バレエについての鑑賞記、発見、情報、考えたことなど更新中
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2024年5月5日日曜日
上野の森バレエホリデイ2024
色々ございましたゴールデンウィーク、未だ古代インドの森やラジャの宮殿にいる心持ちですが、時系列に振り返って参ります。
午後に池袋でKバレエオプト『シンデレラの家』を鑑賞した4月27日(土)、午前中にゴールデンウィーク恒例の上野の森バレエホリデイに行って参りました。
https://balletholiday.com/
https://balletholiday.com/2024/news/
時間の関係で東京バレエ団公演ブルメイステル版『白鳥の湖』は観ず(すみません汗)、ただイベント企画をいくつか楽しんで参りました。
東京バレエ団クラスレッスン見学は当日券を購入して見学。500円以上の価値ありです。
何しろ3日後に年間数回の有酸素運動、しかも4年3ヶ月ぶりに受講するスタジオでのレッスンを控えておりましたので、
プロと趣味人間のレベル差は語るまでもありませんが行う内容は概ね変わらぬかと思い、シミュレーションも兼ねて見学に臨んだ次第です。
2022年クランコ版ロミオとジュリエットのバレエ団初演時以来2度目の見学で、前回の教師は佐野志織さんでしたが今回は木村和夫さん。
教え方や進め方が全く異なり、歯切れ良い声で観客前であっても名指しで次々と注意を飛ばし、
思わず観ている側も背筋を伸ばさねばと身が締まる進行をなさっていた佐野さんに対し
木村さんは柔らかで落ち着いた口調で教え方で進められ、例えるならばベルベットの上で玉露を味わっているような気分。
時折「おじさん、たいへ〜ん」と笑わせてくださりつつもセンターのお手本時に素明かりな空間でただお一人でポーズを切り替えていくお姿の美しいこと。
突如天井にシャンデリア、背景は宮廷の美術が目に見えた気すらいたします。
プリンシパルからコール・ドまでほぼ全員参加でバーの並びが横向きのため、上階から観ていたとはいえより観やすい配置であった印象。
飲み物含め荷物は一切持ち込まず至ってシンプルで(タオルがあったくらいか)、最初からほどよい緊張感のある雰囲気に包まれていました。
開始時のダンサー達は女性男性ともに黒系で整えた方が大半で、指定がではないでしょうが、統一感あり。センター開始頃にはTシャツやレオタード様々でした。
私がレッスン時にしております年齢不相応な「まだ中学生」なる格好をなさっている方をつい今回も探してしまいましたがいらっしゃいました、秋山さん。
ノースリーブだったか袖の短いレオタードにピンクタイツ、ショートパンツ、以上!の格好で、
私がこういったウェアを着用しているとズンドコドッスンぼってりドラム缶状態なわけですが
秋山さんの研ぎ澄まされた美しさ可愛らしさ、そして基礎の動きであっても粗なくクリアな踊りに釘付けでした。
最初から最後まで、木村さんの柔らか口調とエレガントなお手本の数々に東京バレエ団のダンサー達の集中力漲るレッスン姿を見学でき、非常に実りある時間でした。
次回公演ロミジュリ衣装。
そして物販で買い物。3年連続で立ち寄った大阪府堺市のアンディオールさん。何だか親しみのある店名ですが、知名度は堺の店舗のほうが遥かに上でございます。
バレエのキャラクターをイメージしたコンフィチュールが多種揃っていて、ラベルを眺めているだけでも心浮き立つ気分。
今回は初台での旬にちなんでガムザッティを購入いたしました。とろりとした生姜味で甘過ぎず、いくらでも口に入りそうです。
そうでした、こちらの店舗に立ち寄っているとこのときは特に約束していなかった当ブログレギュラーの大学の後輩とタイミング良く落ち合い、
後輩もアンディオールさんの商品ファンとのこと。店主の西辻さんに嬉しそうに声をかけていて、西辻さんも嬉しそうで微笑ましい光景でした。
すると西辻さんに挨拶にいらした方がいて、何と以前に私が入社試験を受けた衣装会社の方でした。
また後輩は昨年も発表会でその会社の衣装を着用しており、たいそう気に入っていた様子でしたから偶然のご縁の集まりに一同びっくり。
当時の面接が今も宝物のように心に残っている旨や、ちょうどチケット一般発売日が4日後に迫った
9月1日の大阪府吹田市の舞台始め深川秀夫さんと大きな繋がりがおありな方で、深川さんとの思い出についてお聞かせいただき
9月に観に行く旨を話したりと会話が弾んだひとときとなりました。世間は狭い!!
3年連続で武蔵野ルネさんによる似顔絵。今年も実物の1京倍以上に綺麗に描いてくださいました。3年かけて、グラズノフ某大作全幕分完成です!
(2022年に3幕、2023年に2幕、2024年に1幕)
偶然なのか、3幕になるにつれて大人びていっている描画です。 私の顔を知る方々は実物と全くの別人とお思いになるでしょうが、中学1年生の頃なんぞ生徒手帳の写真が
警察署や交番に掲示された交番指名手配犯の写真よりも人相が宜しくないと言われ続けていた私ですので、本物そっくり写実的に描いたら醜さしか残りません涙。
客商売の面からしても素材が駄目過ぎる人物を描くのはさぞ大変な作業でしょうが、武蔵野さん、本当にありがとうございました。
そういえば2021年に初台で12年ぶりに全幕上演された6月、公演期間中の金曜日の夜、その日の昼公演の余韻に浸ろうとベッド横の椅子にバスタオルをかけて就寝するも、騎士の夢ではなく遭ったのは金縛り。人生そんなモンダ!
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