2022年2月13日日曜日

【家族が鑑賞】【おすすめとのこと】ミュージカル『雨に唄えば』





私の鑑賞記ではございませんが、鑑賞した家族の1人が感激しておりましたので紹介いたします。ミュージカル『雨に唄えば』、大変おすすめとのことです。
https://singinintherain.jp/

私の知人の何名かが鑑賞予定であると話したところ突如観たくなったようで、公演日直前にチケットを購入。
テーマ曲以外は予備知識無しで足を運んだそうですが、最初から最後まで楽しくも華やぐショーが次々と表れ、照明や装置、衣装も奇抜になり過ぎずお洒落なセンスで
何より、アダム・クーパーの歌の上手さの仰天したとのこと。マシュー・ボーン版『白鳥の湖』での印象が強く
まさか吹き替え無しで張りのある歌声を披露し続けているとは驚愕であったようです。
また傘を用いて大勢で披露するワクワクと心浮き立つダンスや、大量の降雨量演出も興奮へと誘われたとのこと。
傘の裏がそれぞれ異なる色で、覗く度にカラフルな色彩が舞台いっぱいに広がる光景にも見入ったようです。

そして幸運なことにその日は数日前に急遽決定したアダム・クーパーによるアフタートークショー開催日。同日に鑑賞なさる方から聞いたため公演前日にその旨を伝えると
プレイガイド等に掲載が無く、高額席購入者或いは限定イベントであろうと半信半疑な様子でしたが(本当に直前決定のため大々的掲載が間に合わなかったのかもしれません)
いざ当日会場に着くと告知の貼り紙があり、ようやく信じたもよう。終演後暫くすると公演オフィシャル?パーカーに着替えたクーパーが登場し、
司会進行のプロデューサーと通訳さん、そして観客と一緒に心からトークタイムを楽しんでいる様子で、語りたいこと山積みであったのであろうと思ったようです。
昔から歌を学んでいたことや1月公演が中止となり緊迫した中やっと開幕できた喜びが
プロデューサーの方とクーパーのやり取りが弾むように伝わり、聞き入ってしまったとのことでした。

東京公演は本日で千秋楽を迎えますが、今週金曜日からは大阪公演が開始。残席にまだ余裕があるそうで、お値段も座席によっては東京より低めの設定だとか。
関西圏の皆様、この期間大阪周辺に御用のある方、是非足を運んで欲しいと勧めておりましたのでここに記した次第です。
https://kyodo-osaka.co.jp/search/detail/3660







ふと思いましたが、雨を題材にした歌でこの作品のテーマ曲ほど明るさに満ちた曲は珍しいと思え
状況と矛盾いたしますが心に光がふわっと射し込んでくる、そんな気持ちが上向きになる歌であると思っております。
雨を歌った曲として私が即座に浮かぶのは欧陽菲菲さんの『雨の御堂筋』、内山田洋さんとクール・ファイブの『長崎は今日も雨だった』(前川清さんの印象強し)、
八代亜紀さんの『雨の慕情』、森高千里さんの『雨』の4曲で発表の時代は各々違えども悲哀や失恋、哀愁がじっとりと滴る作風でございます。
そういえば、アルベールビル五輪のフィギュアスケートエキシビションにて、女子シングルで銀メダルを獲得された伊藤みどりさんが
レインコート衣装で傘を手に『雨に唄えば』に合わせてにこやかな表情でチャーミングに滑っていらした姿が今も記憶にあり、
雨の曲ながら何て希望が広がるような曲調であろうかとじっと耳を傾けてしまった30年前の冬が今も思い起こされます。

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