2022年10月25日火曜日

【速報でもないが】【前半終了】新国立劇場バレエ団の新制作『ジゼル』





※ご訪問ありがとうございます。総括感想はこちらです。
https://endehors2.blogspot.com/2022/11/10211030-8.html



新国立劇場バレエ団の新制作『ジゼル』を前半4回観て参りました。いよいよ2022/2023シーズン開幕でございます。
https://www.nntt.jac.go.jp/ballet-dance/news/detail/77_024340.html

開幕レポート
https://www.nntt.jac.go.jp/ballet-dance/news/detail/77_024340.html

ステージナタリー、写真入りで掲載。
https://natalie.mu/stage/news/498562


小野さんジゼル、奥村さんアルブレヒト、福田圭吾さんヒラリオン、寺田さんミルタのキャストによるリハーサル映像




まだ公演は続きますので詳細な感想につきましてはここでは申しませんが、(気になる方は色々検索なさってみてください。
読者の皆様の中にミルタはいらっしゃらないと信じておりますので沼に落とさず、管理人の無責任な面はどうかお許しください。
せめて来年2月のコッペリア終了までは生かしてください汗)
これまでのセルゲイレフ版とは打って変わって中世ドイツの田舎ではあっても洗練されたセンスに纏められ美術は緻密。
村人達の役回りを躍動的に、特にペザントがパ・ド・ドゥのみでない活躍ぶりを示しています。貴族達、村人達のやりとりもより演劇的な要素を加味した演出です。
2幕のウィリ達の基盤は維持するも所々に鋭さを増した斬新なフォーメーションも取り入れ、是非上の階からのご鑑賞おすすめでございます。

主役達に関しては、全員誰も似たり寄ったりの解釈、造形がなく全ペアまるで違う物語を構築されていて組み合わせの妙にも毎度驚くばかりです。
特にアルブレヒトは4名ここまで皆異なるとは、ピュアなひたむき路線もいれば鼻につく遊び人も笑。複数回ご覧になる方は見比べもどうぞお楽しみください。
今週末の土曜日昼にアルブレヒトデビューされる速水さんもどんな解釈で現れるか、心待ちにしているところでございます。
またこれまで以上にプログラムのあらすじも細かく明記され、役の背景が浮かびやすくなっています。じっくり目を通してお読みください。





主役ペアが写された大きなポスターも入口付近に立て掛けられています。
バレエ団のSNSもカウントダウンしながら更新されていました。
見返り和顔美男、身体の線や眼差しの深い目力も美しうございます。
渡邊峻郁さんアルブレヒトの感想につきましてはまた後日綴って参りますが、前回5年前公演とはアプローチをがらりと変えられてのご登場でした。
こりゃ嘘でも騙されても良いからついていきますわ、墓場でミルタに刃向ってでも助けますわ笑。土曜日夜も待ち切れません。

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