夷鹿は真っ赤です。
良い具合に焼き上がってきました。蝦夷鹿はぎゅっと締まった味わい、塩ジンギスカンは柔らか。どちらも気に入りました。
とても賑わう店内でしたがスタッフ、特に最初に接してくださった女性スタッフさんがとても親切で、メニュー説明も丁寧で朗らかでした。
料理が倍増しで美味しく思えたほど。
そのあとは幸せのレシピスイートで締めパフェ。ラムレーズンといちご月夜の出会い、といった題名だったか。
アラジンがプリンセスの幻影を目にしたときのような、ロマンチックな名称です。
幻影を見つめているときの音楽を思い浮かべながらいただきます。爽快な後味のバニラやミルクアイスがさっぱりと詰まっていました。
テレビ塔!タイミングによってあらゆる色彩に点灯。このときは青と赤。東京と札幌で、ジーンとルビーに満たされる2024年夏。
おはようございます!土曜日朝はクラスレッスン見学会!朝ホテルにて、NHKチコちゃんに叱られるを見ていたら元吹奏楽部部員としては興味津々、
高校野球の応援歌の定番化の謎についての内容で、じっくり視聴してから10時に出発。ジーンのお出迎えです。
キャスト変更の告知。奥田さんの変更はこのとき既に発表されていました。
舞台上のクラスレッスンにも参加されていましたが、ルビーで組む予定であった渡邊拓朗さんに開始前に声をかけにいっていらして、
手を合わせながら詫びているようなご様子でしたので直前に決まったと思われます。
拓朗さん、優しく頷いている表情で、急遽の直塚さんとのペアもきっと大丈夫と思わせました。
ポスター達が札幌にも出張。
札幌公演の主役ペアがフォトスポットポスターに登場。
いざ、見学会へ。座席指定のため、入場も大変スムーズでした。自由席ですとどうしても名画モナ・リザの来日やウィンドウズ95発売を思い出す大行列に。
自由席か指定席か、(新幹線か笑)どちらが良いかは悩みどころでしょうか。
見学会後、東京から北海道他地域経由でいらした新国常連の方と大通ビッセにあるきのとやカフェへ。町村農場のお菓子やソフトクリームもあり、開放的な店内です。
新国くるみ札幌公演前に、お世話になっている北海道ご出身の新国立常連さんからきのとやのシュークリームを勧められたことがきっかけで
以降札幌に来たときは必ず立ち寄っています。北海道他地域経由でお越しの方、初きのとやだったそうですが
クリームの上品でさっぱりした味やブルーベリー入りのベイクドチーズタルトのさくさく感といい、お口に合って大変喜んでいらっしゃいました。
オムパフェ、イチゴがきらりとゴロゴロ。2019年以来に注文。このあとは劇場でルビー!!!
ちなみに会計しようとしていたら、この日に来札の友人にばったりと会い、オムパフェテイクアウト購入目当てで来たそう。オムパフェ、人気です。
再びの主役変更で、3幕代役は福田さんと池田さん。福田さんはまさかのシューズ取り返してきての代役でした。
米沢さん、どうか無理のないように。そして一緒に降板せざるを得なかった奥村さんの、カーテンコールでの寛大さにも東京に続き再度頭が下がる思いがいたしました。
終演後は友人とすすきのの酒場へ。アラジンとプリンセスの新居に似た外観です。
さあ、いよいよこの台詞。札幌で大好きなダンサーを観たあとに飲むサッポロクラシック生は格別な美味しさ!!!
居酒屋ですがお寿司屋さん気分での利用も歓迎との宣伝に安心し、7貫盛のお寿司。
シャリは大き過ぎずネタはしっかりボリュームで、楽しく美味しく居心地良くいただきました。
一緒に行った友人は2020年の新国眠り札幌公演時にも一度一緒に食事し、
(吉田監督ものちのインタビューで仰っていましたが、関係者の皆様はこのときは外食禁止令が発令されていたとか。よりによって札幌で涙)
2019年の新国くるみ札幌公演にて私が1人で訪れ、もう一度行きたいと思うほど気に入ったすすきのの大衆酒場へご一緒してくださった方。
しかもお酒お飲みにならないのに私の要望を聞いてくださり優しやー。私がサッポロクラシックや日本酒を片手にしている横で
自家製ジンジャエール飲みながらお寿司やザンギを味わってくださったこと、忘れません笑。
今回は静岡茶飲みながらお寿司を召し上がっていました!
その次は私は第二部、すすきののラーメン獅子王へ。獅子舞鑑賞した後ですので、そしてあと生まれ日が数日遅ければ獅子座になっていた蟹座の私でございます。
5人ほど並んでいましたが、回転は良く、すんなり入店。ちなみに昨年12月に訪れた人気有名店のすみれは、この日通りかかったところ21時過ぎは大行列でした。
すみれの、冷めないように膜を張っている滑らか多重奏な味噌スープが絶品で私もまた行きたいとは思っているお店ですが、時間を選ばないと難しそうです。
昨年12月は、日曜日の18時頃の来店であれば15分くらいで入店できました。但し粉雪舞っていましたが。
店舗で味わっているので都内でも販売しているすみれ監修のカップ麺には手が伸びず。いつかまた行こうと思っております。
私の中の日本三大ラーメンはとら食堂(福島県白河市)、すみれ(北海道)、博多一双(福岡)、です。
当ブログ、今に始まったことではないが、バレエブログとは思えなくなってきた汗。
着丼!食べ方紹介に従っていただきます。そしてティッシュ箱の模様がルビーに見えるのは気のせいではない。
さてお味は、まろやかでほのかな甘みもあり、看板の猛々しい百獣の王なる獅子からすると意外な味わいかも。
こってりしていない、されど深みはあり、味変のときに入れた海老ラー油や海老粉入りの一味唐辛子も良い具合に刺激となって身も心も満たされました。締めに嬉しい味わいです。
おはようございます!毎回撮っておりますが、時計台2024夏!札幌に来た気分にさせてくれます。
チェックアウト後、hitaruの傘立てに置き忘れていた傘を持ってホテルに返却し、暫し散策。
札幌の四季を満喫中の、札幌市中央区のマスコットキャラクター、中ウォークん。
お昼はスープカレーhiri hiriへ。カレーも字体も燃えよルビー!な色合いです。スタンダードなチキンカレーを選択。
チキンがパリッと焼きあがっていてチリパウダーもまぶされていて香ばしく、ブロッコリはカリッと。
意外であったのが山芋らしきお芋が入っていて、ねっとりホクホクした食感がカレーとよく合いました。
イチニ、イチニ、毎度ここから撮るテレビ塔。
ポンポコリンのお腹を摩りながらアラジンに出てくる裁判官達のように歩いていたら友人に目撃されていたらしい。ああ笑。
懲りずに札幌市駅近くの店舗、月と太陽にてルビー色のビール。イシカリフェニックスラガーだったか、心躍る名称です。
脳内で、プリンセスの登場やルビー、ゴールドシルバーと火の鳥を再生しつついただきます。きりっと甘い味でした!
2日目開演!幕間にはモリヒコのフルーツサンド。スパークリングワインと一緒にこれも必ず食べたい!(まだ食べるんか)
たっぷりなふんわりクリームとイチゴが挟まっています。
hitaruロビーからの景色。
無事終演、名残惜しいが帰途へ。今回の締め括りは新千歳空港ラーメン道場での函館ラーメンあじさいへ。
きのとやを教えてくださった北海道ご出身の新国常連の方によれば、北海道のラーメンの元祖の1つが函館の塩ラーメンらしい。
札幌に来ると大概は味噌を選んでいたため塩は新鮮。すっきりそして葱たくさんでさっぱりといただけました!
それにしても、西洋の舞踊芸術に従事されていながらスタジオだけでなく、道場もしっくり似合いそうだなあと再度想像。
人魚姫も楽しみですが、お着物姿が恋しいので竜宮再演も是非!
梵鐘の聲再演も歓迎!パゴダは、4人の王の描写を改訂してもらえたら歓迎!
機内ではりんごジュースいただき、余韻に浸りながら浪漫飛行満喫。木曜日夜から日曜日夜まで、管理人も駆け抜けました。
さらば北海道、また会う日まで!!!
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