https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/raymonda/
\📣映像公開/
— 新国立劇場バレエ団 The National Ballet of Japan (@nntt_ballet) April 17, 2026
4月25日(土)~5月3日(日・祝)『#ライモンダ』
グラズノフによる繊細な旋律に合わせて舞台に広がるのは、中世のおとぎ話を紐解くような美しい世界✨色彩あふれる「絵巻物」をイメージしてデザインされた幻想的な舞台美術が、物語をより鮮明に際立たせます🎨
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早速美しい舞台写真も掲載されています。
吉田都「古典バレエの持つ普遍的な本質を受け継いで」、新国立劇場バレエ団「ライモンダ」開幕(舞台写真 / コメントあり)https://t.co/ZYUqalvq8n pic.twitter.com/9JuNG0wPDv
— ステージナタリー (@stage_natalie) April 25, 2026
ゲネプロは直塚美穂さん、速水渉悟さん、上中掛さん組。3名とも初役の組み合わせでした。開演前に吉田都監督からの挨拶にて、 世界情勢を踏まえつつも今難しい部分もあるが、ただプロダクションは本当に美しい作品で古典として残していきたい、
指導には初演時のライモンダ役の志賀三佐枝さんをゲストコーチに迎えて原点に立ち返っての取り組みについてのお話もありました。
直塚さんは貫禄と職人な気質が宿る、初役には到底思えぬ安定性ある踊りで全編魅せ、アブデラクマンからの求愛に対する拒絶の強さは
歴代新国団員ライモンダの中では過去一かもしれません。スヴェトラーナ・ザハロワさんに次ぐきっぱり具合でございました。ご注目を。
速水さんは爽やか悩殺ジャンで、滑らかな踊りも見事。ただ騎士となるともう少し気高さがあれば尚良きかと。
あとマントでジャン!の帰還はタイミングをしっかり見計らってください笑。駆け込んでマント翻して颯爽と立ちはだかる、な絵が浮かばずこれは要改善を。
(当方この場面は誰よりも評価が細かく厳しいと思いますが悪しからず)
上中さんはこれまでの健全な役柄なイメージを覆すキャラクター性で、もう気持ち王者感があればより引き込まれそうです。本番を心待ちにいたします。
初日は米沢さんの清らかな艶を放つ、クラシックとはこうも美しいバレエなのかと唸るライモンダと、雄々しい戦士っぷりでデ・グリューのときより若く見える!?福岡さんジャンが主演。
そして、渡邊拓朗さんアブデラクマンの王らしい風格と迫力ある見せ方、その一方でライモンダへの求愛がとても切なく、
礼節弁えた接し方や小姓へのそっと優しい手の置き方も好印象でした。いかにも勇猛そうな福岡ジャンへの挑みも豪胆な立ち回りでございました。
カーテンコールでもアブデラクマン大人気!
衣装や装置の緻密で繊細な美しさの彩りは息を呑み、写本そのものな落ち着いた、されどきらりと静かに煌めくブルーやゴールドを帯びた美術や細かな刺繍が織り込まれたグラデーションの調和もとれた衣装、と
気品ある宝石箱を開けたような輝きが舞台を彩り、中世の幻想的で美しい細密な絵巻物な世界観が広がります。
格調高く、綺羅星が表情変えながら会話や行進しているかのようなグラズノフの音楽も聴き惚れが止まらず。
幕開けの典雅で優美な旋律に、序曲のフレーズやサラセン達の熱い香り渦巻く2幕、そしてマントでジャン!のファンファーレ音楽も耳に残ります。
ところでライモンダ空耳アワー。第二幕ヘンリエットのVa(アダージョなテンポの方)の最後のタタタ!の部分。
伊東温泉ハトヤのCMの「ハ・ト・ヤ・に決めた!!」の「決めた!!」の箇所にそっくりです。ただCMは何種類もあり。
種類によっては低音バージョンもある中、調べた限り1992年と2001年放送版の「決めた!!」のアクセントがよく似ています。
ちなみに、誰もおっしゃっていません。共感者皆無かもしれませんが一応綴っておきます笑。
それからサラセン達の品ある描き方も見どころです。2006年10月の新国ライモンダ1回目の再演前に、オペラパレスホワイエにて2006/2007シーズン演目説明会が開催。
(あっ、この頃はオペラ劇場と呼ばれており、オペラパレスは翌年の10周年記念時に公募で決定したのであった。しかし常連達にはシンコク、の呼び名の方が今も親しみあり)
参加無料で自由席のため前方席にて聴講。当時の牧監督の表情や仕草を間近に眺めながら話を聞く機会に恵まれました。
『ライモンダ』について、最たる強調点はアブデラクマンの描き方。プログラムなど冊子にて度々拝読しておりましたが、
生のお声を聞きながらの構想を知ることは得難い体験で、いかに力を入れて人物像を練られたかが伝わりました。
とにかく悪人にしない、人攫いなイメージを残さない、美しく描く、と。
この前年夏には、思えば牧版ライモンダと同時期に初演されたアンナ・マリー・ホームズ版ライモンダをABTの来日公演にて観ましたが、
十字軍もサラセンも触れぬ摩訶不思議なカラフル御伽話。同時多発テロから数年後の初演であったため、
配慮そして混乱避けるために至った演出であるのは頷けましたがどうにも盛り上がりに欠けた印象。
対する牧さんは構図はオーソドックスに、しかし描き方を極力工夫してとりわけアブデラクマンのみならずサラセン側にも敬意を込めて、
美しい魅力湛えた踊りや衣装を理想に掲げられたのでしょう。振付はウエストモーランド版とあまり変わりありませんでしたが笑、
しかし唯一無二な繊細緻密な写本集の如き衣装や美術により新国にしか出せぬ気高いプロダクションが出来上がった気がいたします。
さて、繰り返しにはなりますが当方の新国立劇場バレエ団初鑑賞時の作品がこのライモンダでしたので、
序曲が厳かに静かに流れ、光を通して紗幕が輝き出したときからもう胸が目が熱くなり、
初鑑賞時の2004年10月を思い出さずにいられず。音楽がベールのように広がって会場を包み込むような曲調への変化といい、序曲だけでも気高く壮大なロマンが立ち上がります。
仮にあと1年早ければマクミランのマノン、遅ければビントレーのカルミナ・ブラーナだったわけですが、繊細な気品、整然とした群舞の美、といった
バレエ団の強みがこれでもかと引き出された全幕ライモンダに初鑑賞時に巡り合えたのは幸運でした。
このライモンダだったからこそバレエ団にも深い関心を持って以降ホームページで団について調べる毎日を送り、翌年1月の白鳥の湖で山本さんの舞台鑑賞にも、
そしてワシントンD.C.、モスクワ、ロンドン、とバレエ団の海外公演全てを現地まで応援に行くほどの常連にもなったのかもしれません。
そうでした、国内初遠征公演も新国立のライモンダ。2006年、大阪の梅田芸術劇場でした。
阪急梅田って何処?道頓堀はどちら?なんて申していた初々しい自身が懐かしい。今や3桁超える訪問回数を誇る大阪です笑。
話を戻します。ゴールデンウィーク5/3までは是非新国立劇場バレエ団ライモンダ、足をお運びください!

今回最大の謎。今回からチラシに掲載、ジャンはベルギー王の家臣??ベルギー何処から??





ゲネ前にパスタ!



本達




事前に色々。この1ヶ月間で30冊借りてしまった。斜め読みばかりですが、文献手に取ると気分も上がり、より作品に関心も高まりました。

しらかわんが一番興味示した本。地元の王子様は騎士であり武士だから、らしい笑。

しらかわんも興味津々!4/28と5/1は地元の王子様兄弟の対決に!!
今年は天空の城ラピュタ公開から40年。飛行石出して、読みかけの本の山の間から、読める読めるぞ!
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