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9月25日(日)、新大阪メルパルクホールにてCOCON de Ballet.Arts(ココンドバレエアーツ)発表会を観て参りました。
https://coconballet.info/
ホームページにも記載されている通りBallet Studio Mから改称して2021年再スタート、クラス数やダンスの種類も増え、ホームページも開設!(お待ちしておりました)
主宰の岸本繭子さん、大人クラスの生徒さんの1人でしばしば都内の公演に来場され新国立劇場や東京文化会館等でお目にかかっており、度々お世話になっております。
Ballet Studio M時代の発表会は2016年と2018年に鑑賞しておりますが、 今回改称後初の舞台開催が実現。
ゲストに山本隆之さん、木下嘉人さん、長谷川元志さんを迎え、多彩な作品で楽しいひとときを届けてくださいました。
最初は市川薫さん振付のジャズクラス『ウエストサイド』よりメドレー。半々の割合で赤と青の色違いのワンピース衣装を付けてのチーム編成で、
仲睦まじく踊るかと思えば恐らくはジェット団とシャーク団に色ごとに分かれての場面もあり
中高生くらいの世代から大人まで、耳に馴染み深い曲の数々にのせてパワフルに、曲によってはしっとりと全身で伸び伸びと現し次々と繰り広げられました。
全ての楽曲をじっくり聴いてみたいと思い今年2月に公開された映画も観ておりましたので
(内容は人種差別や貧困、誤解やすれ違いを始め想像以上に重たいものが終始押しかかり、音楽のみならず話の土台が分かったことも収穫であったが)
同時に映画の場面を思い起こしつつバレエと照らし合わせ、現在も頻繁に脳内を音楽が流れております。
岸本さんは山本さんとR+Jをご披露。『ロミオとジュリエット』バルコニーのパ・ド・ドゥをネオクラシックな風味で情感たっぷりと見せてくださいました。
岸本さんは黄色い光沢のあるワンピース、山本さんは深緑なシャツに白いパンツでお2人ともシンプルな格好ながらロマンチックな世界にみるみると引き込まれたのは
滲み出る穏やかな優しさで紡がれる踊りが音楽と、加えてお2人を見守るように輝く満天の星空と溶け合って昇華していたからでしょう。
ウエストサイド繋がりや衣装効果もあってかマリアとトニーにも見え、洗練された味わいを堪能いたしました。
それにしても、岸本さんが以前にも増して可愛らしく感じたのは山本さんマジックであるのは明らかです。
『パキータ』はジュニアから大人までほぼ総出演で、大人チームが着用していた紺地に細かく凝った植物らしき模様がデザインされた、
膝丈程度のふわっとしたチュチュがこれまたまたお洒落。動くたびに少し覗くエメラルドグリーンな裏地も視覚を一層冴え渡らせました。
経験やレベルも様々なメンバーでも纏まって楽しく踊れるよう、また華やかな構図に見えるよう工夫に富んだ振付、色彩センスでございます。
最近になってから小さな子供の生徒さんのクラスも開設され、たった1人でコーダの1部分を踊ったお子さんの一生懸命で堂々とした姿も目に残っております。
きっとコツコツと練習を積んで先生の指導をしっかりと聞きながら臨んだのでしょう。舞台上にいたコール・ドの方々も頬を緩ませながら応援しているご様子でした。
リュシアンを務められた木下さんは、衣装がきらきらな白地に赤ネクタイでややエスパーダ風ではありながら
斜め対角線登場から熱さを秘めつつ静かな流し目もあって、場の格がぐっと上がる立ち姿。
パキータ役の生徒さんの緊張を解すように、静かに触れつつもさっと踊りやすい方向へと導くサポートの美しさを凝視せずにいられませんでした。
音楽特にコーダが通常よく観る版よりも長めで主役2人が組む箇所も増えていましたが、恐らくはユーリ・ブルラーカ版を参考になさったかと推察。(違っていたらご指摘を)
パキータ役の生徒さんがきちんと美しく踊る姿が好感を与えぱっと華やぐオーラもあり
恐らく昨春に吹田市で上演された山本さん版『白鳥の湖』にて白鳥達の役で出演されていたかと思いますが、その頃の紹介写真よりぐっと綺麗に大人びた印象です。
木下さんも好調で鋭い跳躍や回転も盤石。よりゴージャスに祝福度高まるコーダでございました。
それにしても今年の下半期は『パキータ』当たり年で今回で5本目。年内あと1回、関東で鑑賞予定でおります。
実は今回、来場叶わなかった木下さんのファンの方の気持ちも背負って管理人は訪阪。目は4つある意識でこれまでで最も木下さんを観察していたわけですが
思えばこの夏も関東の公演や発表会でも各地で拝見する機会に恵まれ、私の中では福岡雄大さんや福田圭吾さん紘也ご兄弟に続く
東西各所で目にするダンサーのお1人に加わった2022年でございます。 8月なんぞ、連日あらゆる舞台に出演されていたようですが
踊りもサポートも毎度の安定の職人な質をいかに維持しているのか、本拠地初台の公演においても全体の引き締め役として木下さん頼みな部分は非常に大きいと思われ
中でも昨年のライト版『白鳥の湖』は代役でベンノ役が増えた上にワルツもチャルダシュも花嫁候補の王女を引率する枢機卿?もこなし、
困ったときの木下さん状態な救世主級の活躍であったのは今も尚記憶に残り続けております。
最後全員出演のフィナーレは『ウエストサイドストーリー』の曲にのせて登場。そして締めはアメリカに合わせて総踊り。
山本さんロミオも木下さんリュシアンも、眠りとグラン・パ・クラシックのグラン・パ・ド・ドゥに出演され
雅やかなお姿を披露された長谷川さんも勿論一緒で、スタジオの新たなスタート第一歩の舞台は無事幕が下りました。
生徒さん達の頑張り、そして子供から大人まで皆が主役のように活躍でき、見応えとセンスが光る舞台に纏め上げた岸本さんの手腕に再度拍手を送りたい思いでおります。
指導の仕事も大多忙でしょうに、頻繁に東京のプロの公演にも駆け付け鑑賞者の視点からの学びをも継続されている姿勢には頭が下がります。
更には上京されると時に訪れる、鑑賞中心の踊れぬド素人な私の延々言いたい放題な感想に付き合わされる宿命を嫌な顔1つせずに受け入れ(笑)
そんな寛容なお人柄な岸本さんが主宰者だからこそ、コロナにも悩まされ決して平坦ではないであろうスタジオ運営や舞台開催も実現できたのであろうと思います。
心から尊敬し好きなダンサーのお1人が山本さんである点を始め共通項もいくつかありますが、男性のマント姿観察評価連盟(と私は勝手に思い込んでいる)仲間でもあり
2人して筆頭に挙げるのは間違いなく山本さんで、(お互い平成最後に観た山本さんの舞台が
姫路での全幕眠りで、アポテオーズにてマント装着。帰り姫路駅まで黄色い歓声な会話していた日が懐かしい笑)
そして絵になる人とそうでない人の違いは何か、肩のラインであろうか等々、
また金曜日ジャンのマント違和感無しの凛然崇高な姿は山本さんの系統を継ぐ云々と例によって私の言い分を聞かされても
大阪出身者の福岡さん奥村さん、Ballet Studio M時代の2018年の発表会にゲストとして招いた井澤さん の名前を出さないんや、と
不満も一切口走らず理解を示してくださったりと笑、昨年の新国立劇場バレエ団による12年ぶりの全幕上演『ライモンダ』にいらしたときも語ったものです。
時間が許せば夜明けまで論議していたでしょうし、今秋の新制作『ジゼル』でも同様の話題が飛び出すのは目に見えております。(マントありますねん)
話があちこちに逸れました。ココンドバレエアーツとしての初の発表会、おめでとうございます。スタジオの発展を願い、次回も心待ちにしております。
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2週連続で大阪来たで。そして朝食に食べてみたかった、阪神百貨店の中にある喫茶室KOHOROにてモーニングメニューのカスタードトースト。
カスタードクリームがこんもりと塗られ、香ばしく焼きあがっています。まろやかなコクのあるコーヒーも好みでございました。
前日前々日からは打って変わり、快晴の空が梅田のヨドバシカメラと阪急百貨店の間から見えていました。
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JR東海ツアーズの日帰りずらし旅プランの特典を複数の中から選択可能で、せっかく晴天予報が出ていましたから
あべのハルカス入場券とヘリポート見学プランを選択。(ヘリポートではなくオリジナルマスクプレゼントも選べるらしい)
あべのハルカスは2017年1月以来5年半ぶり。何より屋上ヘリポート見学が気持ち良く、
地上300mから遮るものがない中での眺めは最高でございました。高所好意症も大満足。
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東大阪や奈良方面の生駒山。そういえば、明日から始まるNHK朝の連続テレビ小説『舞いあがれ』の舞台の1つが東大阪。
「鑑賞ではない」バレエにてご縁ある地域ですので視聴が楽しみです。
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大阪湾方面。見晴らしが非常に良かったため明石海峡大橋も見えました。
あべのべあがお散歩中でしたので記念撮影。子供が踊る小品集を思わすバレエな動きをしていました。画像に再生ボタンがありますが、恐らく静止画状態かと思います。
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生駒山と吉野山の位置関係がようやく分かった。把握した上で牧阿佐美バレヱ団『飛鳥』幕開けの古い地図風な映像、再度見たくなります。
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無造作にプールに浸かるあべのべあ。ここでバーレッスン行ったら楽しそうです。(高所恐怖症の方からは不評でしょう汗)
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VRでバンジージャンプ。人間ししおどしのような器具に掴まり足首を固定された状態で地上300mからの落下をVRで体感できました。
ふわふわとパラシュートで落ちるものと、急降下版と2種あり選択可。私は急降下を選び、さっき見学したヘリポートの淵部分を歩いて思い切ってバンジー!!
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帰り、新大阪駅にてぼてちゅうの2色とん玉。2つのものがぴたりとくっついて色合いも賑やか。R+Jを思い出しつつ、乾杯です。
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VRバンジージャンプ証明書やら新大阪駅で見つけ購入した大阪弁珈琲を並べてみた。
シマウマの哀愁ある背中を眺めていると、今夏の『ペンギン・カフェ』にて初挑戦された木下さんシマウマも思い出します。
また今年のニューイヤーにおける、後世に伝わるであろう前代未聞なトラブル名処理を披露された奥村さんシマウマも。
最近木下さん奥村さんファンの方々とも縁あって繋がりができ、嬉しい今日この頃。
新国立の新制作『ジゼル』、全キャスト開幕が楽しみです。ひとまずはさらば大阪、今年はあと1回は訪問できそうか。
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