4月2日(木)、新国立劇場にてオペラ『椿姫』を観て参りました。
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/latraviata/
バレエに比較するとオペラの年間鑑賞回数は100分の1回程度で永久の入門者状態が長年続いておりますが、王道作品は年に1回は観ようとここ数年は足を運んでおります。
「椿姫」作品自体は藤原歌劇団公演で観て以来です。感想はざっくり短めですので、お急ぎの方もご安心ください。
衣装や装置は酒な雰囲気よりも洗練された色彩で整えられ、時折青白い光で全体を照らす照明は京都にある喫茶店ソワレを思わせる落ち着いた色味でした。
また床は鏡張りで一部はオーケストラピットの屋根と化すほどの迫り出した舞台構造もユニーク。
病床のヴィオレッタの部屋は片側にドーム型のように膨らんだ薄い布で仕切られ、布越しに対面していましたがグランピングのテントに見えかけたのはお許しを。
ヴィオレッタのモレノさん、病床での横たわった状態でありながら声量のふくよかさに仰天。
ジェルモンのフロンターリさんによる、音楽の授業でも学んだ名曲「プロヴァンスの海と陸」の大らかな歌声にも驚嘆いたしました。
最大の有名曲であろう乾杯の歌は開演早々に始まり、ガラコンサート等では最後に歌われているイメージが強いからか
あっという間に終わってしまった感がありましたがまあ仕方ない笑。全幕ですから。
闘牛士がやってくる場面は闘牛士は出ず、男性中心の合唱で対応する演出でした。
演出によってはバレエダンサーが踊る場合もあり、2019年の藤原歌劇団公演では竹内菜那子さんと渡邊峻郁さんが踊られまして、
華やか美女の竹内さんと、男前でオールバックにシニヨンで纏めたクラシカル且つ激熱闘牛士な渡邊さんの駆け引き繰り広げる踊りが頭に未だ焼き付いております。
今回は合唱のみとはいえ、闘牛士が美女の心を奪おうと闘牛での勝利を決意する燃え盛る心情を歌う箇所の歌詞が字幕表示されるたび、
脳内には7年前の闘牛士がずっと浮かんでおりました笑。
新国立劇場のオペラ椿姫は只今公演期間中ですので、興味を持たれた方は是非どうぞ。休憩1回含めて上演時間は3時間以内ですので入門者にもおすすめです。
キャスト
椿姫の楽譜

ヴィオレッタの絵。ついつい眺めてしまいました。


新聞記事

日本における、オペラ黎明期の椿姫。
貴重資料がたくさん。
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