2024年2月14日水曜日

小澤征爾さん





世界の巨匠、小澤征爾さんの訃報に悲しみが広がり、小澤さんの活躍、貢献についての記事を一段と多く目にしております。
ご冥福をお祈り申し上げます。


残念ながら私は小澤さんの指揮を生では拝見したことがなく、映像やCDで触れるのみでしたが、
クラシック音楽にさほど親しみがない方であっても名前は何処かしらで見聞きしたことはあるかと思います。

つい先日2月10日(土)に神奈川県民ホールへ行ったとき、配布のチラシに小澤征爾さんの音楽塾コジ・ファン・トゥッテがありました。
挨拶文や音楽監督名に小澤さんのお名前、顔写真が掲載され、音楽塾のプロジェクトはしっかりと引き継がれて行くことでしょう。

先ほど私は小澤さんの指揮姿を目にしたことはないと申しましたが、随分前に妹が子供の頃に街中で見かけたことがあるそうで
つい手を振りながら話しかけてしまったらしい。世界の巨匠、気さくに言葉を返してくださったと心に今も刻まれているとのこと。
大リーグレッドソックスの上着を誇らしげにお召しになっていたこともよく覚えているそうです。

22年前、その頃は時々見ていた流行系音楽番組では週間CD販売数ランキングに小澤さん指揮のウィーンフィルニューイヤーコンサートCDがランクイン。
例えば坂本龍一さんのピアノ新作のソロ曲がランクインしたときはありましたが、所謂クラシック音楽コーナーにて販売されている類のCDとしては異例な出来事で
約20年は視聴をご無沙汰している音楽番組ですが、私の記憶の限りクラシックのCDがランクインしたのはこのときのみであったはず。
ラデツキー行進曲を指揮する小澤さんの映像が流れると、司会のタモリさんも驚き嬉しそうな反応をなさっていたのは記憶しています。

そのウィーンフィルニューイヤーコンサートCDを借り、じっくり聴いてみようと思う今晩でございます。
※NHKバレエの饗宴2024が放送予定であった2月18日は小澤さんの追悼番組に変更とのことです。




2002年のニューイヤーコンサートCD。



白鳥の湖全幕CDも在庫にあったので借りてきた。週末に鑑賞するため、気分を高めに、また演奏聴き比べも兼ねて聴いてみます。

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