9月28日(土)、福島県白河市でバレエスタジオプラネ(PLANÉ
)第38回発表会を観て参りました。2021年から4年連続で足を運んでいるスタジオの舞台でございます。
新国立劇場バレエ団の渡邊峻郁さん拓朗さんご兄弟のご出身スタジオで、お2人そして同僚の中島瑞生さん、お三方揃って今年もご出演です。
このトリオを目にすると、8年前の峻郁さん入団時の自己紹介記事におけるラーメン店で過ごされているお写真を思い出さずにいられず。
http://cominess.jp/event/41125
プラネさん、インスタグラムを開始されたそうです!!発表会歴代ポスター写真などにも興味津々。
https://www.instagram.com/plane__1980/
今回は2部構成の小品集と『白鳥の湖』3幕。今年も楽しみました凱旋舞台でございます。
まずはほぼ全員出演のオープニングから。何年か前まではレオタードと呼名が定番でしたが
昨年あたりからは色とりどりのクラシカルな衣装を身に着け、今年はパステルカラーが多めな色合いで
春めく雰囲気もお洒落。終始流れるような綺麗な踊りの連続にうっとりいたしました。
続いては昨年から始まったプラネさん名物のリハーサル風景や出演者紹介。この間に皆さん着替え時間となるわけですが単なる時間確保の映像では全くなく
照明合わせとその日のリハーサルの様子が映像にまとめられていて、とにかく生徒さん達の最もキラリとした瞬間を集めている上に高画質で素敵なセンス。
小さなお子さん達も大人の方々も分け隔てなく仲の良い雰囲気が伝わり、何度も頬が緩みました。
拓朗さんが臨時のジークフリート王子で、騙されてしまった瞬間の場面を何か笑いを誘っていたりと、これはこれで貴重場面。
そして出演者紹介はプログラムの顔写真がカラーで全員紹介され、2人ずつ程度だったか、少人数ずつ映し出されていくので世界バレエフェスティバルもびっくり。
しかしバレエフェスの映像より画質が良く、洗練されている印象。ウェアは皆さん各自自由なようですが
どの生徒さんも着こなしがとてもナチュラルでお洒落で、いくらインターネットで手軽に入手できる時代になったとはいえ、美的感覚が鋭いのか今年も驚かされました。
グラン・パ・ド・ドゥは4本あり、峻郁さんは毎年組んでいらっしゃる賛助出演の方と『ゼンツァーノの花祭り』。
新国立劇場ではまずお目にかかる機会はないであろう、拝見してみたいパ・ド・ドゥの一つで、叶い喜ばしい限りでした。
ピンク色のダリアの花を思わすぱっと華やぐ可愛らしい賛助の方とお互いにホロリと余韻残しながらの
チャーミングなやり取りが微笑ましくて、ピンクや黄色い花びらが舞っている光景が目に浮かびます。
背があれだけお高いのに、曇りが寸分もない職人が研いだ上質な鋏のような脚捌きであったのも目を奪われ、コントロール力の美しさにも感嘆。
胸元の青いおリボンが段々ANAのCAさんな位置にいってしまったのはそれだけ身体が高く舞い上がっていたからこそ。ちゃっかりご自身で直していらしたのはご愛嬌です。
以前今年の3月辺りにも触れたかもしれませんがスケールの小さい話、子供の頃、小学生5人向けアレンジの振付で私もやりましたが
私1人だけゼンツァーノの恥祭りであったので、この人!!と思えるお方で拝見できて、消し去りたい小惨事をだいぶ上書きできた気がいたします。
元は選ばれし人しか踊れぬグラン・パ・ド・ドゥ曲であろうことや自身のパートの一部が男性ソロ部分であるのも
概ね想像がついてしまっていたため(鑑賞をより好む子供の純真さ欠如なことよ)2回やりましたがどうも違和感を拭えぬまま終了。
良い子の皆様はこういう子供でないことを願います汗。
拓朗さんは2本で、エスメラルダは大らかでクリアな踊り方がとても気持ち良く、もう1本のダイアナとアクティオンは踊りの線を太めにした豪快さと、
アダージョ中盤におけるダイアナから受け取った弓を舞台袖へとボウリングのように投げ入れる行動もスマートに成功。
(白河の約1ヶ月前の東京の亀有でまさかの事件が発生しちゃったんです、この場面笑)
ソロのテクニックは勿論、両パ・ド・ドゥともに堅固な城壁を思わすサポートに大きな安心感が伝わり
生徒さん達も心身を思い切り伸びやかにきりっと踊られていて素敵でした。
2025年3月にはいよいよオペラパレスで主役デビュー。初台のサンタクロースとの呼称で親しまれるも
名高いプリンシパル達が踊ってきた『火の鳥』イワン王子の抜擢は驚きつつも、
拓朗さんならロシア民話絵本な色鮮やかな世界を背負って、寿司詰め状態な大編成群舞も率いて物語をしっかり届けてくださる気がしております。
中島さんは以前も組まれた賛助の方と『海賊』より奴隷のパ・ド・ドゥで、最たる意表つくプログラムでしたが
賛助の方とドラマチックな駆け引きで見せ、商人の狡賢さや怖さよりも品のほうが引き立っていて、
ひょっとしたら昨今の世界情勢を鑑みると適した表現なのかもしれないと気づかされた次第です。
第3部は全員総出演で『白鳥の湖』3幕。通常は第1幕にて披露されるパ・ド・トロワを挿入したりと華やかさをプラスした演出に楽しませていただきました。
トロワを中島さん、そして昨年の発表会『くるみ割り人形』でスペインを踊られた大人の生徒さんお2人による構成で
渡邊さんご兄弟のお姉様がこの度もご出演。すらりと背がお高くオーラも踊りも華と気品がおありで
きりりとした美しさも持ち合わせていらして東京から行った一同、もはや虜です!
しかも王子も玉座に腰掛け、民族舞踊の出演者達が周囲から見守る中で披露されていたため、
タイミングによっては渡邊さんご一族が一度にお三方同時に視界に入る迫力ある景色でございました。
それからロットバルトを何と鈴木寿雄先生ご自身が演じられ、生徒さん達がたくさん踊れる場を作れるようにした配慮からかもしれませんが
玉座に腰掛け見守る姿がとても優しく嬉しそうなロットバルトさん。全然怖さはなくても笑、これはこれで魅力的。
生徒さん達が大活躍な民族舞踊や花嫁候補の踊り、そして教え子が立派なダンサーになって
故郷で今年も踊ってくれている目の前の風景に、大変だった練習を思い起こしながら目頭が熱くなりっぱなしでいらしたに違いありません。
ここでは大御所の峻郁さんはジークフリート王子で、特別挿入トロワのときも妙に楽しそうに眺めていらしたのは地元ならではの微笑ましさもあり
花嫁候補たちの様子も優しく見つめつついざ一緒に踊るとなると上の空な表情になってしまっていたのもそれはそれで人間らしい行動と見て取れました。
オディールは昨年金平糖を踊られた、ドイツ留学中の生徒さんで、あっと沸かせるパワーある黒い魅力に同性でもドキリ。
輪郭のはっきりとした踊りにも圧倒され、グリゴローヴィヂ版やブルメイステル版で採用されているオーボエで始まるヴァリエーション曲であったのも妖しい魔力の歯車がぴたりと合っていて見入ってしまいました。
峻郁さんは人違いで恋に溺れちゃう王子様であっても、隅々まで行き渡る踊りやサポートの美しさ、余裕あるエレガントな品にもどっぷり魅了されました。
何度観ても不思議なのですが、例えば大きなジャンプがありそれはそれは高く跳び上がり飛距離も長いのですが
決してぶつ切りにならず音楽や前後の振付、役柄の反映全てを調和して見せることができるのは
容易ではないはずで、鍛錬の積み重ねの凄さに平伏したくなった昼下がりのコミネスでした。
卒業生兄弟&同僚のゲストトリオと、年々生徒さん達の踊りも、緞帳への映写やオープニング、リハーサルや出演者紹介に
小品集でも綺麗で派手過ぎない背景投映といった細かな演出も洗練、お洒落化しているスタジオの、あたたかい楽しい舞台でした。
生徒さん達の晴れ姿は勿論のこと、プロになった渡邊さんご兄弟が故郷で踊ってくれる日を
毎年心待ちにされているであろう地元の方々の喝采がずっと響き渡っていた気がいたします。
プログラムやポスターのデザインは今年もMYクラスの方が手がけられ、オディールの威厳ある妖艶さに目を奪われました。
頭飾りに赤が入っているのも、ロシアの『白鳥の湖』も好きな私としては嬉しさ募りました。
プログラムを開き、出演者顔写真の右ページの下を見ると、撮影者はどうやら専科の生徒さん!?カメラの腕前もお見事です!
それから、いつも受付やプログラム売り場で観客を出迎えてくださる保護者の皆様の優しさや穏やかな空気感も忘れられず。
毎年癒されております。お母様だけでなくお父様も多数出動されているのも印象深い光景です。(他の教室ではなかなか目にしないかも)
また休憩時間にタイムテーブルを眺めていたときに、少し早めに進んでいる旨をとても丁寧に教えてくださった方がいらして、
新幹線組の我々としてはとても助かるお気遣いでした。声をかけてくださった方に帰りに再度お礼を申し上げにいきましたところ
これまたご丁寧なご反応を示され、こちらが恐縮してしまうほど。本当にありがとうございました。一段と清々しい気分で、コミネスをあとにいたしました。
来年も発表会の開催、心待ちにしております!!!
※以下、写真が40枚以上は恐らくございます。もう新国立バレエもまもなくシーズン開幕、お忙しい方はここまでありがとうございました。
お時間の許す方は以下もご覧ください。
今回も前日の9月27日(金)から1泊して滞在して参りました。新幹線停まる新白河駅西側が西郷、東側が白河、
それぞれに素敵なところで、白河でそこまで観光する場所あるのかとよく聞かれますが、たくさんございます。
正直1泊では足りないくらい。また当方自動車の運転免許を持っていないため白河駅観光ステーションの無料レンタルシティサイクルにて借りた自転車でフル稼働。
開店9時から借りて返却はぎりぎり17時50分。ありがとうございました。
4年連続訪問のとら食堂では嬉しい再会もあり、その後は南湖公園と隣の南湖森林公園両方を訪れ、
更に自転車走らせてまるごと西郷館では家族から頼まれた食料品も購入。
自転車返却後に2年連続で伺ったコミュニティカフェEMANONでは英語教師目指す素敵な大学生と出会い、
宿泊地近くの気になっていた餃子店登へもようやく訪問。
前日から祭りな滞在となりました。では以下、どうぞ。
出発、東京駅を6時40分発の新幹線でいざ新白河へ!!
4時半頃は土砂降りの音がしましたが出発する頃は霧雨に。
2022年に新白河駅で購入したしらかわん、2017年に白河市の企業の方から展示会でいただいた赤だるまさん
(渡邊さんのことを話したら、残念ながらバレエやその方は知らないけれど白河ゆかりの方の華々しい活躍が嬉しいから
好きなだるま1つ持ってって!!と言ってくださったのでした)、
2019年に有楽町での福島物産展にて白河ラーメン購入者に1つ配られた青だるまさん、
そして昨年まるごと西郷館でのガチャで出てきたニシゴーヌとしらかわんの磁石、皆で里帰りです!
もうすぐだよ〜。
火の鳥の絵⁈に引き込まれます。
新白河駅、到着!昨年と同じだが、ホテル位置をまずは駅から確認。そして降雨確率高いとの天気予報が外れ、那須辺りからは青空。
ただいま~。しらかわん、1年ぶりの新白河駅です。自分の出迎え看板見て喜んでいます。
白河駅方面の電車が来るまで30分以上間隔があるため、まずはホテルへ荷物を預けに。
新白河駅の高原口、お花が丁寧に植え込まれています。今思えば西郷の花祭りを発表会前日朝から満喫していたのでした。
ちなみにこの時計、9月28日の時点では数分進んでいました。1本乗り物逃すと焦る事態になりますので、何度かひやひや笑。
ただバスと電車どちらもあるのは安心。
切符購入して乗車。SuicaやPASMO、使用不可です。しらかわん達、久々の小峰城!
切符は大概箱に入れて、改札を出ます。稀に駅員さんがいらっしゃる時もあります。
観光ステーションが開くまで15分ほどあり、せっかく青空も覗いているので小峰城へ。現在工事中でした。中にはきっと入れない!?
毎度恒例の記念写真をどなたかに撮っていただこうとするも暫くは私貸切状態で、
10分ほどすると観光客の方が通りかかり、写真撮っていただきました。ありがとうございました!友人からは、自撮り棒持参を勧められました笑。
工事中であったため内部の見学や城内散策しながらの、お顔は翌日には中世ドイツの王族を踊られるであろうお方の容貌を当て嵌めつつ
刀を持ち袴履いた凛とした武士の通過想像はお預け、また次回です。
9時に開き、一目散に自転車レンタルの手続き。熱量過多な観光客と思われたに違いありません。(とら食堂がかかっているんです笑!!)
こちらの受付の方はどの方も親切で穏やかで、いつも観光を気持ち良く開始できております。ありがとうございます。
まずは駅舎の前で自転車と撮影。この駅舎はずっと残してほしい、レトロで可愛らしい作りです。品ある小さなステンドグラスもセンス良し。
最近愛媛県の松山駅が大改装されて家の形をした駅舎がなくなったと知り、
何度も利用し、今年も9月頭に行ったばかりなのにと、驚きでした。ただ安全面を考えれば止むを得ないのかもしれません。松山駅にも遂に自動改札ができたとか。
新白河駅から白河駅に向かうときと同様、いつもスタンプ押してもらっていた松山駅が遠のいていく気が。
しかも松山から岡山にしても香川方面にしても、特急電車乗るときもホチキスのようなスタンプで。手作業の味がありましたがな。
まずはコミネスへ行き、発表会のチラシをラックからもらってきました。そして自転車でいざ、とら食堂へ!!!途中、必ずここで一旦撮影。
とにかく山田パンを通ったらあとはほぼ直進なので道に迷う心配なし。坂道もないので疲れることもありません。仮に自動車運転免許持っていても、自転車ので行くと思います。
そういえば、つい移動に気を取られて毎回撮り逃すのですが、那須花(ナスカ)の地上絵が見られる公園があるとの看板が道中にあり。どんな公園なんだろうか。
とら食堂到着!白河駅から自転車で約25分です。高校の通学自転車が片道30分でしたのでなんてことありません。
そんなことを家族に以前話したら、高校生やっていたのは何年前だ?と聞かれ、言葉に詰まった私でございます。
大学生以降は30分以上意識して身体を動かす有酸素運動が年間5回を下回る生活が現在に至るまで続いているのは事実ですが
ただあのですね小学校卒業時や中学生の頃に比較すると身体も軽くなり、何をやっても疲れにくく、
体重増えやすい体型が肥えやすい体質は変わっとりませんが健康体なんです。今の方が。
待ち時間も持て余すこともなく、お店の近くに食農工房五箇があり、自家製食品や雑貨を販売。幟が立っているのでとら食堂からもよく見えて分かりやすい。
行ってみると焼き立てのもち米パンやお菓子、お米、お餅、雑貨類と色々目移り。
干し柿入りのもち米ビスコッティと、観劇の旅では初めてお米を購入いたしました。
お店の方々から繰り出す福島の言葉が素朴であたたかく、令和の米騒動についても話が弾みました。
今はスーパーにも並ぶようにはなりましたが値上がりはしています。
自転車で来ている人は見当たらず。(そりゃそうか)お客さんの大半は車でいらしていて整理券をもらうと車内や、
或いは車で移動して南湖公園あたりをドライブか、一旦外へ出る方も多いもよう。
9時40分頃の時点でウロウロしているのは私くらいでした笑。整理券を発行してお店前の待合スペースを歩いていると従業員の方が様子を見に姿を現され、嬉しい再会!!!
昨年注文後に席でプラネさんのチラシを眺めていたとき声をかけてくださった方が覚えていてくださり、幸せこの上ない再会でした。
多分今年も来るかなと思っていてくださったとか。大正解です。プラネさんととら食堂はセットです!!!
2018年4月にとら食堂さんを取り上げたNHKプロフェッショナルの放送も勿論視聴しており、
その頃はプラネさんは発表会開催時期が12月で、渡邊さんは新国立のくるみなりシンデレラなりと重なりお出になれず。
白河へ行く機会があればいつか渡邊さんの凱旋舞台とセットで訪れたいと当時から憧れの眼差しで視聴していたほどです。
チラシを眺めながらゲストの3名が小品集で何を踊るか予想屋を行うのも大事な任務です。当日入りする東京の友人達には写真撮って送信。
私が今年も朝からとら食堂に行っていることを喜んでくれました。とら食堂での待ち時間にこのお3方の予想屋、格別な時間です。
少しずつお客さんも増えてきて、番号で呼ばれるまで茨城からいらした方と、これからの行き先や既に立ち寄ったところなど、ずっと話し込んでおりました。
また待っているお客さん同士で何処から来たか自慢など。待ち時間もあっという間です。
さて11時半前には呼ばれ、待ち時間に親しくなった茨城の方にもお礼を伝えていざ入店。そして来ました!今回はチャーシューワンタン麺。
2021年は中華そば、2022年はチャーシューワンタン麺、2023年は中華そば、と順番が固定のため今年はこちらにいたしました。
澄んで深みある上品なスープに、やや平たくコシもある手打ち麺もあああ美味しい。ワンタンもたっぷり!うはうは。現在のところ日本一好きなラーメン店です。
退店時も先ほどの従業員の方が優しく言葉をかけてくださり、別れは寂しくも心晴れやかに手を振りながら次へ移動。空も明るく雨にも降られず。いざ南湖公園へ。
南湖公園までの道のりは長い坂がありますが、まあ、漕いでいれば着きますので。
ただいつも地図見ずに道路標示を頼りに移動しているため一番の効率良い近道かどうかは分からずです。近道を調べたい方はご自身でどうぞ。
南湖公園到着。昨年とは違う方向へ半周です。反対側とはだいぶ別世界でお土産屋さんや甘味処が並び、静かであっても穏やかな活気がありました。
反対側を昨年自転車で走ったときは、人を3人も見かけず。今回はカフェや甘味処もほどよく賑わい、神社周辺では結婚式の前撮りらしき方々も。
さて、お目当ての1つ。とら食堂の待ち時間にグルメガイド読みながら研究、水月にてちょいたべセット。
しかしちょい、な量ではない笑。みたらしはやや辛めで甘さ極力抑え目で香ばしく、小倉あんはこちらも甘過ぎず小豆のほっくり感があって食べ応えあり。
これで300円!つくづく思いますが、あんこ苦手を子供の頃に脱して良かった。
小学生の頃は卒業式や入学式でもらった紅白饅頭など、いつも妹にあげていたのです。(妹は大喜びであったが)
今や観劇と合わせて自身であんみつ屋さんや和菓子の食べ歩きもするほどに。妹からも驚かれます。
さてお店のすぐ近くに看板があり、もう少し進むと南湖森林公園へ行く道とのこと。南湖公園と南湖森林公園、何が違うのか、せっかくなので行ってみましょう。
坂道には木彫りのリスが佇んでいました。守り神でしょうか。南湖森林公園はほぼ登山道。急な登り坂が続きました。しかも、復路も誰にも会わず、もしやまたもや貸切??
更には歩いていると目の前をあらあ、白く美しい蛇さんが通過。
恐らくは毒蛇ではなさそう。(バヤデールの観過ぎ笑。しかし今年は上演が多かったのは事実。新国立とKバレエと合わせて8回くらい観たと思う)
加えてそうだ、受講は数少ない貴重レッスンにて同月にガムザッティ風なことを習ったので蛇も現れたくなってしまったのかも。
或いはその先生が凱旋なさるなら蛇さんも観たくなったのかもしれません。
更に歩いていくと展望台。それにしても涼やかな青空。日もだいぶ射してきた。雨予報は何処へ??
どんぐりが多数落ちていて、どんぐり広場と呼ぶらしい。トトロが好んで現れそうな予感。トトロのどんどこ踊りって、プリエが綺麗なのです。
ジゼルベンチもございます。南湖を眺めながらの口説きはどんな夜景よりも効力がある、と占い師のマッジが言っていました。(演目ちゃうで。そして信憑性は不明)
それはそうと眺望は良い場所です。花占いごっこは、お好きにどうぞ~。
森林公園から戻って抜けて、南湖ほとりにランプカフェ。役場だった建物を移築したようです。
魔法のランプがかかっています。もしや青塗りファースト配信ジーン2024がお茶でもなさっている??
配信ジーンさまはお留守でしたが、自家製ブルーベリージャムがかかったカップソフトを購入。ジャムはさっぱりソフトクリームは濃厚!
そして焼き菓子も多種揃えていて、当日に白河入りする友人達への魔法のランプのシールが貼られたパウンドケーキをお土産に購入。
味も何種類もあり、迷ってしまった。
店内はレトロな内装で、タイムリーなことに白鳥が大きくデザインされたオブジェ?もあり。内部の撮影不可であったため、ご覧になりたい方は是非店舗へどうぞ。
仮に本物のランプが置かれていて私が擦ってみたとしても、今おやつ中なのに呼び出したのは誰だ!?と配信ジーンさまからお叱り受けそうな私でございます。
さて、いざ新白河駅の高原口側へ。これまた地図を見ず、道路標示や南湖公園から見える
東横インホテル(何処からでも目立つ!)を目印にして向かっていきましたので一番の近道かどうかは分からず。
ひとまず高架下を通過~。
約40分かかって到着、まるごと西郷館!!ニシゴーヌガチャと、家族からジャムのお土産も頼まれており、クラフトビールも買いたい!さあお買い物です。
昨年と同じジャムはなかったものの、ブルーベリーだけでも何種類もあり、またもや迷う。つぶつぶを強調しているラベルのものに決定。
昨年買っていった種類のブルーベリージャムは家族曰く、これまで食べた中で最も美味しいと大感激しておりましたが
今回の購入したジャムも瞬く間になくなりまして(10/12の時点で空になりました)私も昨年と同じく、美味しくいただきました。
ニシゴーヌガチャではしらかわんとの共演デザインのものが出てきて、両地域を行ったり来たりしている状況でしたのでこれまた喜ばしい。
こちらに来たら西郷ソフトクリームも欠かせません。季節限定シャインマスカットとのミックス。
今年夏に新国立バレエ『アラジン』の札幌公演に行くも、帰りの新千歳空港での搭乗ロビーにおける毎度の儀式である
ソフトクリーム掲げて撮影をしそびれてしまったので(購入しに行こうと思ったら、
公演の余韻他、諸々ときめきっぱなしで
大興奮気味な東京から来た乙女に遭遇し笑、話を聞くうちに満たされてしまったのでした)3ヶ月越しに実践。
そして後味さっぱり感と濃厚感を反復横跳びするような味わい、大満足!
目の前にあるのは西郷の工房にて、鍬を用いて作られた花飾りらしい。まるごと館の花祭り。
再び自転車を漕いで、一旦ホテルにチェックインしてちょこっと休憩。夕方過ぎには自転車を返却するためいざ白河駅へ。
新白河駅と白河駅の間にある、夕空を背景にラッコランドリー。バスやタクシーでも通り道沿いにあり。
ここで会員カード作ったらラッコが描いてあるのだろうか。ふかふかもふもふ。
無事白河駅の観光ステーションに返却。1日がかりでありがとうございました。シティサイクルなら無料とは。
アットホームな雰囲気で、18時までに返却のため10分前には返却すれば良いであろうと夜ものんびり走らせていたら
15分前にご心配のご連絡をいただいてしまい、申し訳ないやら恥ずかしいやら。
営業時間開始と同時に借りて17時45分になってもまだ返却に来ない呑気過ぎた客でございましてすみません!
それにも拘らず、急かしてしまいすみませんと恐縮なさっていて、到着するとにこやかに応対してくだいました。本当にありがとうございました!
返却後、少し歩いて駅の南側へ。とら食堂へ行く道を再び歩き、昨年も訪れて楽しい時間を過ごした高校生向けのコミュニティカフェのEMANONへ。
店名はNO NAME が由来らしい。高校生でなくても、高校生の倍以上年齢がいっていても笑、利用OKのようです。
一見、古めかしい日本家屋でそれこそ悪党退治のために刀持って眼光を光らせたお侍さんが現れそうな建造物ですが(想像~)
中へは入ると美味しいコーヒーや軽食、お菓子が待っています。外側からも、コーヒーを淹れる作業等が見えます。
この日の夕方の時間帯はイベント開催日で、ネイティブイングリッシュスピーカー達とゲームを行う催し真っ最中。
大変賑やかでしたが、こうして楽しそうな交流を見聞きしているとこちらまで嬉しくなりますし
学校でも家庭でもない習い事でもない、寛げる居場所があるのは大事なこと。
山田パンを始め近隣の商店とも提携しているようで、近隣高校生は飲み物半額、
大人の飲食代はカフェの活動費にあてますとの告知も読み、どうぞ使ってください!との気持ちでこのたびも利用です
中央のスペースでイベント最中でしたので入口近くで昨年と同様コーヒーをいただきます。
昨年はチーズケーキも美味しくいただきましたが今年はこの時点でおやつを食べすぎましたため笑、今回はコーヒーのみ。
浪江町の大堀相馬焼のカップが手に馴染み、香りも良くコクのあるコーヒー、とても好みな味でした。
注文カウンター上部に福島県の地図とカフェで使用の食材の生産地も描かれていて、待つ間は熟読。ミルクは郡山産らしい。あたためて出してくださいます。
しらかわんも、地元密着なお店を再訪できて一段と嬉しそうです。
ところでイベント終盤になり、部屋の中央あたりのだるまアートを眺めていたら、英語教師目指す福島県内の学生さんが話しかけてくれました。
会話していると年齢差を感じずすんなりと打ち解け、大らかな優しさから妙な安心感もあり。
もし私が中学生だったら英語教えて欲しいくらいだよ、あともし自分の子供がこういう先生に習っていると思ったら親としてもホッとするよ!
と喜びいっぱいな言葉を伝えると、褒め過ぎですーと恐縮していた。
正直に感じたこと伝えているだけだよーっと言ったら、反応も素直でなんだか心洗われ実りある時間。
白河に来た理由を話すと、誰か目当ての方を追えるのって憧れます、と目をキラキラ。
学生さん、ジャンル問わずライブに行くのは好きだそう。
まさに学生さんの年齢の頃に私は〜と経緯語ると、これからの人生楽しみになったようです。
来年でレジェンドの虜になって私は20年。ということはこの学生さんがハイハイしていた頃からお酒飲める年齢になった今日まで、人生まるごとか!!
帰りに、会ったご縁の記念として、翌日に観るコミネスチラシを渡してもしかしたらまた来年これくらいの時期に白河来るかもと告げました。
また会えたらいいね!
白鳥の湖思わすお名前の素敵な学生さんであった。
カフェのSNSやnoteにもお名前入りで紹介文が掲載されているため、掲載通りの愛称はここで使って良いかしら。
ばっさー!2024年9月最終金曜日夜は声かけてくれてありがとう!!白河にバレエ観に来た東京人、元気にしておりまーす。!!!
※今年も鶴瓶さんの番組のようになってきた笑。
さて、昨年も宿泊先のすぐ近くで何度も通りながら気にかかっていた、プラネさんのプログラム広告欄にも載っていた餃子店登へ。
(まだ食べるんかとのご指摘は受け流します)
金曜日夜で地元の勤務者の方々で大盛況で人気ぶりが窺えました。
カウンターもありますので1人でも利用しやすいお店です。
2021年と2022年には酒蔵を見学させていただいた、とら食堂への通り道に位置する千駒酒造さんの日本酒で乾杯。
やや強めな飲み口の日本酒のため、ジューシーな餃子ともよく合うのです。餃子はこれでハーフサイズ。並べ方からして餃子の花祭りです。
奥にあるのはお通し!立派な天ぷら盛り合わせで、お野菜がまた瑞々しく、揚げ方もカラッとしていてお酒にも合いますー。
ゼンツァーノの予兆、今思えば発表会前日の朝からずっとあちこちで起こっていたのかも。
さてホテルに戻り、眠れる森の美女でいうならばアポテオーズ。昨年と同様に1階の和食店にて地元の銘酒をいただきながら発表会イブを締め括り。
席も広く、何しろ宿泊者としてはお店を出てタイミング良ければ1秒でエレベーターに乗って客室へ行けますので安心感もあり。
今回は天栄村のお酒をいただきました。今年もお通しが華やか。お酒をゆっくり味わい、1日を振り返り。
まだ本番は明日なのだが大充実な初日でございました。会計時、お店の方がおやすみなさいと言ってくださったのも嬉しい締めになりました。
ラベルとチラシ写真のモノクロな色彩が似通っていて並べるとバランス良し。
チラシ等で見かける渡邊さんのプロフィール写真はこれで3種類目かと思いますが、
2018年秋以降に登場したこちらの凛然とした眼差しの見返り和風美男な写りが一番好きでございます。
色々な方から、バレエダンサーでなくて歌舞伎俳優さんではないのかと言われたことも数知れず。でも和服がお似合いなのも着物雑誌で証明済みです。
おはようございます。朝から日差しも眩しくなって来て、ひとまず窓辺でお土産集合。人生初、お米持ってバレエ観に行きます。
タイミングによっては窓から新幹線も見えます。
そうそう、こちらのホテル、大浴場はないもののユニットバスではなくセパレート式であるため、小浴場な気分でゆったり極楽なお風呂時間を過ごせます。
フロントでは希望者にセルフサービスでバスロマンも配布していたかと記憶。
気温は少し高めですが爽やかな気候。ここで発見、ニシゴーヌは森の妖精さんだそうです。
まもなく開幕の新国立眠りにて、2幕の森のコール・ドの中に紛れているかもしれません。
電車で移動し、まだ時間があるため山田パンへ。以前にも利用し、キャラメルクリームのソフトフランスパンがしっとり美味しかった。
イラストが哲学者のデカルトに似ている気がこの度もいたします。
魔女の宅急便に出てきそうな窓辺のパン達。帰宅時用に、白河クリームボックスを2種購入いたしました。
山田パンの商品は新白河駅にも納品されていますが、お時間許しましたら店舗にもぜひお出かけください。目移りするくらい美味しそうなパンがたくさん!
白河ハリストス教会。
目がハートのしらかわん。このあとの私もこうなるのである笑。
さてコミネスへ。
しらかわん達もいよいよ里帰りバレエ鑑賞にワクワクが止まらない様子。他の場所以上にしらかわんがいっぱい。
そして東京から来る方々を待ちます。
コミネス来たらこちらも楽しみの1つ。劇場レストラン!しらかわん、アザラシさんとお友達になりました!
レストランは毎回来ており、いつも大満足。ハンバーグは肉汁しっかり、トマトソースの果肉たっぷりな質感、
キッシュのまろやかさ、サラダの瑞々しさ、と一同料理についての褒めちぎりが止まらず。お店の方の丁寧で穏やかな接客も毎度気持ちよく感じております。
我々の本番の中の本番はこれからです笑笑!!
ロッカーに荷物を取りに行くときに発見、トランペッターしらかわん。好きな曲、得意曲は何かな?
聖者の行進?『天空の城ラピュタ』の鳩と少年?
どれも違います。『必殺仕事人』だそうです。(想像)
渋!
帰り、新白河駅にて。松尾芭蕉の像。古文の授業で唯一好きだった『奥の細道』。あの侘び寂びある渋い味わいの旅情が、
華麗なる『源氏物語』よりも、壮大な『平家物語』よりも心に響いた中学生でした。
昨年の白河訪問時には白河の関へ行ったのも思い出深し。行きも帰りもバス乗客は私1人でしたが、現地でもほぼ貸切同然状態でしたが、しんみりと滞在できました。
新白河ではとら食堂ラーメンをお土産に買う友人もいました。そういえば誰かしら毎回買っています。(美味しかったそうです!)
私はだるまカステラと大黒屋の白河高原ブッセ。
帰りの新幹線で余韻に浸る車内。楽し過ぎた2日間。白河で宿泊?わざわざ何処へ?ともよく聞かれるのですが、また岐阜県の白川郷ともよく間違えられるのですが
福島の白河周辺素敵なところばかりです。まだ行き足りず、来年こそは足を運びたい場所もございます。次は2泊するか?
最後に、こんなに心躍る機会をくださった渡邊さんに再度感謝申し上げます。ありがとうございました!
さらば西郷白河また会う日まで!
帰宅後、あっという間に食べました、山田パンの白河クリームボックス2種。チーズクリームと酪王カフェオレクリーム、どちらにするか迷いましたが
白鳥の湖なら白黒、ならば両方購入!爽やかな白、まろやかな茶色、どちらも美味しく胃袋へ。
高原ブッセは翌日渋谷で会う友人に持っていき、ご親族が白河市在住のお方なのですが
和洋両方の品ある味わいを感じたとのことで、とても喜んでくださいました。
NHKのドキュメント72時間ならぬ48時間版な長い旅記録をお読みいただきありがとうございました。
バレエ鑑賞しながらも日本の城下町や武家屋敷な町並みを織り込みましたが、
次回は、バレエであっても『和』の武士達がテーマです。いやその前に速報でもないが絢爛なフランス王宮が先になるか??