
新国立劇場バレエ団『ジゼル』ゲネプロ 舞台稽古見学会に行って参りました。
https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/giselle/
開幕は明日からですので詳しい感想は控えますが、まず冒頭にて動きやすい服装でスニーカー姿の吉田都監督からご挨拶。
劇場、バレエ団支援への感謝、そして再演の今回は踊りは勿論マイムや表現にも力をたっぷり注いで臨んだお話がありました。
ゲネプロ主演は米沢唯さん井澤駿さん組で、米沢さんの初台全幕復帰を一足早くにお目にかかれてまずは一安心。
井澤さんの感情を身体にのせての表現、踊りともに充実したアルブレヒトで本番舞台も楽しみです。
バチルドとウィルフリードが2人とも初役ながら造形が非常に上手い!村人と貴族の格差の表現も前回以上に色濃く出ていた気がいたします。
演奏が時折迷走していましたが汗、本番には立て直してくることでしょう。
そして初演時に気づけず今回もまたもや見逃した、2幕の月はいつ消えた??ジゼル家の煙を始め、明日から一生懸命観察して参る予定です。
ウィリ達のおどろおどろしいスピーディーな追い詰めも不気味さ十分で、本番では一段と練り上げてくるはず。
桜がまだ咲き誇る時期にオペラパレスでバレエ団公演の上演は少なくとも21年前に私が通い始めてからは初めてかもしれず、何だか新鮮。
新国ジゼル2025、いよいよ明日から開幕です!!

案内板

中劇場への階段途中にパゴダの王子の衣装展示。さくら姫。新版として21世紀に制作されたとは思えぬステレオタイプな東西南北の王の描き方を改訂さえすれば再演可能かと。

パコダの王子、王子の着物衣装も。最後の再演から11年。竜宮の浦島太郎の名演も記憶に残り続けている髷が似合う舞踊家が只今在籍なさっています〜。

作品名は分からずでしたが、中国か、東洋あたり舞台の作品でしょうか。戦闘服も精巧な作り。こちらも似合いそうです

オペラパレス窓辺に鳩がいました。ジゼルを観たいと、白鳥の湖にて舞踏会を窓越しに眺めるオデットの如く訴えていのかもしれません。
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