
6月23日(月)、新国立劇場バレエ団不思議の国アリス休演日バックステージツアーに参加いたしました。
2020年に企画されるも中止になったアトレ会員向けのイベントの代替ツアーとして実施されたとのことです。公演は8回観て参りまして、感想はまた後ほど。
初日カーテンコールの様子
『不思議の国のアリス』初日開幕しました✨
— 新国立劇場バレエ団 The National Ballet of Japan (@nntt_ballet) June 12, 2025
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
🎥本日のカーテンコールより pic.twitter.com/pA5rdmu7w7
休演日のバックステージツアーは2006年以来?約19年ぶり参加。ただ当時は500円支払う有料企画で、平日開催は変わりありませんがアトレ非会員でも参加可能だった気がいたします。
特に公演期間中ではない時期で、高所にてバトンの仕組みを見学したり、
大道具エリアにはセルゲイエフ版ジゼルの重厚なお墓やワイノーネン版くるみ割り人形の舟が置かれていた記憶もございます。
今回は技術スタッフの方の案内で、アリスの衣装や小道具、凝った装置の数々、特別仕様なオーケストラピット、客席の音響や搬入口に組立場、奈落等、大充実なツアーでした。
舞台の床は柔らかく、タップで音をしっかり響かせるのは至難の業でしょう。マッドハッターの皆様、職人です。組立場や搬入口も巡り、迷路を旅する気分で見学。
アリスの衣装や小道具を間近で観察できたのも幸せで、ジャムタルトは刻んで敷き詰めたルビーのような光沢、
ハートの女王号な乗り物の想像以上のサイズ、折り畳まれたトランプタワー、クローバー4も倒れ込むトランプ階段、女王と王の椅子もよく観て参りました。
舞台の背景奥側には小道具等を入れるトランクが並び、オーストラリアバレエ団に返却するための準備も万全。とにかく衣装数、小道具数が大量の作品のため、
返却漏れがないよう細心の注意を払いながらの作業に臨むスタッフの方々に頭を下げ続けたい思いでおります。
特殊メイク系部屋にも入り、フラミンゴや亀の鬘の作り、メイク落としの数も壮観。
廊下には名札付きで衣装がずらり!翌日もご登場予定と思わしきタルトクローバー4のお衣装前も通り、拝まずにいられませんでした。
終了後の質疑応答も活発で、一つの舞台作りにどれだけの人員、労力が注がれているのか再確認です。またあらゆる作品の中で装置転換や早替え多く映像もあり、裏方の働きのめまぐるしさはどれだけ忙しいことか。
白ウサギ以上に⁈時間と安全に神経を使いながらの作業に明け暮れていらっしゃると思うと、スタッフの方々の尊さが以前にも増して思えてきました。
大充実ツアー開催に感謝、ありがとうございました。またの企画を楽しみにお待ちしております。
ノートも記念にいただき、以前2022年ジゼル時期にいただいた物と同じかもしれませんが、中央に写る立ち姿と眼差しの美しさに見入る写真ですので何冊でも大歓迎!
会場入口は公演期間中、24時間体制でハートのジャックと白ウサギが管備にあたっていました。おつとめありがとうございます。

休演日も見守り警備任務にあたるジャック。キリッとした騎士です。

休演日も白ウサギさんがお出迎え。

入口

客席を撮影。4階隅までよく見渡せます!

吸い込まれそうな奈落。高所から撮影!

帰り、いつもの店に寄り道。オックスフォードの絵の席で。

苺のカクテル片手に乾杯です。

ノート、吸い込まれそうな深い眼差しと美しい立ち姿。

この先の再演時も指先脚先視線まで美しいファーストジャックパネル、出現しますように。
変わり種衣装も何でも似合う整った身体のラインの持ち主で、端正で知性光るお醤油顔です。
0 件のコメント:
コメントを投稿