3月24日(日)、福岡市で田中千賀子バレエ団Dream6『白鳥の湖』全幕、バレエ・コンサートを観て参りました。
福岡県での鑑賞は2007年坂本バレエスタジオ20周年記念『眠れる森の美女』、2015年『ドン・キホーテ』、2019年『真夏の夜の夢』(ともに田中千賀子バレエ団)、
2023年12月の博多座「市民檜舞台の月」公演西区フィルハーモニーオーケストラ&SUGAI BALLET STUDIO『くるみ割り人形』全幕に続いて5回目でございます。
※ポスター、プログラムデザインは福岡を拠点に活動なさっている諫山直矢さん。麗しい絵が目を惹きます。
田中千賀子バレエ団のご投稿にたくさんの舞台写真掲載されています。どうぞご覧ください!
第1部はバレエ・コンサート。小さな子供の生徒さん達の微笑ましい作品もあればドン・キホーテ、海賊、タリスマン、ダイアナとアクティオン、と
グラン・パ・ド・ドゥも何本もあり、しかし出演者の一生懸命な様子やパ・ド・ドゥがどれもしっかりハイレベル
且つ田中バレエの特徴でもあろう誰もが上品に纏めていてこれ見よがしな部分が一切見当たらず。
格式高く踊るように訓練されているのか観ていてこちらまで背筋が伸びそうな心持ちとなって1時間超えもあっという間に感じたのでした。
最終を飾った松田カンナさんとマイヤー敬洋ハリーさんによる真夏の夜の夢パ・ド・ドゥがびっくりするほどに丹念な踊り込みで
何しろこのパ・ド・ドゥ、私は昨年英国ロイヤル側から指導者も招いての初台公式上演で「7回」観ており、7回も観れば振付も細かな部分も自ずと覚えてしまうわけですが
松田さんの身体の艶かしい使い方や仕草の呼吸、強弱の付け方や目線の送り方といい粗が寸分も見えず。
前回鑑賞した2019年のジゼル2幕パ・ド・ドゥにて、身体から雫が静かに滴るような清らかなジゼルに度肝も抜かれ、
清水健太さんアルブレヒトと揃って全幕を観ている気持ちにさせられたときに続いて今回も幕物の中の世界がそのまま出現した仕上がりに驚かされた次第です。
ハリーさんの緑色モシャモシャ衣装も絵になっていて(昨年のゴールデンウィークにおける諸事情で、私はオベロンに対する採点が厳しいのです笑)、妖精王として君臨。
メインは『白鳥の湖』全幕。オデットは主宰の田中ルリさんで、柔らかな背中を生かした大きな羽ばたきが実に滑らか。
手を掲げるポーズ1つで周囲の空気が変わり舞台が格の高いものになっていた印象で、悲しみに打ちひしがれる感情が全身から波打つように伝わりました。
アダージオでは心の震えがそのまま音楽と溶け合って情感豊かに表れ、 一方白鳥達を前にすると長らしい威厳を湛え、
白鳥達を一身に守ろうとする強さと、閉ざした心を王子の前で開いていく過程の健気な美しさの双方が覗いて
大掛かりな公演の全体を背中でしなやかに率いていたお姿も心に刻まれております。
田中千賀子先生のご挨拶文によれば現在はバレエ団、スクールの経営をルリさんが一手に担っていらっしゃるようで、
コンクール審査員やワークショップ指導等各地で大多忙なスケジュールに追われる日々でしょうに
僅かなステップであってもふわりと優雅な余韻を残し、物語を動かしていく踊りの一瞬一瞬に目を奪われ、自己を律しながらの弛まぬ訓練の賜物なのでしょう。
オディールの松田さんはゴージャスな美で王子を翻弄してこれは騙されても仕方ないと感じずにいられぬ魅惑的な姫。
音楽を全身でたっぷり使いつつポーズが正確で崩れず型をきちんと保ちながらも醸す色香は芳醇でうっとり。
また過剰な表現には走らず、抑えるべきところは抑えてあくまで品良く仕上げていく点も好印象でした。
今回はオデットとオディールが1人2役ではなく、田中さんと松田さんは当然お顔も似ているわけではないはずが
腕の使い方、指先の表現において香りを奏でるような優雅さを描き出す仕草がよく似ていると観察。
ですから白黒全く違っていてもふとした瞬間に王子がオデットとオディールが重なる旨が納得いく展開と思えたのでした。
オディールの頭飾り、衣装模様も豪華でしたが松田さんご自身のオーラが着用物を超越し、ロットバルトとひっそりと話し合う下りまでもが危うい色めきが充満。
そしてロットバルトは山本隆之さん。田中バレエ独自の版で1幕から王妃の側近に化けて王妃の心をも操りながら城内を支配するキャラクターとして登場し
黒い衣装に身を包んでの佇まいにああ身震い。時間戻って、プロローグでオデットを背後から捕らえて白鳥の姿に変える箇所からして
ど迫力な音楽をも覆ってしまうほどにドラマティックな嵐を吹かせていらっしゃいました。
全身特に眼光から恐怖な光を発し、悪魔なモシャモシャ衣装も馴染むのみならず神々しさが更に増強。
崖の上でも地上でも、白鳥達を従わせ、オデットと王子を引き裂こうと意のままに支配するお姿に何度も仰け反りそうになりました。
プロローグや1幕からして怪しい光を帯びている演出には例えばヌレエフ版やライト版も同様かと思いますが
前者は家庭教師として王子を沼へ誘き寄せ、後者はプロローグから葬送行進で始まり王子と王妃は着替えはあるものの一貫して黒い衣装でずっと喪に服している演出。
両者ともだいぶ陰鬱な雰囲気が漂っていると思いますが、田中バレエ版はあくまでロットバルトは王妃の側近として1幕は登場し、
祝祭的な部分をたっぷり見せながらも側近ロットバルトと王妃のやり取りには怪しげな空気が凝縮。
そのバランスが面白く、青空も見える屋外での爽やかなお祝いの真っ只中にじわりと黒い光が接近する緊迫感、双方の面を色濃く描出していた印象です。
それにしても、仮に動きはなくても、例えば椅子に腰掛けて辺りを鋭く見据える表情からして
寒帯恐怖圧を放つ不気味さやおっかなさ、加えて心臓を貫通させそうな冷たい色気は何処からくるのでしょう。
2024年は2月と3月、24日は(2月は23日も含むが)2ヶ月連続悪魔記念日な管理人でございます。
王子とベンノの友情にも重きが置かれ、特にベンノは王子の友人兼秘書、マネージャー並みに大活躍。
青木崇さんの王子は最初から風格があり一見お困り坊ちゃんな様子はないものの意外と抜けている部分がある設定なのか笑、
3幕舞踏会では幕が開いても着替えせず白い衣装のままで、身支度間に合わぬそそっかしい駄目王子っぷり。
マネージャーや秘書どころではないオカンなベンノに催促される始末で、そんな王子の第二の親とも思えるベンノの田中陣之介さんは
あちこちで踊る、支える、王子のお世話する、時には励ます、現実を見るよう促す、と大忙し。
1幕パ・ド・トロワはステップ詰め込みな高難度な振付で、王子の2人の妹とベンノが踊る設定として披露され
脚がつりそうなややこしい動き満載ながら鮮やかにサクサクとこなす3人に大拍手でした。
王妃の心理も物語を左右する鍵となり、特に4幕に向けてドラマを加速させるほどに重要視した設定で登場。
1幕ではまさか操られているとも知らず側近ロットバルトの言いなりになっていた王妃が
3幕舞踏会の最後、王子がオデットと間違えてオディールに愛を誓ってしまって大後悔する箇所で王妃もようやく自身がロットバルトに操られていたと自覚して我に返り
王子のみならず王妃も自身の過ちに対して悔いて嘆く、何十にも懺悔が絡んで拡大。一気に4幕湖畔へと繋げていらっしゃいました。
それから子供から大人まで、白鳥のコール・ドがよく纏まっていた仕上がりも心からの賛辞を送りたいばかり。
田中バレエでは子供に無理にポワントを履かせず、ある程度の年齢と思わしき生徒さんもバレエシューズの方が何人もいて、身体を痛めないためにも非常に大切なこと。
大人も子供も、バレエシューズでもポワントも関係なく、全員が丁寧で美しい踊りで湖畔の場を彩っていました。
ジュニアチームと小さな子供チームにも上手く分けながら出入りやフォーメーションの組み方も立体的でスムーズ。
また揃っているだけではなく1人1人から嘆き悲しみが聞こえてくるような白鳥達で、相当踊り込んだのでしょう。
だからこそ終盤の雷鳴のような轟きにも負けぬ、全員でのロットバルト追い詰めにおける生命力の強さに息を呑み
オデットと王子が身を投げてロットバルトが滅びていく劇的な流れをぐっと押し上げていました。
白鳥はコール・ドこそ主役とも思えたひと幕でございます。
ベンノや王子の友人達の肋骨服や、トロワのハイネックに膝丈のチュチュといった衣装からして中世ドイツに括らず、もう少し近代寄りの設定に思えましたが
統一感がきちんとなされていて、全編通して洗練された空気を纏う舞台でした。
バレエ・コンサートと『白鳥の湖』全幕合わせて約4時間半に及ぶ大掛かり公演であっても、観れば観るほどに舞台の世界に吸い込まれ
そして大宰府で昼食の他におやつを3回食したはずが4幕では空腹も劇的クライマックスへと向かい(笑)、
それだけエネルギーが吸収されるスケール強な公演であった証でしょう。終演後も脳内は白鳥のあらゆる音楽がオディールのフェッテの如く旋回し
そのまま足取り軽く天神、祇園で飲食ハシゴ、そして宿泊先の博多へと会場の市民会館から徒歩移動。
心身どっぷり福岡の湖に浸かった田中バレエDream6公演でした。
以下、写真多数ございます。新年度早々そんなん見ている暇はないとの方は恐れ入ります、次回の移動距離短時間杉並区環状七号線の旅記事をお待ちください。
お時間に余裕のある方は以下、どうぞ。
これまでの福岡4回訪問全て交通或いは天候トラブルに見舞われており、5回目の正直、4度あることは5度ありか、もうトラブルありきで向かいましたが
最後の最後でございました笑。もう福岡は私にとって心穏やかな旅程は困難と宿命づけられている県であるとみなしておりますが
今回はそこまで切羽詰まる事態にはならず一安心。また美味しいものにもたくさん出会えました。
前日は上演時間約3時間15分の東京シティ・バレエ団『眠れる森の美女』全幕を東京の初台にて夕方から夜にかけて観ておりましたので、
早朝出発にしなかったのは正解だったかもしれません。そういえば前回昨年末の福岡も前日は初台にいて
新国立劇場バレエ団『くるみ割り人形』鑑賞そして劇場レストランマエストロで終演後食事もしていたた23時過ぎまで初台にいたのでした。
そして同じ時刻出発便であった。何だか似た展開です。出発時間までまだ1時間半ほどあるが、空港へは毎度早く来てしまいます。
本来の福岡への目的を疑われそうですが。
博多駅からバスで太宰府天満宮へ。宿泊先が博多駅すぐそばでバスターミナルも近く、便利でした。
参道にて、ふくやで五重塔明太子セット。明太子トリプル・ビルです。 しっとりつややかなもの、香ばしく辛いもの、色々!ご飯は最初から大盛りがおすすめです。
少し参道を駅方面に戻りまして、大和屋風見鶏へ。
これが食べたかったスワン型の器のコーヒーゼリー。想像の3倍のボリュームで、ラーメン小丼くらいのサイズです。
店員さんが一生懸命持ち上げながらテーブルにそっと置いてくださいました。
コーヒーゼリーの他バニラアイスもずっしりたっぷり。
つまり、白鳥黒鳥兼備のスワンでございます。福岡で白鳥の湖観るからには来てみたかったのでした。
コーヒーカップのロイヤルブルーと金色の組み合わせ、内装や店員さんの服装もクラシカルで素敵空間。
梅と橋。霧雨でしたが歩く分にはさほど困りもせず。
太宰府天満宮の牛さん。頭飾りからして新国立劇場でソロルを踊りたいようです。やる気満々!
梅ヶ枝餠。熱々、ほくほくの粒あん入りです。子供の頃はあんこが苦手でしたが今や好物に笑。旅先では甘味処や和菓子屋さんも好んで行ってしまいます。
子供の頃、入学式や卒業式などで貰った紅白饅頭はすぐさま妹(幼少期からあんぱんやお饅頭が大好きだった)の手に渡っておりました。
どんぐりの森大宰府。本当に雨が降っていたため、バス停のトトロ達の世界そのままでした。
子供の頃、雨の中で妹とバスを待っているとき、ねこバス来たらどうする?乗る?と聞いたら、乗る!!と妹から返答。ふかふかの椅子に座ってみたいらしい。
そしてトトロに会いたいからとのことでした。
この後私はドイツの森へ。
こちらも参道沿い、キングスベリーにてあまおうのチーズケーキパフェ。可愛らしい小ぶりサイズですが、あまおうが大きいので満足感あります。
イチゴソースは果肉いっぱい、下に隠れているチーズケーキは爽やかです。大宰府ではおやつ3回食した管理人でございます。
劇場でお世話になっている猫好きな方でしばしばおやつ記事を投稿なさっている方がいらっしゃり、毎回可愛らしい投稿内容で癒されております。じ○○○○様、ありがとうございます!
この店は大宰府のみであるか、大宰府の飛行船。ムスカの声優寺田農さんが逝去され、寂しい涙。バルスのタオルがふと見え、「目がー目がー」が思い起こされます。
帰りは市民会館へ行きますので電車で天神へ。しかし天神は大繁華街で百貨店も複数あり、市民会館方向の出口に降りたつもりでも立ち位置分からず笑。
ひとまず海の見える街へ向かいましょう。(ちょうどこの前々日に放送された魔女の宅急便のキキの気持ちがよか分かります。)
道路案内発見!!ここから歩いて15分くらいだったか。雨は止んでいました。
歴史ある趣なホール。2015年、2019年以来3回目の訪問です。
帰りも雨は止んでいて、ならば今回も屋台へ。前の田中バレエ鑑賞時の2回は川沿いを歩いて中州へ向かいましたが今回は天神から行ってみましょう。
ガイドブックで大々的に紹介されているお店とそうでないお店で混雑具合にだいぶ差があり、
私が入ったてっちゃんは特に大きくは取り上げられていないためかすぐ入店できましたが
ドイツの森から博多の森へ帰ってきましたと言わんばかりなこの銘酒。つやっとしていて優雅な喉越し!
そして写真上手く撮れずでしたが明太子餃子が美味しいこと!パリッとサクッとした食感で明太子の味がキュッと全体を締めていてほどよい辛さ。
店員さんそして周りのお客さん達も親切で席を詰め合ったり、注文した料理について話も弾み、大変楽しい時間となりました。
このあとのラーメン、翌日の朝食もですが、少し並ぶにしても1人ですと空きが出やすく、スムーズに事が運ぶ気が。
次はラーメン!お目当ての店が宿泊先までの帰り道に立ち寄りやすい場所に支店が2店あるようで、てっちゃんの角を曲がって中洲方面に歩いていくと、まず中州店は大行列。
更に移動して祇園店は行列短めでしたので暫し待機。友人達からNHKバレエに饗宴放送経過情報が入り、このとき永久さんスチョーピンさん組だったか。
しかし管理人、博多の夜の誘惑に負け、真横に提灯!待っている時間も楽しかー。
そういえば、前回饗宴2022の放送時も旅先にいて、ちょうど大阪のKバレエスタジオさんの舞台鑑賞帰り。
このときは友人が新幹線に乗るまでの時間は新大阪で食事するも、ホテル近くまで戻ってくると難波の夜の誘惑に負け、道頓堀でお好み焼きを1人頬張っておりました。
次回の放送時は管理人は何処を旅して夜の誘惑に負けているでしょうか。
いざ入店。先に食券を購入して渡しておりましたので着席後はすぐ料理が提供されました。
そして来ました、豚骨カプチーノなふわふわなスープ!くせはそこまで無いが豚骨をいただいた気分は十分に味わえる上品なコクのあるスープでした!!
黒白の粋な柄の丼でございます。福岡まで、ロットバルト目当てに観に来た白鳥の湖ですから喜びもひとしおなデザインです。
煮卵はやや硬め。しかしほんのりトロリと蕩けます。麺はカタで注文。管理人、ラーメン啜るのが不得意で食が遅く、硬めが良いのです。
一度バリカタと言ってみたいが、それですと硬すぎる気がして注文できず。
啜り方のコツをいつかどなたかラーメンマイスターに聞いてみたい。
ちなみに辛子高菜もぴりっと美味しく、ラーメンに入れつつ是非ビールと一緒に味わってみてください。
さて市民会館から白鳥の湖の音楽を脳内再生しながら天神を経て、ほろ酔いでバレエも食事も楽しかったせいか相当な距離を歩いていても疲れが全く出ず(かえって危険か!?)、
祇園からも歩いて博多駅へ。前回と同様帰りは市民会館から徒歩のみで博多駅のホテルまで移動でございます。
昨年末に中洲川端にて宿泊したホテルと同系列のところに宿泊。古めかしい内装、調度品が
クラシックバレエを鑑賞した余韻を長引かせてくれます。(屋台やラーメン店行ってきましたが、ここは福岡ばい!)
調度品も落ち着いた趣なアンティーク。
おはようございます!前回の福岡到着後はすぐ中州で昼食をとり、14時開演のバレエを観て16時半には終演、
そのあとのんびり夕食であった昨年12月末の須貝バレエさん公演での福岡滞在時と違い
同じ時間帯の飛行機を利用するも、到着後博多のホテルに立ち寄ったあとすぐバスターミナルから太宰府天満宮へ向かい
その後は天神へ電車移動して天神から徒歩で市民会館、そしてバレエは白鳥の湖全幕とコンサート合わせておおよそ4時間半に及ぶ上演時間でしたので
エネルギーの吸い取られ方がだいぶ強まっていたのか笑、無理に開館時間ちょうどに水族館行く必要もないかとゆったり路線に切り替え。
そんなわけで博多の海鮮料理喜水丸博多1番街店にて整理券もらって並びつつ、
1人であるため席は思ったよりも早くに用意できたようでこちらでのびのび明太子とお刺身モーニング。
注文はタッチパネル式で、注文後少し待ちますが、九州産の食材使用の解説を黙読しているうちに料理が到着!
つやつやふっくら白ご飯に明太子をたっぷりのっけましょう。うう幸せ。そしてその日の朝に市場から届いたお刺身は厚めで鮮度も抜群。
香椎駅で乗り換え。DENCHAは正式略語らしく、決して赤ちゃん言葉ではありません。誤解無きように。
ちょうど3ヶ月ぶり、(前回は12月25日、今回は3月25日、ともに平日月曜日)マリンワールドへ。
ラッコのリロくん!!!この5日後に17歳の誕生日を迎えました。映画『サウンド・オブ・ミュージック』の1曲と同じく、もうすぐ17歳のリロくんでした。
瞳も愛らしい。大きいお鼻もチャームポイントです、
尻尾の造形美
某ダンサー2名にも負けぬ、背中で語れる雄なのです。
水族館から見える景色。天気が良ければフェリーでペイペイドームまで行こうかと思ったが。
マリンワールドにいるときは曇りであったが大雨予報が出ていたため早めに空港へ。さあ何を食べようか。ひとまずラーメン滑走路へ。
福岡は滑走路、新千歳は道場。ラーメン祭りな面を持つ両空港です。ラーメン好きな方は福岡空港もきっと大満喫です。
(ラーメン以外にも食の楽園です、福岡空港)
ラーメン滑走路を通ったものの、こちらに決定、広々としたフードホールにある博多とんこつ黒カレー。福岡での白鳥の湖のあとに嬉しい豚骨黒カレーと白ご飯、鶏胸肉。
日中からビールで乾杯です。研究所らしく、食べ方の説明書きも細かい。
予報通り大雨そして雷雲発生のため離陸は30分少々遅れましたが安全第一での判断ですし、また欠航にならず良かった。
昨年末に福岡を往復したその1週間後に羽田空港でJALの機体の大火災が発生して、空の安全を守る命懸けな大変さが再度身に沁みました。
大都市圏の大型空港はフライトの過密スケジュールの解決が課題とも耳にしており、良き方向へ行きますように。
ANAの座席備え付けのクラシックチャンネルやミュージックトラベルチャンネルが気に入っており、
帰りは離陸時渡辺真知子さんの『かもめが翔んだ日』。羽ばたくばい~!
本やプログラムを読みながら余韻に浸る機内。
マリンワールドで購入したリロくんフォトブック。お眠のリロくん、いい旅夢気分でいざ東京へ。
さらば福岡また会う日まで!!
2 件のコメント:
これ観たかったなあ!
りゅーちゃんかっこ良かっただろうな。
香椎花園は、まだあったのかな?
aruyaranaiyara様
こんばんは。大変お待たせいたしました!
感想お読みいただきありがとうございました。
山本さんのロットバルト、痺れる黒い色気に終始クラクラでした!
最初から王妃の側近に化けている設定も面白く、ダークな趣きを広げて物語にぐっと重厚さを加えてくださっていました。
香椎花園は3年ほど前に閉園してしまったようで、残念ですよね。
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